経営者や個人事業主で、ビジネスカードへの入会を検討している方は多いでしょう。
世の中には数多くのビジネスカードがありますが、中でも高ステータスカードとして知られる「アメリカン・エキスプレス」ブランドが発行する「アメックスグリーンビジネス」カードはおすすめできます。
なぜ他のブランドではなくアメックスグリーンビジネスが良いのか、具体的な特徴やメリット、ポイント還元率や特典の内容、注意点や申込方法等について、初めてビジネスカードを申し込む方にもわかりやすいように、詳しく解説していきます。
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目次
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カードの基本情報
年会費 | 13,200円 |
ポイント還元率 | 0.50% |
ETCカード | 無料 ※20枚まで発行可能 |
従業員カード | 6,600円 ※8枚まで発行可能 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 5,000万円 国内旅行傷害保険 5,000万円 ショッピング保険 500万円 |
アメックスビジネスグリーンは、アメックスが発行するビジネスカードのうち一般カードに位置します。
年会費は13,200円と決して安くはありませんが、ETCカードや従業員カードが副住まい発行できる点や、充実した付帯保険とビジネスに役立つ特典が魅力です。
アメックスビジネスグリーンとアメックスグリーンの違い
アメックスビジネスグリーン |
アメックスグリーン |
|
年会費 | 13,200円 | 13,200円(月額1,100円) |
ポイント還元率 | 0.50% | 0.50% |
ETCカード | 無料 ※20枚まで発行可能 |
無料 ※発行手数料935円 ※5枚まで発行可能 |
従業員カード | 6,600円 ※8枚まで発行可能 |
6,600円(月額550円) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 5,000万円 国内旅行傷害保険 5,000万円 ショッピング保険 500万円 |
海外旅行傷害保険 5,000万円 国内旅行傷害保険 5,000万円 ショッピング保険 500万円 スマートフォン・プロテクション |
ビジネス向け特典 | ビジネス情報調査代行サービス ビジネスコンサルティングサービス クラブオフ |
- |
アメックスビジネスグリーンと「アメックスグリーン」は、カードを発行する対象者が異なります。アメックスビジネスグリーンは法人や個人事業主向けであるため、個人で作る場合は必然的に「アメックスグリーン」の方を選ぶことになります。
また特典の内容も異なります。アメックスビジネスグリーンは個人向けの「アメックスグリーン」の方には付帯されていない、ビジネスに特化した特典が充実しています。それらの特典は仕事や出張におけるスキマ時間の活用や、経営力・人脈の向上につながります。
アメックスビジネスグリーンの特徴・メリット
次はアメックスビジネスグリーンの特徴とメリットについて、6つの点をそれぞれ解説していきます。
ポイント還元率が1.0%と高い
アメックスビジネスグリーンカードのポイント通常還元率は「1.0%」です。年会費が無料のカードは還元率が「0.5%」であることが多いため、この点は有料カード特有の高還元率だといえます。
ちなみにポイントの付与単位は「100円あたり1ポイント」ですが、貯めたポイントの使い道によって還元率が変わる点には注意が必要です。詳しい数字は後ほど解説しますが、基本的には他社ポイントに換えるよりもマイルに換えた方が高還元率になります。
貯めたポイントは各種マイルに交換可能
アメックスビジネスグリーンでの買い物で貯めたポイントは、次に挙げる15の提携航空会社のマイルに交換できます。
- 全日空:ANAマイレージクラブ
- 日本航空:JALマイレージバンク
- スカンジナビア航空:ユーロボーナス
- キャセイパシフィック航空:アジア・マイル
- エティハド航空:エティハド ゲスト
- エミレーツ航空:エミレーツ・スカイワーズ
- エールフランスKLM:フライング・ブルー
- カタール航空:プリビレッジクラブ
- カンタス・フリーク:エントフライヤー
- シンガポール航空:クリスフライヤー
- タイ航空:ロイヤルオーキッドプラス
- デルタ航空:スカイマイル
- フィンエアー:フィンエアープラス
- ブリティッシュ・エアウェイズ:エグゼクティブ・クラブ
- ヴァージンアトランティック航空:フライングクラブ
ポイントからマイル、ポイントから他社ポイントへの交換レートは、次の要素により変動します。
