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行政書士は食えないからやめとけと言われる理由やメリットについて解説

行政書士の資格を取得するにあたって「取得しても食べていけない」「将来性がないからやめた方が良い」という声があります。

それは事実なのでしょうか?「やめとけ」「食べていけないと」と言われる理由やリスクを見てみましょう。資格取得のメリットやおすすめの通信講座も紹介します。

行政書士は食えないからやめとけと言われる7つの理由

行政書士は、国家資格を必要とする8つの士業の1つで、受験に必要な資格がないというメリットがあります。しかし「行政書士では食べていけない」「やめとけ」という声を散見するのも事実です。

なぜ行政書士はやめておけといわれるのでしょうか?「リスクが高い」と言われる主な理由を見てみましょう。

①士業の中でも独占業務が少ない

「行政書士はやめた方がいい」「やめとけ」と言われる主な理由の1つは、士業8つの中でも独占業務が少ないことです。

しかし、行政書士の独占業務を調査した結果、他の士業と比べて独占業務が少ない訳ではないことが分かりました。以下が行政書士の独占業務です。

  • 官公署に提出する書類作成
  • 権利義務に関する書類作成
  • 事実証明に関する書類作成

この中には弁護士や司法書士が作成できる書類もあります。しかし、大半は行政書士の独占業務です。

官公署に提出する書類は18種類、権利義務に関する書類は10種類、事実証明に関する書類は9種類あるので、弁護士・司法書士も作成できる書類を除いてもかなりの数になります。

②資格を持っている人が多すぎる

有資格者が士業の中でも多いので稼ぎにくいという意見もありました。2023年時点の8士業の登録者ランキングを見てみましょう。

1 税理士 約80,000人
2 行政書士 約50,000人
3 弁護士 約44,000人
4 社会保険労務士 約44,000人
5 司法書士 約23,000人
6 土地家屋調査士 約16,000人
7 弁理士 約12,000人
8 海事代理士 約2,000人

行政書士は8士業の有資格者・登録者の人数で2位にランクインしているため「ライバルが多い=稼げない」というイメージをもたれやすいです。

しかし、実際には行政書士の業務範囲が広いので、有資格者に対して仕事が少ないということはありません

③求人数が少ない

仕事の数が行政書士の数に対応していないというのは事実ではありませんが、求人数が少ないのは事実です。行政書士は企業や事務所に所属せずに独立開業をする人が多く、個人事業主となった行政書士が他の行政書士を雇う率が低いので、求人数は他の士業より少ないのが現状だからです。

また、行政書士は本業でも副業でも企業に所属することを禁じられているため、企業からの求人もありません。

しかし、都市部の合同事務所や行政書士法人などは求人を出しているので、都市部の求人や士業専門の転職エージェントなどを利用すれば、行政書士としての就職・転職を目指せます。

④会社員が資格を取得しても給与アップにつながらない

会社員が資格を取得したことによって給与アップすることがない点にも注意が必要です。前項に記したように、行政書士は企業に所属できないからです。

資格が給与にプラスされないので、行政書士としての収入も得たい場合には、副業として個人事業主になるか、士業事務所に所属するしかありません。

しかし、副業を禁止している企業も多いので、副業として開業する際に社則に反していないかの確認が不可欠です。

⑤独立開業して後悔している人が多い

独立開業したのを後悔している人が多いのも事実です。

社会保険労務士や税理士は企業などと顧問契約を結び、毎月コンスタントに収入を得られますが、行政書士の業務は単発が基本なので、顧問契約を結ぶことは基本的にないため、安定した収入は期待できません。

独立後は精力的に営業活動をして顧客を増やさなければならないので、行政書士の資格だけではなく、マーケティングの才も要ります。営業の才能があれば行政書士として成功できますが、資格を得ただけでは高収入を得られないのです。

