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【家族カードの作り方・デメリット】おすすめのクレジットカードと審査難易度を解説!

本人に収入がない家族でもクレジットカードを持てるのが「家族カード」です。家族カードは基本的に審査なしに発行できるため、個人でクレジットカードを申し込む場合審査に落ちてしまう家族でもクレジットカードを持つことができます。

一般的なクレジットカードであればほぼ全てのカードで家族カードが発行できます!

ポイント還元率や特典内容は本会員のクレジットカードと共通であるため、より家族カードがお得に作れるクレジットカードを比較考慮したうえで選ぶことが重要です!

そこで今回は、家族カード発行目的で特におすすめできる8種類のクレジットカードにくわえて、選び方や作る時に抑えておきたいポイント、家族カードのメリットやデメリットについても詳しく解説していきます!

目次

家族カードを作る時のポイント・選び方

家族カードを作る時のポイント・選び方

クレジットカードの家族カードを申し込む場合、どのようなポイントをおさえておく必要があるのでしょうか。次の3つのポイントをそれぞれ解説していきます。

  • 家族カードの発行が無料のカードを選ぶ
  • 還元率が高いカードを選ぶ
  • 年会費に対するリターンで選ぶ

家族カードの発行が無料のカードを選ぶ

クレジットカードはその種類によって家族カードの発行手数料や年会費が異なります。

基本的には、本会員のクレジットカードにおける発行手数料が無料の場合は、家族カードも無料で発行できるケースが多いです。

家族カードを無料で発行できるクレジットカードを選ぶことによって、余計なコストをかけずに家族用のクレジットカードを作成することができます。

還元率が高いカードを選ぶ

家族カードを発行したい場合は還元率の高いクレジットカードを選びましょう。

ここで言う還元率とは本会員のクレジットカードにおける「通常還元率」のことであり、家族カードだからといって還元率が上がったり下がったりするわけではありません。

家族カードを使用したことによるポイント付与は本会員カードの方にまとめられるため、本会員カードの還元率が高いカードほどポイントが貯まりやすくなります。

ただし注意したい点は、高還元率と年会費(または発行手数料)はトレードオフの関係にある場合が多いという点です。

一般的に通常還元率が高いクレジットカードはゴールドカードやプラチナカードなどの高ステータスカードであり、それらは家族カードにも別個で年会費が発生することがあります。

そのため高還元率だけを重視すると、結局年会費や発行手数料という部分で余計なコストを掛けることになってしまうため、注意が必要です!

年会費に対するリターンで選ぶ

本会員のクレジットカードとは別に、家族カード1枚ごとに年会費が発生するタイプのクレジットカードを保有している場合、単純に年会費というコストが増えることになります。

そのため支払う年会費と得られるリターンが釣り合っているか、よく考えるべきです。

例えば「三井住友カード」の場合、カードの種類(グレード)によって年会費の有無が異なります。次の表をご覧ください。

カードの種類 家族カードの年会費
(Visa・Mastercard®
いずれかを発行)
家族カードの年会費
Visa・Mastercard®
両方を発行)
三井住友カード(NL) 永年無料 永年無料
三井住友カード ゴールド(NL) 永年無料 永年無料
三井住友カード プラチナ 無料 無料
三井住友カードゴールド 1人目:無料
2人目以降:1,100円
1人目:無料
2人目以降:2,200円
バーチャルカード 1人目:無料
2人目以降:330円
Mastercard発行不可

このように家族カードの発行枚数に応じて年会費がかかる場合は、家族カードが使用される頻度に応じて発行枚数の調整が必要な場合もあるでしょう。

上記の三井住友カードでは、ナンバーレスではない「ゴールドカード」を選択した場合、2人目以降の家族カードの年会費として「1,100円」または「2,200円」が発生します。

例えば家族4人分のカードを発行する場合は年間で「3,300円」または「6,600円」というコストが発生するため、支払う年会費分のメリットが得られるかどうかよく考える必要があります。

夫婦で家族カードが作れるおすすめのクレジットカード8選

夫婦で家族カードが作れるおすすめのクレジットカード8選

次は、夫婦で家計を共有したいときに役立つ家族カードをお得に発行できる8種類のクレジットカードを紹介していきます。

JCBカードW

JCBカードW

年会費 無料
家族カード年会費 無料
家族カード申込み条件 生計を共にする18歳以上の
配偶者・親・子ども(高校生以外)
還元率 1.0%~5.5%
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
国内旅行傷害保険:なし
  • 家族カードの年会費が無料
  • 通常還元率が1.0%と高水準
  • 実店舗・ネット共にポイントが貯まりやすい

