免許証ないけど融資可能なカードローンはある？お金借りるのは保険証のみ・本人確認なしでもできる？

カードローンなどでお金を借りる場合、審査に申し込むためには本人確認書類の提出を必ずしないといけません。

身分証明書は一般的に運転免許証が多いですが、そのほかにもマイナンバーカードや保険証などで代用できます。逆にいうと、運転免許証、マイナンバーカード、保険証のいずれかが手元にないと、審査に通るどころか申し込みさえもできません。

また、「運転免許証がなければお金が借りられない」ことはないですが、「本人確認なし」にお金を借りることはできません。

身分証明書なし・本人確認なしでお金は借りられない

正規の金融機関であれば身分証明書なしでお金が借りられることは絶対にありません。その理由は次の通りです。

お金を借りる際に身分証明書を確認することは犯罪収益移転防止法に規定されており、確認を行わずに貸し付け等の取引を行うことは禁止されています。

本人確認以外にも取引の目的や職業等の確認が必須となっており、同法律により取引時確認で貸し付けを受ける人が虚偽申告をすることも禁止されているため、注意が必要です。

銀行や貸金業者など正規の金融機関から借入をする際には必ず本人確認等が必要となるため、もしも、身分証明書の提示をせずにお金が借りられるとうたっている業者がいれば、それば正規の金融機関ではないことから絶対に利用してはいけません。

ただし、本人確認に利用できる書類は運転免許証のみではないため、ほかの身分証明書を提示することでお金を借りることは可能です。

（参考：e-Gov法令検索｜犯罪による収益の移転防止に関する法律）

免許証がない人がお金を借りる方法は3つある

免許証なしでお金を借りる方法は、大きく分けて下記の3通りあります。

免許証なしでお金を借りるには、いずれの方法でもマイナンバーカードなど代用の書類が必要です。本人確認なしでお金を借りることはできないので、留意しておきましょう。

①クレジットカードのキャッシングを使う

クレジットカードには、ショッピング利用できる機能のほかに現金の借入ができるキャッシング機能が付帯しています。

この機能を利用して借入を行うことをキャッシングと言い、もしクレジットカードの申し込み時にこの機能を付帯していれば審査なしですぐに借入可能です。

ただ、キャッシング機能を付けずに申し込みをしている場合は、会員サイトなどから申し込みを行う必要があり、すぐに借り入れできないこともあります！

また、クレジットカードのキャッシングは金利が15～18％の範囲で固定されており、借入できる金額も大きくないので、利便性は低い傾向にあります。

②銀行カードローンで借入する

キャッシングや消費者金融に比べて、銀行カードローンは低金利であり、正社員で勤続年数も長くある程度の年収がある人であれば大きな金額が借りられるのが特徴です。

ただし、審査が厳しい傾向にあるため、パートやアルバイトの方はお金が借りられないばかりか、申し込みができないこともあります。

融資までの時間についても数日から1週間程度かかるので、即日融資を受けたい人にもおすすめできません。

③消費者金融でお金を借りる

消費者金融カードローンはお金を借りれるようになるまでの時間が短いことが最大のメリットです。消費者金融カードローンは様々ありますが、なかには最短3分で即日融資が受けられる消費者金融カードローンもあります。

また、初回契約の際には無利息期間があるカードローンが多く、短期間の借入であれば金利を一切支払わずにお金を借りることも可能です。

審査難易度は比較的易しいため、パートやアルバイトの方でも申し込みができますが、金利は高めに設定されている点には注意しましょう。

借入金の利用目的が自由で担保や保証人の必要もなく、さらには、在籍確認を原則無しとしている消費者金融もあります。

消費者金融は、早急にお金が必要な人や周りにバレずにお金を借りたい人も安心して利用できるカードローンです。

免許証がない人が保険証のみでもお金を借りれるおすすめカードローン

免許証なしでお金を借りられるおすすめカードローンのうち、特におすすめのカードローンを4つ紹介します。

それぞれのカードローンのスペックや免許証以外で使える本人確認書類を紹介します。

②初回契約時30日間無利息のアイフル

アイフルは、消費者金融のなかで最速の最短18分で即日融資可能です。

WEBや電話以外に無人契約機から申し込み手続きが可能で、無人契約機では、その場で契約・ローンカードの発行ができます。

アイフルでも原則として電話による職場への在籍確認を行わず、審査状況によって在籍確認が必要となった場合でも担当者名で連絡してくれるため、同僚に怪しまれてしまう可能性は低いです。

