エン転職は、業界でも最大級の実績を誇っていて、転職希望者だけでなく、優秀な人材を採用したい企業からも、需要が高い転職サイトです。
エン転職を検索すると、口コミなどに「やばい」という単語が含まれることがありますが、「やばい」と言われる理由やその真相を紹介します。
エン転職サイトの特徴・利用するメリット・注意点も解説します。エン転職の利用方法や退会方法、サイトで紹介されているFAQの一部などもあわせて紹介します。
目次
エン転職の基本情報
名称 | エン転職 |
会社名 | エン・ジャパン株式会社 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー |
本社代表番号 | 0120-998-930
受付:月~金(祝日以外)10:00~17:00 |
設立 | 2000年1月 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木 孝二 |
事業内容 | インターネットを活用したサービスの提供 HR Techプロダクト 求人・求職メディア 人材紹介サービス 活躍・定着支援サービス |
募集職種 | 営業系/企画・事務・マーケティング 管理系/販売・サービス系・専門職系/エンジニア系など |
求人エリア | 首都圏・関西圏など47県/北米・中国・アジアなど |
公式サイト | https://employment.en-japan.com/ |
エン転職は、日本でも有数の実績を持つ転職サイトです。
公式サイトのサポートコンテンツには、転職Q&Aや転職のステップの解説のほか、職務経歴書と自己PRのサンプル集が記載されています。
また、エン転職が実施している企業オファーやシークレットスカウトなどのスカウトサービス)の利用方法も案内されています。
会員登録すると2つの面接サポート「面接対策レポート」と「面接前日のお知らせアラート」が受けられます。
エン転職の口コミを紹介
口コミサイトに投稿されているエン転職の評判を調査しました。「エン転職がやばい」と言われる理由も紹介します。
エン転職に寄せられている良い評判や口コミもチェックしていきましょう。
エン転職はやばい?悪い口コミ
求人内容と実際の業務がかなり違っている。例えば、webマーケティングでの募集なのに、いざ面接で話を伺うと新規開拓の営業がメインの業務だったりと正直時間の無駄であった。
面接担当者も応募がくるように業務内容を脚色していると言っていたが、脚色というよりただの詐欺ではと感じた。出典:みん評
エン転職の特別スカウトを通じ、面接に行きましたが『求人ちは載せてないんだけど、実はこういう業務もやってほしくて』と言われたり、『実は、求人には国際担当の営業事務と書いたんだけど、あれ国内担当の間違いだったんだよね はは』と適当な会社ばかりです。
実際、特別スカウトを受けたのに書類選考通過できなかったり、一次面接したものの、すぐ落とされたりと、スカウトの意味が分からないです。出典:みん評
エン転職での営業事務の仕事を、書類選考免除のスカウトという形でいただきました。ですが、書類選考免除というお話だったのに、書類選考不通可の連絡が来ました。
しかも、面接希望の日時でもなんでもない、平日の昼間を面接に指定してくるという…。
その他もろもろ、頭がおかしいのかな?と思いました。出典:みん評
「やばい」という噂の裏付けになりそうな悪い口コミを一通り見ましたが、その大半は「面接した企業がひどい」というものでした。
「求人の中にはやばい企業がある」という意味で「やばい」という評判が広がった可能性が高いです。エン転職自体には、激しい非難はほとんど寄せられていませんでした。
エン転職の良い口コミ
20代から30代の若い人向けの求人が多いという印象を受けました。
また大手企業より中小企業の求人の方が多いので、中小企業への転職を目指している人にとっては利用する価値のあるサイトだと思います!
