きらぼし銀行カードローンの審査は厳しい？特徴や注意点、審査落ちした場合の対処法を紹介

きらぼし銀行カードローンは、インターネットで申し込みや融資・返済手続きができるカードローンです。

銀行系のカードローンなだけあって審査は厳しいのですが、申し込みできる方の条件も幅広く、金利も消費者金融よりも低いため多くの方が利用されています。

しかし金利が低いとはいえ、借入は慎重に決めたいものです。きらぼし銀行カードローンのメリット・デメリットを把握して、自分に合っているかどうか見極めましょう。

また、きらぼし銀行カードローンの審査が通らなかった場合の対策についても、解説します。

きらぼし銀行カードローンの基本情報

きらぼし銀行カードローンは2018年に設立されたきらぼし銀行が提供する、インターネット上で完結可能なカードローンサービスです。

きらぼし銀行カードローンは24時間365日、インターネットで申し込みが可能です。借入・返済もコンビニATMやインターネットを利用して行えるため、利便性の高いサービスといえます。

パートやアルバイト、派遣社員の方も申し込み可能で金利も消費者金融よりも低く設定されているため、幅広い層の方が利用されています。

きらぼし銀行カードローンの特徴

きらぼし銀行のカードローンに申し込む前に、カードローンの特徴を知っておきましょう。前もって特徴を知れば、自分に向いているローンなのかがわかります。

きらぼし銀行カードローンには、以下にあげる5つの特徴があります。それぞれの特徴を詳しく解説していますので、最後まで目を通して自分に相応しいカードローンかどうか判断してください。

WEB完結で24時間申し込みできる

きらぼし銀行カードローンはWEB完結型サービスですので、24時間いつでも時間や場所に関係なく申し込み手続きができます。

深夜や早朝でも自宅や外出先からインターネットを通じて申し込めるため、店舗へ来店する必要がありません。

急な出費があった場合でも素早く対応できるので、忙しくて時間が取れない方に利用しやすくなっています。

パート・アルバイトでも申し込みできる

きらぼし銀行カードローンは、パートやアルバイト、派遣社員や契約社員といった非正規雇用の方でも申し込みが可能です。

多くの金融機関では、正社員でなければ審査が厳しい傾向にあります。しかし、きらぼし銀行では安定した収入があれば、雇用形態に関わらず申し込みが可能です。

消費者金融よりも低金利で借入できる

きらぼし銀行カードローンの金利は、消費者金融よりも低く設定されています。

多くの消費者金融では年率15％以上、場合によっては18％前後の金利となっています。一方で、きらぼし銀行カードローンの金利は年利1.6％〜14.8％です。
※ご希望のご融資限度額に関係なく、お客さまの申込みした内容で金利を決定します。

金利は支払い総額に大きく影響するため、きらぼし銀行カードローンのように少しでも低い金利であることは、大きなメリットになります。

担保や保証人は不要

担保や保証人は、きらぼし銀行カードローンでは必要ありません。そのため面倒な手続きが必要なく、素早くお金を借入できます。

とくに急いでいる場合だと、担保や保証人を用意するのは大きな負担です。しかし、きらぼし銀行では担保や保証人が不要なため、一刻も早くお金を集めないといけない状況でも素早く対応できるでしょう。

カードローンと口座開設が同時申し込み可能

きらぼし銀行カードローンでは申し込みの際に、きらぼし銀行口座開設の申し込みも可能です。

通常、銀行のカードローンを利用する際は、その銀行の口座が必要になります。きらぼし銀行ではカードローンと口座開設の申し込みを同時に行えるため、手続きの手間を大幅に省けます。

きらぼし銀行カードローンの注意点

さまざまなメリットのあるきらぼし銀行カードローンですが、注意点も存在します。

きらぼし銀行カードローンに申し込んだあとに「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、注意点にも目を向けましょう。

きらぼし銀行カードローンでは、主に次の3つに注意してください。それぞれ詳しく解説しますので、最後までお読みになってきらぼし銀行カードローンを選ぶかどうかの判断材料としてください。

