不動産を売却したいなら「不動産一括査定サイト」の利用がおすすめだが、どれを選べばいいのだろう? ここでは、不動産一括査定サイトおすすめの主要6社と特徴的な不動産一括査定サイト15社、査定から売却まで対応する不動産会社12社の合計33社を徹底的に比較した。「おすすめの人、提携社数、対応不動産」など各社の特徴を細かく分析したので、あなたにピッタリの不動産一括査定サイトがわかるだろう。さらに、一括査定サイトのデメリットやおすすめの選び方なども解説する。数多くある不動産一括査定サイトの中から、自分に合ったサービスを選ぶのは難しいもの。

まずは、査定したい不動産の種類に対応する査定サイト下のタブから選び、その中から対応エリアや提携不動産会社の規模や社数などで絞ると、自分に合った一括査定サイトが見るかるだろう。

不動産一括査定サイト主要12社を比較! メリット・デメリット・どんな人におすすめか

まずは、主要な不動産一括査定サイト6社(SUUMO売却査定、HOME4U、LIFULL HOME’S、リビンマッチ、イエウール、マンションナビ)の概要、メリット・デメリット、おすすめポイントを確認していこう。

不動産一括査定サイトおすすめ①
「SUUMO売却査定」

不動産一括査定suumo売却査定

不動産一括査定の「SUUMO売却査定」
◆SUUMO(スーモ)売却査定
対応物件 マンション、戸建て、土地
提携社数 約2000店舗
サービス開始 2009年
運営会社 株式会社リクルート住まいカンパニー(東証プライム子会社)
紹介会社数 10社 ※査定可能会社数は物件所在地によって異なります
公式サイト 「SUUMO売却査定」公式サイト

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SUUMO売却査定」は、株式会社リクルートの子会社である株式会社リクルート住まいカンパニーが運営。

賃貸や分譲などの情報を扱う不動産ポータルサイト、「SUUMO(スーモ)」内で展開されており、信頼のおける一括査定サイトだ。提携している不動産会社数は2000社以上と比較している6社の中で一番多い

「SUUMO売却査定」のメリット・デメリット・おすすめポイントは?

メリット

  • ・大手不動産ポータルサイト「SUUMO」が展開しており信頼感がある
    不動産会社の掲載数は2000社とトップクラス

デメリット

  • ・提携不動産会社は多いが、同じ不動産会社の別支店が表示される場合がある

SUUMO売却査定はこんな人におすすめ!

  • ・信頼感があり、大手から地元に強い不動産会社まで多数の会社に査定してほしい人におすすめ

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不動産一括査定サイトおすすめ②
「HOME4U」

一括査定サイトのHOME4U

HOME4Uトップページ
◆HOME4U (ホームフォーユー)
対応物件 マンション、戸建て、土地、ビル、アパート、店舗・事務所
提携社数 1500社
サービス開始 2001年
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング(東証プライム子会社)
紹介会社数 最大6社
公式サイト 「HOME4U」公式サイト

「HOME4U」は、NTTデータ(東証プライム上場)グループが運営しているので安心感がある。

提携している不動産仲介会社数はトップクラスであり社名もすべて記載。悪質な不動産会社はパトロールにより排除するなど、誠実なサイト運営を心掛けており、信頼できる不動産一括査定サイトの一つと言えるだろう。

「HOME4U」のメリット・デメリット・おすすめなポイントは?

メリット

  • ・日本初の不動産一括査定サイトであり、運営会社はNTTデータグループで安心感がある
  • ・提携会社数は業界トップではないが、社名を全て記載している
    ・悪質な不動産会社はパトロールにより排除している

デメリット

  • ・推定制約価格の価格差が大きい

HOME4Uはこんな人におすすめ!