JCBカードWは入会が「18〜39歳」に限定されているという珍しいカードですが、各種ポイントが貯まりやすいため初めてクレジットカードを作るという人にもおすすめできます。

通常還元率が高い

JCBカードWの通常還元率は年会費が無料のカードとしては高水準の「1.0%」ですが、例えば「Amazon.co.jp」でJCBカードWを決済利用するとポイント倍率が4倍に上がります

また、スターバックスカードのチャージ方法にJCBカードWを設定した場合はポイント倍率が最大21倍にまで上がります

このように、特定の店舗におけるポイント付与率が大幅に上がるのも、JCBカードWのメリットです。

無料で家族カードが作れる

肝心の家族カードですが、JCBカードWは年会費および発行手数料無料で発行できます

余計なコストを発生させずに、上記で挙げた充実したポイント制度が家族にも適用されるため万人におすすめです。

もちろん貯めたポイントは本会員カードにまとめられます。

最新キャンペーン情報

JCBカードWを使ってAmazonで買い物すると、利用金額の20%(最大12,000円)がキャッシュバック

キャッシングサービス設定&ショッピング1万円(税込)以上利用で5,000円抽選で200名にキャッシュバック

スマホのタッチ決済を利用すると利用額の20%(最大3,000円)をキャッシュバック

※キャンペーン期間:2024年4月1日~2024年9月30日

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三井住友カード(NL)

三井住友カードナンバーレス

年会費 永年無料
家族カード年会費 永年無料
家族カード申込み条件 生計を共にする18歳以上の
配偶者・親・子ども(高校生以外)
還元率 0.5%~7%※
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:なし
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
  • 家族カードの年会費が永年無料
  • 特定の店舗で利用すると還元率が高くなる
  • 「家族ポイント」によってさらに付与ポイントが増える

次に紹介するのは三井住友カード株式会社が発行する「三井住友カード(NL)」です。同社は多くの種類のクレジットカードを発行していますが、このナンバーレスカードはもっともスタンダードな選択肢となっています。

スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で還元率が高くなる

会費無料で発行できる三井住友カード(NL)は通常還元率が「0.5%」と標準的ですが、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%まで還元率が上がります

家族ポイントでさらに還元率がプラスされる

三井住友カード(NL)が家族カード発行におすすめできる最大の理由が「家族ポイント」の存在です。利用額200円ごとに、家族カードを発行した人数に応じて「1%」が還元率にプラスされます。

最新キャンペーン情報

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  • oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)or三井住友カード(NL・NLG・PP)を複数枚発行する&利用で1,000Vポイントプレゼント!(2024/3/1~2024/4/30)
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アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

アメックスグリーン

年会費 13,200円
※月額1,100円
家族カード年会費 6,600円
※月額550円
家族カード申込み条件 配偶者・親・子供(18歳以上)の方
還元率 0.5%
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険:最高5,000万円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
  • 月額制でお試ししやすいクレジットカード
  • 家族カードも月額制
  • ゴールドカード並みの特典が充実

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックスグリーン)は、アメックスが発行する一般カードです。

使い続けることで、アメックスゴールドへのインビテーションを受けることもできます。

月額制で利用しやすい

アメックスグリーンは、クレジットカードには珍しく月額制となっていて、サブスクリプション感覚で利用することができます

もちろん、家族カードの会費も550円の月額制です。

一気に高額な会費を払うのは意外に負担が大きいので、月々決まった金額を支払うことができるのはうれしいですよね。

自分に合わないと思ったときは解約してもその月までの会費を払えばいいため、損をしてしまうこともありません

ゴールドカード並みの特典が充実

アメックスグリーンにはゴールドカード並みの特典が充実しています。

国内主要空港のラウンジが無料で利用できるだけでなく、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジを1回35米ドルで利用できるプライオリティ・パスに登録可能です。

