ポケットカード（P-oneカード）のやばい評判・口コミは本当？デメリットや年会費を解説

ポケットカード(P-oneカード)は数あるクレジットカードのなかでもかなり人気を獲得していますが、ネットでの口コミを見ると、「ポケットカードはやばい」といった内容の文面も見受けられます。

ポケットカードはなぜやばいといわれているのか、その内容を徹底検証しつつ、ポケットカードの特徴やメリット・デメリットについても解説します。

▶︎関連記事：「【2024年版】メインにおすすめの特典がすごい最強クレジットカードランキング！究極の1枚はどれ？」

ポケットカードの基本情報

ポケットカードの基本情報は以下の通りです。

ポケットカードは18歳以上で作成可能なうえ、年会費も無料なので、気軽に作成できるカードのひとつです。

年会費無料でありながらこのカードを使って支払いすることで自動的に料金が1%オフになります。

割引価格の条件は設けられていないため、高額な買い物をすればするほどそのお得度を実感できることでしょう。

買い物だけではなく、公共料金の支払いでも1%オフが適用されるので、固定費のカード払いをすべてポケットカードにするだけで毎年数千円節約できます。

また、レンタカー5%割引をはじめとした様々な特典があるのもポケットカードの特徴です。

ポケットカードはクレジットカード？

ポケットカードは、ポケットカード株式会社が発行しているクレジットカードです。

年会費無料でVISA、Mastercard、JCBの国際ブランドが付帯しており、世界中で利用可能な一般的なクレジットカードです。

ポケットカードには他に、「P-one Wiz」「P-oneカード＜G＞」「P-oneカード＜Premium Gold＞」など複数の種類があります。

ポケットカードは本当にやばい？悪い口コミ・評判とデメリット

利用するだけですべての支払いが1%引きになり、さまざまなサービスを利用できると、とても便利なポケットカードですが、ネットでの口コミを見るとポケットカードはやばいといった意見も見受けられます。

ポケットカードのどういった点がやばいと言われているのか、実際に投稿された口コミを紹介しつつ、真相を探っていきます。

カードによっては自動でリボ払いになる

ポケットカードは全部で6種類あり、名称は以下の通りです。

それぞれ独自の特徴がありますが、利用の際に注意しなければならないのがP-one Wizというカードです。

通常、カード払いをした場合は一括払いまたは分割払いになりますが、このカードのみ最初の設定がリボ払いとなっています。

リボ払いについて簡単に解説すると、カードによる支払い方法のひとつで、リボ払いにすると月々の支払いが一定になり、支払いによる負担が軽減されます。

これだけ聞くととても良い支払い方法のように思えますが、リボ払いは利息が非常に高く、更に支払い期間が長引きがちなので、実はかなり危険な支払い方法です。

極力リボ払いは使わない方が良いので、P-one Wizを利用する際は必ず支払い方法を「全額コース」に変更しましょう。

不正利用？身に覚えのない請求が相次いだ

2つ目の口コミに関してですが、実際に身に覚えのない請求が届いたという苦情が多くのユーザーから寄せられたことがあります。

ポケットカードから身に覚えのない請求が来たという人たちはほぼ詐欺メールを開いており、そこからポケットカードのログインIDやパスワード、果ては個人情報まで盗まれたことで身に覚えのない請求が届いたようです。

