セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、個人事業主や法人におすすめのプラチナカードとして人気があるクレジットカードカードです。
初年度年会費無料で、プライオリティパスやコンシェルジュサービスなどの特典が充実しているのがメリットです。一方で、近年の改正により、一部特典の改悪や年会費の値上げが行われたことがデメリットとされています。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの審査は、申込者の信用情報や収入状況、事業の安定性などが重視されます。特に、個人事業主や中小企業の経営者にとっては、ビジネスの成長に合わせて限度額が柔軟に調整される点が魅力です。
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クレジット関連法令(割賦販売法・特定商取引法ガイド・消費者契約法・貸金業制度)やサイトポリシーなどに則ってご紹介しています。すべての記事制作におけるフローはこちらから確認できます。
参考:「クレジットカード・セキュリティガイドライン」が改訂されました (METI/経済産業省)
参考:【動画】クレジットカードの特徴と注意点とは?:デジタル社会の消費生活 | 消費者庁
目次
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの基本情報
カード名 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
発行会社 | クレディセゾン |
国際ブランド | アメックス |
申込資格 | 20歳以上の法人代表者または個人事業主 |
発行スピード | 最短3営業日 |
年会費 | 22,000円(初年度無料) |
ポイント還元率 | 0.5〜1.0% |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 発行手数料3,300円 |
海外旅行保険 | 死亡後遺障害最高1億円 |
国内旅行保険 | 死亡後遺障害最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 国内・海外最大300万円 |
付帯サービス | 空港ラウンジサービス・空港送迎タクシーサービス・Dramatic Timeなど |
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、プラチナカードでありながら年会費が22,000円とかなり低価格なのが最大の特徴です。
更に初年度は年会費無料で所有できるのも大きなメリットと言えるでしょう。
年会費が安いからといって、他のプラチナカードより特典が劣っているわけではありません。
旅行保険は国内で最大5,000万円、海外だと最大1億円と手厚く、ショッピング保険も付帯されています。
それ以外にも旅行などで活用できる特典が多数あり、上手く活用すれば年会費以上の恩恵を受けられるでしょう。
【改悪?】セゾンプラチナビジネスアメックスカードの改正点
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは近年サービスが改正されましたが、これまで利用していた人からは「改悪だ」と批判的な意見が投げかけられる事もあります。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードのどういった点が変更され、何が改悪だと指摘されているのかを解説します。
改正点①年会費割引特典の終了
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、これまで割引特典として、年間200万円以上利用すると翌年の年会費が半額になっていました。
しかし2023年11月1日以降にカードを発行した人はこの割引特典は適用されません。
また、既にセゾンプラチナビジネスアメックスカードを持っている人も、2024年以降順次割引特典は終了します。
新たに初年度年会費無料キャンペーンが開始
年会費割引特典終了と入れ替わりで実施されるのが初年度年会費無料キャンペーン実施中です。(2024年12月27日現在)
このキャンペーンはこれまでも期間限定で実施されていましたが、これからは改正されない限り常時適用となります。
1年間無料でプラチナカードを持てるのは大きなメリットですが、無料になるのは初年度だけで、2年目以降は必ず22,000円必要です。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの年会費は他のプラチナカードと比べるとかなりお手頃ではあるものの、割引特典が無くなってしまうのは改悪と言わざるを得ません。
カードで貯まったポイントで年会費を支払える
とはいえ、年会費の支払いを少なくする方法がないわけではありません。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、利用することでポイントを貯めることができます。