そのほかにも、国内・海外旅行保険の補償は最大5,000万円ずつ付帯しているため、旅行によく行くという人にもおすすめですよ。

最新キャンペーン情報

新規入会で1ヵ月分年会費無料
開催期間:終了日未定

新規入会&カード利用で最大35,000ポイント獲得可能
開催期間:終了日未定

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ライフカード

年会費 無料
家族カード年会費 無料
家族カード申込み条件 18歳以上(高校生以外)で
電話連絡が可能な国内居住者
還元率 0.3%~0.5%
旅行傷害保険 なし
※別途「旅行傷害保険付き」カード有り
  • 家族カードの年会費が無料
  • ゴールドカードに変更しても家族カードの年会費は無料
  • 本会員の審査に通りやすい

次に紹介するのはライフカード株式会社が発行する「ライフカード」です。

審査に通りやすい

ライフカードは審査に通りやすいクレジットカードカードとして知られています。

パートやアルバイトで働いている方だけでなく主婦・学生や他のカード会社の審査に落ちた方でも審査に通りやすいと評判であり、年会費無料です。

年間利用額に応じて付与ポイントアップ

ライフカードで貯まるポイントは「LIFEサンクスポイント」というポイントであり、入会から1年間はポイント付与率が1.5倍になったり、誕生月はどこで買い物しても付与率が3倍になるといった特典もあります

またLIFEサンクスポイントはステージ制となっており、年間の利用金額に応じて翌年度からの還元率が上がります。

最高ランクは「プレミアムステージ」であり、年間利用金額が200万円を超えた場合に翌年度からのポイント還元率が2倍になります。

家族カードが無料で作れる

ライフカードの家族カードは18歳以上で電話連絡が取れる方なら年会費無料で発行できます。

ライフカードは複数の種類のクレジットカードを発行しており、発行される家族カードのブランドは本会員と同一のものとなります。

ゴールドカードも家族カードの年会費が無料

ライフカードの家族カードは「11,000円」の年会費がかかる「ライフゴールドカード」に関しても年会費が無料となっているためどちらもおすすめできます。

旅行傷害保険や専用ダイヤルデスク等の特典が必要ない場合はこちらのライフカード(ノーマル)を選択しましょう。

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入会4か月後以降も条件達成でキャッシュバック特典あり

開催期間:終了日未定

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マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアム・カード

マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード

年会費 49,500円
家族カード年会費 1名:無料
2名以降:24,750円
家族カード申込み条件 原則18歳以上の
配偶者・親・子ども(高校生以外)
還元率 1.0%~2.0%
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険:最高1億円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
  • 家族カードの年会費は1名までなら無料
  • 家族カードは同居家族以外にも発行可能
  • 100ドル分のクレジット付与特典

次に紹介するカードはアメリカン・エキスプレスが発行するプロパーカード「マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード」です。

高ステータスカードとして充実した特典内容

アメックスブランドのカードはもともと高ステータスのクレジットカードとして知られていますが、当カードはブランドが直々に発行するプロパーカードであるため、信頼性が非常に高く特典内容やサポート体制も充実しています。

例えばカードを発行した人には「100米ドル分のプロパティクレジット」が付与。

日本円に換算すると約13,000円分の、ホテル宿泊に使えるクレジットがもらえます。また所有しているスマートフォンの修理代金を最大30,000円まで補償してくれます。

家族カードは1枚までなら無料

マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの年会費は「49,500円」です。

家族カードを発行したい場合は一人当たり「24,750円」の年会費が発生しますが、1名分だけなら無料で作ることができます。

アメックスブランドの家族カードを発行したいと考えている方におすすめです。

最新キャンペーン情報

・ご入会後3ヶ月以内に、30万円以上のカードご利用で、30,000Marriott Bonvoyポイントプレゼント
・新規ご入会時およびカード更新時に、Marriott Bonvoyより15泊分のご宿泊実績をプレゼント。
※プラチナエリート会員資格がよりスピーディーに取得できます。

開催期間:終了日未定

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三菱UFJ VIASOカード

三菱UFJ VIASOカード

年会費 無料
家族カード年会費 無料
家族カード申込み条件 生計を共にする18歳以上の
配偶者・親・子ども(高校生以外)
還元率 0.5%~1.0%
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
国内旅行傷害保険:なし
  • 家族カードの年会費が無料
  • ポイントの自動還元により失効を回避可能

