「ポケットWi-Fiを契約したいけど種類がありすぎて選べない」
「おすすめのポケットWi-Fiがあれば教えて欲しい」
このような悩みがある方に向けて、本記事では以下の内容を解説しています。
- ポケットWi-Fiの失敗しない選び方
- おすすめのポケットWi-Fi
- ポケットWi-Fiに関する疑問と答え
- 契約から利用開始までの流れ
- ポケットWi-Fiが向いている人
最近ではポケットWi-Fiを提供する会社がどんどん増えており、どれを選ぶべきか悩んでしまいますよね。
膨大な数の中から自分に最適なポケットWi-Fiを選ぶ際はまず選び方を知る必要があります。
この記事ではポケットWi-Fiを契約したことがない方向けに、契約から利用開始までの流れやおすすめのポケットWi-Fiについて詳しく紹介していきます!
目次
そもそもポケットWi-Fiとは?
そもそもポケットWi-Fiは、ワイモバイルが提供するモバイルWi-Fiルーターを指していました。
しかし、ドコモやソフトバンクなどがモバイルWi-Fiルーターの提供を始めると、いつしかワイモバイル以外の会社から提供されているモバイルWi-FiルーターもまとめてポケットWi-Fiと呼ばれるようになりました。
世の中では、モバイルWi-Fiルーター=ポケットWi-Fiとイメージが定着しているので、小型で持ち運べるWi-Fi端末=ポケットWi-Fiという認識で問題ありません。
本記事でも、ワイモバイル以外のモバイルWi-FiルーターをポケットWi-Fiと表記しています。
失敗しないポケットWi-Fiの5つの選び方
失敗しないポケットWi-Fiの選び方は、以下の5つです。
- 自分に必要なデータ容量を把握する
- 住んでいる地域が通信エリア内か確認する
- 通信速度を比較する
- 実質料金を比較する
- 支払い方法を確認する
契約してから自分に合っていないと気づいて解約すると、解約金や返品の手数料などが発生してしまうので、ここで紹介する選び方を参考に最適なポケットWi-Fiを選びましょう。
選び方①:自分に必要なデータ容量を把握する
ポケットWi-Fiはプランごとにデータ容量が異なるので、自分にどのくらいのデータ容量が必要なのか把握する必要があります。
基本的にデータ容量が大きいプランになればなるほど月額料金が高くなるので、データ容量をあまり使わない方が大容量プランを契約するのは避けましょう。
参考までに、データ容量の消費イメージをお伝えすると以下のとおりです。
10GB | |
インターネット閲覧 | 約30,000ページ |
メール(テキスト中心) | 約200万通 |
YouTube(標準画質) | 約22.3時間 |
音楽 | 約115時間 |
通話 | 約556時間 |
(参考:ソフトバンク公式サイト )
上記の表を参考にすると、YouTube(標準画質)を月に約223時間以上視聴する方は、100GB以上の大容量プランがおすすめです。
自分に必要なデータ容量を把握し、最適なプランを契約しましょう。
選び方②:住んでいる地域が通信エリア内か確認する
ポケットWi-Fiによっては電波の入らないエリアもあるので、自分の住んでいる地域が通信エリアなのか確認することも大切です。
契約してからエリア外と分かり契約解除となると、Wi-Fiルーターの返却にかかる時間やお金がもったいないので、必ず契約する前にエリアを確認しましょう。
通信エリアは公式サイトで解説されている場合が多いです。契約を検討しているポケットWi-Fiの公式サイトを参考にしてください。