溜まったポイントは年会費の支払いに使えるので、ポイントを使って年会費を支払えば、実質割引されたのと変わりありません。
ポイントの使い道が特にないという人は、ポイントをすべて年会費の支払いに回しても良いでしょう。
改正点②税金支払い時のポイント還元率が低下
改悪されたと言われている改正点がもうひとつあります。
改正後は、税金(国税や各自治体から請求された税金など)を支払ったときのポイント還元率が下がりました。
改正後の影響は、セゾンマイルクラブに登録しているか登録していないかで変わります。
セゾンマイルクラブに登録している場合、これまでは税金を1,000円支払うごとに10JALポイントプラス1永久不滅ポイントが貯まっていました。
しかし2024年1月11日以降の支払いからは、2,000円支払うごとに10JALポイント付与と、大幅に還元率が低下しています。
セゾンマイルクラブに未登録の場合は、1,000円支払いにつき1永久不滅ポイント付与だったのが、同じく2024年1月11日より、2,000円支払うごとに1永久不滅ポイントへと改正されています。
セゾンマイルクラブに加入している人と比べると影響は少ないですが、還元率が半分になっているのは変わりありません。
スマホアプリ納付による納付で還元率最大1.75%
クレジットカードでの納付に関しては還元率が改悪されましたが、スマホアプリで支払えば、ポイント還元率が一気にアップします。
特に高還元率なのがau PAYで、ポイント還元率は1.75%になります。
しかもスマホアプリで税金を支払うと、決済手数料も無料になると良い事づくめです。
デメリットは一切ないので、税金はすべてスマホアプリで決済してしまいましょう。
改正点③セゾンプレミアムレストランでコース料金1名分無料
改正点は残り2つありますが、ここからの2点は以前よりもサービスが向上した改正点です。
ひとつはセゾンプレミアムレストラン対象店で、対象のコース料理を事前に予約するとコース料金が1名分無料になります。
対象店舗は公式サイトで検索すると調べることができますが、どの店舗もコース料理を予約すると1万円近い料金になるでしょう。
それが1名分無料になるわけですから、2〜3回利用すれば年会費の元が取れる事になります。
結婚記念日などに利用すれば、出費を抑えられる上に思い出の一日を演出できるという一石二鳥のサービスなので、積極的に利用しましょう。
改正点④手荷物無料宅配で空港から自宅へ荷物へ郵送できる
2つ目の改善点は手荷物無料宅配サービスです。
旅行に行って現地のお土産をたくさん買う人も多いでしょう。
すると手荷物が多くなり、旅行先から帰ってくる頃には両手いっぱいの荷物を抱え、飛行機に乗るのも一苦労です。
しかし手荷物無料宅配サービスを利用すれば手土産含めた荷物をすべて無料で自宅に郵送できます。
旅行にあまり行かない人は恩恵をあまり受けないかも知れませんが、旅行が趣味の人にとってはこの上ないサービスといえるでしょう。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードのデメリット・悪い評判
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの改正点について解説しましたが、改悪点についても対処法があり、2つの改善点はかなりオトクなサービスとなっているので、世間で言われているほど改悪ではないというのが結論です。
とはいえ、セゾンプラチナビジネスアメックスカードには他のプラチナカードと比べて劣っている点がいくつかあるのは紛れもない事実です。
基本還元率が0.5%で低い
セゾンプラチナビジネスアメックスカードと他のおもなビジネスカードの還元率を比較したのが次の表です。
ビジネスカード | ポイント還元率 |
セゾンプラチナビジネスアメックスカード | 0.5〜1.0% |
JCB Biz ONE | 1.0%~10.5% |
UPSIDER(アップサイダー) | 1.0~1.5% |
アメックスビジネスグリーン | 0.50% |
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは基本還元率が0.5%と、ごく平均的な還元率です。
クレジットカードには通常利用でポイント還元率が1%になるものもあるので、それらと比較すれば0.5%だと単純計算でポイント還元率は半分となってしまい、普段使いには使いづらさを感じてしまうという評判もありました。
しかし先ほど紹介した通り、「au PAY」を利用してセゾンプラチナビジネスアメックスカードを使うとポイント還元率は1.75%になります。
au PAYを使うと貯まるpontaポイントはさまざまな飲食店で利用できるので、使いやすいポイントです。
追加カードに3,300円の年会費がかかる
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはカードを追加できますが、追加するごとに3,300円の年会費が発生します。