- 交換する航空会社(マイル)の種類
- ポイントの種類
- 「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入状況
具体的な交換レートについては、次の表をご覧ください。
比較項目 | メンバーシップ・リワード・プラス登録済み | メンバーシップ・リワード・プラス未登録 |
ANAマイル | 1,000ポイント→1,000マイル | 2,000ポイント→1,000マイル |
JALマイル | 2,500ポイント→1,000マイル | 3,000ポイント→1,000マイル |
その他航空会社のマイル | 1,250ポイント→1,000マイル | 2,000ポイント→1,000マイル |
提携ホテル ヒルトン・オナーズ |
1,000ポイント→1,250ポイント | 2,000ポイント→1,250ポイント |
提携ホテル マリオットボンヴォイ |
1,000ポイント→990ポイント | 2,000ポイント→1,250ポイント |
楽天ポイント | 3,000ポイント→1,400ポイント | 3,000ポイント→900ポイント |
上記のとおり、アメックスビジネスグリーンを使いこなすなら「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録は必須です。登録する場合は「3,300円」の年会費がかかりますが、ポイントの有効期限が無期限になるため、ポイントの長期保有により消失するリスクを回避できます。
従業員用カードの限度額を設定できる
アメックスビジネスグリーンカードは、本人会員以外の従業員等が保有できる「追加カード」を9枚まで発行できます。追加カードの要件は次のとおりです。
- 年会費:税込6,600円
- 年齢:18歳以上
- 対象者:役員または従業員
本人会員は、発行した追加カードの限度額を自由に決定できます。そのため役職や仕事内容に応じて金額を調整したり、紛失等のトラブルが発生した際に追加カードの利用を停止することも可能です。
キャッシュフローにゆとりが生まれる
アメックスビジネスグリーンを利用して決済を行うことで、現金で支払うよりもキャッシュフローにゆとりが生まれます。
締め日・引き落とし日は支払い先に設定する金融機関によって異なりますが、締め日の20日後が引き落とし日となっているため1ヵ月程度支払いを先延ばしにすることが可能です。
手元に現金がなくてもアメックスビジネスグリーンを利用することで仕入れや支払いができるのはメリットと言えます。
経費精算が楽になる
アメックスビジネスグリーンはビジネス向けに用意されたカードであるため、経費計算や資金繰りに役立つサービスが利用できます。
具体的には、以下のような管理サービス・他社サービスとの連携により、入出費の視覚化やキャッシュフローの改善などが可能になります。
- 請求管理ロボ:データ一元管理による請求書発行・催促・売掛金回収等の自動化
- クラウド会計ソフト「弥生会計」との連携:入出金の管理と経理業務の自動化
- クラウド会計ソフト「freee」との連携:入出金の管理と経理業務の自動化
これらのサービスを積極的に活用すれば、本来は自力で行う必要があるお金の管理を簡易化し、大幅な時短やコストカットを実現できます。
ビジネスに役立つ特典が多い
アメックスビジネスグリーンは、ビジネスに役立つさまざまな特典が付帯されています。特に国内外でビジネスを展開されている方、出張が多い方やフレキシブルな働き方をする方に対しての訴求力が強い特典が豊富です。
特典の具体的な内容については、次から詳しく解説します。
アメックスビジネスグリーンの特典内容を紹介
次はアメックスビジネスグリーンで利用できる6つの特典内容について、それぞれ解説していきます。
国内主要空港のラウンジが同伴者1名まで無料
アメックスビジネスグリーンは、国内・海外にある29箇所の空港ラウンジを、同伴者1名まで無料で利用できます。個人向けのグリーンカードは同伴者は無料にならないため、その点でビジネスグリーンにはアドバンテージがあります。
各地の空港ラウンジにはWi-Fi環境が完備されており、無料のドリンクサービスも利用できます。出張でよく飛行機を利用する方にとっては、休息を取ったり時間を有効活用するための必須サービスといえるでしょう。
最高5,000万円まで補償の国内・海外旅行傷害保険付帯
アメックスビジネスグリーンは、国内・海外両方の旅行傷害保険が付帯されています。どちらも最大5,000万円まで補償され、ホテルでの傷害や事故など幅広いケースに対応しています。
カードで購入した商品への補償も手厚い
アメックスビジネスグリーンには、購入後90日以内のトラブルが最大500万円まで補償される「ショッピング・プロテクション」が付帯されています。