三菱UFJニコスが発行する「VIASOカード」は年会費は無料であり、様々なキャラクターとコラボレーションした多様なデザインのカードを発行していることが一つの特徴です。

貯めたポイントは自動還元される

VIASOカードの大きな特徴の一つが「VIASOポイントプログラム」という制度です。

このポイントプログラムでは「自動還元」という仕組みがあり、貯めたポイントは1年に1度自動でキャッシュバックされるため、知らないうちにポイント交換期限を超過して無駄にしてしまうことがなくなります。

ちなみに自動還元を利用するには年間で1000ポイント以上を貯めていることが条件となります。

家族カードの年会費は無料

本会員と同様に家族カードを発行した場合も年会費は発生しません。

18歳以上(高校生以外)の同居家族であれば配偶者・子どもどちらでも発行できます。

最新キャンペーン情報

新規入会&カード利用で最大10,000円キャッシュバック
開催期間:終了日未定

最大10,000円キャッシュバック

イオンカード

イオンカード

年会費 無料
家族カード年会費 無料
家族カード申込み条件 生計を共にする18歳以上の
配偶者・親・子ども(高校生を除く18歳以上)
還元率 0.50%~1.33%
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険:なし
国内旅行傷害保険:なし
  • 最短5分でカード番号発行可能
  • 家族カード発行無料
  • イオングループで利用するといつでもポイント2倍
  • お客さま感謝デーでお買い物金額から5%OFF

イオンカードは、イオン銀行が発行するクレジットカードです。

年間50万円以上利用すると自動でゴールドカードにアップグレードされ、年会費も引き続き無料で利用できます。

最短5分でカード番号発行可能

イオンカードは、WEB申し込みを利用することで最短5分でカード番号をイオンウォレットで受け取ることが可能です。

そのため、カードが自宅に届く前にインタネットショッピングや電子マネーに登録することで決済に利用することができます。

また、店頭で申し込みをすればその日のうちにイオングループのみで利用できる仮カードを発行できるので、すぐにカードで買い物したい方にもおすすめです。

イオングループでの利用がお得

イオンカードはイオングループで利用するといつでもポイント還元率が2倍の1.0%となります

さらに、月に2回のお客様感謝デーでイオンカードを利用して買い物をするだけでお会計金額から直接5%の割引を受けることが可能です。

イオンシネマの利用でもチケット代金が300円オフになるため、映画が好きな方にもぴったりのカードです。

最新キャンペーン情報

WEBからの新規入会&カード利用で最大12,000円相当(実際にはWAONPOINTとキャッシュバックの組み合わせ)
開催期間:2023年11月1日(水)~

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アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費 31,900円
家族カード年会費 1名:無料
2名以降:13,200円
家族カード申込み条件 原則18歳以上の
配偶者・親・子ども(高校生以外)
還元率 0.5%
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険:最高1億円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
  • 家族カードの年会費は1名までなら無料
  • 家族カードは同居家族以外にも発行可能
  • プライオリティ・パスによりVIPラウンジが利用可能

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(AMEXゴールド)は数あるクレジットカードの中でも高ステータスカードとして知られている当カードにはそれにふさわしい様々な特典が付帯されています。

プライオリティ・パスに無料で加入できる

例えばアメックスゴールド会員が無料で加入できる「プライオリティ・パス」では、通常の空港ラウンジに加えてVIPラウンジという世界の高級ラウンジを利用できます

VIPラウンジは通常の空港ラウンジと異なりセキュリティーゲートを過ぎたエリアにあるため、基本的には混雑していない空間でフライトまでの時間をくつろいで過ごすことができます。

本来このプライオリティ・パスに単体で加入するには年間31,900円という安くない年会費を支払う必要があるため、プライオリティ・パス目的で加入する方はこれだけで年会費の元が取れます

高ステータスカードとしては妥当の年会費

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの年会費は31,900円であり、家族カードを発行する場合は1名なら無料ですが2名以降は「13,200円」の年会費が発生します。

年会費無料のクレジットカードよりも人を選ぶのは確かですが、当カードが高ステータスカードであり、ノーマルカードでは得られない様々な特典が家族カードでも適用されることを加味すれば、1万円を超える家族カードの年会費も妥当な金額だといえます。

