看護師を始めてからまだ2年目だけれど転職したい。
今の職場で人間関係に悩んでいる、残業が多い・・・転職したい理由は色々あっても、まだ看護師2年目で転職するのは不安という人も多いでしょう。
看護師2年目で転職するメリットとデメリット、転職先を決める際に気をつけたいポイントなどを解説します。
目次
2年目看護師が辞めたいと感じる理由
2年目看護師が辞めたいと感じる理由を詳しく解説します。
①仕事量・残業が多い
一番多い理由は、仕事量や残業が多い、というものです。
看護師の1年目はまだ即戦力として見込まれておらず、研修を兼ねて仕事をしているため、仕事量や残業はさほど多くありません。
しかし、2年目にもなるともう新人ではありませんから、仕事の質も量もアップします。仕事の量が多過ぎたり、責任ある仕事を任されて時間がかかったり、結果として残業時間も増えてしまうのです。
②給料が少ない
思っていたよりも給料が上がらない、給料が少ないことを理由に辞めたくなる人も多いでしょう。
調査によると2022年度の看護師の平均年収は508万円と一般的な業種よりは高くなっていますが、これは平均年齢40.7歳の数値で、20~24歳の平均年収は男性376万円、女性403万円です。(引用:マイナビ看護師HP)
看護師の給与は25歳を過ぎてから上昇率が高くなるので、2年目くらいまでは大変さに比べて給料が少ないと感じてしまう人も多いようです。
看護師2年目で給料が少ないと感じる理由はもう一つあり、社会保険料や税金などの負担が1年目より増えるからです。住民税は前年の年収に対して翌年支払う形になるので、社会人1年目は支払わず、2年目から支払います。
また社会保険料も前年の年収で決まるため、場合によってはお給料は増えているはずなのに、手取りが1年目より減ってしまう、ということもあり得ます。
給料が少ないと感じた場合は、手取り額だけでなく税金や社会保険料など控除の内訳を確認してみましょう。
③人間関係に悩んでいる
人間関係の悩みも、2年目看護師にとっては大きな問題です。
厚生労働省の調査によると、転職の理由として「職場の人間関係」は男性で約8%、女性で約9.6%と、「個人的な理由」「労働条件」に次いで大きな割合を占めています。
(引用元:厚生労働省労働安全衛生調査【個人調査】令和3年度)
さらに看護師などの医療業界は、職場だけでなく、患者さんとの人間関係も難しく、人間関係に悩んで仕事を辞めたいという人も多いようです。
新卒看護師であれば、先輩と上司だけですが、2年目以降になると、後輩看護師の指導なども必要となってきて、職場の人間関係はさらに複雑になります。
また、最近では「ペイシャントハラスメント」という言葉があるほど、患者との関係も難しくなっています。特定の患者や一過性の場合はしばらく我慢すれば解決しますが、病院側の対応に問題があると、現場の看護師が継続的に悩まされることになり、職場を変えたいと思う原因になります。
④ライフスタイルの変化があった
結婚や出産などでライフスタイルの変化があり、働き場所や働き方を変えたいと転職を望むケースもあります。
看護師は一般の仕事に比べて給与が良い分、夜勤があったり勤務時間が長かったりして、ワークライフバランスの調整が難しいところがあります。必ず現場で勤務する必要があるので、場所も縛られますし、今流行りのリモートワークもできません。
結婚、パートナーの転勤、出産、家族が増えた、などライフスタイルの変化に伴って、転職を考える人も多いでしょう。
また、新卒から看護師2年目を迎えて職場の現状や労働環境などが見えてくると、今後結婚や出産といったイベントを迎えるのに、今の職場では不安を感じる人もいるかもしれません。
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2年目看護師が転職するメリット
2年目看護師が転職する場合のメリットをまとめてみました。
第二新卒として就活ができる
一度働いたことがあるという経験は、転職市場では有利に働きます。
2年目の看護師であれば、新人看護師と違ってゼロから何もかも指導しなければならないわけではないので即戦力が期待できます。経験としては浅くても、若い分体力があり違う職種や職場のやり方にも柔軟に対応できるポテンシャルがあります。
実際、第二新卒として2年目の看護師を複数名募集するような病院もあります。学生あがりの新卒看護師は、実勢に医療現場で働き始めると理想と現実とのギャップに悩むことが少なくありません。
しかし、2年目の看護師であれば、1年以上現場を見ている実績があるので、新卒と比べると定着率が高く、最低限のマナーやスキルは身に着けている可能性が高いからです。