たとえば盗難や火災等によるスマートフォンの画面のひび割れ・水濡れによる故障等における修理代金や購入代金が補償されます。
ビジネス・マッチング・サービスを提供
アメックスビジネスグリーン会員は「ビジネス・マッチング」というサービスを通じて機会を拡大できます。会員限定のコミュニティでは相性の良い事業主やパートナー、商談相手を探すことができます。
オフラインでのイベントも定期的に開催されるため、参加すれば経営者に欠かせない各方面への人脈を広げることにつながります。
「ジー・サーチ」・「クラブオフ」の年会費無料
アメックスビジネスグリーンの会員が利用できるビジネス情報サービス「ジー・サーチ」は、公告や企業等の最新ビジネス関連情報を無料で提供するサービスが利用できます。
また、20万以上の施設を優待価格で利用できる「クラブオフ」という福利厚生プログラムの登録料が無料になります。
全国のシェアオフィス等が利用可能な「OFFICE PASS」付帯
アメックスビジネスグリーンには、全国に550以上あるコワーキングスペースやシェアオフィスを優待価格で利用できる「OFFICE PASS」が付帯されています。
会員なら予約不要で利用できるため、リモートワークの効率を高めたい方や、スキマ時間を有効活用したい方に向いています。
アメックスビジネスグリーンの注意点・デメリット
次はアメックスビジネスグリーンの注意点やデメリットについて、3つの点をそれぞれ解説していきます。
年会費が13,200円かかる
アメックスビジネスグリーンは無料のクレジットカードではなく、年会費が「13,200円」発生します。そのため申し込むかどうかは、このカードでしか得られない特典やポイントサービスに、魅力や明確なメリットを感じるかどうかに左右されます。
仮に10年以上使用する場合は年会費だけで10万円以上の出費になるため、単に「クレジットカードを使いたいだけの人」はこのコストを無駄に感じるでしょう。
分割払いには対応していない
アメックスビジネスグリーンは、他のクレジットカードなら普通に対応している「分割払い」に基本対応しておらず、1回払いになります。ただし「ペイフレックス for Business」を利用すれば支払い分を後から分割・リボ払いに変更できます。
「ペイフレックス for Business」の「あと分割」では、3回・6回・12回から支払回数を選びます。「あとリボ」では、利用残高に応じて毎月の返済額が決定されます。どちらもキャッシュフローを安定させるうえで重要なサービスなので、ぜひ活用しましょう。
プライオリティ・パスが付帯していない
アメックスビジネスグリーンには、世界に1400以上あるVIP空港ラウンジを優待価格で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯されていません。プライオリティ・パスが付帯されているのは、次に挙げるアメックスカードのみです。
- グリーン・カード
- ゴールド・カード
- ゴールド・プリファード・カード
- プラチナ・カード
- ANAゴールド・カード
- ANAプレミアム・カード
- ビジネス・プラチナ・カード
上記のとおり個人向けの「アメックスグリーン」の方には付帯されているため、この点をデメリットに感じる方は多いでしょう。
アメックスビジネスグリーンの審査は厳しい?審査落ちする場合はどんなとき?
次はアメックスビジネスグリーンの審査について解説していきます。
アメックスビジネスグリーンの審査条件
アメックスビジネスグリーンの審査では、個人事業主や開業直後の法人でも、本人確認書類のみで申し込み可能なのが特徴です。そのため、他の法人カードと比べると比較的緩めと感じるでしょう。
アメックスのプロパーカードの中では年会費が最も手頃な部類に入りますが、それでも年会費は15,400円(税込)と高めです。
審査は、事業の規模や収益性、代表者の信用情報などを総合的に判断して行われます。
アメックスビジネスグリーンの審査に落ちる場合
アメックスビジネスグリーンの審査に落ちる主な理由は、以下のとおりです。
- 申し込み資格・条件を満たしていない
- 信用情報に問題がある
- 事業の実態が不透明
- 多重申込みをしている
- カード保有枚数が多い
- 本人確認書類の不備
特に個人事業主の場合、事業の実態が不透明だと判断されやすく、自社のホームページがない、事業用の銀行口座がない、開業届が未提出、事業用の事務所がないなどの場合は審査落ちのリスクが高まります。
また、個人での過去のクレジットカード支払い遅延歴や借入件数の多さ、クレジットカードの多重申込みなども影響します。
年収の低さや業歴の浅さはさほど問題にならない一方で、ビジネスとしての信頼性や申込者個人の信用力が重要になってくるでしょう。
アメックスビジネスグリーンは個人事業主でも申し込みできる?