求人企業一社一社に直接取材されているとのことで、サイトには仕事のやりがいや厳しさ、また職場の印象などが書かれているので、応募を検討する上で大変参考になりました。
出典:みん評
このサイトを使おうとしたきっかけは、とにかく情報量の多さ!転職サイトにもたくさんあるけど、このサイトだけで募集している企業が多いから、情報の整理もしやすいし、数少ない好待遇の求人も見つけやすかった。
利用してて一番良かったなと思ったのが、その企業に勤めた経験がある人の口コミ情報。これのおかげで企業の良いところも厳しいところも事前に知れてすごく勉強になった。
出典:みん評
こちらは、エン転職利用のメリットを説明し、それに感謝している口コミです。
口コミサイトには「サイトが見やすく使いやすい」「企業の情報量が多くて参考になった」といった声が多く投稿されています。
特に多いのはサイトの使いやすさを指摘する声で、悪い口コミの中でも使いやすいサイトを褒める言葉が見られました。
「スタッフが行っている企業への取材や紹介動画などが参考になった」という声もあります。
エン転職利用のメリットの詳細は、後の章でご覧ください。
エン転職を利用する際のデメリット・注意点
利用者にも企業にもありがたいメリットが多数あるエン転職ですが、利用時のデメリットや注意点もあります。
どのような部分に注意して利用するべきなのかを見ていきます。
求人数が大手転職サイトよりも少ない
エン転職の最大の泣き所とも言われているのが、他の大手転職サイトより求人数が少ないことです。
求人数が多いことで知られる転職サイト2社と比べてみました。
リクルートエージェント | 78万件以上 |
doda | 20万件以上 |
エン転職 | 約8万件 |
上記は2023年9月時点で各サイトトップで公開されている求人数で、公開求人・非公開求人を合わせた数字です。
リクルートエージェントとdodaは転職サイト業界でもトップクラスの求人数なので、この2サイトと比べると低いのは間違いありません。
しかし、それ以外の転職サイトと比較すれば、それほど低い数字ではないです。
また、独占求人の質が非常に高いので「求人数が少ない」という理由でエン転職利用をやめるのは、非常にもったいないです。
キャリアアドバイザーは利用できない
エン転職は、他の転職サイトのようにキャリアアドバイザーを利用できません。
その代わりに、公式サイトの転職サポートコンテンツでFAQや応募書類のサンプル紹介や転職のノウハウなどを紹介中です。
面接対策レポートで企業ごとの面接情報が閲覧可能ですし、面接前日のお知らせアラートでは、企業面接までの段取りを組んでもらえます。
転職サポートコンテンツで問題を1つ1つ解決しても、1人での転職活動に行き詰まることもあります。
そんなときは、転職エージェントの利用を申し込んでみましょう。
その後は、担当エージェントが転職に関する様々な相談に乗ってくれます。
転職エージェントの利用に別料金が発生するということはなく、無料で利用できるのでご安心ください。
ミドルクラス向け求人の取扱いがほとんどない
エン転職のもう1つの注意点は、ミドルクラスを対象にした求人をあまり取り扱っていないことです。
30代半ば以上の年代の人に対応した求人の数はほとんどないので、ミドルクラスはエン転職の利用を諦めるしかありません。
エン転職で扱う求人情報は質が良いので、強い失望感をおぼえるミドルクラスが多いです。
しかし、ミドルクラスの求人対策はあります。
エン・ジャパンは、ミドルクラスに対応した「enミドルの転職」というサイトも運営しています。
ミドル・ハイクラス向けの求人が多数紹介されているので、35歳になったらエン転職ではんくenミドルの転職を利用してみてください。
■enミドルの転職■
エン転職を利用するメリット
エン転職が多くの転職希望者や企業に高評価を受けているのは、メリットが多いからです。
この章では、転職希望者がエン転職を利用するメリットを解説します。
4種類のオファーが届くスカウト機能がある
エン転職には、複数のオファーを受けられるスカウトサービスがあります。
届くオファーはこの4種類です。
- 企業からのスカウト
- シークレットスカウト
- 転職エージェントのスカウト
- 通常のオファー
シークレットスカウトは、企業が公開していない求人が送られてくるタイプのオファーです。求職者のWEB履歴書をもとに、経験・スキルがマッチしていると感じた企業が求人から「一般公開されていない求人(シークレットスカウト)」が届きます。
シークレットスカウトを含めエン転職のスカウト機能は、利用者がオファーを受けた時点で、企業・エージェント側が確認できる利用者の情報は匿名になっています。
オファーを申し込む企業によっては、スカウトだけの特典が用意されているのもうれしいメリットです。
特典の内容は、書類審査免除・一次面接免除・前給の保証など、企業ごとに違います。