  • ・信頼できる会社が運営しており、掲載不動産会社も大手がいいという人におすすめ

 

不動産一括査定サイトおすすめ③
「マンションナビ」

不動産一括査定サイトのマンションナビ

「マンションナビ 」トップページ
◆マンションナビ
対応物件 マンション
提携社数 900社超、2500店舗
サービス開始 2011年
運営会社 マンションリサーチ
紹介会社数 最大9社(売却・買取6社、賃貸3社)
公式サイト 「マンションナビ」公式サイト

マンションナビ」は、マンションに特化しているのが特徴だ。マンション売却査定なら6社、賃貸に出す場合は3社まで一括で査定することができる。店舗数も2500店舗を掲載しているので、十分と言えるだろう。

また、入力フォームがユーザーフレンドリーになっている。物件情報を入れただけで、候補となる不動産会社が表示されるのだ。気に入った不動産会社があれば、それをチェックしてから、最後に個人情報を入力するという流れになっている。

他の多くの不動産一括査定サイトは、物件情報、個人情報をすべて入れてからしか不動産仲介会社名が表示されない。それだと、「せっかくすべての情報を入れたけど、対応してくれる不動産会社がなかった」とイライラする可能性があるのだ。

「マンションナビ」のメリット・デメリット・おすすめポイントは?

メリット

  • ・マンションに特化しており、マンション売却査定は6社まで、賃貸に出す場合の査定3社まで対応している

デメリット

  • ・比較的サービス開始から日が浅く、取扱い物件がマンションしかない

マンションナビはこんな人におすすめ!

  • ・マンションの売却だけでなく、賃貸を考えている人におすすめ

 

不動産一括査定サイトおすすめ④ ※1
「イエウール」

不動産一括査定サイトのイエウール

「イエウール」トップページ
◆イエウール
対応物件 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
提携社数 1900社以上
サービス開始 2014年
運営会社 株式会社Speee
紹介会社数 最大6社
公式サイト 「イエウール」公式サイト

「イエウール」は、掲載する不動産会社数が1900社以上(2022年2月時点)と多いのが特徴。掲載している不動産会社の一覧も公開していることからも、誠実な企業の姿勢がうかがえる。

また、不動産会社のアピールポイントなどが見られるのも嬉しい。入力フォームもユーザーフレンドリーで、誰もがストレスなく情報を入力できるので、「パソコンやスマホの操作が苦手」という人には向いている。

「イエウール」のメリット・デメリット・おすすめポイントは?

メリット

  • ・提携不動産会社の一覧やアピールポイントがわかる
    不動産会社の掲載数は1900社以上とトップクラス

デメリット

  • ・サービス開始が2014年と、運用期間が他の不動産一括査定サイトより短い

イエウールはこんな人におすすめ!

  • ・工場、倉庫、農地などの不動産を査定したいという人

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※1 本記事は(イエウール)の運営元である株式会社Speeeの委託を受けて作成しております。

 

不動産一括査定サイトおすすめ⑤
「LIFULL HOME’S」

不動産一括査定のLIFULL HOME'S

「LIFULL HOME’S」トップページ
◆LIFULL HOME’S (ライフルホームズ)
対応物件 マンション、戸建て、土地、倉庫・工場、投資用物件
提携社数 2399社
サービス開始 2008年
運営会社 LIFULL(東証プライム上場企業)
紹介会社数 最大6社
公式サイト 「LIFULL HOME’S」公式サイト

LIFULL HOME’S」は、日本最大級の不動産ポータルサイトが運営しており、そのネットワークを活用しているだけに、掲載している不動産仲介会社数は1,789社とかなり多い。

さらに掲載している不動産仲介会社の特徴や担当者のコメントが掲載されていて、選びやすくなっている。

デメリットは大手の不動産仲介会社はあまり多くないところだろう。なお、東証プライムに上場しており、安心感がある不動産一括査定サイトと言えるだろう。

「LIFULL HOME’S」のメリット・デメリット・おすすめポイントは?

