選ぶなと言われる薬剤師転職サイトの特徴は？おすすめのエージェントと転職しない方が良い言われる理由

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薬剤師が働きながら転職活動をしようとしても、時間も余裕もなく難しいもので、不採用が続く場合もあり、転職活動が長引いてしまうことがあります。

薬剤師が転職サイトを利用するメリットやおすすめの転職サイトをご紹介します。

これだけは選ぶな！おすすめできない転職サイトの特徴

転職サイトおよび薬剤師に特化した転職サイトは数多くあり、その中でも今回当記事で紹介した薬剤師転職サイトは、優良サイトばかりです。

しかし、数ある転職サイトの中には、あまり評判の良くない・厳しい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サイトもあるので、しっかりと見極める必要があります。

では、おすすめできない転職サイトを見分けるためには、どんな点を確認すればいいのか、以下よりだめな転職サイトの特徴を紹介します。

人材紹介に必要な認可を受けていない

厚生労働省から許可を取得していない転職サイトは利用してはいけません。転職サイトは、派遣業・人材紹介業に該当するので、それらの業務で収益を得る場合、厚生労働省から事業免許番号の所得が必要です。

もし、許可なく運営していたら違法になり、懲役・罰金という処分が下されます。違法で運営されているサイトが、真っ当な対応をしてくれるはずがないので、登録しないようにしましょう。

転職サイトの会社概要を見れば、事業免許番号が掲載されているので、事業免許番号が見当たらない、会社概要自体がないところは、怪しいと判断して間違いありません。

求人の掲載日が記載されていない

掲載日の日付が記載されていないサイトは怪しいと判断していいでしょう。掲載日がないといつ頃の情報なのか、すでに募集が終了しているのか、判断できません。

そのようなサイトは求人数が少なく、サイト上の見た目をよくするために古い情報をそのまま載せている場合が多いです。

優良サイトであれば、常に最新の求人情報が更新されて、掲載日の日付もしっかりと記載されているので、いつ頃の情報なのか把握できます。

同じサイト内で複数のエージェントから連絡がくる

転職サイトに登録をすると、複数のエージェントから連絡が来るケースもあります。

どのエージェントも会員のために、有益な情報を伝えようと連絡を行なっていますが、複数から連絡が来ると、情報が多過ぎて混乱してしまうでしょう。

退会方法が複雑で分かりづらい

転職サイトの中には退会方法が分かりにくいサイトも存在します。

優良サイトであれば、退会用のページが用意されており、スムーズに退会が可能です。しかし中にはお問い合わせフォームから申し出・電話やメールで直接申し込みをしないといけないところもあります。

薬剤師におすすめの転職サイト

転職サイトは多数ありますが、その中でも薬剤師に特化した転職サイトがあります。しかし転職を検討している薬剤師の方は、どの転職サイトが自分に合うのかわからない人もいるでしょう。

そんな方のために厳選したおすすめの薬剤師の転職サイトを紹介します。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師のおすすめポイント

• 全国14拠点で運営
• アドバイザーによる親身な対応
• 情報収集・企業との交渉を代行

社会人・学生・結婚や暮らしなど、さまざまな対象へのサービス・サポートを提供している株式会社マイナビが運営しているのが、マイナビ薬剤師です。全国14エリアにて窓口を設置しているので、地方での職探しにも苦労しません。

14エリアには薬剤師専任アドバイザーが常駐しており、会員の希f望に沿った求人を提示してくれます。豊富な知識・スキルによる企業との交渉も、代行して円滑に行なってくれるので安心です。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフのおすすめポイント

• 調剤薬局の求人数が充実
• 高時給の派遣求人が多い
• 研修が充実

株式会社メディカルリソースが運営しているのが、ファルマスタッフです。ファルマスタッフの特色は、調剤薬局・派遣社員の求人が業界トップクラスという点があります。地方の求人数も充実しているので、地方で働きたい人も安心です。