自分で企業に応募するよりも有利な条件で転職を進められる可能性が高いので、スカウトの内容は念入りに確認しましょう。
若手の中途採用に特化
エン転職の代表的な特徴は、若い世代の中途採用に特化した求人情報を紹介していることです。
エン転職には1000万人以上の人が登録していますが、利用者の7割以上が35歳以下の若手です。
新しい仕事に、その力と情熱を注いでくれる若い層を雇用したい多くの企業が、エン転職で希望する人材を集めています。
エン転職と提携する企業は、高収入と高待遇が期待できる大手企業が多いため、若い転職希望者に注目されています。
その需要と供給が見事にかみ合った結果、エン転職は優秀な若い世代を雇用できる転職サイトとして、企業側の信頼を受けるようになりました。
それと共に、若い利用者にも支持されているのです。
利用者の職場定着率が高い
利用者が転職先に定着する率が高いのも、エン転職の特徴に挙げられることが多いです。
2017年12月から2019年6月までに転職した人を対象に行った調査で、エン転職は他の転職サイトを利用して転職した人に比べて、離職率が半分以下だと判明しています。
この調査結果は、エン転職の公式サイトのコラムで公表されています。
エン転職は、職場定着率の高さの理由に以下の2点を挙げています。
- 転職先企業の厳しい部分も知った上で入社してもらっている
- 事前に情報を正しく知ることにより、ミスマッチによる離職を防いでいる
転職者の離職率の高さに悩まされている企業が多いため、定着率が高いエン転職が企業の厚い信頼を得るようになったのです。
企業の情報が詳しく分かる
利用者が企業の詳しい情報を入手できるのは、エン転職の大きな利点です。
エン転職の求人情報の中には「プロ取材」というマークが付いている求人があります。
その求人には「プロフェッショナル取材者のレビュー」という項目があり、他の求人にはない、以下のような企業情報が記載されています。
- 取材で受けた企業の印象
- 仕事のやりがい・厳しさ
- この仕事に向いている人・向いていない人
これらの情報をプロならではの視点で紹介しているので、応募する前に企業の詳細をうかがい知ることが可能です。
また、企業の雰囲気を知っておけば、面接で必要以上に緊張しなくなるというメリットもあります。
「プロ取材」マーク付きの求人情報は会員になる前から確認できるので、登録する前にチェックしてみましょう。
20~30代向けの求人が豊富
エン転職の「若い世代向けの求人に特化」という特徴は、同時に若い転職希望者にとってのメリットです。
30代中盤以降のミドルエイジ向けの求人は、キャリアを積んだ人を対象にしています。
しかし、エン転職は「初心者可」「学歴不問」などを盛り込んでいる求人が多いので、社会人経験が浅い若い人でも、自分に合った仕事を探せます。
若い利用者が馴染みやすく働きやすい企業が数多く登録されているので、希望条件をある程度絞って探しましょう。
根気よく探せば、自分に最適の企業に出会えます。
他の職種を経験後に新しい仕事を始めたい人なら、エン転職で転職活動をするのがおすすめです。
掲載案件の8割は他のサイトにはない独占求人
エン転職の人気の一因は、掲載されている案件のクオリティです。
案件の8割が他のサイトで紹介されていない独占求人なのです。
複数のサイトに登録されている求人だと、応募した時点で他社の利用者が採用されているという事態が発生しがちです。
しかし、独占求人にはそういった行き違いが発生しません。
競争率も他の求人より低下するので、条件が良い求人に応募し、採用される確率が非常に高くなります。
非公開求人と似ていますが、非公開求人が独占求人とは限りません。
非公開求人よりも雇用条件が良い求人情報に優先的に応募できるのは、エン転職利用者ならではの特典です。
独占求人は、基本的に4,000件以上掲載されています。
会員登録したら必ずチェックし、気になった企業にはどんどん応募して他の希望者の先手を取りましょう。
転職後もサポートが受けられる
転職成立後も、3年という長期間にわたり、エン転職のサポートを受けられます。
サポート内容は、こちらの3点です。
- 節目ごとに届く「活躍サポートメール」
- 無料研修講座・エンカレッジで受講できる
- 定期的なアンケートでギフトがもらえる
活躍サポートメールには、入社後の動きについてのアドバイス・企業で活躍するコツなどが記されています。
エンカレッジはエン転職を運営しているエン・ジャパンが設立した教育研修講座で、講座数は150以上です。
転職後に活躍する秘訣やビジネススキルなどを指導してくれる講座なので、気になる講座は積極的に受講するのがおすすめです。
定期的にアンケートに答えるともらえるポイントは、高給文具やAmazonギフト券などに交換できます。
エン転職はどんな人に向いている?