最新キャンペーン情報

新規入会&カード利用で最大46,000ポイント獲得可能
開催期間:終了日未定

合計46,000ポイント獲得可能

家族カードを夫婦で使うデメリット

家族カードを夫婦で使うデメリット

ここまで解説してきたように非常に便利な使い方が可能な家族カードも、使用にあたってはいくつかの点に注意しなければなりません。代表的なデメリットと言える2つの点をそれぞれ解説していきます。

  • 家族カードの限度額は本会員カードの限度額と共有される
  • 使いすぎが発生しやすくなる

家族カードの限度額は本会員カードの限度額と共有される

注意しなければならない1つ目の点は、「限度額は本会員と共有される」という点です。

これは、家族カードの使い方によっては本会員カードの方で支払うはずの支払いが不可能になってしまう可能性があることも示唆しています。

例えば限度額が100万円のカードを夫が持ち家族カードを妻が持っているとして、妻が限度額ギリギリまで使い込んでしまったために重要な支払いができなくなる、というような事態が発生するかもしれません。

そのため、家族カードを発行する場合は限度額が共有されるという共通認識を夫婦間で持つことを大前提に、どちらがどれだけの出費をどのような用途に利用できるのか、あらかじめ決めておくべきだといえます。

これは同居する子どものために家族カードを発行する場合も同様です。

使いすぎが発生しやすくなる

注意すべき2つ目の点は1つ目と関連する点ですが、家族カードの発行によって「使いすぎ」のリスクが倍増します。

例えば、今までは限度額が100万円あっても節約によって出費を20万円に抑えてきた夫婦がいるとします。

利便性を高めるために家族カードを発行したのは良いものの、買い物の際にお互いに相談することがなくなったために「それぞれの利用額」が20万円になってしまいます。

結果的に、本来は家族カードで出費をまとめて家計簿の煩雑さを解決しようとしたのにも関わらず、合計で40万円の利用額となり単純に出費が倍増してしまったのです。

このような事態を避けるためにも、やはり夫婦または家族で使い道や限度に関してしっかりと話し合っておくことは非常に重要です。必要に応じて、一定金額以上の使用があった場合本会員がインストールしている会員専用アプリへ通知が入る設定も行いましょう。

家族カードを夫婦で使うメリット

家族カードを夫婦で使うメリット

家族カードの発行を検討している多くの方が「夫婦で同じクレジットカードを利用したい」とか「家計管理のために夫婦で出費をまとめたい」というニーズを持っていることでしょう。

家族カードはまさにそのニーズに応えることができるためおすすめできます。代表的な4つのメリットをそれぞれ解説していきます。

  • 「専業主婦でもクレジットカードを作りたい」というニーズに応える
  • 「家計管理のために夫婦で出費をまとめたい」というニーズに応える
  • 「もっと効率的にポイントを貯めたい」というニーズに応える
  • 同じカードの使い回しによる利用規約違反を避けられる

「専業主婦でもクレジットカードを作りたい」というニーズに応える

家族カードは本会員の収入や信用情報に問題がなければ発行できるため、専業主婦でも夫に安定収入があればクレジットカードを作ることができます

本会員で付帯されているポイント還元率や多くの特典が家族カードの方にも適用されます。

例えばパートで働いている妻が自分でクレジットカードを作ろうとした場合、夫の収入に応じて審査が行われるため審査に通過する確率は独身の場合よりも高くなりますが、それでも「主婦は審査に通りにくい」クレジットカードは存在します。

