今や「Amazon」は知らない人がいないほど多くの利用者がいるショッピングサイトですが、支払い方法を含めた細かな仕様については認知されていない点も多いです。
特に決済まわりはクレジットカード利用者が多いためか誤解されやすく、中にはクレジットカードを持ってないとAmazonを利用できないと誤解している人もいますが、実際はそうではありません。
そこで今回は、Amazonがクレジットカードを持っていない人でも利用できる理由と具体的な利用方法、さらにはクレジットカードでの支払いが推奨される理由や、Amazonを利用する際におすすめできるクレジットカードの種類について、詳しく解説していきます。
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参考：「クレジットカード・セキュリティガイドライン」が改訂されました （METI/経済産業省）
参考：【動画】クレジットカードの特徴と注意点とは?:デジタル社会の消費生活 | 消費者庁
クレジットカードを持ってないとAmazonで買い物できない？
大手ショッピングサイトの「Amazon」は、クレジットカードを持っていないと買い物できない、と考えている方は多いです。
確かに、Amazonを利用する方の多くはクレジットカードで決済を行っています。中にはクレジットカードがないと利用できないサービスもあるため、クレジットカード専用のサービスであると誤解されやすいです。
しかし、実際はそうではありません。クレジットカードだけでなく、コンビニ払いや各種電子マネー、ギフトカード等の支払い方法が利用できます。
Amazon専用のプリペイドカード「Amazonギフトカード（ギフト券）」支払いなら手数料なしで、Kindleやプライムビデオ購入・レンタルといったデジタルコンテンツの購入にも利用できます。
また、「ペイディ（あと払い）」であれば、支払い金額に応じて最大5％のAmazonポイントが付与されます。
JCBカードWはモバ即入会であれば最短5分でカード番号を即日発行。
学生や専業主婦でも申し込みできて、18～39歳限定ですが40歳以降になった後も永年無料で利用できます。
ポイント還元率が常に2倍の1.0％になるお得なクレジットカードです！
Amazonで使える支払い方法
Amazonで利用できる支払い方法一覧は、次のとおりです。
- クレジットカード（一括払い・分割払い・リボ払い）
- デビットカード
- コンビニ払い
- ATM払い
- ネットバンキング払い
- 電子マネー払い
- 代金引換
- 分割払い
- ギフトカード
- Paidy（後払い）
- PayPay（コード払い）
- キャリア決済
- プリペイドカード
クレジットカード・デビットカード
Amazonでは以下のブランドのクレジットカード・デビットカードに対応しています。
- Visa
- Mastercard
- American Express
- Diner’s Club
- JCB
- 銀聯（デビットカードは非対応）
上記のとおり、主要なカードブランドはすべて対応しています。クレジットカードを持っていない方でも、VISAやMastercardのデビットカードが発行されるネット銀行口座を開設すれば、未成年でもAmazonでカード払いができるようになります。
デビットカードは利用分が口座から即時引き落としとなり、保有する資金以上の利用ができないため、使いすぎ防止に役立ちます。クレジットカードを持っていない方でAmazonを利用したい方は、優先的にデビットカードの用意をおすすめします。
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い
Amazonは、以下のコンビニに設置されてある端末で支払い用のバーコードを発行するか、払込票番号をレジで伝える（またはスマホ画面を見せる）ことにより支払いが可能です。
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
- ヤマザキデイリーストア
- セイコーマート
さらに「Pay-easy（ペイジー）」というシステムを介した銀行ATM払いや、メールで送付されてくるリンクから「住信SBIネット銀行」または「auじぶん銀行」で支払う方法、さらには以下の電子マネーが利用できます。
- 楽天Edy
- モバイルSuica
- JCB PREMO
- 支払秘書
楽天EdyやモバイルSuicaはクレジットカードを介してチャージするというイメージが強いですが、実際は銀行口座やデビットカード、コンビニATMからチャージして利用できるため、クレジットカードがなくてもAmazonで決済方法として利用できます。
代金引換
Amazonは商品が自宅に届いたときに現金を手渡しする「代金引換」に対応しています。普段はカードや電子マネーを利用せず、現金払いがメインの方におすすめします。
注意点として、代金引換は商品1つごとに「税込330円」の手数料が発生します。まとめて梱包する場合も複数個分の手数料が発生するため、セール等で安い商品を買っても費用がかさんでしまう点に注意が必要です。
ギフトカード
Amazonはストアやコンビニ等でギフトカードを購入し、ギフトカード残高にチャージすることで支払いが可能です。ギフトカードは現物である必要はなく、メールやSMSで送られてくるコードを入力するだけで、残高にチャージされます。
Paidy（後払い）
Amazonでは「Paidy（ペイディ）」という後払い決済サービスを利用して、分割払いでの買い物ができます。選べる分割回数は「3回・6回」のいずれかです。
Paidyはスマホアプリをダウンロードしてアカウント登録すれば、すぐに使えるようになります。ただし後払いを利用するには「ペイディプラス」に無料でアップグレードする必要があり、ペイディプラスの利用には所定の審査に通る必要があります。
PayPay（コード払い）