第二新卒を積極的に受け入れしている病院では、同じくらいの年次の看護師や中途採用されている人が多いので、仲間をつくりやすく働きやすい場合も多いです。
慢性的な人手不足のため求人が豊富
看護師は慢性的な人手不足のため、就職2年目でも求人案件が豊富で転職がしやすいというメリットがあります。
厚生労働省の統計によると2022年度の職業別有効求人倍率は、一般で1.19%に対し、看護師は2.20%と2倍近くあります。
現在でも他の職種と比べて転職が容易な看護師ですが、2025年には医療業界全体でさらに100万人以上の追加需要が試算されており、継続的に人手不足が続いていくと見込まれています。
(引用元:厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保をめぐる状況」調査)
看護師専用の転職サイトなどを見ると、未経験可や第二新卒の募集案件が多く出ていて、求人件数が豊富にあることが分かります。
経験が浅くても転職に不利にならない
看護師は経験が浅いからと言って必ずしも転職に不利に働くわけではありません。
前述の通り、転職サイトなどを見ていると未経験可や第二新卒の募集案件は多くありますし、慢性的な人手不足のため、体力と適応力がある若い人材を必要としているところがたくさんあるからです。
看護師の年齢別構成を見ても、10年前と比較して20代の看護師の割合は減っており、若手の看護師人材の需要は高いと思われます。
(引用元:厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保をめぐる状況」調査)
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2年目看護師におすすめの転職サイト3選
2年目の看護師におすすめできる転職サイトを3つご紹介します。
転職サイト名 | 特徴 | おすすめな人 |
レバウェル看護 | 求人数が多い 転職サポートが手厚い |
・初めて転職をする人 ・転職活動をサポートしてほしい人 |
ナース人材バンク | 地域担当制のアドバイザーがサポート LINEでの連絡にも対応している |
・地方での就職を希望する人 ・現職が忙しく連絡を取るのも大変な人 |
看護師ワーカー | 病院以外の求人も多い さまざまな勤務形態を取り扱っている |
・自分に合った働き方を選びたい人 ・病院以外で働きたい人 |
レバウェル看護
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
求人数 | 153,205件(2024年3月20日時点) |
エリア | 全国 |
求人情報 | メール、LINE |
「レバウェル看護」は、レバレージズメディカルケア株式会社が運営する看護師専用の転職サイトです。全国6万件以上の医療機関と連携する、公開求人数約15万件以上の、国内最大級看護師転職サイトとなっています。
レバウェル看護では相談者それぞれに専属のスタッフが付き、転職に関して手厚いサポートを受けられます。
関東エリアだけで15人、東海エリアで9人のキャリアアドバイザーが常駐していて、派遣先の紹介だけでなく、条件交渉、履歴書の添削や面接対策までしてくれますので、看護師2年目で初めて転職するような人でも安心です。
ナース人材バンク
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
求人数 | 東京都だけで2,587件(2024年3月20日時点) |
エリア | 全国 |
求人情報 | 電話、メール、LINE |
ナース人材バンクは、2023年のオリコン顧客満足度調査の看護師転職部門でトップに輝いた看護師専門の転職支援サービスです。
看護学生向け就活サービスであるナース専科と連携して、7万件以上の求人情報を公開しており、年間利用者数は10万人を超える人気があります。
キャリアアドバイザーは履歴書の添削、条件確認や交渉、日程調整まで手厚くサポートしてくれますし、地域担当制となっているので希望エリアの求人情報に精通しているので、地方での転職活動も安心です。
提携のナース専科にはナース専門のコミュニティもありますので、情報共有や仲間づくりに役立ちます。
看護師ワーカー
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
求人数 | 62,714件(2024年2月7日時点) |
エリア | 全国 |