現在、ポケットカードの公式サイトでは「なりすましメールにご注意ください」といった注意喚起がなされています。

現在はこれらのトラブルに関しては対策済みで、身に覚えのない請求が届くことはほとんどないので安心してください。

この口コミに関してはポケットカード側は完全に被害者であり、やばいと判断するのは間違いです。

電話での対応がスムーズにいかない

ポケットカードに対しての悪い口コミでは、電話でのやり取りがスムーズに進まないといった意見も見受けられました。

多いのが電話をしてもなかなか繋がらないことに対しての不満です。

金融機関では月末や平日の昼間など、電話が集中する時間帯があるので、電話が繋がらないのはポケットカードだけの問題ではありません。

時間をずらすなどの対応が必要でしょう。

以前は平日しか電話対応してもらえない事に不満を感じる人も多かったですが、現在は休日も電話対応してもらえるので、この点は改善されています。

100円未満は切り捨てになる

クレジットカードは基本的に引き落とし日にまとめて計算されて引き落としが実行されます。

ポケットカードも引き落としについては他のクレジットカードと変わらないのですが、会計の計算はその都度実行されます。

そして100円未満は全て切り捨て扱いです。

例えば399円の買い物をした場合、300円分は1%割引の対象になりますが、99円分は切り捨てられるので割引対象とはなりません。

端数が出る細かい買い物を頻繁にする人は割引対象外のお金がその分増えるため、計画的に買い物する必要があります。

利用明細の有料化

ポケットカードは2021年9月より、紙面での利用明細発行が有料となっており、手数料90円が必要です。紙面での利用明細の有料化はポケットカードだけではなく金融関係各社で同時期に実行されています。

ポケットカードの場合、後に紹介する不正利用を疑われるようなトラブルが前年に発生し、その後あまり間をおかずに有料化となってしまいました。

その結果、ポケットカードの有料化のみが悪く捉えられ、やばいカード会社だといった口コミが投稿される結果となったのです。

利用明細が有料化となっただけでやばいと判断する必要はなく、WEB上の明細にすれば料金はかかりません。また、ポケットカードでは75歳以上の利用者については紙の明細を無料で発行するなどといった配慮をしています。

ポイ活には不向き

ポケットカードは自動的に1%割引が適用されるので非常に使い勝手が良いカードであるのは間違いありませんが、ベーシックなカードであるP-one(Standard)を通常の買い物で利用してもポイントは加算されません。

クレジットカードを積極的に利用する人の中には、ポイント還元率の高さを加入条件のひとつにしている人も多いです。

そういった人から見れば、ほとんどポイントが加算されないポケットカードはあまり魅力的とは言えないでしょう。

安心して使えるクレジットカード

ここでは安心して使えるクレジットカードを3つご紹介します。

JCBカードW

JCBカードWは、18歳〜39歳の方限定で申込み可能なクレジットカードです。新規の申込みは39歳までとなっていますが、一度発行すれば40歳以降も同じく年会費無料でずっと持ち続けることができます。

JCBカードWは。最短5分で発行できるモバ即入会にも対応しているので、すぐにクレジットカードが必要な方にもおすすめしたいカードです。

OkiDokiポイントは指定の商品や商品券に交換できるだけでなく、カードの支払いに充当することも可能です。ポイントの使い道が豊富なので、困ることはありません。

また、JCBがサポーターのディズニーランド・ディズニーシーの特典がGETできるのも俺しいポイントです。チケットが当たるキャンペーンやイベントの特別招待など、豪華な特典があり、クレジットカードの利用以外でもお得に楽しめます。

三菱UFJカード

2021年にリニューアルされて新登場した三菱UFJカードは、セブンイレブンやローソンでのポイント還元率が19%であったり、初年度年会費無料・2年目以降も年1回以上の利用で無料と、お得が詰まったカードです。

セブンイレブンやローソンでの支払いの際はタッチ決済にしましょう。そうすると、通常ポイント0.5％に18.5％がプラスされ、合わせて19％ものポイントが還元されます。

貯まったポイントは商品や商品券に、さらにJALマイルへの交換も可能なため、旅行好きにもおすすめしたいカードです。

三菱UFJ銀行を利用している人であれば、クレジットカードと銀行口座をまとめて管理できます。

入会キャンペーンを開催していることもあるので、キャンペーンのタイミングで入会するのも良いでしょう。

三井住友カード（NL）

※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7％還元
※最大7％内訳（通常ポイント0.5％+スマホのタッチ決済利用6.5％）
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

三井住友カード（NL）は、三井住友カード株式会社が発行する年会費永年無料のクレジットカードです。本体にカード情報が記載されていないナンバーレスカードで、セキュリティの高さが特徴です。

三井住友カード（NL）は、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7％還元となる、ポイント還元率を重視する方におすすめの1枚です。

また、即時発行が可能で、最短10秒（※即時発行ができない場合があります。）でカード番号が発行されます。Vpassアプリからカード番号を確認し、クレジットカードが届く前でもすぐにお買い物に使用可能です。