アメックスビジネスグリーンは個人事業主の方でも申し込みが可能です。アメックスのビジネスカードは法人向けのイメージが強いですが、実は個人事業主やフリーランスの方も申し込めるのが特徴です。
申し込みの際に必要なのは本人確認書類のみで、決算書や登記簿謄本などの提出は原則不要で、開業して間もない個人事業主の方でも、比較的容易に申し込みができます。年会費は13,200円(税込)とやや高めですが、充実した付帯保険やビジネスに役立つ様々な特典が魅力です。
アメックスビジネスグリーンの審査日数
アメックスビジネスグリーンの審査日数は、申込方法や時期によって異なりますが、おおむね1週間から3週間程度です。
インターネットから申し込むのが最も早く、最短で即日〜数日で審査結果が出ることもあります。ただし、土日祝日は審査対象外なので、平日の午前中に申し込むのがおすすめです。
一方、郵送での申し込みは、書類の到着や不備の確認などに時間がかかるため、カードが届くまで約3週間〜5週間ほど見ておく必要があります。
また、繁忙期の年末年始などは通常より審査に時間がかかる場合もあります。
アメックスビジネスグリーンの審査落ちの場合は再申し込みできない?
アメックスビジネスグリーンカードの審査に落ちてしまった場合、すぐに再申し込みをしても通過する可能性は低いでしょう。
短期間に複数回申し込みを行うことで「カード払いをしなければ生活できない人なのでは?」と、クレジットカード会社から返済能力の低さを疑われて審査に落ちることがあります。
これは、アメックスビジネスグリーンに限ったことではなく、クレジットカード全体としていえる点です。
まず、審査落ちの原因を見直し、信用情報の改善に努めることをおすすめします。例えば、他社のクレジットカードの利用状況を安定させたり、複数の借り入れがあるなら完済できるものは済ませておくなどです。
アメックスビジネスグリーンの申し込み~発行の流れ
次はアメックスビジネスグリーンを申し込んでから受け取るまでの流れについて解説していきます。
アメックスビジネスグリーンの申し込み方法
アメックスビジネスグリーンを申し込む手順は、次のとおりです。
- アメックスビジネスグリーンの公式サイトにアクセスする
- 「お申し込みはこちら」から個人事業主・法人のどちらかを選択する
- 本人情報・収入や勤務先の情報など、必要事項をすべて入力する
- 入力と申し込みが完了したら、メールで審査結果が届く
- 郵便局から「本人限定受取郵便到着のお知らせ」が届いたら受け取り方を指定する
- 指定した住所でクレジットカードを受け取る
最速でアメックスビジネスグリーンカードを受け取れるのは、上記のとおりネットで申し込む方法です。本人確認書類の提出は画像のアップロードで完結するため、追加提出が要求されない限り紙面の書類を送付する必要はありません。
アメックスビジネスグリーンの必要書類
アメックスビジネスグリーンの申し込みには、次の2つの書類が必要です。
- 本人確認書類
- 登記事項証明書または登記事項証明書
本人確認書類として利用できるのは以下の書類であり、いずれか一点の提出が必須です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 各種健康保険証
- パスポート(2020年2月3日以前に申請したもの)
- 住⺠票の写し
- マイナンバーカード(個人番号カード)(表面のみ)
- 写真付き住⺠基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
上記の本人確認書類はクレジットカードを受け取る際にも必要となるため、覚えておきましょう。法人は登記事項証明書の提出にあたり、次のいずれかの書類を用意する必要があります。
- 履歴事項全部証明書
- 現在事項全部証明書
上記の書類を用いた本人確認が完了すると、アメックスから「本人確認完了のお知らせ」という書類が届きます。カードの申し込み後はカードを受け取るまで住所変更ができない点と、郵便局の保管期限となる10日以内に受け取る必要がある点には注意が必要です。
アメックスビジネスグリーンの新規入会キャンペーン
アメックスビジネスグリーンは現在、新規入会者向けにキャンペーンを開催しています。具体的には次の条件を達成することで、合計8万ポイントが受け取れます。(2024年4月26日現在)
- 入会後4ヶ月以内に合計50万円以上利用する:1万ポイント
- 入会後6ヶ月以内に対象加盟店で合計200万円以上利用する:5万ポイント
- 通常時にカードを合計200万円以上利用する:2万ポイント
普通に8万ポイントを貯めようとすると、還元率が1%だとしても800万円利用する必要があります。マイルや他社ポイントへお得に交換できる良いキャンペーンなので、ぜひ条件を達成して活用しましょう。
アメックスビジネスグリーンに関するFAQ
最後に、アメックスビジネスグリーンに関する3つのよくある質問に回答していきます。
アメックスビジネスグリーンが向いている人の特徴は?