エン転職は高い評価を受けている優良転職サイトですが、利用には向き不向きがあります。
エン転職が向いている人の特徴
以下の条件に該当する人は、エン転職での活動に向いています。
- 20代から30代中盤までの人
- 学歴・職歴に自信がない人
- 他の転職サイトより有利な条件で転職したい人
- 転職先の詳しい情報を確認してから応募したい人
- 転職後もしばらくの間サポートして欲しい人
この条件に当てはまる人は、エン転職のメリットを最大限に活用して転職活動できます。
特に、若手の学歴や職歴に自信がない人は、他のサイトより良い条件の求人情報を獲得できる可能性が高いです。
学歴不問・未経験者歓迎の求人が他サイトより多いからです。
しかも、高待遇の案件が多いので、良い環境で職歴を積み重ねていくことができます。
転職先の情報を応募・面接前から確認できるのも、転職活動に不安を抱えている人の気持ちを楽にします。
転職先に定着できる確率を上昇させる転職後のサポートも、他の転職サイトでは見られない好条件です。
エン転職以外のサービスを利用した方が良い人の特徴
以下の特徴に合致する人には、エン転職以外で転職活動することをおすすめします。
- 35歳以上の人
- ハイクラス向けの求人情報が欲しい人
- 転職するまできめ細かいアドバイスとサポートを希望する人
エン転職は35歳以上のミドルエイジ向けの求人情報が少ないので、35歳を過ぎたら別の転職サイトで活動した方が良い成果を得られます。
また、エン転職は未経験者・職歴が浅い人に向けた求人情報が多いのに対し、キャリアを積み重ねてきたハイクラス向けの求人情報が非常に少ないです。
現状よりもキャリアを高めたい人に向いている求人も、ほとんどありません。
高い知識・スキル・職歴を必要とするハイクラス求人は「enミドルの転職」やエン転職以外のサイトで探しましょう。
転職活動にアドバイス・サポートが必要な人も、エン転職での活動に不向きです。
エン転職は、キャリアアドバイザーが常にサポートしてくれるタイプのサイトではないので、転職サポートが丁寧と評判の転職サイトを利用しましょう。
エン転職以外のおすすめ転職サイト3選
エン転職以外にも多くの転職サイトがあり、それぞれ魅力的なスペックと特徴を備えています。
転職サイトの中で特に利用者が多く、実績も重ねてきている転職サイトを見てみましょう。
求人数の多さが魅力の「リクルートエージェント」
名称 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
募集職種 | 営業/販売/サービス/事務/その他 |
求人エリア | 首都圏・関西圏など47県 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
求人数の量が転職サイト業界でトップクラスのリクルートエージェントは、公開求人だけではなく多くの非公開求人を有しています。
2023年9月26日に日本国外の求人募集は終了しますが、国内に十分すぎる数の求人情報があるので問題ありません。
募集している業種・勤務形態・勤務地が幅広いので、日本国内どこにいても満足な転職活動ができます。
また、エージェントのサポートも行き届いていると定評があります。
サポート内容は、履歴書・職務経歴書の書き方や面接のノウハウなどの指導だけではありません。
応募先の企業と面談する日時の調整や、利用者からは言い出しにくい労働条件の交渉なども代行してくれます。
エージェントのサポートが手厚い「doda」
名称 | doda(デューダ) |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
募集職種 | 営業/販売/サービス/事務/その他 |
求人エリア | 首都圏・関西圏など47県・北米など海外 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
エージェントのサポートの質が非常に高いことで人気を得ているのは、dodaです。
在籍しているエージェント全てが業界に関する情報を熟知しており、利用者にも転職に関する適切なアドバイスをしてくれます。
応募先企業に提出する履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれますし、面接の対策も指導してくれます。
さらに、転職活動の過程で必要な手続きも代わりに行ってくれるので、十分な時間のゆとりを持って転職活動できます。
また、スカウトサービスも実施しています。
申し込むと、利用者の仕事の希望条件をチェックした企業側からスカウトメールが届くので、そこで初めて自分の個人情報を伝えて交渉を開始するシステムです。
ミドル・ハイクラス転職なら「ビズリーチ」
名称 | ビズリーチ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
募集職種 | 営業/経営/人事/専門職/その他 |
求人エリア | 首都圏・関西圏など47県・北米など海外 |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