きらぼし銀行の口座開設が必須

きらぼし銀行カードローンを利用するには、きらぼし銀行口座を開設しなければなりません。

なぜなら、ローン返済はきらぼし銀行の口座から自動引き落としで行われるためです。

それゆえ「新しく口座を開設するのは面倒くさい」と考える方には、デメリットとなるでしょう。

しかし、きらぼし銀行ではカードローンの申し込みと同時に口座開設の手続きを行えます。きらぼし銀行の口座を持っていない方でも、それほど手間をかけずに申し込みが可能です。

即日融資はできない

きらぼし銀行カードローンは、融資を実行するまでに時間がかかります。最短でも2営業日必要で、それ以上日数がかかるケースも少なくありません。

そのため、急いでお金を集めないといけない場合は注意が必要です。とくに土日は審査を行わないため、申し込みから融資までの期間を考慮して計画的に手続きを進めてください。

すぐにでもお金が必要な方は、きらぼし銀行カードローン以外の金融機関の検討をおすすめします。

在籍確認の電話がある

きらぼし銀行カードローンでは、申し込み時に勤務先への在籍確認が必須です。

在籍確認は申し込み者が提出した勤務先情報を確かめるために、銀行から直接電話連絡で行います。

在籍確認は申し込み者本人の在籍を確認するために、勤務先に対して申し込み者の名前と在籍状況について問い合わせます。

在籍確認されたくない方の場合、きらぼし銀行カードローンは避けた方が無難です。

きらぼし銀行カードローンの審査は厳しい？

きらぼし銀行カードローンは銀行系のローンだけあって、審査は厳しいのでしょうか。ここでは「きらぼし銀行カードローンの申し込み条件」や「きらぼし銀行カードローンの審査に落ちる原因」について解説します。

カードローンの審査について理解し、審査に通るように備えてください。

きらぼし銀行カードローンの申込条件

きらぼし銀行カードローンを利用できるのは、以下の条件を満たした方です。

カードローンへの申し込みは、きらぼし銀行の口座がなくても24時間365日インターネットで申し込めます。
※お取引内容によって、ご来店いただく場合もございます。

きらぼし銀行カードローンの審査に落ちる原因

きらぼし銀行の審査を通らない方には、どのような問題があったのでしょうか。審査に落ちた方の問題点を探り、審査落ちの原因を考えます。

きらぼし銀行カードローンの審査に落ちた方は、主に以下の問題があるようです。問題点について深く解説していますので、審査を受けたい方は最後まで目を通して対策を立ててください。

信用情報に問題があった

信用情報とは過去の借入や返済の履歴、クレジットカードの利用状況など、個人の信用に関する情報のことです。

過去に返済遅延や債務整理などのトラブルがあった場合信用情報に記録されるため、審査に悪影響を与えていると考えられます。

自分の信用状態が悪いために審査落ちしたと思われる場合、すぐにでも信用状態を改善させてください。

信用情報機関に保管されている個人の信用情報は、本人であれば情報開示を求められます。

カードローンの申し込みを検討している方や、複数の借入の詳細が不明で困っている場合など、信用情報について知りたい場合は開示請求の手続きを利用して情報を取得してみてください。

日本の信用情報機関は以下の3つの機関です。

本人の属性が良くなかった

審査では、申し込み者の属性も重要な審査ポイントです。属性とは、年齢・職業・年収・勤続年数など、個人の社会的・経済的背景を指します。

たとえば、安定した収入が見込める正社員と比べてフリーランスやパート、アルバイトなどの不安定な収入を持つ人は、審査で不利になる可能性があります。また、勤続年数が短い、年収が低いなどの場合でも審査に影響を与えるでしょう。

きらぼし銀行カードローンでは、パート・アルバイト・派遣社員・契約社員の申し込みが可能です。しかし、審査においては安定した収入や返済能力が重視されるため、パートやアルバイトをしていても、収入が不安定なら審査に通るのは難しくなるのです。