たとえ発行条件に「主婦・学生(当人に収入がない立場の人)」が含まれていても落ちることは珍しくありません。

しかし家族カードであれば基本的に審査が不要であるため、配偶者の収入が低かったり信用情報に傷が付いていたとしても発行できます。

「家計管理のために夫婦で出費をまとめたい」というニーズに応える

「家計をまとめたい」というニーズに関していえば、カード利用料金の引き落としが全て本会員が登録している口座にまとめられるというメリットがあります。

例えば夫がショッピングサイトでクレジットカードを用いて購入した代金も、妻がスーパーで家族カードを用いて支払った代金も、どちらも同じ口座から引き落とされます。

そのためいちいち財布を分けて家計簿へ別々に記入したり、どちらがどのような用途に使ったかで揉めるようなことも減るでしょう。

このように、家計を透明化できるのも家族カードのメリットといえます。

「もっと効率的にポイントを貯めたい」というニーズに応える

家族カードでまとめられるのは家計だけではありません。

本会員カード・家族カードどちらを利用して会計を行っても同じだけのポイントが付与されるため、非常にポイントが貯めやすくなります。

今まで夫婦で別々のクレジットカードを使っておりそれぞれのカードにポイントを貯めていた方は、家族カードを利用することでポイントをまとめられます。

同じカードの使い回しによる利用規約違反を避けられる

夫婦どちらの買い物でもポイントを貯めたいがために、必要に応じてクレジットカードを渡しながら買い物をするようなことを行っている方がいるかもしれません。

実際のところ、クレジットカードを使えるのは名義人本人のみであり夫婦で1枚のカードを使い回すことはできません。たとえポイント目的でも同じカードを使い回すことは規約違反となります。

家族カードがあれば、ポイントのために同じカードを使い回す必要はありません。

それぞれのカードで利用金額に応じてしっかりポイントを貯められるため非常にお得です。

ちなみに家族カードに関しても、使用できる人は名義人(本会員ではなく家族カードの発行対象となっている家族)のみであるため注意しましょう。

家族カードを発行する手順

家族カードを発行する手順

次は実際に家族カードを発行する手順について解説していきます。家族カードの発行方法はカード会社によって異なるため、カード会社ごとに確認する必要があります。

今回は最初に紹介した「JCBカードW」で専用アプリから申し込む場合の例を紹介します。家族カードの発行手順は次の通りです。

  1. 会員専用の「MyJCB」にログインする
  2. 会員ページの「その他」から「カードの追加・アップグレード」をタップする
  3. 「各種カードのお申し込み」をタップする
  4. 「家族カードのお申し込み」をタップする
  5. 注意事項をよく読み「同意のうえ、入力へ進む」をタップする
  6. 発行する家族の名前・生年月日・続柄・暗証番号等の必要事項を入力する
  7. 注意事項をよく読み「同意のうえ、確認画面へ進む」をタップする
  8. 入力した内容を再度確認し「申し込む」をタップする

以上のとおり手続きを行うと申込みは完了です。

内容が確認され次第本会員のメールアドレス宛に「カード発送準備完了のお知らせ」というメールが届きます。申し込んでから届くまでには1〜数週間かかります。

家族カードの発行に関するよくある質問

家族カードの発行に関するよくある質問

最後は、家族カードの発行に伴って定期的に寄せられる5つの質問に答えていきます。

  • 家族カードは子供でも持てる?
  • 家族カードでもポイントは貯まる?
  • 家族カードでも引き落とし口座を分けられる?
  • 彼氏・彼女でも家族カードを持てる?
  • 家族カードでも空港ラウンジを使える?
  • 家族カードの名義は誰になる?
  • 本カードを解約したら家族カードはどうなる?

家族カードは子供でも持てる?

家族カードは子どもでも発行できます。基本的には「学生」が発行対象に含まれているクレジットカードの家族カードなら、子どもが成人に達していれば問題ありません。

ただし子どもの年齢が18歳に達していても、高校生である場合は発行できません。

また子どもに発行する場合は子ども専用のスマートフォンがあり電話連絡が取れる状態であることが条件となっているカードもあります。

家族カードでもポイントは貯まる?

家族カードで決済した場合でも本会員のカードで決済した場合と同様にポイントが貯まります。基本的には通常還元率や特定の店舗で高還元率になる点も同じです。

例えば「特定のコンビニでタッチ決済すること」が高還元率の条件となっているカードの場合、本会員カードと家族カードの決済方法を共通させることでより多くのポイントを貯めることができます。

家族カードでも引き落とし口座を分けられる?

基本的にはどの家族カードも利用料金の引き落とし口座は本会員が登録している口座にまとめられるため、家族の利用分を口座を分けることはできません

ただし、一部のクレジットカードに関しては引き落とし口座の分離に対応しています。口座分離に対応している数少ないカードの一つが「三井住友カード」です。

正確には「三井住友カード プラチナ」および「三井住友カードゴールド」どちらかの会員であれば「パーソナルアカウントタイプ」を利用することで引き落とし口座が分けられます。

パーソナルアカウントタイプでは引き落とし口座に家族名義の口座を登録できるほか、利用明細書も家族の方に送付されます。

本来家族カードは支払いをまとめられるのがメリットではあるのですが、どうしても引き落とし口座を分けたい場合は三井住友カードを強くおすすめします。

彼氏・彼女でも家族カードを持てる?