アメックスビジネスグリーンは、次の要件に当てはまる方に向いています。
- ビジネスを活性化させたい経営者や個人事業主
- 国内・海外への出張が多い方
- アメックスビジネスグリーンの審査で見られるポイント
アメックスビジネスグリーンは、その名の通りビジネス用に最適化されたカードであり、会計ソフトとの連携や経営者同士のマッチング、コワーキングスペースの割引等を提供しています。
それらのメリットを最大限享受できるのは、常にビジネスシーンの最前線に立ち続ける経営者や個人事業主、会社員などです。クレジットカードを活用してお金の流れを視覚化し、キャッシュフローを最適化したいスタートアップのCEOや従業員用にもおすすめできます。
アメックスビジネスグリーンの利用限度額は?
アメックスビジネスグリーンは、いわゆる「上限額」が決められていません。だからといって無限に使えるわけではなく、上限は審査結果に応じて会員ごとに設定される利用限度額に依存します。
通常、利用限度額は利用実績に応じて増えていくため、最初は利用できなかった用途にもカードが使えるようになり、利便性が向上します。ただし支払いの延滞や規約違反が発生すると限度額が大幅に下がったり、カードが使用できなくなることもあるため注意が必要です。
アメックスビジネスグリーンは上位カードへのインビテーションがある?
アメックスビジネスグリーン会員は、利用後数ヶ月から数年で上位カードへのインビテーション(招待)を受けられることがあります。インビテーションは一定の条件を満たした会員に対してメール形式で送られますが、明確な条件は公表されていません。
アメックスビジネスグリーンの審査で見られるポイント
アメックスビジネスグリーンに限らず、アメックスすべてのクレジットカードにおける審査基準は公表されていません。そのため審査の結果にかかわらず「なぜ落ちたか」とか「何を改善すれば審査に通るのか」を知ることはできません。
しかし、基本的な審査で見られる部分は他のクレジットカードと同様で、個人の勤務先や収入、勤続年数や信用状態が重要です。また当カードはビジネス向けであるため、設立年数や事業の安定性、提出する書類の内容が特に重視されると予測されます。
アメックスビジネスグリーンは年会費ですか月会費ですか?
アメックスビジネスグリーンの会費は年会費です。年会費は13,200円(税込)、追加カードは1枚につき年会費6,600円(税込)です。 カード発行に際しては、アメリカン・エキスプレス所定の審査があります。
アメックスビジネスグリーンはサラリーマンでも申し込みできますか?
アメックスビジネスグリーンは、ビジネスカードでありながら、決算書や登記簿謄本などが不要で、本人確認書類のみで申し込み可能です。
そのため、副業などで利用するサラリーマンやフリーランスでも申し込みできるカードです。
まとめ
アメックスビジネスグリーンはビジネスシーンで活躍する人におすすめできる高ステータスカードであり、ビジネスを加速させる特典も豊富です。今までは通常のクレジットカードをビジネスに活用してきたという方も、この機会にビジネスカードへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。