追加カードは無料で作成できるカードも多い中で、たとえ元のカードよりも安いとはいっても年会費が毎年必要になるのはデメリットであるという評判も見受けられます。
とはいえ、セゾンプラチナビジネスアメックスカードを支払いのメインに利用していれば、ポイントで年会費3,300円を支払えるのもまた事実です。
付帯保険は本人限定で適用される
セゾンプラチナビジネスアメックスカード最大のデメリットは付帯保険が本人限定で利用されるという点です。
旅行保険には「家族特約」が付帯されているものもあり、自分以外の家族が病気やケガなどになった場合も給付金が支払われます。
しかしセゾンプラチナビジネスアメックスカードの旅行保険は本人しか適用されません。
家族で旅行する場合は、旅行保険に家族特約が付帯されているカードを別途持つ必要があります。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードのメリット・良い評判
続いてセゾンプラチナビジネスアメックスカードのメリットについて紹介します。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの特徴でも年会費がプラチナカードに限定するとかなり安く、それでいて特典も充実しているといったメリットを紹介しましたが、それ以外にも以下のようなメリット・良い評判があります。
登記簿謄本や決算書の提出が不要で申し込みできる
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはビジネスカードでありながら、登記簿謄本や決算書を提出せずに申し込みできます。
ビジネスカードは利用限度額が高額ということもあり、申し込みをする際は会社決算書・登記簿謄本が必須であることがほとんどです。
これらの調査に時間がかかるので、ビジネスカードは発行まで早くても1週間程度必要になります。
しかしセゾンプラチナビジネスアメックスカードは必要書類がほとんど必要ないので、すぐに申し込み可能ですし、審査も最短当日と非常に早く、問題なければ3営業日にはカードを送付されます。
インビテーションなしで申し込みできる
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはプラチナビジネスカードでありながら、インビテーション(招待)なしで入会できます。
プラチナビジネスカードはいきなり入会できないものがほとんどで、これまでの利用歴を基準にカード会社から招待されなければ入会できません。
しかしセゾンプラチナビジネスアメックスカードはインビテーションなしで自由に入会できるので、とにかくプラチナビジネスカードを持ちたい人でも気軽に入会できます。
初年度は年会費無料なのもよい評判の要因といえるでしょう。
JALマイルの還元率が高い
クレジットカード | JALマイル還元率 |
セゾンプラチナビジネスアメックスカード | 1.125% |
アメックスビジネスゴールドカード | 0.3%〜0.4% |
ダイナーズクラブビジネスカード | 0.3%〜0.4% |
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはJALマイルの還元率がとても高いです。
公共料金や携帯代、家賃など生活費の支払いをセゾンプラチナビジネスアメックスカードにすればJALマイル還元率が1.125%なので、マイルがどんどん貯まると評判です。
さらにセゾンカードが運営しているサイトからふるさと納税をすると、永久不滅ポイント10%還元の特典を受けられます。
永久不滅ポイントはJALマイルに交換できるので、マイルを貯めたい人はセゾンカードの運営サイトからふるさと納税するとよいでしょう。
有効期限がない永久不滅ポイントが貯まる
セゾンプラチナビジネスアメックスカード4つ目のメリットは永久不滅ポイントが貯まる点です。
永久不滅ポイントはセゾンプラチナビジネスアメックスカードに限らずセゾンカード全般のポイントで、名称通り不用品回収業者されたポイントに有効期限を設けていません。
カードを使って不用品回収業者されるポイントには有効期限が設けられていることが多く、中途半端に貯まると使う機会を失ったまま期限切れでポイントが失効してしまうことが多々あります。
永久不滅ポイントなら有効期限を気にせず貯められますし、使いたいものにポイントを使えると評判がいいです。
貯めた永久不滅ポイントはJALやANAマイルに変換できたり、300以上のアイテムにも交換できるので、上手く貯めれば無料で飛行機に乗れるほどマイルを貯められるでしょう。
利用限度額が最高1,000万円
プラチナカードということもあり、最大利用限度額は1,000万円とかなり高額に設定されています。
もちろんカード所有者全員が最初から1,000万円保有できるわけではありませんが、カードを適切に利用した上で交渉すれば限度額を増やすことも可能です。