Amazonは日本で一番使われているコード決済「PayPay」が使えます。先にAmazonで本人確認を済ませる必要がありますが、支払方法はPC画面に表示されるコードを読み取るだけなので非常に簡単です。ただし「PayPayマネーライト」が利用できない点には注意が必要です。
キャリア決済
Amazonはドコモ・ソフトバンク・UQ mobile・ワイモバイル・auのキャリア決済（携帯決済）に対応しています。それぞれのアカウントを登録し、決済方法でキャリア決済を選択するだけで良いため、とても便利です。キャリア決済の利用分は、キャリアごとの携帯電話料金と一緒に請求されます。
プリペイドカード
Amazonでは、VISAブランドや「au PAY」のプリペイドカード、さらにライフカードが発行する「Vプリカ」での支払いに対応しています。それぞれチャージ方法は異なりますが、基本的にはクレジットカードは必要ありません。コンビニATMキャリア決済、口座振込等の方法で任意の金額をチャージできます。
Amazonの支払いで一番お得なのは何？
Amazonで選べる決済方法は豊富ですが、一番お得なのはやはりクレジットカード決済です。なぜなら、1回の買い物ごとにAmazon・クレジットカード両方のポイントが貯められるからです。
中には、Amazonで利用すると還元率が大幅に上がるクレジットカードがあります。すでにクレジットカードを持っている方でも、ポイント還元率の面でおすすめできるカードの種類については、また後ほど紹介します。
くわえて、利便性の面でもクレジットカードがおすすめできます。なぜなら分割払いやリボ払いが選択できますし、キャリア決済やPayPayが利用できない「定期おトク便」等のサービスにも対応しているからです。
JCBカードWはモバ即入会であれば最短5分でカード番号を即日発行。
学生や専業主婦でも申し込みできて、18～39歳限定ですが40歳以降になった後も永年無料で利用できます。
ポイント還元率が常に2倍の1.0％になるお得なクレジットカードです！
Amazonの支払いにおすすめのクレジットカード
次はAmazonの支払い方法としておすすめできる、3つのクレジットカードについてそれぞれ紹介していきます。
| カード名 | 発行スピード | ポイント還元率 | 公式サイト | 電子マネー |
| JCBカードW |
◎ 最短即日 |
1.0％~10％ | 公式サイト | ・QUICPay（Apple Pay・Google Pay） ・JCBタッチ決済 |
| 三井住友カード （NL）  |
◎ 最短10秒 ※即時発行できない場合があります |
0.5％~7％※ | 公式サイト | ・iD（Apple Pay・Google Pay） ・タッチ決済 |
JCBゴールドカード |
最短5分 | 0.5％～5.0％ | 公式サイト | ・QUICPay（Apple Pay・Google Pay） ・JCBタッチ決済 |
JCBカードW
| 年会費 | 永年無料 |
| 審査・発行時間 | 最短5分 |
| 還元率 | 1.0％～10.5％ |
| ブランド | JCB |
| 電子マネー | QUICPay（Apple Pay・Google Pay） JCBタッチ決済 |
| 旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 |
| 家族カード | あり（年会費無料・枚数無制限） |
| ETCカード | あり |
| キャッシング | 利用可能 |
主要カードブランドのJCBが発行している年会費無料の「JCBカードW」は、Amazonの利用でポイントを効率的に貯められるクレジットカードです。具体的には、次のようなメリットがあります。
- Amazonで利用するとポイント付与率が4倍になる
- 貯めたポイントをAmazonで利用できる
JCBカードWには「パートナープログラム」という仕組みがあり、特定の店舗やサービスでカード決済を行うとポイント付与率が大幅に上昇します。Amazonでは「4倍」の付与率が適用され、貯めた「Oki Doki」ポイントは買い物にも利用できます。
三井住友カード（NL）
| 年会費 | 永年無料 |
| 審査・発行時間 | 最短10秒※ |
| 還元率 | 0.5％～7.0％ ※実質15.0％も可能 |
| 電子マネー | iD（Apple Pay・Google Pay） タッチ決済 |
| ブランド | VISA・MasterCard |
| 旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 ※変更可能 |
| 家族カード | あり（年会費無料・枚数無制限） |
| ETCカード | あり |
| キャッシング | 利用可能 |
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7％還元
※最大7％内訳（通常ポイント0.5％+スマホのタッチ決済利用6.5％）
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
大手銀行グループの三井住友カード株式会社が発行する「三井住友カード（NL）」は、Amazon利用時にポイント還元率が高くなるクレジットカードです。具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 「ポイントUPモール」を介した決済で最大4％のポイント還元が適用
- 「ビジネスオーナーズ」カードとの2枚持ちで最大1.5％のポイント還元が適用
三井住友カード（NL）は「ポイントUPモール」経由でAmazonを利用すると、最大4％まで還元率が上がります。今までAmazonから直接購入していた方も「ポイントUPモール」を経由したショッピングをおすすめします。