営業能力の低さゆえに独立を後悔するケースもあるため、「やめとけ」と言われているのかもしれません。

⑥AIで代替できる将来性のない仕事だと思われている

オックスフォード大学と野村総合研究所が2015年に行った共同研究で「10年から20年後に日本国内の約半数の職業がAIで代替できる」という推計結果が出ました。

それにより、行政書士の仕事もAIでの代替が可能と見ている人が多いのですが、実際にはAIで代替される可能性が低い業務が大半を占めています

業務の過程で、顧客の依頼内容を聞いたり解決策を提案したり官公署で相談したり現地調査を行ったりといったプロセスがありますが、それらのプロセスはAIでの代替が難しいからです。

⑦試験の難易度が高い

試験の難易度も「やめとけ」と言われる理由に挙げられています。行政書士は、試験合格率が10%前後という難関資格なのです。一発合格を果たす人よりも2回から3回目の試験で合格する人の方が多いです。

また、合格するのに必要な勉強時間は800時間から1,000時間とも言われており、勉強時間を取れない人の多くが資格取得を断念しています。

しかし、効率的に勉強すれば短期で一発合格するのも可能です。短期合格を目指す人は、受講者の評価が高い通信講座や予備校を調べてみましょう。

行政書士の資格を取得するメリット

「やめとけ」と言われる行政書士ですが、ここからは資格取得のメリットを紹介します。行政書士になることでどのような恩恵が得られるのかを見ていきましょう。

学習した内容が日常生活にも役立つ

行政書士の知識は日常生活を送るうえでも役に立ちます。日常生活の中で何らかのトラブルが発生したとき、行政書士で勉強した内容が頭に入っていれば、落ち着いて正しい対処ができるからです。

例を挙げると、身内が怪しい訪問販売に引っかかったとき、遺言書を作成または開封するときなど、行政書士の知識があればあわてたり悩んだりする必要がありません。

身内や友人知人、仕事仲間がトラブルに巻き込まれて困っているときにもアドバイスをしたり対応を指導できるので、周囲に感謝される資格なのです。

受験資格がなく誰でも取得できる

行政書士は受験資格がない点も喜ばれています。士業に限らず多くの国家資格は学歴や実務経験などの受験資格を必要としますが、行政書士にはそれがありません。

また、士業のダブルライセンスでステップアップしたい人にも行政書士の資格が役立ちます。たとえば、社会保険労務士は所定の国家資格を必要としますが、行政書士の資格がそれに該当するので、行政書士の資格を取得した後に社会保険労務士の資格を得られるのです。

行政書士として独立開業する際に社会保険労務士の資格もあるというアピールができ、顧客獲得に役立つのも大きな利点です。

法律関係の職場に転職しやすい

法律関係の仕事に転職しやすいというメリットもあります。行政書士は士業関連の事務所に就職する際に武器になります。

また、企業に行政書士として就職することはNGですが、行政書士の資格を得ていることはプラスに働きます。行政書士としての職務はなくとも、仕事の上で法律関係のトラブルが発生したときに行政書士の知識を活かせるからです。

ベストなのは法律関係の職場ですが、他の職場でも重用されやすい国家資格なのです。

独立開業の費用が少なくて済む

行政書士は、士業の中でも独立開業の費用が少ないという利点があります。他の士業や業種で独立開業をする場合には数百万円の資金が必要です。

しかし、行政書士の場合には30万円前後で済みます。仕事用の事務所を構える必要がないため、自宅を事務所にすれば施設費も節約できます

行政書士は、独立開業のハードルが非常に低い士業なのです。

副業として始め、開業して起動に乗ってから本業に切り替えて独立するというステップを踏んでいる行政書士も多いです。

行政書士の資格を取得できるおすすめの通信講座

行政書士の資格取得におすすめな通信講座6社を紹介します。それぞれの通信講座のおすすめポイントや料金プランをご覧ください。

料金プランに記載された受講料は全て税込価格です。

STUDYing(スタディング)

スタディング

名称 資格合格パートナー「スタディング」
運営会社 KIYOラーニング株式会社
設立 2010年1月4日
事業内容 ビジネスパーソン向けの教育コンテンツと教育サービスの企画・制作・販売・運営
割引・キャンペーン あり
公式サイト https://studying.jp/gyousei/