メリット

  • ・大手不動産ポータルサイト「LIFULL HOME’S」が運営しており、掲載不動産会社のメリットや担当者のコメントなどが読める
    ・掲載不動産会社数が2399社とトップクラス

デメリット

  • ・掲載している不動産仲介会社は、大手があまり多くない

LIFULL HOME’Sはこんな人におすすめ!

  • ・大手不動産ポータルサイト運営の安心感があり、多数の不動産仲介会社に査定して欲しい人におすすめ

 

不動産一括査定サイトおすすめ⑥
「リビンマッチ」

不動産一括査定サイトのリビンマッチ

不動産一括査定サイトの「リビンマッチ」
◆リビンマッチ
対応物件 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫
提携社数 1700社
サービス開始 2006年
運営会社 リビン・テクノロジーズ(東証グロース)
紹介会社数 最大6社(売却6社、賃貸、買取)
公式サイト 「リビンマッチ」公式サイト

「リビンマッチ」についても、掲載する不動産仲介会社が1,700社以上と多い。投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫など幅広い種類の不動産にも対応しているだけでなく、地方の不動産仲介会社ネットワークも充実しており、あらゆるエリア、あらゆる物件を査定しようとした時でも対応できるのがメリットだろう。

運営会社は東証グロースに上場しており、サービス開始も2006年と、10年以上のサービス歴を持っている。

不動産に関する様々なサービスを幅広く手掛けており、知名度は徐々に上がってきている。

「リビンマッチ」のメリット・デメリット・おすすめポイントは?

メリット

  • ・掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある

デメリット

  • ・エリアによって売却査定候補の不動産会社数が少なく表示される場合がある

リビンマッチはこんな人におすすめ!

  • ・大都市だけでなく、地方の不動産も含めて幅広いエリアで査定したいと考えている人におすすめ

 

不動産一括査定サイト⑦
【ズバット不動産売却】一棟マンション・ビルの査定をしたい人におすすめ

ズバット不動産売却

特徴 厳選した不動産会社のみと提携
比較サイト運営歴20年以上の会社が運営
・情報セキュリティマネジメントシステムの国際認証基準である「ISO27001」の認証を取得しており安心感あり
対応物件 マンション、戸建て、土地、一棟マンション、一棟ビル
紹介会社数 最大6社
運営会社 ウェブクルー
ズバット不動産売却無料査定はこちら >>

「ズバット不動産売却」は、マンションや戸建て、土地のほか、一棟マンションや一棟ビルの査定にも対応している一括査定サイト。

情報セキュリティマネジメントシステムの国際認証基準である「ISO27001」の認証を取得しているため信頼感がある。なお、厳選した不動産会社のみと提携しているが、その分提携数が少ない点がデメリットとも言える。

不動産一括査定サイト⑧
【おうちクラベル(旧おうちダイレクト)】

おうちクラベル

特徴 ・国内大手のソニーグループの関連会社「SREホールディングス」が運営する一括査定サイト
・AI査定で、査定依頼後すぐに結果が分かる
対応物件 マンション、戸建て、土地、一棟マンション、一棟アパート、店舗、事務所
紹介会社数 最大15社
運営会社 SREホールディングス株式会社(東証プライム上場企業)
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おうちクラベル(旧おうちダイレクト)」は、国内大手のソニーグループの関連会社である「SREホールディングス」が運営する不動産一括査定サイト。査定依頼後、AI査定による査定結果がすぐに分かる。また、AIと不動産会社の査定額を比較し、最高値を算出するなど、AIを活用したサービスが特徴だ。

また、紹介会社数は最大15社と、不動産一括査定サイトの中でもトップクラスとなっている。

 

不動産一括査定サイト⑨
【RE-Guide(リガイド)】賃料査定やリフォーム査定を依頼したい人におすすめ

リガイドトップページ

「RE-Guide」トップページ

特徴 ・一度に最大10社まで査定依頼できる
・Yahoo!やFacebookのアカウントを持っていれば情報を引き継ぐことができる
対応物件 マンション、戸建て、土地、ビル、アパート、店舗・事務所
紹介会社数 最大10社
運営会社 株式会社ウェイブダッシュ
RE-Guide無料査定はこちら >>

