レイクのカードローンは無職・専業主婦でも借りれる？審査の基準や通過率を上げるポイント解説

審査が柔軟だといわれる大手消費者金融の中でも、最短25分の即日融資や最大180日の無利息期間に対応している「レイク」は人気が高いです。

しかしどれだけ審査が柔軟なレイクでも、無職や専業主婦、収入のない学生が借りるのは難しい理由があります。

そこで今回は、大手消費者金融のレイクからお金を借りるために必要な条件や注意点、さらに無職でもお金を借りられる確実性の高い方法や、無職の方がお金を借りる際に注意するべき点について詳しく解説していきます。

レイクのカードローンは無職でも借りれる？

大手消費者金融のレイクが提供するカードローンは、無職の方は借りることができません。その理由について3つの点を解説していきます。

レイクは安定した収入を得ていることが申し込み条件

レイクの申し込み条件の一つとして、安定した収入を得ていることが必要になります。

そのことからも、以下の属性に該当していて、「満20歳〜70歳」の年齢の方であれば、申込可能です。

※審査通過難易度は目安です

レイクは会社員だけでなく主婦や学生でもお金を借りることができますが、パートやアルバイトによる「安定した収入がある」ことが絶対条件となります。そのため、以下に該当する人は申し込むことができません。

収入がない無職の方は、レイクからお金を借りることができません。この点に関しては、公式サイトのコラムで名言されています。同様の理由で、配偶者に収入があるものの本人は無収入である専業主婦・主夫も申込不可となっています。

貸金業法の総量規制により無職には貸付できない

消費者金融が個人に融資できる限度は、貸金業法における総量規制により「年収の3分の1まで」と決まっています。無職の方は収入がゼロであるため、そもそも1円も借入ができません。

レイクを含む日本貸金業協会所属の消費者金融は、この総量規制というルールを遵守する必要があります。違反すると業務改善・停止命令といった行政処分を受ける可能性もあるため、担当者の自己判断で無職の方に融資してくれることはまずありません。

主婦や学生は少しでも定期収入があれば借りられる

主婦・主夫や20歳以上の学生は、少しでも収入があればレイクの審査に通る可能性があります。ただし「審査に通る」収入額や勤続年数等の基準・ボーダーは公表されていないため、借りられるかどうかは審査次第です。

専業主婦や収入がない学生、無職の方は申込に必須となる「年収」や「勤務先」を申告できないため、借りられません。万が一にでも虚偽の内容を申告したことが判明すると即審査落ちとなり、今後一切審査に通らなくなる可能性があるため注意しましょう。

プロミスなら18歳・19歳でも借入できる

プロミスは18歳以上で安定した収入のある方であれば、学生やアルバイトの方でも借入が可能です。本人確認書類として運転免許証やパスポートなどの提出が必要ですが、収入証明書は50万円までの借入であれば原則不要です。

プロミスは最短3分で融資可能なので、すぐにお金が必要な学生の方にもおすすめできます。ただし、未成年の方や高校生は利用できないため注意が必要です。

レイク以外で無職の人がお金を借りる方法

収入がない無職の方はレイクからお金を借りることはできませんが、他に選択肢はあります。次からは無職でもお金を借りる5つの方法について、それぞれ解説していきます。

【学生向け】就職内定者向けローンを利用する

無職であっても「企業から内定をもらっている新卒の学生」であれば、各金融機関が提供している「就職内定者向けローン」を利用してお金を借りられる可能性があります。

就職内定者向けローンとは、就職が決まっており今後返済できる可能性が高いことを担保としてお金が借りられる商品であり、主にいくつかの「労働金庫（ろうきん）」が提供しています。

一例として、東海労金は「みらいず」という就職内定者向けローンを提供しており、以下の条件を満たす場合に借入が可能です。

金利は「年率4.7」と消費者金融よりも大幅に低く、初任給の支給月までは利息だけの返済が可能です。使用用途も自由なので、自動車免許の取得費用や自動車の購入費用、卒業旅行の費用や新生活準備のための費用など、幅広く活用できます。

【専業主婦向け】配偶者貸付を利用する

結婚している方は、総量規制の例外となる「配偶者貸付」に対応した消費者金融からお金を借りられる可能性があります。一例としては中小消費者金融の「ベルーナノーティス」や「エイワ」が挙げられます。

すでに解説したとおり、収入がゼロの専業主婦や無職の方は、貸金業法の総量規制を遵守する消費者金融からお金を借りることはできません。ただし一部の消費者金融は、次の条件を満たすことにより専業主婦でも借入が可能です。

本来、配偶者貸付は収入が少ない主婦が借入枠を増やすために用いられることが多いですが、配偶者の同意があれば収入ゼロでも借入は可能です。たとえば配偶者の年収が600万円なら、200万円まで借入できる可能性があります。