登録会員を対象としたスキルアップ・キャリアップのための研修・セミナーも用意されているので、高収入を目指している人には、お得といえます。

薬キャリエージェント

※エムスリーキャリア調べ

薬キャリエージェントのおすすめポイント

• 対面の面談なしで転職活動が進められる
• 調剤薬局・病院の求人が充実
• チーム制のため、手厚いサポートが受けられる

薬キャリエージェントは、調剤薬局・病院の求人案件が豊富なので、それらの転職を目指している人に有利です。また、企業との面談も代行してくれるので、対面の面談が苦手な人も安心といえます。

また、薬キャリエージェントが他と違うのは、チーム制で会員をサポートする点です。複数のアドバイスが受けられるので、質の高い中身のある転職活動が行なえます。

レバウェル薬剤師

レバウェル薬剤師のおすすめポイント

• LINE相談を受け付けている
• 職場の詳細情報を教えてもらえる
• 直接応募・スカウトサービス・転職エージェントを利用できる

レバウェル薬剤師は、直接応募だけではなくスカウトサービスと転職エージェントも利用できるので、自分が希望した通りの求職活動が可能です。

14,000の医療機関と取引しているので、職場の細かい情報を入手できるのも大きなメリットです。

目的別のおすすめ薬剤師転職サイト

目的別におすすめできる薬剤師転職サイトをご紹介します。

ヤクマッチ

ヤクマッチのおすすめポイント

• 地方求人・現場情報が充実
• 資格取得者であるアドバイザーが常駐
• マッチング率の高い求人情報の提供

ヤクマッチの強みは、運営会社がコンサルタント業も兼任している点です。コンサルティング業務の視点も持ち合わせているので、会員の希望を的確にヒアリングして、最もふさわしい求人を提供してくれます。

ただ求人情報の提供だけでなく、現場はどのような雰囲気なのかといった、リアルな情報提供も可能です。

お仕事ラボ

お仕事ラボおすすめポイント

• 定着率が高い
• アドバイザー側が交渉してくれる
• 調剤薬局の高収入求人が充実

株式会社AXISが運営しているサイトが、お仕事ラボです。お仕事ラボは登録後、アドバイザーがしっかりと希望条件をヒアリングして、会員にぴったりの求人を案内してくれるので、定着率が高くなります。

また、アドバイザー側が求人を出していない会社に交渉をするため、公開求人のない会社との交渉もできます。

アポプラス薬剤師

アポプラス薬剤師のおすすめポイント

• 無料相談会・スキルアップ研修が充実
• キャリアコンサルタントがハイスペック
• 25年以上の実績

アポプラスキャリア株式会社が運営しているサイトが、アポプラス薬剤師です。他の転職サイトに比べると、求人数は若干少なめですが、25年運営の実績により質の高い求人提供が受けられます。

キャリアコンサルタントが、サイト上に顔写真・プロフィール付きで紹介されているのも特徴です。一人ひとりが豊富な経験・知識を持っていることがわかります。

日経DIキャリア

日経DIキャリアのおすすめポイント

• 多くの転職サイトの求人が見られる
• 求人紹介サービスあり
• スカウトサービスあり

株式会社日経HRが運営している日経DIキャリアは、他の転職サイト運営会社28社と提携しているサイトです。一つのサイトによって複数の転職サイトがまとめられているため、効率的に求人情報の収集ができます。

スカウト・求人紹介のサービスもあるため、より効率的な転職活動が可能です。

ジョブメドレー

ジョブメドレーおすすめポイント

• 自分のペースで転職活動が可能
• web面接、LINE情報提供サービスあり
• 介護の求人が多い

株式会社メドレー​​が運営しているサイトが、ジョブメドレーです。ジョブメドレーは、他のサイトのように専属アドバイザーがいないために、企業と直接の交渉を行ないます。自分のペースで転職活動をしたい人に向いているといえるでしょう。

また、介護の求人数が充実しているため、介護の仕事を探している人に向いています。

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師おすすめポイント

• 迅速な対応でスピード就職が可能
• 企業の求人が充実
• 転職に関する豊富な知識・スキルを習得できる

株式会社リクルートメディカルキャリアが運営しているのが、リクナビ薬剤師です。転職・就職に関するスペシャリストであるリクリート系列の会社が運営しているので、質の高い転職スキルを習得できます。