年会費を考慮すれば1,000万円という高い限度額はビジネスに便利だと評判が高いです。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの審査は厳しい?審査難易度と申し込み基準
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは個人事業主や法人経営者向けのプラチナカードですが、申し込みをする時に気になる審査難易度と審査落ちしないためにも知っておきたい申し込み基準について解説いたします。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの申し込み基準
公式サイトでは、セゾンプラチナビジネスアメックスカードの申込み資格は、「個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(20歳以上)」となっています。
また、安定した収入源と優れた与信力が求められ、信用情報に問題がある場合は審査を通過できません。さらに、事業の内容や業種、経営状況なども審査対象となります。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの審査に落ちるケース
審査に落ちる理由は公表されていません。
ただ、セゾンプラチナビジネスアメックスカードに限らずクレジットカード審査に落ちるケースとして、以下の要因が考えられます。
信用情報の問題
信用情報に問題があると、セゾンプラチナビジネスアメックスカードでなくとも、クレジットカード全般の審査に落ちる可能性が高くなります。
過去に債務不履行や延滞があった場合、信用情報機関に情報が登録されているため、審査で不利になります。また、自己破産や個人再生の経験がある場合も、審査が通りにくくなります。
収入が不安定
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはプラチナカードに分類されるため、通常のカードよりも審査は厳しく一定以上の年収が求められます。
申込者の収入がカード会社の設定する基準に達していない場合、審査に通過することは難しいでしょう。
フリーランスや個人事業主など、収入が不安定だととられてしまった場合は審査に通りにくい傾向にあります。安定した収入を得ていることが証明されれば、審査通過しやすいでしょう。
勤務状況
不安定な職務状況や自営業者だと、収入の安定性を疑問視されることがあります。安定した収入源が証明できないと、審査で不利になることがあるかもしれません。
申込書の不備や虚偽の情報
申込書に記入漏れや記入間違いがあると、審査に悪影響を与えます。単に記入内容を間違えただけだとしても、それが申告内容と実際の内容に誤差が生じることで嘘の申告とみなされることにつながります。
また、虚偽の情報を提供した場合は、信用失墜と見なされ、審査落ちにつながるリスクが高くなるでしょう。
多重申込み
他のクレジットカードやローンの申し込みが多いと、信用リスクが高いと判断され審査落ちになる場合があります。
特に短期間に複数のクレジットカードに申し込んでいると、審査落ちの可能性が高いでしょう。
そのため、セゾンプラチナビジネスアメックスカードに集中して申し込むことをおすすめします。
保有クレジットカードの使用状況
利用枠いっぱいまで使っている、または使っていないカードが多いなど、既に保有しているクレジットカードの利用状況を見直しましょう。審査結果に影響が出る場合があります。
返済能力がない・支払いが厳しいと判断され、審査落ちになることがあります。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは個人事業主だと審査落ちしやすい?
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、個人事業主でも審査に通る可能性は高いでしょう。
実際、多くのクレジットカード会社は個人事業主や自営業者にもビジネスカードの発行を行っています。
厳しい審査を通るには、収入の安定性や事業の継続期間、クレジットヒストリーなどいくつかの条件をクリアしておくことが条件です。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの審査時間はどれくらい?
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの審査時間は公表していませんが、最短3営業日でクレジットカードが発行されます。
法人カードは発行までに2〜3週間かかるカードもあります。ステイタス性の高いカードになればさらに時間がかかる可能性もあるので、プラチナカードでありながら審査時間が短めのクレジットカードと言えるでしょう。
ただし、審査時間は申込者の状況によって異なるため、長くかかることもあるようです。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードに審査落ちしたら再申し込みはできる?審査通過は厳しい?