求人情報 | 電話、メール |
看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)は、株式会社トライトキャリアが運営する看護師に特化した転職サイトです。
医療や介護に特化した質の高いサポートが魅力で、転職希望者にはそれぞれキャリアアドバイザーがついて支援をしています。
医療業界内での転職サービスを長年展開しているため、医療機関の内情に詳しく、現場の知識や転職ノウハウなど、幅広い情報を利用者に提供しています。
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2年目看護師が転職するデメリット
2年目の看護師が転職する時に気を付けたい点、デメリットをまとめてみました。
すぐ辞めてしまうのではと思われやすい
看護師2年目で転職する人は、すぐ辞めてしまうのでは、と思われやすいデメリットがあります。
退職理由を話しても、慢性的な人手不足の医療現場では、仕事量や残業が多いのはどこも同じですし、人間関係でトラブルが起きやすいのも同じなので、「うちでもまたすぐに辞めてしまうのでは」と思われてしまうのです。とは言っても、退職理由を説明する際に、過度に前職の職場の不満や悪口を漏らすのはNGです。
看護師2年目で転職する人は、面接で納得できる退職理由と、次の職場で前向きに働けるような説明ができるよう、あらかじめ準備しておきましょう。
プリセプター制度の経験を積むことができない
看護師の現場では、経験ある先輩看護師が新卒の看護師をマンツーマンで指導するプリセプター制度を導入しているところが多いですが、看護師2年目で転職すると、このプリセプター制度の経験を積むことができない場合が多いです。
プリセプター制度は、臨床現場のごく初期の段階での実施が効果的とされており、たとえ2年目で経験が浅くても、転職の看護師はプリセプター制度の対象外であるところが多いでしょう。
プリセプター制度は、臨床現場の経験の浅い看護師でも、先輩看護師にフォローしてもらいながら仕事を覚える良い機会です。プリセプターの途中の場合は、研修が完了するまで待って転職活動を行うことも検討しましょう。
看護奨学金を利用している人は奨学金の返還する必要がある
看護奨学金を受けている人は、転職の際に注意しましょう。
看護奨学金の多くは病院奨学金と言って、在学中、病院から毎月一定額の貸与を受けて、卒業後にその病院で一定期間働くことで返済が免除されます。
この卒業後に働く期間のことを俗に「お礼奉公」と言ったりしますが、このお礼奉公を3年間に定めている病院が多いのです。
ですから、看護師2年目でお礼奉公中に別の病院に転職する場合には、奨学金を返済しなければならない可能性があります。
看護奨学金を利用した人は、自分の奨学金制度の内容や返済義務についてよく確認しておきましょう。
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2年目看護師におすすめ転職先・おすすめできない転職先
2年目看護師の転職先として、おすすめの勤務先、おすすめでない勤務先を解説します。
2年目看護師におすすめ転職先
2年目看護師におすすめの転職先としては、以下のようなものがあります。
- 専門性の高い病院・クリニック
- 中規模の病院
- 療養型病院
おすすめする理由を順番に解説していきます。
専門性の高い病院・クリニック
看護師2年目の場合、研修が終わり臨床経験もあるので、専門領域に特化したクリニックへの転職も可能になります。
ある程度現場で経験を積むと、自分の興味がある分野や適性なども絞れてきて、専門性の高い病院やクリニックに転職したいと考える人もいるでしょう。
とは言っても、看護師2年目では、いきなり専門性の高い仕事をさせてもらえるわけではありません。
専門性が高い病院やクリニックでは、看護師は今までの経験を活かすというよりも新たに身に着けるべき知識やスキルが多いので、今後のポテンシャルや意欲を買われているということを忘れないようにしましょう。
専門性が高いところであれば、小規模のクリニックへの転職を検討しても良いかもしれません。
厚生労働省の調査によると、病院とクリニックの平均年収を比較すると、平成28年の厚生労働省の調査では、一般病院の看護師が406万円、クリニック(診療所)が317万円でした。(引用元:厚生労働省「第23回医療経済実態調査」)
一般病院とクリニックで100万円近く差がありますが、病院勤務の場合は夜勤手当が含まれているため、固定給だけならクリニックの方が高い場合もあります。