はじめての借入であれば30日間の無利息期間があるので短期間での借入であれば金利を一切払わず借入することもできます。

免許証以外で使える本人確認書類

免許証以外で本人確認書類として使用できる書類は以下のとおりです。

• 住民基本台帳カード
• 特別永住者証明書
• 在留カード
• 個人番号カード（表のみ）　など

補足書類として、以下の書類が使用できますが、発行日から6ヶ月以内のものに限ります。

• 公共料金領収書：電気・ガス・水道・NHK・固定電話
• 国税・地方税の領収書
• 納税証明書

SMBCモビットには他の消費社金融会社のような無利息サービスはありません。

しかし、原則として勤務先に電話をかけずに審査を実施するWEB完結などの独自サービスがあり、プライバシーの配慮が非常に整っているカードローンとなっています。

最短10秒で簡易的に借り入れ可能かわかる事前審査も用意されているので、申し込む前に自分が融資を受けられるかどうかの目安が分かるのは便利です。

申し込みから最短15分※で即日融資を受けられるため、急いでお金が必要という人にもおすすめですよ。※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

免許証以外で使える本人確認書類

• 運転免許証
• 健康保険証

カードローン利用時に身分証明書を提出する時の注意点

提出した本人確認書類が認められることで、お金を借りられるようになります。もし提出した本人確認書類に不備がある場合、再提出を求められるので注意してください。

本人確認書類が再提出になると、その分だけ手続きや審査に時間がかかります。特に急ぎでお金を借りたい方は提出書類について注意しましょう。

①身分証明書と住所が同じか確認する

申込書に記載した住所と本人確認書類の住所が異なる場合、申し込みを受けてもらえません。

引っ越しをしたものの本人書類の住所変更をしていない方は特に注意が必要です。もし住所変更が済んでいない本人確認書類を提出したい場合、提出先のカードローン会社の定めるルールに従って補助資料を提出してください。

②写真やコピーがぶれていないか確認する

一部のカードローンは、本人確認書類をスマートフォンのカメラで撮影し、それをWEB上でアップロードすると本人確認が完了します。

その際に提出画像が不鮮明でないか、ぶれていないかを確認しましょう。カードローン会社で画像の確認が取れない場合、再提出になる可能性が高いです。

本人確認書類を提出する前に注意事項をよく読んで、画像が鮮明に映っているかどうかを確認してください。

③借入先によって利用できる書類が異なる

提出可能な本人書類を説明しましたが、書類の組み合わせ、提出枚数などは実際に利用するカードローン会社によって異なります。

スムーズに申し込み手続きが完了するように、必要な本人確認書類については、必ず申し込むカードローン会社の公式サイトなどで確認してください。

カードローン会社によって同じ書類でも1点で可能な場合と、もう1点追加書類が必要なケースがあります。特に急ぎでお金を借りたいときに必要な本人確認書類を間違えると、時間のロスが大きくなるので注意しましょう。

④顔写真なしの身分証明書はもう1点追加書類が必要

顔写真が付いていない身分証明書を利用する場合には、原則としてもう1点追加で確認書類が必要となります。

追加書類として提出できる書類は申し込み先によって様々ですが、住民票や公共料金の領収証などの氏名と住所が確認できる書類が指定されていることが多いです。

運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きの身分証明書がない場合には、スムーズに融資を受けるためにも追加書類の準備を忘れずにしておきましょう。

身分証明書があってもお金が借りられない・審査落ちする人の特徴

顔写真付きの身分証明書を提出できたとしても審査に通らずお金が借りられない人の特徴は次の通りです。

信用情報に問題がある

金融機関では審査の際に必ず申込人の信用情報を信用情報機関に照会して確認します。照会が行われる信用情報機関は次の通りです。

• 株式会社シー・アイ・シー（CIC）
• 株式会社日本信用情報機構（JICC）
• 全国銀行個人信用情報センター（KSC）

なお、消費者金融金融等の審査で紹介されるのは主にCICとなっており、KSCに関しては銀行のみが利用できる信用情報機関です。それぞれ加盟している業者や登録機関は異なりますが、1度信用情報に異動情報（事故情報）が記録されてしまうと5～7年間は残り続けます。