一度審査に落ちても再申込み可能です。
ただし、最低でも6ヶ月は空けてから再申込みした方が良いかもしれません。申し込み状況は、信用情報機関で約6ヶ月間保管されるため、審査通過は厳しいでしょう。
審査落ちを防ぐには、財務状況を改善することが大切です。これには、収入を安定させる、既存の借入れを減らす、クレジットカードの利用率を下げるなど改善を行いましょう。
関連記事:【信用情報機関とは?】開示請求の仕方とブラックリスト情報の保持期間を簡単に解説
セゾンプラチナビジネスアメックスカードで受けられる特典
セゾンプラチナビジネスアメックスカードを所有する最大の意義は、多数の特典を享受できるという点です。
すべての特典を紹介するときりがありませんが、ここでは代表的なサービスを8つ紹介します。
紹介するサービス名は以下の通りです。
コンシェルジュサービス
セゾンプラチナビジネスアメックスカードに申し込むことで、24時間利用可能なコンシェルジュ・サービスを利用できます。
事業主や法人経営者は日々仕事で忙しい上に、接待や出張も多く、交通手段やホテルの手配をするのもとても大変です。
しかしコンシェルジュサービスを利用すれば専任スタッフが飛行機や列車のチケットやホテルの宿泊手配などを代行してくれます。
また、レストラン予約や贈答品の手配なども依頼可能なので、様々な場面で活用できるサービスだと評判です。
海外旅行傷害保険最高1億円・国内旅行傷害保険最高5,000万円
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは旅行保険も充実しています。
海外旅行では傷害保険が最大1億円、国内旅行では傷害保険が最大5,000万円と十分な補償額です。
海外旅行に行く際は万が一に備えて旅行傷害保険に加入する人も多いですが、セゾンプラチナビジネスアメックスカードを所有していれば旅行傷害保険料を支払う必要はありません。
また、ショッピング保険も国内外共に300万円付帯されているので、買い物時のトラブルが発生しても安心だと利用者からの評判も高いです。
プライオリティ・パス
プライオリティ・パスは、空港ラウンジを自由に利用できるパスとなっています。
プライオリティ・パスは全部で3段階となっていますが、空港ラウンジを無制限に使える「プレステージ会員」の年会費は税込65,000円とかなり高額です。
しかしセゾンプラチナビジネスアメックスカードを所有すれば、プレステージ会員のプライオリティ・パスが付帯されています。
搭乗手続きから搭乗まではバタバタしてしまいがちですが、空港ラウンジがあれば、フライトまでの時間を有意義に過ごすことができます。
Tablet®️ Hotels
セゾンプラチナビジネスアメックスカードに入会することで「Tablet®️ Hotels」というサービスも利用できます。
Tablet®️ Hotelsは「生涯忘れることのない体験」を利用者に約束するホテルを厳選して紹介するサービスです。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードではTablet®️ Hotelsの有料メンバーシップ「Tablet Plus(年会費税込み9,900円)」を無料で利用できます。
Tablet Plus(は予約したホテルで滞在している時に優待特典を受けられるサービスで、サービスの内容は人数や滞在期間で変わりますが、かなり豪華なサービスが受けられると評判です。
札にか無いような豪華なホテル一日に滞在してリフレッシュしたい時などに大いに利用できるサービスといえるでしょう。
セゾンプレミアムゴルフサービス
ゴルフが趣味な人におすすめのサービスがセゾンプレミアムゴルフサービスです。
趣味だけではなく、取引先の接待の場所として利用することも多いので、ゴルフを嗜んでいる個人事業主や法人経営者は多いため特に評判のいいサービスとなっています。
セゾンプレミアムゴルフサービスは名門コースでのプレーやコースレッスン会、さらには現役プロを招いて開催されるトークイベントにも参加可能です。
セゾンプレミアゴルフサービスは通宇城年会費26,400円ですが、セゾンプラチナビジネスアメックスカード会員は11,000円の割引価格で利用できます。
セゾンビジネスサポートローン
セゾンビジネスサポートローンは、キャッシング枠を低金利で増やせるサービスです。
セゾンビジネスサポートローンは融資枠が110万円から最大950万円となっており、金利は最大で9.6%と、通常のカードローンと比べると10%近く低金利となっています。