また、すぐに仕事を見つけたい人の希望に合わせて迅速に動いてくれるため、最短3日で内定を得ることも可能です。

ジョブデポ薬剤師

ジョブデポ薬剤師おすすめポイント

• 電話のみで求人案内を受けることが可能
• 病院の求人数が充実
• 転職に成功したら40万円のお祝い金キャンペーンあり

with Career株式会社が運営しているサイトが、ジョブデポ薬剤師です。ジョブデポ薬剤師は、アドバイザーとの対面ではなく電話の身のやり取りで求人案内を受けることができます。時間がなくて対面ができない人でも安心です。

また、条件付きでお祝い金のサービスもあるので、転職のモチベーションも上がります。

ヤクジョ

ヤクジョおすすめポイント

• 多様な雇用形態の求人が多い
• 電話での気軽な相談が可能
• アフターサービスも充実

ジェイ・ネクスト株式会社が運営しているのが、ヤクジョです。サイトでわかる通り、ヤクジョ＝薬剤師女子に対応した求人・情報・サービスが多めとなっています。

正社員だけでなくパート・アルバイトなど多様な形態の求人が豊富で、どんな希望にも合うようになっているのが特徴です。内定後のアフターフォローも万全のため、低い離職率を誇っています。

グッピー

グッピーのおすすめポイント

• 適性診断サービスあり
• 企業からのスカウトあり
• ハローワークの求人情報も使える

株式会社グッピーズが運営しているサイトが、グッピーです。適性診断サービスやハローワーク求人の利用などのメリットがありますが、求人数が少ないなどの欠点もあります。

ヤクジョブ

ヤクジョブおすすめポイント

• ライフプランまで見てくれるコンサルタント
• 調剤薬局の求人が多い
• 派遣求人の数も充実

クラシス株式会社が運営するサイトが、ヤクジョブです。丁寧なコンサルにより求人案内・就職の手配だけでなく、ライフプラン全体をサポートしてくれます。

調剤薬局・派遣社員の求人が豊富なので、これらの転職を目指している人は利用してみましょう。

ファゲット

ファゲットおすすめポイント

• 病院・企業の求人が豊富
• 対応が早く丁寧なアドバイザーが常駐
• 薬剤師応援プロジェクトの実施

株式会社JJメディケアキャリアが運営しているサイトが、ファゲットです。このサイトでは応援プロジェクトを実施しており、サイトの宣伝やお友達紹介を行なうと報酬金がもらえます。

病院・企業の求人が充実しているので、これらの転職を検討している人は、役立つでしょう。

薬剤師ワーカー

薬剤師ワーカーおすすめポイント

• 転職活動時だけでなく、入社後のアフターフォローも万全
• 個別相談会も実施
• 40〜60代の転職にも強い

株式会社トライトキャリアが運営しているサイトが、薬剤師ワーカーです。高齢者に差し掛かる60代が対象内の求人情報も豊富にあるので、60代でも働きたい人の強い味方となってくれるでしょう。

入社後に職場でのトラブルなどがあった場合も、迅速に対応してサポートをするのが特徴です。

ファルメイト

ファルメイトのおすすめポイント

• 薬剤師派遣の求人が多い
• 単発求人も豊富
• ファルメイト独自の制度を実施

株式会社ファル・メイトが運営しているサイトが、ファルメイトです。ファルメイトの特色は、エキスパート薬剤師制度を導入している点といえます。

これは一定のスキル所有の薬剤師をファルメイトが採用して、取引先の企業に所属してもらう制度です。これにより高収入が実現します。派遣・単発求人も多いので、短期で働きたい人に向いているといえるでしょう。

病院薬剤師ドットコム

病院薬剤師ドットコムおすすめポイント

• 医療業界全般の情報提供が可能
• 病院求人の非公開情報が豊富
• 職場の情報提供も可能

株式会社メディウェルが運営しているサイトが、病院薬剤師ドットコムです。20年以上にわたって培ってきた医療業界とのネットワークが豊富なため、業界全体の豊富な情報を提供してくれます。