RE-Guide(リガイド)」は、元はSBI不動産グループが運営し、13年の歴史がある不動産一括査定サイト。一度に最大10社まで査定依頼可能なことがメリットだ。

多くの不動産一括査定サイトでは売却査定のみだが、「リガイド」では、賃貸に出した場合の価格査定や、リフォーム費用の査定ができるのも特徴。売却するか賃貸に出すかを悩んでいる人にはうってつけといえるだろう。ただし、賃貸査定は対応する会社が少ないため、査定できない場合も多く、今後の対応社数増加に期待したい。

なお「リガイド」には、査定依頼以外にも、不動産売却ガイドや自宅売却必勝法など役立つ情報も掲載してあるので、一読しておくと参考になるだろう。

不動産一括査定サイト➉
【マイスミEX】工場、倉庫、農地の査定をしたい人におすすめ

マイスミEXトップページ

「マイスミEX」トップページ

特徴 ・プライバシーマーク認定を取っているので信頼性がある
・提携会社数は少ないが、社名はすべて記載している
対応物件 分譲マンション、一戸建て、土地・農地、アパート一棟、区分マンション、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、区分所有ビル、店舗、工場、倉庫
紹介会社数 最大6社
運営会社 株式会社じげん
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「マイスミEX」は、東証プライム上場企業の株式会社じげんが運営する一括査定サイトだ。プライバシーマーク認定を取っているので信頼性があり、対応不動産もマンション、戸建てのほか、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある。

デメリットは、提携する不動産会社数が約29社と少ない点だろう。ただ、掲載企業の一覧を公開し、各社のアピールポイントなども見られるので、安心感がある。

 

不動産一括査定サイト⑪
【タウンライフ不動産売買】売却だけでなく購入サポートもしてほしい人におすすめ

タウンライフ不動産売買トップページ

「タウンライフ不動産売買」トップページ

特徴 ・売却だけでなく購入向けのサービスも展開しており、住み替えの検討にも活用できる
・売却の査定結果は、メールだけでなく書面での送付にも対応
・査定依頼者全員に「不動産売却パーフェクトガイドブック」をプレゼント
対応物件 分譲マンション、一戸建て、土地・一棟マンション・アパートなど
紹介会社数 不明
運営会社 タウンライフ株式会社
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不動産一括査定サイト⑫
【イエイ】依頼を断りたい時はイエイが代行してくれる

不動産一括査定のイエイ

「イエイ」トップページ

特徴 ・お断り代行がある
対応物件 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
紹介会社数 最大6社
運営会社 セカイエ

「イエイ」は、10年以上の運営歴がある老舗の不動産一括査定サイトの一つだ。店舗、農地など幅広い不動産にも対応しているのがメリットだ。

特徴のあるサービスとしては、「お断り代行」がある。「不動産の担当者が熱心で断りづらい」「対応が不誠実な会社があった」といった場合、イエイのサポートデスクの相談員が、売主に代わって不動産会社へ断りの連絡を入れてくれるというものだ。それも、イエイで掲載していない不動産仲介会社への断りの連絡も対応してくれるという。

運営会社は、2017年にリフォーム関連会社と合併している。今後、相乗効果を発揮して業績を伸ばしていけば、より信頼感が増すだろう。

「イエイ」のメリット・デメリット・おすすめポイントは?

メリット

  • ・対象となる不動産の種類が多い
    ・「お断り代行」という他社にないサービスもある

デメリット

  • ・経営母体の規模が小さい

イエイはこんな人におすすめ!

  • ・マンション、戸建だけでなく、店舗、農地など幅広い不動産を売りたい人におすすめ