審査に落ちた場合は自分の属性を見直し、改善できるところは改善する必要があります。

既存借り入れがあった

審査で既存の借入があると、審査に落ちる原因となる場合があります。ほかの金融機関からの借入が多いと、返済できない可能性があると判断されるのです。

とくに、複数の金融機関から高額の借入がある場合や、総借入額が年収に対して不釣り合いに高い場合、新たな借入は期待できません。

すでに借入が多数ある場合総借入額を減らさないと、審査を通過するのは難しいでしょう。

申込金額が大きすぎた

申込金額が大きすぎると、審査に落ちる可能性が高くなります。

金融機関は申込者の返済能力を慎重に評価するため、収入に対して不釣り合いな金額は返済のリスクが高いと判断されるのです。

そのため審査を通過するためには、適切な金額を申し込むのが重要です。申込金額を自分の収入や返済能力に合わせて慎重に決めれば、審査を通過する可能性は高くなります。

申込内容に不備や虚偽があった

カードローンの申込内容に不備や虚偽があるのも、審査に落ちる主な原因です。

申込書に記入する情報は、収入や勤務先など審査の基準となる重要なデータです。データに不備があると、銀行は申込者の信用情報を正確に評価できません。

また、意図的に虚偽の情報を申告した場合信用が失われることになり、将来的にも金融機関からの借入が困難になる可能性があります。

カードローンの審査では、正確で正しい情報を提供してください。

きらぼし銀行カードローンの審査に落ちた人におすすめの消費者金融3選

残念ながらきらぼし銀行カードローンの審査に通らなかった場合でも、ほかの金融機関なら借入できる可能性はあります。

本章では、審査に落ちた方でも借入の可能性がある消費者金融を3社紹介します。それぞれの特徴を解説しますので、最後までよく読みあなたに合った消費者金融を探してください。

銀行ならではの金利「セブン銀行カードローン」

セブン銀行カードローンは、申し込みから最短翌営業日には融資が受けられるカードローンです。

融資限度額が9段階に分かれており、限度額ごとに金利も4段階に分かれている点が特徴で、借りたい金額に応じて返済のシミュレーションがしやすいことがメリットとなっています。