ちなみに、総量規制の対象外である銀行ローンも「配偶者に安定収入があること」を条件に融資してくれる場合があります。対応金融機関の一例としてはイオン銀行カードローンやセブン銀行カードローンが挙げられます。

【求職者向け】求職者支援資金融資を利用する

求職のためハローワークに通っている方は「求職者支援資金融資」という制度を利用してお金を借りられます。支給を受けられる人は、次の条件に該当する人です。

上記の条件を満たすことで、職業訓練を受ける月数に応じて最大5万円または最大10万円が「年率3.0％」という低金利で融資されます。最大貸付額は次の要件で決まります。

あくまで支援制度であるため少額融資となりますが、消費者金融カードローンよりも大幅に低金利で借りられるのはメリットです。ただし支給を受けるには労金の口座が必須となるため、あらかじめ口座の開設手続きを済ませておきましょう。

【高齢者向け】不動産担保型生活資金を利用する

居住用の住宅を保有する高齢者の方は、不動産を担保にお金を借りられる「不動産担保型生活資金」を利用できる可能性があります。

各地域の社会福祉協議会が主体となるこの制度では、土地評価額の7割を貸付限度として、1ヶ月あたり30万円以内で貸付を行います。貸付条件は次のとおりです。

借入には上記の条件をクリアすることが必須ですが、この制度で重要なのは「連帯保証人が必要」である点です。連帯保証人は推定相続人（親・配偶者・兄妹など）の中から選出される必要があり、当然ながら本人の同意が必須となります。

また不動産を自己負担で調査・評価する必要があるため、実際にお金を受け取れるまでには半年以上かかります。そのため、すぐにお金を用意したい方には向いていません。

クレジットカードのキャッシングを利用する

クレジットカードのキャッシング枠を利用することで、無職の人でもお金を借りることができます。ただし、キャッシング枠の審査は厳しいため、無職の状態で新たにキャッシング枠を設定するのは難しいでしょう。

すでにキャッシング機能付きのクレジットカードを保有している人は、限度額内なら現金での借入が可能です。しかし、無職の状態が長引くと、クレジットカード会社から利用停止や減額の連絡が来る可能性があります。

また、キャッシング利用時の金利は18%程度と高めです。返済負担が大きくなリすぎないよう、無職でキャッシングを利用する場合は、できるだけ少額にとどめ、早めの返済を心がけましょう。

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付を利用する

ゆうちょ銀行の口座に貯蓄している方は、残高不足時に不足分を自動貸付してくれる「貯金担保自動貸付け」を利用できます。融資要件は次のとおりです。

ゆうちょ銀行の担保定額貯金・担保定期貯金は1,000円から貯蓄ができる仕組みであり、通常貯金の残高不足が発生した場合、これらの貯金が担保となり自動的に貸付が行われます。

消費者金融よりも大幅な低金利でお金を借りられるというメリットがありますが、借りられる金額はあくまで定額・定期貯金の範囲内です。そのため手持ちがまったくなく、即日でお金を借りたい方には向いていません。

生命保険の契約者貸付を利用する

貯蓄型生命保険を契約している方は、解約返戻金を担保に借入できる「契約者貸付」を利用して、お金を借りられる場合があります。

解約返戻金とはその名の通り保険解約時に受け取れるお金であり、支払った保険料に応じて積み立てられます。基本的に保険料の支払期間が長い人ほど解約返戻金は増え、支払う額よりも受け取る額の方がが少なくなる「元本割れ」のリスクも低下します。

生命保険の契約者貸付はこの解約返戻金が担保となりますが、実際の貸付上限は解約返戻金の「6〜8割程度」に設定されており、全額借りられるわけではないため注意が必要です。

まずは、自分の保険契約が契約者貸付に対応しているか、マイページや電話・メールでの問い合わせにより確認してみましょう。手続き方法は保険会社により異なりますが、通常はネットでの手続きが最短・最速です。

質屋を利用する

お金に換えられる物品が手元にある方は、質屋の利用がおすすめです。質屋はブランド品や宝石などを「売ってお金にするところ」という認識が強いですが、実は「質預かり」を利用することで、物品を手放さずに現金を手に入れることができます。

質預かりとは、価値のあるブランド品・宝石・家具・電子機器などを担保に入れ、その評価額を限度としてお金を融資するサービスです。具体的には、以下のようなメリットがあります。

上記のとおり、3ヶ月が経過した物品は質流れとなるため、返済しないという選択も可能です。お金を借りたまま放置しても督促は一切ないため、家族や同僚に一切知られることなくお金を借りられます。

利息は質屋により異なりますが、基本的には消費者金融や銀行ローンよりも低く、中には1％台の低金利で融資してくれる質屋もあります。即日でお金を借りたい方は、ぜひ自分の持ち物をチェックしてみましょう。