ポケットカードのメリット・良い評判

ポケットカードがやばいという3つの口コミを検証した結果、2つに関しては過去のトラブルが原因であり、現在はまったく問題ない事が分かりました。

電話対応についても、混み合う時間帯を避けるなどといった対応をすれば対処できるでしょう。

ここからはポケットカードのメリットについて解説します。

ポケットカードの作成を検討している人は参考にしてください。

申し込みしやすい

ポケットカード(P-oneカード)の申込資格は、「18歳以上で連絡が可能な人」となっています。

一定以上の収入がなければ申し込めないといった制約もなく、更には年会費も無料なので、とても申込がしやすいカードです。

メリットの恩恵も受けやすいので、とりあえずカードを1枚持っておきたいという人にも適したカードと言えるでしょう。

いつでも、どこでも1%自動で割引

ポケットカード最大のメリットはカード払いにするだけで何でも自動的に1%割引が適用されるという点です。

例えば5万円の買い物をポケットカード払いにすると、銀行からは49,500円が引き落とされます。

携帯電話の料金や電気・ガス・水道といった公共料金の支払いなどもすべてポケットカード払いにすれば1%引きが適用されるので、ポケットカードの支払いに集約させれば、年間かなりの割引効果が期待できるでしょう。

割引率だけで言えば1%ポイント還元のカードと同じですが、ポケットカードは貯めたポイントを利用する事で割引効果が発揮されるわけではなく、カードを利用した瞬間に割引が適用される点が大きく異なります。

ポイント利用の手続きなどが煩わしく感じる人や、ポイントを貯める事にあまり関心がない人にとっても使いやすいカードです。

カード利用者の特典・サービスが豊富

ポケットカードはさまざまなサービスや特典が利用できるのも大きなメリットです。

ポケットカード(P-oneカード)で利用できる特典・サービスは以下の通りです。

ポケット・サポート・サービスは日常で起こりうるさまざまなトラブルのサポートをしてくれるサービスです。

トイレのトラブル又は玄関の鍵開けを年1回無料でしてくれたりと、なかなか便利なラインナップとなっています。

カーライフホッとラインは車のトラブルに特化したサービスで、年会費が必要ですがさまざまなロードサービスを利用できます。

ポケットモールはポケットカードを使って買い物をするとお得にポイントが貯められるネットショップサービスです。

楽天やYahoo!ショッピングなど大手ネット通販サイトも網羅されているので、ポケットカードを持っている人は積極的に利用しましょう。

レンタカー5%オフとポケットカードトラベルセンターは、利用する際にポケットカードで支払いする事で更に割引が適用されます。

特にポケットカードトラベルセンターは最大8%オフと、とてもお得なサービスです。

【最新情報】現在実施中の入会キャンペーンは？

P-oneカードでは、現在新規入会＆期間中にカード払いをした人に向けて、最大9,000円分の還元が受けられるキャンペーンを実施しています。（2024年3月27日現在）

ちなみに還元されるのはポケットカードで利用できるお買い物ポイントであり、現金が還元されるわけではない点には注意が必要です。

還元ポイントの付与は2段階で、まずは新規入会で1,000円分のポイントが付与されます。

そして、対象期間中の合計利用額に応じて最大8,000円分のポイントが進呈されるといった内容です。

対象期間は「入会日から翌月末日まで」と「入会日の翌々月1日から末日まで」の2回に分かれていて、進呈ポイントは以下の通りです。

つまり、最大還元ポイントである8,000ポイントを受け取るには、2ヶ月で合計16万円以上の買い物をする必要があります。

ポケットカードの申し込み方法・審査基準

ポケットカードの申し込み方法と審査基準について説明いたします。

ポケットカードの審査基準

ポケットカードの申し込みする前に、審査基準を確認しておきます。

ポケットカードは、18歳以上で電話連絡が可能な方であれば申し込み可能です。ただし、高校生は申し込みできませんが、高校を卒業する年度の1月より、WEBでのみ申し込みが可能です。