借入にはセブン銀行の普通口座が必要ですが、借入申込と同時に手続きができるのでタイムロスの心配もありません。

消費者金融よりも低金利で借入ができることから、融資スピードよりも融資金利を重視する人におすすめのカードローンとなっています。

最短20分で融資が受けられる「プロミス」

プロミスは、最短で申し込みから3分で融資が受けられるため、急ぎでお金が必要な方の助けになります。

また、全国に自動契約機を設置しており、インターネットでの申し込みしたあとに最寄りの自動契約機でカードを受け取れます。

ぜひ、手軽で便利に融資が受けられる「プロミス」を検討してください。

原則として職場への電話連絡なし「SMBCモビット」

「SMBCモビット」は、無人契約機やインターネットを通じたスムーズな申し込みが特徴のカードローンで、SMBCグループが提供しているため、信頼できるブランドです。

Web完結申し込みが可能で、最短即日融資も可能です。また、来店不要で手続きが完了するため、店舗へ行くことに抵抗がある人も安心して利用できます。

銀行並みの低金利で借りられる「Fマネーカードローン」

「Fマネーカードローン」も、きらぼし銀行カードローンの審査が落ちた場合に検討したい消費者金融です。

金利は3.0％から13.8％の実質年率で提供されており、20歳以上で電話連絡可能かつ安定した収入がある方ならアルバイトやパートでも申し込みが可能です。

返済方式には元利一括払いやリボルビング払いがあり、返済期間は1か月から60か月、返済回数は1回から60回までと柔軟に設定できます。

金利の低い「Fマネーカードローン」を、ぜひ選択肢の1つに加えてください。

きらぼし銀行カードローンを利用する流れ

きらぼし銀行カードローンでの借入を決めた方は、カードローンを利用する流れについて知っておきましょう。

カードローンの利用は、以下の流れで行います。解説記事をよく読み、実際に利用する際にスムーズに借入できるようにしてください。

きらぼし銀行カードローンの申込方法

きらぼし銀行カードローンの申し込みは、24時間365日、インターネットから可能です。

申し込みから契約まではすべてオンラインで完結し、きらぼし銀行の口座がない方でも申し込めます。

申し込み後は本人確認書類をアップロードし、審査結果がでるまで待ってください。審査通過後に契約手続きを行えばローンカードが発行されます。

借入・返済はローンカードを使用してコンビニATMや駅ATM、パソコンやスマホから銀行サービスが利用できる「きらぼしホームダイレクト」を通じて行います。

原則として来店する必要はありませんが、取引内容によっては来店が必要な場合もあるため、事前に確認してください。

詳しいステップは、以下の表を参考にしてください。

きらぼし銀行カードローンの申込必要書類

きらぼし銀行カードローンの申し込みには、以下に掲載する本人確認書類のいずれかの提出が必要です。

• 現在の住所と名前が記載の運転免許証
• マイナンバーカード

カードローンの申込受付後に本人確認書類専用アップロードの画面が案内されます。パソコンやスマートフォンから、本人確認書類をアップロードしてください。

きらぼし銀行カードローンの借入・返済方法

きらぼし銀行の借入の方法や返済方法は、どのように行うのでしょうか。カードローンに申込む前に知っておけば、その後の手続きもスムーズに行えます。

ここでは借入・返済の方法を以下の順番で解説します。不安なく借入するためにも、手続き方法は前もって知っておきたいものです。

きらぼし銀行カードローンの借入方法

きらぼし銀行カードローンの審査通過後に、ローンカードが発行されます。ローンカードを使用して、提携ATMやきらぼしホームダイレクト（インターネットバンキング）から借入が可能です。

審査通過後、ローンカードが手元に届く前の融資も可能です。審査通過後すぐに融資を受けたい方は、きらぼし銀行の個人ローンセンター（TEL：0120‐888‐302）に相談してください。

きらぼし銀行カードローンの返済方法

きらぼし銀行カードローンの返済は、毎月7日に指定の預金口座（きらぼし銀行の普通預金口座）から自動引き落としされます。

そのほかにも、専用ATMを利用しての希望額返済も可能です。

きらぼし銀行のカードローンでは毎月の返済額は残高に基づいて決まるため、返済額の調整は自由に行えません。

そのため、返済額を自分で調整したい場合はきらぼしホームダイレクトやATMを通じて、その都度返済を行う必要があります。

少々手間になりますが追加で支払った金額は元金に直接充てられるため、残高を効率的に減らせる方法です

ただし、追加で返済を行ったとしても、翌月の返済額は再び残高に基づいて計算されます。返済スケジュールがスキップされるわけではないため、気を付けてください。

きらぼし銀行カードローンの審査に関するFAQ

この章では本文で解説できなかった疑問を、Q＆A方式で解説します。

以下に記載する3つの疑問と答えをよく読み、あなたの悩みを解消してください。

きらぼし銀行カードローンは金利以外に手数料がかかる？

きらぼし銀行カードローンでは、金利以外に手数料が発生する場合があります。

きらぼし銀行のATMを利用する場合、利用する時間帯によっては手数料が必要です。また、提携先金融機関のATMを利用する場合にも、手数料が発生します。

そのほかにも、カードの再発行時には再発行手数料1,100円が必要です。

きらぼし銀行カードローンは後から増額できる？

きらぼし銀行カードローンは、借入限度額の増額に対応していません。

借入を申し込んだ際の審査で借入限度額が決定され、決定した限度額は変更できません。

きらぼし銀行カードローンは一度落ちたら二度と申込できない？

銀行カードローンの審査に落ちた場合でも、条件を満たせば再度申し込みを行えます。

審査に落ちた主な原因は「他社からの借入が多すぎる」「過去に金融事故を起こしている」などがあげられます。

そのため、審査に落ちた原因を解決して状況を改善することが、再審査申し込みの最低条件です。

ただし、信用情報機関には申し込み情報が6か月間保管されるため、再審査を申し込むのは6か月以上経過してからがいいでしょう。

再審査を申込むまでの間に状況が改善されていれば、審査に通過する可能性は十分にあります。

まとめ

きらぼし銀行カードローンは、手続きがインターネット上で完結します。また、申し込みは24時間365日可能で、コンビニATMやインターネットを通じて借入返済ができます。

パートやアルバイト、派遣社員も申し込み可能で、一般的な消費者金融よりも金利が低く抑えられているため利便性の高いカードローンです。

一方で、即日融資には対応しておらず、勤務先への在籍確認を必ず行うといったデメリットがあるため注意が必要です。

消費者金融よりも金利が低いとはいえ、無計画にお金を借りるのはやめましょう。お金を借りる際はメリットとデメリットを比較して、自分に合っているかどうか慎重に判断してください。