融資してもらうには審査が必要ですが、審査に通過すれば最短で翌日には融資可能と融資スピードもかなり早いと評判です。
急な事業資金が必要になった場合にとても心強いサービスといえるでしょう。
ビジネス・アドバンテージ
ビジネスシーンで大いに利用できる特典がビジネス・アドバンテージです。
ビジネス・アドバンテージは、セゾンプラチナビジネスアメックスカードを提示するだけでレンタカー、宅配サービスなどさまざまなサービスを優待価格で利用できます。
例えばHertzでは事前予約料金よりさらに10%オフになるほか、「プレジデントPRESIDENT」では年間購読量46%オフほか4つの特典を利用できるなど、多種多様なサービスの料金が割引となるため利用者からの評判が高いです。
利用方法は電話またはウェブサイトとなっているので、「ビジネス・アドバンテージ」のページで確認してください。
リーガルプロテクト
リーガルプロテクトはセゾンサービスが提供する法人向け顧問弁護士サービスです。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードに入会すると、リーガルプロテクトが通常3,980円から500円割引の3,480円で利用できます。
企業同士のトラブルは話し合いが難航することもあるので、懇意の弁護士を準備しておくに越したことはありません。
利用しないのが一番ですが、万が一のことを考慮すると利用しておいて損はないサービスといえるでしょう。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの申し込み方法
これまでセゾンプラチナビジネスアメックスカードの特徴やメリット・デメリットなどを紹介しました。
「審査が厳しい」「審査落ちする」と言われてはいますが、入会に制限がほとんどないという時点で、個人事業主の人または法人経営者にはとてもおすすめできると評判のカードです。
ここではセゾンプラチナビジネスアメックスカードの申し込みに必要な書類と具体的な申し込み手順について解説します。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの申し込み必要書類
通常、ビジネスカードの申し込みには登記簿謄本や決算書類などが必要ですが、セゾンプラチナビジネスアメックスカードではカード申込時にこれらの書類は必要ありません。
カード申し込みに必要なのは、身分が証明できる顔写真付きの書類のみです。
運転免許証、マイナンバーカード、パスポートがあれば問題なく申し込みできます。
セゾンプラチナビジネスアメックスカード申し込み~発行の流れ
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの申し込みの流れは以下の通りです。
- STEP.1申し込む
申し込みは、公式ホームページの申し込みページで行います。
「お申し込みはこちら」をタップすると規約が掲示されるので、一通り目を通して「同意して申し込む」をタップします。
- STEP.2必要な情報を入力
基本情報を入力するフォームに切り替わるので、氏名・住所・勤務先などの必要事項を入力してください。
続いてリボ払い・キャッシングの項目になりますが、ここでリボ払いしたくない人は注意が必要です。
- STEP.3銀行口座を入力
銀行口座は、対象となっている銀行であれば、オンラインで口座登録が可能です。
以下の銀行口座を持っている人はここで登録しておきましょう。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- ゆうちょ銀行
上記以外の銀行を登録する場合は後日郵送される書類で登録します。
口座登録が完了すれば全ての必要項目の入力作業は完了です。
- STEP.4送信する
最後に間違いがないか確認して、問題なければ「送信」をタップすれば申し込み完了となります。
19時30分以前ならばすぐに審査が実行され、審査終了後に結果を知らせてくれます。
審査開始からカード発行まで最短だと3営業日ですが、状況によっては更に日数を要することもあります。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードのメリット・審査に関するよくある質問
最後にセゾンプラチナビジネスアメックスカードの申し込みを検討している人の多くが疑問に感じていることについて5つを抜粋し、Q&A方式で解説します。
取り上げた質問は以下の5つです。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードがおすすめな人は?