カシモWiMAXを例に出すと以下の通りです。
カシモWiMAXでは、上記のように地図を色分けして通信エリアを説明してくれています。
ポケットWi-Fiは、通常の通信モードと広範囲で通信可能なモードの2つを利用できる場合が多いので、どちらのモードの通信エリアも確認しましょう。
選び方③:通信速度を比較する
ポケットWi-Fiによって通信速度に違いがあるので、通信速度を重視する方は複数社の速度を比較して契約するのがおすすめです。
通信速度にはダウンロード速度とアップロード速度があり、それぞれ以下のような作業をスムーズにできるかの参考になります。
ダウンロード速度 | ・音楽のダウンロード ・動画の視聴 ・インターネットの閲覧など |
アップロード速度 | ・メールの送信 ・動画のアップロード ・ファイルの送信など |
表の通り、動画をよく視聴する方はダウンロード速度が速いポケットWi-Fi、大きなファイルを頻繁に送信する方はアップロード速度が速いポケットWi-Fiを契約するのがおすすめとなります。
例として、今回紹介するポケットWi-Fiの通信速度を紹介すると以下の通りです。
平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | |
MUGEN Wi-Fi※1 | 11.22Mbps | 6.82Mbps |
WiMax(BroadWiMAX)※2 | 81.95Mbps | 34.7Mbps |
THE WiFi※3 | 13.86Mbps | 10.64Mbps |
カシモWiMAX※4 | 44.52Mbps | 7.7Mbps |
AiR Wi-Fi※5 | 27.47Mbps | 16.85Mbps |
ChargeSPOT Wi-Fi 5G | 27.47150Mbps | 16.85Mbps |
※2021年11月現在の平均速度です
※1:(参考:みんなのネット回線速度 Mugen Wifi(ムゲンワイファイ)の通信速度レポート )
※2:(参考:みんなのネット回線速度 Speed Wi-Fi 5G X11 × Broad WiMAXの通信速度レポート )
※3:(参考:みんなのネット回線速度 THE WiFiの通信速度レポート )
※4:(参考:みんなのネット回線速度 カシモWiMAXの通信速度レポート )
※5:(参考:みんなのネット回線速度 AiR-WiFiの通信速度レポート )
通信速度で選ぶのであれば、ダウンロード速度とアップロード速度がどちらも速いWiMax(BroadWiMAX)を選びましょう。
選び方④:実質料金を比較する
できるだけお得に利用したい方は、実質料金を比較してどのポケットWi-Fiを契約するか検討しましょう。
実質料金とは、月額料金だけでなくキャッシュバックや割引、初期費用なども考慮して考える実質的な料金のことです。
具体的に実質料金で考慮する点をお伝えすると、以下のようになります。
- 利用期間の月額料金の合計
- キャッシュバック金額
- オプションの金額
- 端末代金
- 割引額
- 解約金
- 事務手数料
ポケットWi-Fiによって解約金や契約期間、オプションの料金などに違いがあるので、一定期間利用することを想定し実質料金を算出すると、本当にお得なポケットWi-Fiがわかります。
月額料金が安いポケットWi-Fiや高額なキャッシュバックが設定されているポケットWi-Fiも、実質料金で見るとそこまで安くない場合があるので、少しでもお得に利用したい方は実質料金を比較して選びましょう!