信用情報に異動情報（事故情報）が記載されているうちは、身分証明書で本人確認が取れたとしても審査に通過できる可能性は低いです。

すでに年収の3分の1以上の借入がある

消費者金融での借入を検討している場合、すでに銀行以外の金融機関から年収の3分の1以上借入をしていると審査に通過することができません。

これは貸金業法に定められている総量規制という制限が関係しており、貸金業者は申込人の年収の3分の1を超える貸付が禁止されていることが原因です。

なお、銀行であればこの総量規制は適用されませんが、多くの銀行では自主的に貸付できる上限の目安を定めています。このため、既存借り入れが多く追加の貸し付けを行うと返済できないと判断された場合には審査落ちしていしまう可能性が高いです。

（参考：日本貸金業協会｜総量規制について）

複数のローンに同時申し込みをしている

複数のローンに同時申し込みを行うと、いわゆる申し込みブラックの状態となり審査に通過できなくなります。

身分証明書で本人確認ができ、勤務先や年収が充分であったとしても、複数のローンに申し込みを行うことは何社からも借りないといけないほど生活に困っているとみなされやすいため注意が必要です。

申し込みをするのは1社に絞り、どうしても複数社から借入したい場合には信用情報から申し込み履歴が消えるまでの最低6か月の期間を開けて申し込みを行ってください。

審査で虚偽の申告をした

審査時に勤務先や年収などの虚偽申告を行った場合も、身分証明書で本人確認ができたかどうかにかかわらず審査落ちしてしまいます。

これは、審査の段階で虚偽申告がバレてしまうとそれ以外に問題がなくても、嘘をついて借入をしようとした信用できない顧客である判断されてしまうからです。

万が一、審査時に虚偽申告がバレなかったとしても後から発覚すれば、利用限度額の減額や強制解約、利用残高の一括返済を求められることもあるので虚偽申告は絶対にやめましょう。

免許証なしでお金を借りるときのFAQ

免許証なしでカードローンを借りるときに、よくある疑問を解決していきます。

本人確認なし・身分証なしでお金を借りることはできる？

結論から言うと、本人確認書類以外でお金を借りることは基本的にできません。

お金を貸す側（貸金業者）も、身分が定かではない人にお金を貸すとなると返済されなかったときのダメージが大きいですし、そもそも嘘の申告をされている可能性がありますよね。

免許証なしでお金を借りることはできますが、身分証・本人確認書類の提出は必須です。

消費者金融での借入はやばい？

「消費者金融」と聞くと取り立てが厳しかったり、金利が高いというイメージがある人が多いかもしれません。

しかし、消費者金融は返済期日さえ守っていれば借入するだけでブラックリスト入りしたり、クレジットカードを契約できなくなるリスクはありません。

最近はアプリで借入状況を把握できるので、返済を忘れてしまうリスクも減っています。

本人確認書類として使える書類の特徴は？

本人確認書類として提出可能な書類の特徴を説明します。

健康保険証

健康保険証とは、健康保険の加入を証明する書類です。運転免許証と同様に多くの方が所持する本人確認書類で以下の3種類に分けられています。

• 社会保険：会社員・公務員・教員が加入（家族含む）
• 国民健康保険：無職や自営業者が加入
• 後期高齢者医療制度：75歳以上の高齢者、65歳〜75歳未満で一定の障害のある方が加入

上記3点の中のいずれかを本人確認書類として提出しましょう。ただし、カードローン会社によっては、健康保険証のみでは不十分とする場合があります。

その場合、現住所が記載された書類を追加提出するケースが多いです。本人確認書類に健康保険証を提出したい方は、カードローン会社にどんな追加書類が必要かを事前に確認するとスムーズです。

パスポート

2020年2月4日以降に発行されたパスポートには、住所の記載がないため身分証明書として使うことができませんのでご注意ください。

2020年2月3日以前に発行され、住所の記載があるパスポートのみ本人確認書類として使用できます。

住民基本台帳カード

住民基本台帳カードは、住基カードとも呼ばれる自治体発行のICカードです。本人の個人情報や住民票コードなどが記載されていて、証明写真が付いたカードを本人確認書類として利用できます。

ただしマイナンバーカードの交付に伴い、2015年をもって住基カードの発行は終了しています。住基カードの有効期限は10年間につき、期限内のみ本人確認書類として提出できます。