ファーマキャリア

ファーマキャリアのおすすめポイント

• オーダーメイド求人の提供が可能
• 連絡が迅速で転職活動がスムーズにできる
• コンサルタントが質の高いアドバイス・サポートをしてくれる

エニーキャリア株式会社が運営しているサイトが、ファーマキャリアです。ファーマキャリアの売りはオーダーメイド求人の提供にあります。これは、会員の希望をしっかりと聞き出して、医療機関に連絡をして求人を作り出すやり方です。

電話やネットでの連絡も迅速なので、自分のやりたい転職活動がスムーズに行なえます。

アプロドットコム

アプロドットコムおすすめポイント

• どの雇用形態の求人も豊富
• 25年以上の実績
• キャリアドバイザーによる的確なサポート

株式会社アプロ・ドットコムが運営しているサイトが、アプロドットコムです。大手薬局の傘下などではなく独立系サイトであるため、偏った求人情報ではなく幅広い求人に対応しています。正社員・派遣・パートとあらゆる雇用形態の求人が揃っているので、どんな人材のニーズにも対応可能です。

薬剤師が転職サイトを利用するメリット

転職を検討している薬剤師が、初めて転職サイトを利用する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。以下より、その主なメリットである5つのポイントについて説明します。

• 無料で転職のサポートが受けられる
• 非公開求人を紹介してもらえる
• 履歴書や職務経歴書の作成サポートを受けられる
• 企業との調整や交渉を代行してもらえる
• 求人票に乗っていない情報を教えてもらえる

無料で転職のサポートが受けられる

転職サイトのメリットは、会員登録すれば無料でのサポートが受けられることです。転職サイトに会員登録をすれば、自分の希望に沿った求人案内・悩み相談・各種手続きの代行・サポートを受けられます。

そして転職サイトに登録すると、会員に対して専属のキャリアアドバイザーが担当となって、対応してくれる点です。

転職サイト登録前に転職活動をしていた人は、主に1人での活動になります。1人での転職活動は、うまくいかなくて悩んでしまう、かといって誰にも悩みを打ち明けられないといったストレスを抱えてしまう人も少なくありません。

しかし、転職サイトのキャリアアドバイザーがいれば、悩みを打ち明けられるので1人で悩みを抱えることがなくなります。

さらに、豊富な知識を持った専門家・キャリアアドバイザーから、転職活動がうまくいかない原因の解明・その対処法といったアドバイスも受けることも可能です。

また、就職後のアフターケアも行なってくれるので、就職後の悩みにも対応してくれます。

非公開求人を紹介してもらえる

転職サイトの強みは、そのサイトにしか掲載されていない非公開求人の紹介があることです。転職サイトは、業界での活動で培った独自のルート・コネクションを持っています。

それにより、通常の求人雑誌やサイト・ハローワークでは紹介されていない、転職サイト独自の情報・非公開求人を入手できるのです。

他の場所では入手できない、自分に適して条件（収入・職場環境など）も良い、お得な求人情報を紹介してもらえます。

履歴書や職務経歴書の作成サポートを受けられる

就職・転職活動で重要なのが履歴書・職務経歴書の作成です。これらの書類は、自分がいかに経験・知識・スキル（資格）を持っているかをアピールするために、重要な役割をはたします。

そのため、履歴書・職務経歴書は手を抜かずにしっかりと作成しないといけません。しかしその反面、「手間がかかる」「応募する会社に合わせて内容を変更しないといけないので面倒」といった意見もあります。

転職サイトは、そのような負担を軽減してもらうために、履歴書・職務経歴書の作成に関するサポートもある点も特徴です。応募する企業の特色に合わせてどんな内容が好ましいか、的確にアドバイスをしてくれるので、完成度の高い履歴書・職務経歴書を作成できます。