おすすめポイント

  • すきま時間を活用しやすい
  • 講義動画が分かりやすい
  • コストパフォーマンスが良い

STUDYingの行政書士講座は、講義動画満足度・続け安さの実感度・コスパ満足度全てが90%を超えています

スマホだけで講義・テキスト・問題集を履修でき、1動画が5分から15分ほどで区切られているので、すきま時間を使った学習効果が高いと好評です。

講義動画はイラストや図を使って視覚から記憶しやすいように制作されています。

受講料は業界最安値レベルですが、合格するのに十分な教材とサポートが用意されている点で「コスパが良い」と定評があります。

STUDYingの料金プラン

コース名 分割払い料金 一括払い料金
行政書士合格コース[2024年度合格目標]ミニマム 3,152円✕12回~ 34,980円
行政書士合格コース[2024年度合格目標]スタンダード 3,700円✕12回~ 44,000円
行政書士合格コース[2024年度合格目標]コンプリート 5,100円✕12回~ 59,400円

STUDYingの行政書士講座は3段階に分かれています。最も人気があるのは教材が多いコンプリートです。

全てのコースで分割払いができます。全講座共通のキャンペーンや期間限定のキャンペーンを実施しているのでチェックしてみましょう。

無料登録で体験教材がもらえる

アガルート

アガルート

名称 アガルートアカデミー
運営会社 株式会社アガルート
設立 2013年12月16日
事業内容 各種国家資格の受験に関する指導業務・社会人向けのキャリアアップ支援事業・人材派遣業及び有料職業紹介業・前各号に付帯関連する一切の事業
割引・キャンペーン あり
公式サイト https://www.agaroot.jp/gyosei/

おすすめポイント

  • 合格率が高い
  • 試験講座の種類が多い
  • お祝い金または全額返金の合格特典がある

アガルートの行政書士講座は、合格率56%以上で全国平均の約4倍という高い合格率を誇っています。令和5年度の合格者数は304人で、うち171名が一発合格者でした。

試験講座の種類は非常に多く、他の通信講座が1~6コースなのに対してアガルートは40コース以上あります。

豪華な豪華特典も受講生に歓迎されています。2024年度の合格特典は、50,000円分のAmazonギフト券プレゼントまたは受講料全額返金でした。

アガルートの料金プラン

コース名 料金
【2024年合格目標】入門総合講義 184,800円
【2024年合格目標】入門総合カリキュラム ライト 228,800円
【2024年合格目標】入門総合カリキュラム フル 261,800円
【2024年合格目標】中上級総合フルカリキュラム 360,800円
【2024年合格目標】上級総合フルカリキュラム 261,800円

40以上ある試験講座の中で特に受講者が多いのが上記の5コースです。

講師を選んで学習でき、苦手な科目を集中して学習する単科コースも用意されています。10~20%の割引プランも利用可能です。

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フォーサイト

フォーサイト

名称 フォーサイト
運営会社 株式会社フォーサイト
設立 1993年4月21日
事業内容 教育・学習支援業(資格の通信教育講座・書籍出版・販売)
割引・キャンペーン あり
公式サイト https://www.foresight.jp/gyosei/

おすすめポイント

  • 単科講座セットが3種類用意されている
  • eライブスタディで学習効果を高められる
  • 不合格のときは全額返金されるコースがある

フォーサイトでは単科講座セットが3通りあり、好きなボリュームで学習できます

フォーサイトにはオリジナルのライブ配信講義・eライブスタディがあります。定期的に行われるので学習のペース配分をしやすいのが特徴です。

合格お祝い特典を用意している通信講座は数多いのですが、不合格時の返金制度を実施しているのは希少です。対象講座で条件を満たすと受講料が全額返金されるので、自分が条件に合致するかチェックしてみましょう。

フォーサイトの料金プラン

コース名 料金
スピード合格講座 2024年試験対策 バリューセット1 54,800円
スピード合格講座 2024年試験対策 バリューセット2 76,800円
スピード合格講座 2024年試験対策 バリューセット3 94,800円
2024年試験対策 単科講座 基礎講座 51,800円