一定以上の経験と実績を築いてきた人の転職活動におすすめなサイトは、ビズリーチです。
募集している職種は、専門職から経営・管理職に及びます。
年収1000万円以上の求人も多く、キャリアを積んだ30歳以上の人向きの転職活動ができます。
優秀なヘッドハンターが3,000人以上在籍しており、利用者がヘッドハンターをスカウトして転職活動をすることも可能です。
他の転職サイトのように無料会員登録でも利用できますが、有料サービスに申し込むとさらに条件の良い求人を紹介してもらえます。
利用できる会員サービスのグレードもアップするので、多くの口コミが有料会員登録を勧めていました。
エン転職とは逆に「若い世代の求人が少ないのがデメリット」とも言われています。
しかし、ミドルエイジが積み上げてきたキャリアを最大限に活かせるサイトです。
エン転職を利用する際の流れ
エン転職に登録してから転職するまでの流れを解説します。
STEP1 会員登録する
最初に、公式サイトから会員登録を行います。
名前・メールアドレスを登録し、パスワードを設定すると、次は個人情報入力画面になります。
学歴と職歴の入力時、職歴が多すぎる場合には一部を省略しても大丈夫です。学歴は全て事実を入力しましょう。
希望する業種・勤務条件・勤務地などの条件は会員登録後に変更可能なので、その時点で決まっていることを入力してください。
全ての入力が済んだら、会員登録手続き完了です。
STEP2 職務経歴を記載する
会員登録の次は職務経歴の登録です。
エン転職のスカウトは利用者の職務経歴をチェックした企業から送られてくるので、企業にPRしたい職歴があれば必ず記載してください。
このとき、良い企業にスカウトされることを目的に偽りの職務経歴を記載すると、後で面倒なことになるので、嘘は決して書いてはいけません。
嘘がバレたときに気まずいだけではなく、エン転職・企業の信頼を失い、転職活動が頓挫する可能性が高いからです。
STEP3 エン転職サイトでの転職活動を開始する
必要情報の登録が終わったら、求人情報をチェックしましょう。
エン転職は「検索条件が豊富で幅の広い検索ができる」と定評があるので、希望条件を絞って求人情報を探せます。
会員登録後は非公開求人も検索できるようになるので、条件の良い非公開求人から優先的に見るのがおすすめです。
スカウトサービス(シークレットサービス・企業からのスカウト等)で利用者の職務経歴を見た企業や、エン転職に登録している転職エージェントからのスカウトが届きます。
スカウトメールの内容は必ずチェックし、スカウト特典などの条件を確かめてから応じるかを決断してください。
STEP4 希望求人に応募・面接を受ける
応募する企業が定まったりスカウトしてきた企業との交渉が進んだりした後は、相手企業に必要書類を提出し、面接の準備に入ります。
応募書類の書き方に自信がない場合は、エン転職の転職エージェントに相談するのがおすすめです。
エン転職公式サイトにも転職活動のコツなどが紹介されているので、すみからすみまでチェックしてみてください。
書類選考を通過したら、次は面接です。
面接に自信がない人向けに模擬面接をしてくれる転職サイトもありますが、エン転職にはそのサービスがありません。
その代わり、模擬面接の方法が公式サイトで細かく紹介されています。
これも入念にチェックした上で、家族や友人知人に模擬面接をお願いしましょう。
STEP5 内定
面接の結果、内定をもらえたら、転職成功です。
内定の時点でまだ前の勤務先を退職していない場合、退職手続きを終わらせます。
退職に当たって様々な手続きが必要ですが、退職の手順もエン転職公式サイトで案内されています。
転職先企業で働き始める2ヵ月前に、退職の意志を勤め先に伝えておくのが理想です。
エン転職は退職手続きの代行サービスなども実施していないので、円満に退職できるよう自分で働きかけなければなりません。
転職先の入社手続きなどは、転職先企業で確認の上で済ませてください。
内定後にエン転職を退会するのはおすすめできません。
内定後は、エン転職のアフターフォローを受けられるからです。
入社1年目の社員が利用できる「HR OnBoard」サービスも活用しましょう。
エン転職の退会方法
エン転職の退会手順を解説します。
PCサイトから退会する場合は、ログイン後に画面上部の「各種設定」をクリックし、次ページの「退会の手続き」の案内に従って手続きをしましょう。
スマートフォンサイトやアプリも同様で、メニューの各種設定から「退会の手続き」を選び、指示通りに手続きを済ませてください。
1つ重要な注意点があります。
一度退会しても、前のデータを利用して再登録できる求人・転職サイトもありますが、エン転職は退会手続きをした時点で、利用者の全ての情報を抹消します。
間違って退会手続きをした場合も同様で、利用者の情報は再生できません。
全てを登録し直すことになるので、また利用する可能性がある場合は退会しないことをおすすめします。
エン転職に関するFAQ
転職を真面目に考えている多くの人が、人気サイトであるエン転職に関心を抱いています。
そうした人達がエン転職に寄せた数々の質問の中から、特に多い質問とその答えを紹介します。
エン転職はすべて無料で利用できる?