企業との調整や交渉を代行してもらえる

転職サイトは、企業との仲介役もしてくれます。通常の転職活動は、自信が企業と直接交渉して、面接や入社日程日・希望条件などを伝えなくてはいけません。

企業と個人という図式になるので、交渉ごとが苦手な人・口下手な人は、この時にうまく自分の意思が伝えられなくて苦労をする人もいるはずです。

しかし、転職サイトに登録していれば、担当のキャリアアドバイザーが経験と知識を活かして、円滑に企業と交渉してくれて、自分の希望に沿った日程調整や条件が実現します。

求人票に乗っていない情報を教えてもらえる

転職サイトに登録していながら、人によってはなかなか就職が決まらない人もいるでしょう。そのような人に対して、転職サイト側から求人票に掲載されていない情報提供もしてもらえるケースもあります。

求人票にない情報提供は必ずあるわけではなく、転職サイトの種類・担当についてくれたキャリアドバイザーとの相性もあるので、最初から期待してはいけません。

薬剤師が転職サイトを選ぶ際のポイント

薬剤師が転職サイトを利用する際、どのようなポイントを押さえる必要があるのでしょうか。転職サイトを選ぶときのポイントについて、以下より説明します。

• 求人数で選ぶ
• 求人の地域で選ぶ
• 求人票の詳しさで選ぶ
• 口コミの評判で選ぶ
• エージェントの質で選ぶ

求人数で選ぶ

純粋に求人数の多さを重視してその中から選択したいという人は、公表されている求人数に注目しましょう。

求人数の多い転職サイトは、以下の3つです。

1. ヤクマッチ：58,119件​​
2. 日経DIキャリア：67,427件
3. 薬キャリエージェント：20,746件

※求人数は2024年4月12日現在

どれも50,000件以上の公開求人数を誇っています。ただし非公開求人を入れると、求人数が50,000件を超えるサイトもあるので、確認しておきましょう。

求人の地域で選ぶ

都合で現在の場所から離れることになった時、あるいは都心を離れて地方で働きたいという場合、その引越し先の地域に薬剤師の求人が充実していないと仕事ができません。

転職サイトの中には求人の総数が多くても、都心部にだけ求人が集中しているところもあるので、自分が働きたい地域の求人が豊富であるかどうか、確認しましょう。

地方の求人が充実している転職サイトは、以下の3つです。

1. 日経DIキャリア​​
2. マイナビ薬剤師
3. 薬キャリエージェント

どの転職サイトも全国対応になっていますが、その中でも上記の3サイトが、関東・関西・東北・九州の求人が豊富です。

求人票の詳しさで選ぶ

昇給制度や職場の雰囲気、待遇など、求人内容を詳しく知りたい人は、求人票の詳しい転職サイトを選ばないといけません。

求人票の詳しさにこだわる人は、以下の3つのサイトがおすすめです。

1. 薬キャリエージェント
2. マイナビ薬剤師
3. ファルマスタッフ

上記のサイトは、公開している求人情報だけでなく、社風や職場の雰囲気、職場で働いた人の感想など、細かい情報を提供してくれます。

口コミの評判で選ぶ

薬剤師の転職サイトを選ぶ際は、口コミのチェックも重要です。あまりにも悪評が集まっているところは避けた方が無難です。

口コミで高評価の多い転職サイトは、以下の3つです。

1. ファルマスタッフ
2. マイナビ薬剤師
3. ファーマキャリア

「こちらの性格などのヒアリングしてくれて、本当に適切な職場を紹介してくれた」「職場の詳しい情報を丁寧に教えてくれた」

「登録してすぐに職場を見つけられた」上記の3サイトは、以上のような高評価の口コミが目立ち、円滑に転職活動が送れるという意見が多く見られました。

エージェントの質で選ぶ

転職サイトの中には「求人数は多かったがエージェントの対応がイマイチ」といった意見があります。スムーズかつ快適な転職活動を送るためにはエージェントの質が大事という人は、エージェントの評判もチェックしましょう。