基本的に家族カードを申し込めるのは配偶者や子どもなど同居している(生計を同一にしている)家族に限定されますが、いくつかのクレジットカードは「同棲しているカップル」等にも家族カードを発行できます。

同性カップルへの家族カード発行に対応している代表的なクレジットカードが「アメリカン・エキスプレス・カード」です。

アメックスが発行している全てのプロパーカードでは、戸籍上家族と認められている夫婦だけでなく同棲カップルや同性の夫婦・カップル、さらには内縁の夫や妻、育ての親に対しても家族カードを発行できます。

実際にアメリカン・エキスプレス公式サイトの家族カードのページを確認してみると、申込み資格が「原則配偶者・ご両親・18歳以上のお子様」となっており、厳密なルールを設けていないことが分かります。

ちなみに楽天カードも「同性パートナー」に対して家族カードを発行できます

ただし対象は生計を同一にしている同性パートナーのみであり、同棲している異性のカップルには家族カードを発行できません。

家族カードでも空港ラウンジを使える?

空港ラウンジが無料で利用できるクレジットカードに関して、本会員と同じ条件で利用できる家族カードでも空港ラウンジを利用できるかどうかはカード会社によって異なります

カード会社によって、以下のどちらかのケースに分けられます。

  • 家族カードを提示すれば本会員と同様に無料でラウンジを利用できる
  • あくまでラウンジが利用できるのは本会員のみであり家族カードでは利用できない

家族カードでもラウンジ利用が可能なクレジットカードの場合、例えば夫婦でラウンジを利用するならば本会員カードと家族カードを両方提示すれば良いだけです。追加料金が発生することはありません。

ただし未成年の子ども(3歳以下を除く)が同伴する場合は子どもの分だけラウンジ利用料が発生します。

また、一部のカードは本会員のクレジットカードのみでラウンジ利用が可能です。例えばJCBが発行する以下のカードは、同伴者1名までなら家族カードを提示せずに空港ラウンジを利用できます

ちなみに家族カード会員がラウンジを利用するには当日の搭乗券を提示する必要があります。また本会員はアプリ上に表示されるバーチャルカードではなく物理カードを提示する必要があります。

家族カードの名義は誰になる?

家族カードのカード名義人は利用する家族本人です。券面に氏名が記載されるカードの場合には利用者の名前が刻印されており、裏面のサインも利用者が行います。

両面ナンバーレスカードなどの場合にはアプリでカード情報を管理できますが、この管理画面にも利用者の名前が記載されています。

本カードを解約したら家族カードはどうなる?

本カードを解約してしまうと、家族カードをはじめとした追加カードもすべて解約されてしまいます。

解約されたカードで決済することはできないので、サブスクリプションなど定期的な支払いに利用している場合などは本カードの解約前に支払い方法の変更手続きを行ってください。

まとめ

夫婦で支払いをまとめることで家計管理が簡単になったりポイントも貯めやすくなる家族カードは非常に便利です。

もちろん限度額の共有や使いすぎなど注意しなければならない点もありますが、工夫して利用すれば大幅に生活の質を高めることができるでしょう。

クレジットカードは便利ですが、何枚も作るとそれぞれ年会費が発生しますし、管理の手間がかかりますし、不正利用される可能性もそれだけ高くなります。

家族カードは年会費が無料もしくは本会員の半分程度なので家族全体での年会費が抑えられますし、家族カードを利用することでカード会社を1社にまとめられ、家族の間で利用状況をウォッチすることで使いすぎや不正利用などを防ぐことができます。

ただし、大きな買い物をするときにはあらかじめ家族に伝えておいたほうがいいでしょう。

監修者プロフィール

宿主・地方移住支援ファイナンシャル・プランナー 小林 恵 (こばやし けい)

AFP、住宅ローンアドバイザー、貸金業務取扱主任者。

関西学院大学社会学部卒。情報通信業界で勤務の後2012年、郷里の福井にUターン。週末は「空き家を活用した大野の民泊宿 ねこばやし」を営む。

ファイナンシャル・プランナーとして、地方移住や空き家対策、民泊・ゲストハウス開業を相談・支援している。

FP有志で「FPトークライブセッション」をYouTube配信中。

公式HP : https://fukuinofp.com/

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