3種類のバリューセットはいずれも教育訓練給付制度の対象で、バリューセット3は全額返金制度を利用できます。単科講座単体は基礎講座以外に3種類用意されています。

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クレアール

クレアール

名称 資格★合格クレアール
運営会社 株式会社クレアール
設立 1998年4月27日
事業内容 個人向け資格・検定試験・公務員試験対策等指導事業/法人(大学・企業等)向け資格取得・公務員試験対策支援教育事業
割引・キャンペーン あり
公式サイト https://www.crear-ac.co.jp/gyousei/

おすすめポイント

  • 1日1時間半の学習での合格を目指す速修プランがある
  • 無料・無制限で講師に質問できる
  • 特典が充実している

クレアールには、春から勉強を開始する初学者の合格を目標にした速修タイプのカリキュラムがあります

質問回数に制限がある通信講座が多いですが、クレアールは回数無制限で講師に質問可能です。

特典の充実度にも定評があります。2024年合格特典はお祝い金20,000円で、コースによって未受講分の返金があります。また、2024年度は初学者の受験料を負担するサービスを実施しており、次年度も同様のサービスが実施される可能性が高いです。

クレアールの料金プラン

コース名 料金
2024年合格目標 カレッジスピードマスターコース 125,000円
2024・25年合格目標 [初学者対象] 完全合格カレッジセーフティコース 169,000円
2024・25年合格目標 中級セーフティコース 246,000円
2024・25年合格目標 上級セーフティコース 190,000円

クレアールには速修プランと通常のパックコースがありますが、通常のパックコースの方がやや高い料金設定です。

どのコースも期間限定で割引になることがあるので、割引になったタイミングでのお申し込みがおすすめです。

ユーキャン

ユーキャン

名称 生涯学習のユーキャン
運営会社 株式会社ユーキャン
設立 1954年6月
事業内容 通信教育講座中心の講座運営/書籍・映像・音楽などの出版直販/ライフタイムプロダクツサービス
割引・キャンペーン あり
公式サイト https://www.u-can.co.jp/

おすすめポイント

  • デジタルサポートの充実度が高い
  • 講義時間が短いのですきま時間学習に向いている
  • 質問回数に制限を設けていない

長い実績を持つユーキャンは手厚いデジタルサポートを実施しています。特に、学習スケジュールを自動管理するツールが、ペース配分しにくい通信学習に最適です。

平均講義時間が6分前後なので、移動中などのすきま時間を利用して学習できます。

質問回数に制限がないのも受講生に好評です。ただし1日の質問回数は3回と決まっています。それだけ注意してメールや郵便で講師に質問して疑問を解決しましょう。

ユーキャンの料金プラン

コース名 分割払い料金 一括払い料金
行政書士講座 3,980円✕16回~ 63,000円
行政書士試験 対応模試 なし 10,800円

ユーキャンの行政書士講座は1種類だけですが、初学者が合格を目指すのに十分な情報量を備えています。

料金は相場より安く、テキストの送料を負担してもらえるというメリットもあります。条件を満たしていれば教育訓練給付制度を利用可能です。

LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインド

名称 LEC東京リーガルマインド
運営会社 株式会社東京リーガルマインド
設立 1979年1月20日
事業内容 各種国家資格・公務員試験受験指導/LEC会計大学院の開設・運営/社会人向けキャリアアップ支援事業/雇用創出/福祉・保育関連事業/人材紹介事業 ほか
割引・キャンペーン あり
公式サイト https://www.lec-jp.com/gyousei/

おすすめポイント

  • 講座の種類が豊富に揃っている
  • オリジナルテキストが分かりやすい
  • 受講前・受講中・受講後のバックアップがある

LECは初学者向け・学習経験者向け・全受験生向けコースを全部で13コース揃えています。

見やすい図表が多用されているオリジナルテキストには合格するための知識とノウハウが詰め込まれており、毎年最新情報を元に改訂しています。

バックアップ制度も充実しており、受講前には無料相談など、受講中にはオンライン質問制度など、受講後には独立するためのセミナーなどが用意されています。

LEC東京リーガルマインドの料金プラン

コース名 料金
2024年合格目標 パーフェクトコースSP 220,500円
2024年合格目標 合格講座スタンダードコース 165,620円
2024年合格目標 横溝プレミアム合格塾 27,000円
2024年合格目標 野畑式ビルドアップ↑コース 276,000円
2024年合格目標 鎌田式アルティメットコース 183,000円