また三井住友カードの「ビジネスオーナーズ・ビジネスオーナーズゴールド」を持っている方は、三井住友カード（NL）との2枚持ちでAmazon利用時のポイント還元率が最大1.5％に上がります。
JCBゴールドカード
| 年会費 | 11,000円（2年目以降） |
| 審査・発行時間 | 最短5分 |
| 還元率 | 0.5％～10.0％ |
| 電子マネー | QUICPay（Apple Pay・Google Pay） JCBタッチ決済 |
| ブランド | JCB |
| 旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 |
| 家族カード | あり |
| ETCカード | あり（年会費無料・枚数無制限） |
| キャッシング | 利用可能 |
「JCBカードW」と同じJCBが発行する「JCBゴールドカード」は、Amazonで利用するとキャッシュバックを受けられるクレジットカードです。具体的には次のようなメリットがあります。
- Amazon利用時に20％（最大2.3万円）のキャッシュバック
- Amazonで利用するとポイント付与率が3倍になる
- 貯めたポイントをAmazonで利用できる
JCBゴールドカードの新規入会者は、Amazonで購入した分の「20％」をキャッシュバックとして受け取れます。このキャッシュバック額の上限はカードの種類により異なり、JCBゴールドカードは最大「23,000円」がキャッシュバックされます。
ちなみに「JCBカードW」の方にもキャッシュバック特典がありますが、こちらは最大キャッシュバック額が「12,000円」です。より充実した補償や特典が欲しい場合は、JCBゴールドカードの方をおすすめしますが、2年目以降は1.1万円の会員費が発生する点には注意が必要です。
Amazon Mastercard
| 年会費 | 永年無料 |
| 審査・発行時間 | 最短5分 |
| 還元率 | 1.0％～2.0％ |
| 電子マネー | iD（Apple Pay・Google Pay） タッチ決済 |
| ブランド | Mastercard |
| 旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 |
| 家族カード | あり（本会員1名あたり3名まで） |
| ETCカード | あり（永年無料） |
| キャッシング | 利用可能 |
最後に紹介するのは三井住友カード株式会社が発行する「Amazon Mastercard」です。名前の通りAmazonの利用に特化したクレジットカードであり、以下のような特徴があります。
- Amazon会員は最大2.0％の還元率が適用される
- 特定のコンビニで利用すると1.5％の還元率が適用される
Amazon Mastercardは、特別な条件なしにAmazonでの還元率が「2.0％」に上がるため、Amazonを頻繁に利用する方におすすめできます。
ただし通常時のポイント還元率は高くないため、Amazon以外でも頻繁に買い物をする方や実店舗での利用がメインである方は「JCBカード W」の方をおすすめします。
JCBカードWはモバ即入会であれば最短5分でカード番号を即日発行。
学生や専業主婦でも申し込みできて、18～39歳限定ですが40歳以降になった後も永年無料で利用できます。
ポイント還元率が常に2倍の1.0％になるお得なクレジットカードです！
Amazonの支払いに関するよくある質問
最後に、Amazonの支払いに関するよくある質問に回答していきます。
Amazonでクレジットカードがなくても支払える方法はある？
冒頭で解説した通り、Amazonはデビットカードや電子マネー、ギフトカード等の支払い方法が利用できます。
Amazonで現金払いはできない？
Amazonの買い物で現金払いしたい場合は、代金引換を利用しましょう。商品1点ごとに手数料が発生しますが、支払い方法を登録しなくても買い物できるという利点があります。
コンビニでAmazonの支払いはできる？
コンビニのレジで払込票を提示したり、ATMから「Pay-easy（ペイジー）」を介した買い物が可能です。
Amazonのお金をペイペイで支払いするにはどうすればいい？
Amazonの支払いにPayPayを利用する手順は、以下のとおりです。
- ストアからPayPayアプリをダウンロードする
- アカウント登録・本人確認を完了させる
- チャージ方法として銀行口座を登録し、残高にチャージする
- Amazonの支払い方法にPayPayアカウントを追加する
- 支払い方法でPayPayを選択し、PC画面からQRコードをスキャンする
上記の手順を完了させればAmazonをPayPayで利用できます。ただし30万円以上の注文やギフト券の購入、定期おトク便等では利用できないため、基本的にはクレジットカードの利用をおすすめします。
Amazonで現金がなくても支払える方法はある？
Amazonでは、現金がなくても支払う方法はあります。デビットカードもしくはプリペイドカードがあれば、Amazonでの支払いに使えます。
またAmazonギフトカードやあと払い (ペイディ)も利用できるため、今手元に現金がない場合はギフトカードをクレジットカードなどで購入するもしくは、あと払いを利用することをおすすめします。
JCBカードWはモバ即入会であれば最短5分でカード番号を即日発行。
学生や専業主婦でも申し込みできて、18～39歳限定ですが40歳以降になった後も永年無料で利用できます。
ポイント還元率が常に2倍の1.0％になるお得なクレジットカードです！
まとめ
Amazonはクレジットカードを持っていない方でも利用できますが、Amazonプライムを含むサービスをフル活用したいなら、クレジットカードを作ることをおすすめします。カード選びはAmazonでのポイント還元率だけでなく、普段使いでのメリットも重視しながら選びましょう。