マイナンバーカード

マイナンバーカードは、個人番号カードともいわれるカードです。証明写真が付いたプラスチック製のICカードで、本人の個人情報や個人番号をICチップに記録しています。

マイナンバーカードは本人確認書類として利用できる以外に、e-Taxによる確定申告で利用したり、コンビニで住民票の写しを発行したりできます。

マイナンバーカードは申請から発行まで1カ月程度かかるので、急ぎの方は別の方法で本人確認をしてください。

特別永住者証明書

外国籍の方がカードローンでお金を借りたい場合、特別永住者証明書を本人確認書類として提出できます。特別永住者証明書とは法務大臣が交付する証明書で、特別永住者の方が法的地位を証明する書類です。

ただし、証明写真がないと本人確認書類として認められません。

在留カード

在留カードは、特別永住者証明書と同様に外国籍の方が使える本人確認書類です。法務大臣が交付するICカードで、日本にいる中長期在留者に対して発行します。

中長期在留者とは以下の方が該当し、3カ月以下の短期滞在は対象外です。

• 日本人と結婚している外国人
• 日系人
• 日本の会社に勤務している
• 日本で会社経営している

住民票

現住所を証明可能な住民票も、本人確認書類として利用可能です。住民票は各地方自治体で発行していて、住民の居住関係を公的に証明しています。

市区町村役所などで簡単に入手できるため、準備しやすい本人確認書類ともいえるでしょ

ただし住民票のみで本人確認書類として認められにくいため、追加書類で健康保険証などを提出するケースが多いです。

顔写真なしの本人確認書類は追加でもう1種類の提出が必要

本人確認書類を提出すれば、どれか1つで済むわけではありません。提出する本人確認書類によって、追加でもう1つ書類提出が必要なケースがあるのです。

運転免許証やマイナンバーカードといった、顔写真がある本人確認書類であればその1つだけで必要書類として十分です。しかし、健康保険証などの顔写真が付いていない本人確認書類の場合、追加書類や補完書類の提出を求めるカードローン会社がほとんどでしょう。

顔写真がない本人確認書類を提出する場合、以下の追加書類もしくは補完書類（発行日より6ヶ月以内のもの）を提出してください。

• 戸籍謄本（抄本）
• 住民票
• 住民票記載事項証明書
• 納税証明書
• 印鑑登録証明証
• 公共料金の領収書(ガス・電気・水道・固定電話・NHKなど)

たとえば、本人確認書類に健康保険証を提出したい場合、以下の組み合わせが一般的です。

• 健康保険証+住民票
• 健康保険証+公共料金の領収書

カードローンの契約者の現住所と氏名が記載された公的書類であれば、追加書類や補完書類として有効です。

顔写真の付いていない本人確認書類を提出する場合、追加の書類を必ず準備してください。

収入証明書が必要なのはどんな時？

収入証明書類の提出が必要なケースは以下のとおりです。

• 希望借入限度額が50万円を超える
• 他社借入残高と新規で希望する借入限度額を合わせて100万円を超える

貸金業法の総量規制が適用される消費者金融カードローンでは、本人確認書類とは別に収入証明書類の提出を求められることがあります。

収入証明書とはその名の通り、自分の収入を証明する書類です。希望借入額や他社借入残高が少額であれば、提出する必要はありません。しかし、高額の借入れの場合、収入証明書を提出しなければなりません。

収入証明書は以下の書類が該当します。条件に当てはまる方は必ず用意しておいてください。

• 源泉徴収票：最新年度のもの
• 給与明細書：2ヶ月以上のもの
• 確定申告書：最新年度のもの
• 所得証明書：最新年度のもの

カードローン会社によっては借入金額関係なく、収入証明書の提出を求める場合があります。そのため、借入金額が少額でも収入証明書を準備しておいたほうが安心できます。

まとめ

運転免許証なしでもカードローンでお金を借りることは可能です。

利用するカードローン会社へ運転免許証に代わる本人確認書類を提出しましょう。ただし収入証明書の提出が必要になるケースもあるため、一緒に準備しておくと安心です。

たとえ免許証がなくてもお金を借りることができます。ただし、本人確認書類と認められている書類には決まりがあります。自分が希望する書類で問題ないか、自分が取得済みの書類の場合は有効期限内であるか等、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。お金を借りるときには、本人確認書類の提出は必須です。借入額によっては収入証明書等も必要になりますので、過不足なく準備しておきましょう。

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