転職サイトの中には、一部のサービスを有料にしているところもあります。
エン転職のサイトコンテンツは見やすく、サービスも多いので「有料なのでは?」という疑いを抱く人が多いです。
そのため、エン転職の転職FAQにも同様の質問が投稿されています。
それに対して、エン転職は「当サイトは登録から各種サービスの利用についての料金は一切かからない」と案内していました。
転職後に受けられる3年間のサービスも、ビジネス講座を含めて全て無料で提供されています。
転職サイトが無料利用できるのは、求人情報を掲載している企業やスポンサーが出資しているからなので、後から利用者が料金請求されることはありません。
安心して利用することが可能です。
エン転職には女性向けの求人もある?
ミドル及びハイクラス向けの求人サイトも用意しているエン転職には、女性向けの求人サイトもあります。
PCのエン転職サイトなら、上部のバーに並んだリンクの中に「女性のお仕事さがし」というタイトルがあり、そこから女性向けコンテンツに飛べます。
毎週月曜日と木曜日に更新されており、2023年9月時点では2,600件以上の求人が掲載されていました。
検索の方法やサービス内容はエン転職とほとんど変わりませんが、デザインが可愛らしく、コンテンツも女性向けになっています。
FAQの中には「結婚して苗字が変わるが、応募時にどちらの苗字を使ったらよいか」といった女性ならではの質問がありました。
エン転職と他の転職サイトを併用してもいい?
多くの転職サイトでは、自社サイトと他のサイトとの併用を認めています。
エン転職のFAQに投稿された「転職サイトと求人情報誌どちらがよいか」という質問に、エン転職は「どちらにもメリットがあるので併用してはどうか」と答えていました。
他のサイトにはエン転職にはない特質や特典があり、求人の内容も違うので、広い範囲で仕事を探したい人は複数サイトの併用をおすすめします。
あまりに多くのサイトを併用すると混乱を招くので、大体2サイトから3サイトに登録し、それぞれの利点を活用して転職活動を行ってください。
エン転職のスカウトから応募しても落ちることはある?
エン転職のFAQに「スカウトから応募したが書類選考で不採用になった。必ず面接してもらえるわけではないのか?」という疑問が寄せられています。
それに対して、エン転職は「必ず面接してもらえるかはスカウト特典によって異なる」と回答していました。
スカウト特典で「書類選考免除」といった特典があるかどうかは、サイトの「スカウト」コンテンツで確認可能です。
「スカウト」から「スカウト一覧」を選ぶと表示される「スカウト特典」に、各企業ごとの特典が記載されています。
その内容を確認した上でスカウトに応募しましょう。
また、書類選考をパスできても、面接で不合格になる可能性もあります。
面接準備はしっかり整え、企業面接に臨んでください。
エン転職にWEB履歴書を非公開にできる機能はある?
スカウトサービスを利用するときだけ、WEB履歴書が匿名で公開されます。
しかし、WEB履歴書を公開することに不安を感じる利用者も少なくありません。
エン転職のFAQに「そこから個人が特定されないか」と心配する利用者からの質問がありました。
この質問に対し、エン転職は「特定の可能性は低い」とした上で「公開したくない企業があれば、非公開企業設定ができる」と案内しています。
現在の勤務先に転職活動していることを知られたくない場合にも、非公開企業設定が役立ちます。
スカウトされたくない企業がある場合にも、この機能を利用しましょう。
また、匿名のWEB履歴書は、通常のオファーや他のサービス利用時には公開されません。
どうしても心配な場合は、エン転職に確認しましょう。
まとめ
エン転職の評判を検索したとき「やばい」という言葉が出るのは事実です。
しかし、良い・悪い両サイドの口コミチェックに加えて、基本情報・特徴・メリット・注意点などを調査した結果、やばい転職サイトではないことが確認できました。
むしろ、企業オファーやシークレットスカウトなど、オファー機能が充実している魅力的なサイトといえるでしょう。ミドルクラスの求人が少ない件は、エン・ジャパンが運営している「enミドルの転職」で解決できるので、35歳以上の転職希望者はそちらを活用するのはおすすめです。
他のサイトにはない「プロ取材」マークが付いた求人も、ぜひご覧ください。