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは会社を設立したばかりの経営者や個人事業主におすすめのカードです。
インビテーションなしで申し込み可能な数少ないプラチナビジネスカードなうえ、申し込みの際に登記簿謄本や決算書を提出する必要がありません。
また、最短即日で審査結果が分かり、カードも早ければ3営業日に発行してくれます。
また、JALマイルの還元率が高いので、出張が多く、マイルを貯めたいと考えていふ経営者にとっても使い勝手が良いと評判のカードとなっています。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードとセゾンプラチナカードの違いは?
![]() セゾンプラチナビジネスアメックスカード |
![]() セゾンプラチナカード |
|
年会費 | 22,000円(初年度無料) | 22,000円 |
ポイント還元率 | 0.5〜1.0% | 0.75%~1.00% |
追加カード | 従業員カード(9枚まで) | 家族カード(4枚まで) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 |
海外旅行傷害保険最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 |
セゾンプラチナビジネスアメックスカードとセゾンプラチナカードの違いはいくつかありますが、年会費がセゾンプラチナカードは初年度から22,000円必要なのに対し、セゾンプラチナビジネスアメックスカードは初年度無料です。
その他の違いは以下のようになっています。
- 追加カード発行枚数がセゾンプラチナカードは4枚、セゾンプラチナビジネスアメックスカードは9枚
- 引き落とし口座がセゾンプラチナカード%個人口座のみ、セゾンプラチナビジネスアメックスカードは個人・法人が選べる
- セゾンプラチナカードは旅行保険に家族特約が付帯、セゾンプラチナビジネスアメックスカードは本会員のみ
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは法人カードという括りになっていますが、サラリーマンでも作成可能です。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの引き落とし先に法人口座は指定できる?
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの引き落とし先は個人口座・法人口座両方を選択可能です。
ただし法人口座は口座名義が法人代表者または個人事業主本人となっていることが条件となります。
法人口座の申し込みはネットではできないので、カード到着後同封されている口座登録用紙で申し込みしてください。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードでキャッシングや分割払いはできる?
ほとんどのビジネスカードは、キャッシング機能や分割払いに対応していませんが、セゾンプラチナビジネスアメックスカードはキャッシング・分割払い両方に対応している数少ないビジネスカードです。
キャッシング枠は上限300万円とかなり高額となっています。
分割払いは以下の支払い方法が利用可能です。
- 2回払い
- ボーナス2回払い(利息100円ごとに3円)
- リボ払い(標準コース年利9.6%、長期・定額コース年利12.0%)
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの締め日・引き落とし日は?
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの締め日は毎月10日、引き落とし日は翌月4日となっています。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードで海外利用するとどのくらいポイント貯まる?
セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、海外で利用すると1,000円(税込)ごとに2ポイント貯まります。
※国内利用時は1,000円(税込)ごとに1.5ポイント。
海外利用時のポイント還元率が高く設定されているのは、セゾンプラチナビジネスアメックスカードの特長のひとつ。セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、海外出張が多いビジネスパーソンや旅行好きな人におすすめです。
まとめ
「審査が厳しい」「審査落ちする」などネガティブな意見もあるセゾンプラチナビジネスアメックスカード。プラチナビジネスカードでありながら、インビテーション(招待)なしで申し込みできます。
また、法人カードですがサラリーマンでも申し込み可能なのが、他のプラチナビジネスカードとの大きな違いです。
年会費は22,000円と、プラチナカードのなかではかなり低価格で、初年度は無料で利用できます。
年会費は安くても旅行保険は手厚く、更に空港ラウンジを自由に使えるプライオリティ・パスをはじめ、さまざまな特典を得られるので、プラチナカードとしてのステータスも十分であると評判です。
創業間もない法人経営者や個人事業主がはじめに所有するプラチナビジネスカードとして申し込むことをおすすめします。