中規模の病院
看護師2年目の転職先としては、中規模病院もおすすめです。
基本的に、大学病院などの大規模な病院は福利厚生は給与などが充実している一方、残業や夜勤などハードワークなところが多く、また看護師でも専門性やマネジメント力が求められ、看護師2年目では転職が難しいでしょう。
その点、病床500床以下の中規模の病院であれば、教育制度が整っていて看護師としての経験やスキルを磨ける可能性が高いです。ある程度規模がある病院での勤務経験は、次の転職先を探す上でも評価が高くなります。同年代の看護師が多い、勉強会などが受けられる、などのメリットもあります。
療養型病院
現在の職場で残業や勤務時間が長過ぎて転職を考えている場合は、転職先として療養型の病院も視野に入れていましょう。
回復期や療養期の病院なら、急性期や大学病院のようなあわただしさや緊迫感は無く、人員配置や業務量にも余裕がある可能性が高いです。急性期の患者が少ないので、残業を減らしたり休暇を増やしたりすることができるかもしれません。
高齢化に伴い、様々な形態の療養型病院が増えていますので、転職先の候補として加えてみると良いでしょう。
2年目看護師におすすめできない転職先
2年目看護師におすすめできない転職先は、以下のようなところです。
- 小規模病院
- 介護施設
- 美容クリニック
どんな点でおすすめできないのか分かりやすく説明します。
小規模病院
現在の職場で残業や夜勤が多く転職を考えている人には、小規模のクリニックはおすすめできません。小規模の病院は、少人数体制なので、休みがとりにくい傾向があります。夜勤が無いのは魅力的ですが、固定給が高い分、実際に働いてみると拘束時間が長くなる可能性もあります。
人員が少ないので、新卒や経験の浅い看護師への研修を行う余裕が無いことが多く、2年目看護師でも即戦力が求められます。
また、クリニックには病棟が無いので、看護技術の習得が難しく、病棟に戻りたいと思った場合には、転職のハードルが高まるリスクもありますので覚えておきましょう。
介護施設
介護施設も急性期のようなあわただしさがなく、夜勤も無いので看護師の転職先として人気が高いですが、医療処置が少なく看護師としての経験があまり評価されないので、看護師2年目の転職先としてはおすすめできません。
介護施設の看護師需要は年々高まっていますが、ある程度経験を積んだ看護師が、ワークライフバランスを考えながら看護師経験を活かして仕事をしたい、といったケースに一番向いています。
美容クリニック
自由診療の多い美容クリニックは給与水準が高いので魅力的です。ただし、美容医療業界は特殊な分野なので、看護師2年目の転職先としてはおすすめできません。
美容クリニック勤務は看護業務の経験としてはあまり評価されませんので、美容医療以外の分野で次の転職先を探すのは難しいでしょう。将来的な選択肢を狭めてしまいますので、経験の浅い2年目看護師の転職先には不向きです。
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2年目看護師が転職を成功させるためのポイント
2年目看護師が転職を成功させるためには、どんなところに注意すれば良いでしょうか。
2年目看護師が転職を成功させるためのポイントをまとめました。
転職の目的・条件を明確にしておく
自分が転職する目的や転職先の条件を明確にしておきましょう。
なんとなく今の職場に不満がある、他の病院の方が良い条件なのでは、といった曖昧な状態で転職活動をしても、上手くいきません。
看護師は人手不足で募集案件自体は多いので、転職の目的や希望する転職先の条件を明確化しておかないと、転職先を選ぶのに困ってしまうでしょう。
面接の時にきちんと転職理由や希望の条件を伝えられないと、看護師2年目の転職では「またすぐ辞めてしまうのでは」と先方に不安を与えてしまいます。
教育制度が充実した転職先を選ぶ
2年目看護師が転職先を決める際には、できるだけ教育制度が充実しているところを選びましょう。
2年目看護師は、新人ではないものの看護師経験が浅いため、きちんと教育や研修をしてくれる勤務先が安心です。
いきなり2年目看護師に現場を任せたり、ほとんど教育せずに放置するようなところは、人間関係や職場環境に問題を抱えている可能性が高いということが、わかります。
教育や研修制度についてどんな体制と内容になっているかをよく確認して転職先を決めるようにしましょう。
内定が出てから現在の職場を退職する
転職先を探す場合は、内定が出てから現在の職場を退職するようにしましょう。