エージェントの質が高いと評判なのは、以下の3サイトです。

1. マイナビ薬剤師
2. 薬キャリエージェント
3. リクナビ薬剤師

上記3サイトの共通項は、大手が運営しているという点です。大手の資本力により従業員のビジネスマナー・教育が徹底されているため、質の高いサービスを受けられます。

薬剤師が転職サイトを利用する際に気を付けること

薬剤師が転職サイトを利用する際、どんな点に注意すればいいのか、以下よりその注意点を説明します。

連絡の取れる時間は正確に伝える

仕事において、報告・連絡・相談の「ホウレンソウ」は重要なポイントですが、それは転職サイトでも同じといえます。アドバイザーが有益な求人情報・あるいは重要な連絡をしても、いつまで経っても返信がない場合、アドバイザーだけでなく自身にとってもデメリットになるでしょう。

人気求人の場合、早めに連絡をしないと他の会員に取られる可能性も高いといえます。必ず連絡が取れる時間帯はいつなのか、サイト側に正確に伝えておきましょう。

受け身にならず積極的に質問をする

当記事で紹介した多くの評判を集めている優良サイトは、常駐アドバイザーが親切・丁寧にコミュニケーションをはかってくれるのが特徴です。サイトの中には、転職活動中はもちろん、就職したあとのアフターフォローも万全な体制となっています。

しかし、こちらが何もせずにアドバイザーの指示に従っているだけでは、希望に合った転職先を見つけるのは厳しいでしょう。

年収や地域といった表層的なことだけでなく、多くの希望条件を出す・少しでも疑問点があったら質問をするなどの積極性がないと、本当に自身に見合う職場とは出会えないでしょう。

また、そのようなやる気を見せれば、アドバイザー側もそれに答えてくれて、良い信頼関係を築けます。

複数の転職サイトを活用する

転職サイトはそれぞれ特色があるので、一つの登録だけに絞らずに複数のサイトに登録するといいでしょう。プラットフォームが増えればそれだけ多くの求人情報が得られて、より選択肢が広がります。

ただし、複数のサイトに登録すればそれだけ連絡も増えるので、混乱しないように情報を整理することが大事です。

薬剤師が転職サイトを利用する流れ

薬剤師が転職サイトを利用する場合、以下の手順で行ないます。

1.転職サイトを探す⇒登録

まずは数ある薬剤師の転職サイトから、どこに登録するか選択します。サイトはそれぞれ特色があるので、先述した通り、求人総数や地域別求人数などに注目して、どれが自分に適しているのか、決めましょう。

転職サイトが決まったら、登録します。登録項目は氏名・生年月日・メールアドレス・電話番号などです。この際、複数のサイトに登録することもおすすめです。登録が完了したら、返信メールで登録完了の報告があり、後日メールや電話で担当アドバイザーからの連絡があります。

2.サイトの担当スタッフとの面談

面談の日程が決まったら直接アドバイザーとの対面・オンライン・電話などで面談を行ないます。この際、自分の希望や疑問点をしっかりと伝えないと、今後の活動に支障をきたす・アドバイザーも適切なアドバイス、サポートができません。しっかりと自分が希望する転職内容を整理しておくことが大事です。

話し下手な人は事前に希望するポイントを整理しておきましょう。また、アドバイザーは優しく丁寧に接してくれるので、緊張することはありません。

3.求人紹介、面接希望先の決定

面談が終了したあとにやることは、アドバイザーからの求人紹介です。担当アドバイザーによるヒアリング・面談によって出された情報をもとに、アドバイザーは会員の希望に見合う求人情報を紹介してくれます。

この際に、妥協、あるいは面倒だからと適当な求人を選ぶと、仕事を開始したあとに後悔するので、多数の求人に目を通してしっかりと選ぶようにしましょう。

自分に適した求人が決まったら、アドバイザー経由で求人先に連絡をして、面接の日程を決定します。

4.面接前の対策

面接の日程が決まったこの段階でやることは、面接・書類作成のアドバイス・サポートを受けることです。面接を受けること・履歴書や職務履歴書を作成することが苦手な人でも、アドバイザーが的確なサポートをしてくれます。

この際、面接の予行練習を受けることも可能です。企業の人事担当からこのような質問が来た場合、このような回答が好ましい、といった具体的なアドバイスを受けることが可能です。