ポケットカードの申し込み方法

ポケットカードを実際に申し込む際の申し込み方法を説明します。

1. 公式サイトへ
2. 「申し込む」をクリックする
3. 会員規約に同意し、国際ブランドを選択する
4. 入力フォームに必要事項を入力する（口座振替の登録も可能）
5. 入力情報を確認・同意する
6. 審査結果がメールで届く
7. クレジットカードが自宅に届き次第利用できる

上記の順で入力フォームへ必要事項を入力し審査結果が届くまで待ちましょう。

審査結果は3〜7営業日後にメールで届きます。その後、簡易書留にてカードが送られます。

ポケットカードのよくある質問

ポケットカードの入会を検討するうえで、多く挙げられる質問についてQ&A方式で回答例を紹介します。

ここに無い疑問点がある場合はポケットカード公式サイトの「よくある質問」を確認してみてください。

審査はどれくらいかかるの？

審査期間はWEBで申し込みをしたほうが早いです。

WEB申し込みの場合、申込みをしてから1週間～2週間で審査結果がSMSに届けられます。

ポイントに有効期限はある？

ポケットカードに付与されるポケット・ポイントの有効期限は2年間です。

溜まったポイントは何に交換できるの？

ポケット・ポイントはファミマポイント、Amazonギフトカード、ギフトカタログなどさまざまなアイテムに交換できるほか、寄付に使うこともできます。

キャッシングは利用できる？

ポケットカードはキャッシングを利用可能です。支払い方法は「一括払い」または「リボ払い」で、毎月月末締切、支払日は翌々月1日となります。

解約する場合はどうしたらいい？

ポケットカードの解約はWEB上では行えません。退会は「お客様専用ダイヤル」に直接電話する必要があります。カードの種類によって連絡先が異なり、連絡先は以下の通りです。

ポケットカードがおすすめな人

ポケットカードを申し込むことをおすすめする人は以下の3つの事例に当てはまる人です。

それぞれの理由について、なぜおすすめなのかを詳しく解説します。

買い物をする機会が多い人

ポケットカードは買い物した瞬間に割引が適用されるので、頻繁に買い物をする人にはとてもおすすめのカードとなっています。

ポイント還元ではなく支払い額そのものが割り引かれるので、直感的にお得感を感じやすいのも他のクレジットカードにはない特徴のひとつです。

JCB・Visa・mastercardの中から選びたい人

クレジットカードには必ず国際ブランドが付帯していますが、ポケットカードではJCB・Visa・Mastercardと、3つの国際ブランドから選ぶことができます。

国際ブランドについてあまり意識したことがないという人も多いかもしれませんが、国際ブランドはそれぞれ他の国際ブランドにはない特徴を持っています。

日本では上記3つのブランドに加えてアメリカン・エキスプレスを加えた4つの国際ブランドのシェア率が高くなっていますが、それぞれの国際ブランドの特徴を簡単に紹介すると、以下の通りです。

国内のみでの利用ならばJCBかVisaを選んでおけば問題ありませんが、海外での利用を検討している場合は、国際ブランドの選択はかなり重要です。

国際ブランドを幅広い選択肢から選びたい人にとって、ポケットカードはおすすめできるカードのひとつとなっています。

公共料金の支払いをクレカでしたい人

公共料金の支払いを銀行引き落としのままにしている人は案外多いのではないでしょうか。

公共料金は毎月まとまった出費になるため、銀行引き落としよりもクレジットカード払いにしたほうがお得です。

公共料金をポケットカードで支払えば、毎回1%割引が適用されるので、1年、10年と年月が経過すればするほどそのお得さを実感できるでしょう。

まとめ

ポケットカードは18歳以上で連絡可能ならば、特に収入の制限もないうえ、年会費も不要なため、申込みしやすいカードとなっています。

ポケットカード最大の特徴はカード払いすると自動的に1%割引が適用される点で、ポイント利用の手続きがなく瞬間的に割引されるのは非常に魅力的です。

デメリットとしてポイントはほとんど付与されないため、ポイ活に勤しんでいる人には不向きなカードとなります。

ポイントを貯めることに興味がないが利用してお得になるカードが欲しいという人にはピッタリのカードです。

また、各種ロードサービスを利用できたり、レンタカーが5%引きになったりするなど、特典やサービスが充実しているのもポケットカードの特徴となっています。