もし仮に希望の条件に合う案件が出てこない場合や転職活動が長引いた場合に、離職していると経済面での不安が先に立ち、転職活動に影響を及ぼすリスクがあります。
また、一般的に転職活動は在職中に行った方が、転職先の評価も高くなる傾向があります。先に職場を辞めてしまうと、キャリアアップなどの前向きな転職ではなく、今の職場が嫌だったのが主な理由ではないか、と思われてしまうからです。
仕事をこなしながらの転職活動は体力や時間的にも大変ですが、今は転職サイトやエージェントなど便利なサービスもありますので、次の転職先が決まるまでは今の仕事を続けましょう。
転職サイトを活用する
忙しい看護師2年目が転職活動をするにあたっては、転職サイトを活用するのがおすすめです。
看護師専門の転職サイトであれば、登録料無料で豊富な看護師求人案件にアクセスでき、経験豊富なアドバイザーからの転職サポートも受けられます。
全国に何万件もある看護師求人案件の中から、エリアはもちろん、施設形態、勤務形態、診療科目から残業ありか、寮や社宅、休暇制度など自分の希望に合わせて色々な検索条件が指定できるので便利です。
大手の転職サイトでは、看護師転職ための情報サイトや看護師のためのコミュニティサイトなどを併設しており、情報収集にも役立ちます。
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2年目看護師が転職する際に気になるよくある質問
2年目の看護師が、転職する際に気になるよくある質問について、回答します。
看護師2年目は何を求められている?
2年目の看護師が求められるものは、専門知識や技術を高めることや安全な看護が提供できる点で、転職をするにしても今の職場に留まとしても、求められる能力です。
他にも自分が医療チームの一員であることを 自覚し周りの看護師や医師との連携をとれることや、倫理的な問題にも配慮が求められます。看護師2年目で職場を変更したとしても、同じく医療従事者としてのふるまいや身だしなみはより強く求められる可能性もあります。
看護師の転職は何年目がおすすめ?
看護師の転職がもっとも多いのは、勤続4年目がもっとも多く市場での価値も高まっているため、売り手市場で転職ができる点がメリットです。
とはいえ、2年目ですでに嫌気がさしているので更にそこから2年の歳月を、同じ職場で続けるのは難しいものがある人も多くいるため、勤続4年目まで待たずとも、転職をするのは問題ありません。
新人看護師が一番辛いと感じる時期はいつ?
新人看護師が辛いと感じる時期は、1年目です。初めて看護師として就業するにあたり、人間関係はもちろん職務的にもプレッシャーを感じる機会が多く、辛いと感じる人がもっとも多い時期です。
ただ2年目になって辛いと感じることが減っていれば、その職場での就業を続けていく意味があるといえますが、2年目になっても辛さが増すようなら、転職を検討しましょう。
2年目で看護師を辞めた場合、転職活動で不利になる?
看護師の働き方は多様化しており、2年目で看護師を辞めたからといって職活動で不利になるとは限りません。病院やクリニックだけでなく、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、一般企業や美容クリニックなど活躍の場は多種多様です。
早い段階でさまざまな現場を経験することがスキルアップや自身の強みとなり、キャリアアップにつながる可能性もあります。看護師として長く働くためには、自分に合った働き方を見つけ、キャリアを積み重ねていくことが大切です。2年目で辞めることはステップアップと捉え、前向きに次のステップに踏み出しましょう。
看護師2年目で転職できる?
看護師不足は深刻化し売り手市場が続いているため、2年目での転職は十分可能です。看護師の基礎が身についている2年目は、自分の適性を見極めキャリア形成を考える重要な時期でもあります。転職を考える際は、5年後、10年後のキャリアビジョンを明確にしておきましょう。
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まとめ
2年目の看護師が転職をする際のメリットとデメリット、おすすめの転職先とおすすめでない転職先などを解説しました。
看護師は人材不足で求人案件も多いので、2年目の看護師でも転職は十分可能です。
転職にはデメリットがある点も理解した上で、目的や条件を明確にして転職活動に臨みましょう。
希望条件に合わせて検索でき、状況に応じてキャリアアドバイザーのサポートも受けれられる看護師専門の転職サイトがおすすめです。