求人先の企業に合わせた対策が受けられるので、安心して面接当日を迎えられます。

5.内定、アフターフォロー

面接をクリアして見事内定が決まった場合、晴れて転職が完了します。仕事を退職しないでの転職活動だった場合は、退職の手続きを行ないましょう。

転職サイトに登録した場合、内定が決定すれば終わりではありません。転職が決定した後も会員に対応してくれるのが、転職サイトの特徴です。

もし転職先で待遇に不満があった場合（事前に聞いた話と違うなど）、アドバイザーに相談すれば、代行して会社と交渉してくれます。自分で交渉するのが苦手な人は、転職サイトに相談をしましょう。

薬剤師の転職に関するFAQ

薬剤師の転職に関してよく挙がる疑問を以下にまとめてみました。疑問とその回答を紹介しましょう。

薬剤師の転職はしないほうがいいと言われる理由

薬剤業界に限らず、勤続年数が長くなるにつれて給与が上がる年功序列の賃金体系が一般的です。転職すると、キャリアを積み直す必要があり、給与面で不利になる可能性があります。

また、医療チームの一員として働く薬剤師は、医師や看護師など他の医療従事者と良好な関係を築くことが重要です。転職した場合、新しい環境で人間関係を一から構築しなければなりません。

「経験やスキルを活かしにくい」「転職活動のストレスになる」などの要因も重なり、薬剤師は転職しないほうがいいといわれています。

薬剤師の転職は正直厳しい？

新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた業種の一つが薬剤師です。薬剤師の求人数はコロナ禍前に比べると半数以上の減少となっており、「今は転職しないほうがいい」「転職活動はきびしいと考える薬剤師もいます。

また、薬剤師に限らず転職回数が多いと、採用しても早期退職されるのではと思われて良いしまうため、転職活動は厳しいのが現実です。

しかし、自分の目標を明確にして、それに沿って転職サイトを選択・利用すれば、自分に適した職場を見つけることは決して難しいことではありません。

また、転職サイトに登録しても受け身にならずに、能動的に行動してアドバイザー経由で豊富な知識・情報を入手し続けていれば、理想の職場が見つかることでしょう。

転職サイトはなぜ無料で利用できる？

転職サイトは、求人を掲載する企業からの報酬で成り立っています。企業からの報酬は以下の2通りです。

• 求人掲載により発生する費用
• 求人により人材の採用が決定した際の成功報酬

この報酬のため、会員は無料で利用できるのです。

転職サイトと転職エージェントの違いは？

転職サイトは、転職のための求人を掲載して会員に紹介する役割、転職エージェントは人材会社なので、その会社に登録してもらい、仕事を紹介する役割です。

転職サイトは、求人サイトのようにただweb上に求人が掲載されているだけのものもあれば、アドバイザーがついてさまざまなアドバイス・サポートするタイプもあります。

薬剤師はどこで働いているのが多い？

薬剤師の転職先として選ばれているのは、薬局や医療施設です。特に最近では薬局の薬剤師求人が増えていて、薬剤師の約半数以上が薬局で働いています。

とはいえ、薬局以外の職場も数多くあるため、転職サイトを選び転職活動を行うことで、理想的な職場を見つけましょう。

薬剤師に向いている人ってどんな人？

薬剤師に向いている人は、几帳面で細かい作業が苦にならないタイプの人です。また薬は人の体調や命をも左右してしまうため、責任感が強い人に向いている職業といえます。

まとめ

コロナ禍の影響で「転職が厳しい」「転職しないほうがいい」といわれている薬剤師ですが、病院・薬局・製薬会社・一般企業など活躍の場が多い魅力的な職種だといえます。

専門性を高めたい、スキルアップしたいなどの理由で転職を検討している薬剤師におすすめなのが、薬剤師に特化した転職サイトです。豊富な求人数・登録した会員へのサポート・アドバイスなど、さまざまなメリットがあるため、今すぐの転職ではなくても情報収集の一環として利用してみてはいかがでしょうか。