無職の人がお金を借りる際に注意するべきポイント

最後に、無職の方がお金を借りる際に注意するべき2つの点を解説します。

クレジットカードの現金化はカード会社の規約違反になる

クレジットカードの利用残高は、以下の方法で現金化することが可能です。

ただしこれらの方法は、いずれも避けるべきです。どちらもカード会社の利用規約違反であるため、判明した時点で限度額の減額・カード停止・強制解約等のペナルティを受けます。信用情報も悪化し、今後一切借入ができなくなるリスクもあります。

特に現金化業者の利用は、個人情報が流出したり、詐欺や犯罪のトラブルに巻き込まれることがあるため危険です。将来的に借金が膨れ上がっても、カードの現金化が「免責不許可事由」に該当し、裁判所から自己破産の認可が下りないこともあります。

「無職でも無審査で即日融資」は100％違法業者

ネットやチラシ・広告等で発見した消費者金融のローンが「無職でも無審査で即日融資」をうたっている場合、それは100％違法業者（闇金）であるため、利用してはいけません。

もし違法業者を利用してしまうと、お金は借りられたものの法外な金利が適用され、返済するまで強引な督促・催促行為に悩まされる可能性があります。

反社会的勢力との関係がある違法業者から脅迫を受けたり、名前や住所・電話番号等が流出して犯罪に使われるようなことがあれば、もはや「お金を借りる」どころではありません。

すでに解説したとおり、正規の消費者金融は必ず日本貸金業協会に所属しており、それぞれ固有の「協会員番号」を有しています。名前の知らない消費者金融があれば、公式サイトに協会員番号があるか確認し、日本貸金業協会の「協会員検索」ページから検索しましょう。

レイクでお金を借りたい無職の人によくある質問

レイクでお金を借りたい無職の人に関するよくある質問を集めました。

レイク申込時に虚偽の申請をしたらバレる？

レイクでは信用情報機関のデータを利用して申込者の借入状況や返済履歴などを確認するため、嘘の申告は必ずバレてしまいます。

虚偽申告が発覚すると、その時点で審査落ちになるだけでなく、信用情報にも傷がつき、今後どこからもお金を借りることが難しくなります。たとえ無職であっても、正直に申告することが何より大切です。

アルバイトやパートなどで安定した収入を得られるよう努力し、改めて申し込むことをおすすめします。

レイクの審査は厳しい？

レイクの審査に関しては、他の消費者金融と比べると、それほど大きな違いはありません。

しかし、無職の方が審査に通るのは難しいでしょう。レイクでは、申込条件として「安定した収入のある方」と定めています。つまり、定期的な収入がないと、返済能力がないとみなされ、審査に通らない可能性が高いのです。

アルバイトやパートなど、非正規雇用でも一定の収入があれば、借入れの可能性はゼロではありません。勤務形態より毎月継続した安定収入を得ることが重要です。

レイクの審査に通らない人の特徴は？

レイクの審査に通らない人の特徴として、まず、無職や無収入の方は審査に通過できません。レイクでは安定した収入があることが申込条件となっているためです。

また、他社からの借入れが多い多重債務者も審査落ちのリスクが高いでしょう。すでに他社から多額の借入れがある場合、返済能力に不安があるとみなされ審査に通らない可能性が高いのです。

そのほか、申込時の記入内容に偽りがある場合や、過去に金融事故を起こしたことがある場合なども、信用情報に傷がつくため審査通過は難しくなります。

無職でも10万円借りる方法はある？

無職でも10万円を借りる方法はあります。

例えば、生命保険に加入していれば契約者貸付制度を利用できる場合があります。また、配偶者に安定収入があれば、配偶者の同意を得て配偶者貸付を利用できる消費者金融もあります。

そのほか、学生で内定が決まっている場合は内定者専用ローンを、生活に困窮している場合は自治体の生活福祉資金貸付制度を利用するのも。

しかし、無職の状態で借金をすることはおすすめできません。まずは仕事を見つけて安定収入を得られるよう努力することが大切です。どうしてもお金が必要な場合は、慎重に借入先を選びましょう。

まとめ

大手消費者金融のレイクは審査が柔軟であるものの、収入がない無職の方がお金を借りることはできません。

しかし、各種支援制度や質屋を利用することで、無職でも審査なしでお金を借りることは可能です。

また、専業主婦は配偶者に安定収入があれば配偶者貸付を行っている一部の消費者金融で借りられたり、学生であれば満20歳以上でアルバイトなどの安定収入があれば借入れできる可能性もあります。

トラブルに巻き込まれないためにも、合法的な手段でお金を借りるように心がけ、生活を苦しめる安易な借入れは避け、他の解決策も検討することが大切です。

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