LECの料金プランは他の通信講座と比べて安いとは言えませんが、さまざまな割引制度を実施しています。割引の中には一般価格から35%割引になるものもあるので、自分の受講条件などが該当するか確認してみましょう。

行政書士の資格取得がおすすめな人の特徴

行政書士の仕事には向き不向きがあります。向いている人が就くに越したことはありません。行政書士資格取得をおすすめする人の特徴を見てみましょう。

独立開業を目指している人

行政書士は、早く独立開業したい人におすすめの資格です。士業の多くは独立開業をするのに数年の実務経験が必要ですが、行政書士なら試験に合格して行政書士会に登楼すればすぐに独立開業できるからです。

行政書士の独立開業は30万円前後の出資で可能なので、独立資金がない人の開業にも向いています

自宅で自分のペースで仕事をしたいという人にも最適な仕事です。

自分で顧客を獲得する営業力がある人

行政書士に必要なのは事務処理能力だけではありません。独立開業するには自分で顧客を獲得できるほどの営業力やコミュニケーション力が必要とされます。

開業したら自動的に仕事が入ってくるわけではないので、営業を続けて顧客を得なければならないのです。

独立開業した後に廃業する行政書士の多くは営業の段階でつまづいています。言い換えれば、営業力があれば行政書士として成功を収められるのです。

「稼げない」という声もある行政書士ですが、営業力によって高収入を得られます。定年もないので、営業力を駆使すれば自分が望む分だけ仕事を続けられるのも大きなメリットです。

行政書士に関するFAQ

「やめとけ」というネガティブな意見が多いため、行政書士資格を取るか迷う人もいるでしょう。ネットに寄せられている疑問の一部とそれに対する回答を紹介します。

行政書士の資格取得には意味がない?

行政書士は会社員が資格取得しても企業で行政書士の仕事ができないため給与、給与アップにつながらないなどの側面から「資格を取っても意味がない」「やめとけ」といった厳しい意見も多いです。

しかし、企業で仕事はできないけれど、副業可の企業なら副業として働けますし、士業関連の事務所に就職できますし、営業力を持っていれば独立開業をして稼ぐことができます。

資格を取得した後に自分自身で意味を見出すこともできるので、決して意味のない資格ではありません。

行政書士に将来性はある?

行政書士の業務がAIに代替される可能性があることから、行政書士の将来性を危惧し「やめとけ」という人もいます。しかし、行政書士の業務のうち顧客の相談業務などAIが代替できない業務も多いです。

時代が移り変わるにつれ、減っていく業務もあるかもしれませんが、今後は外国人労働者の補助やさまざまな業務で用いられているドローンの飛行許可申請手続きなど、増えていく業務もあります。

今後も行政書士の需要はなくならない可能性が高いと見てよいでしょう

行政書士と併せて取得するのがおすすめの資格は?

行政書士はダブルライセンスに向いています。複数の資格を取得することで仕事の幅が広がるからです。

併せて取得するのをおすすめするのは以下の資格です。

  • 社会保険労務士
  • 宅地建物取引士
  • 土地家屋調査士

社会保険労務士のおすすめポイントはメリットの章で解説した通りです。

宅地建物取引士と土地家屋調査士はどちらも行政書士と民法の学習範囲が重なるので、資格勉強を進めやすく資格取得が他の資格よりも簡単にできる点でおすすめします。

まとめ

「行政書士は食えない」「やめとけ」という声があり、リスクも多いのは事実ですが、やり方次第でリスクを回避し、高収入を得られる資格です。

自分が行政書士に向いていると感じる人は、通信講座などで勉強を重ね、資格取得と独立開業を目指してみましょう。