選び方⑤:支払い方法を確認する
ポケットWi-Fiによっては、クレジットカードでの支払いしか受け付けていない場合などもあるので、支払い方法にこだわりがある方は事前に確認する必要があります。
例として、今回紹介するポケットWi-Fi5社の支払い方法をお伝えすると以下の通りです。
支払い方法 | |
MUGEN Wi-Fi | クレジットカードのみ |
WiMax(BroadWiMAX) | クレジットカードか口座振替 |
THE WiFi | クレジットカードのみ |
カシモWiMAX | クレジットカードのみ |
AiR Wi-Fi | クレジットカードのみ |
ChargeSPOT Wi-Fi 5G |
クレジットカードのみ |
表の通り、Wi-Fiではクレジットカードでの支払いが主流となっています。
クレジットカードを持っていない方は、WiMax(BroadWiMAX)のように口座振替やコンビニ支払いが選択できるポケットWi-Fiを選びましょう。
クレジットカードにこだわりがない場合は、エポスカードやJCB一般カードのように即日発行できるカードを発行する方法もあるので、検討してみてくださいね。
【厳選】おすすめのポケットWi-FiランキングTOP6
先におすすめのポケットWi-Fiのランキングをご紹介します。
- MUGEN Wi-Fi
- WiMax(BroadWiMAX)
- THE WiFi
- カシモWiMAX
- AiR Wi-Fi
- ChargeSPOT Wi-Fi 5G
①MUGEN Wi-Fi
MUGEN Wi-Fiの基本的な情報は以下の通りです。
格安プラン(U3) | アドバンスプラン(G4) | |
契約期間 | 2年 | 2年 |
データ容量 | 100GB/月 | 100GB |
月額料金 | 3,718円 | 4,268円 |
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料) | 3,300円(契約事務手数料) |
実質料金(1年) | 54,516円 | 61,116円 |
制限速度 | 128Kbps | 128Kbps |
※全て税込価格です
※実質料金(1年)は(月額料金×12)+初期費用(3,300円)+解約金(5,500円)+返却処理手数料(1,100円)で算出
MUGEN Wi-Fiは、今回紹介するポケットWi-Fiの中で唯一キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバックを受け取り2年間利用すると、実質月額料金3,438円と業界の中でも安い料金で利用できるので、2年間の縛りが気にならない方はキャッシュバックを受け取りお得に利用しましょう。
契約から30日間であれば全額返金してくれるサービスも提供しているので、「ポケットWi-Fiを契約したことがないから通信速度やつながるか不安」という方も気軽に体験できるポケットWi-Fiです。
②WiMax(BroadWiMAX)
WiMax(BroadWiMAX)の基本的な情報は以下の通りです。
ギガ放題プラスDX(3年)プラン | ギガ放題プラス(2年)プラン | ギガ放題プラン | |
契約期間 | 3年 | 2年 | 3年 |
データ容量 | ・標準モード:15GB/3日 ・プラスエリアモード:15GB/月 |
・標準モード:15GB/3日 ・プラスエリアモード:15GB/月 |
・標準モード:10GB/3日 ・プラスエリアモード:7GB/月 |
月額料金 | ・1〜2ヶ月目:2,090円 ・3〜36ヶ月目:3,894円 ・37ヶ月目以降:4,708円 |
・1〜2ヶ月目:2,999円 ・3〜24ヶ月目:4,634円 ・25ヶ月目以降:5,313円 |
・1〜2ヶ月目:2,999円 ・3〜24ヶ月目:3,753円 ・25ヶ月目以降:4,413円 |
初期費用 | ・20,743円(安心サポートプラス・MyBroadサポート加入で無料) ・3,300円(契約事務手数料) |
・20,743円(安心サポートプラス・MyBroadサポート加入で無料) ・3,300円(契約事務手数料) |
・20,743円(安心サポートプラス・MyBroadサポート加入で無料) ・3,300円(契約事務手数料) |
実質料金 (1年) | 86,790円※1 | 90,453円※2 | 75,263円※3 |
制限速度 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
※全て税込価格です
※1:実質料金(1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(3,300円)+解約金(15,400円)+端末代(21,780円)+充電器代(1,980円)+安心サポートプラス(605円)で算出
※2:実質料金(1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(3,300円)+解約金(10,450円)+端末代(21,780円)+充電器代(1,980円)+安心サポートプラス(605円)で算出
※3:実質料金(1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(3,300円)+解約金(15,400円)+Web割キャンペーン違約金(10,450円)+充電器代(1,980円)+安心サポートプラス(605円)で算出
WiMax(BroadWiMAX)は、今回紹介するポケットWi-Fiの中でデータ容量が1番多く、30日で最大150GBまでデータ容量がつかえます。
3日で15GBの制限はありますが、月に100GB以上のデータ容量を消費する人にとって150GB使えるのは嬉しいポイントです。
さらに、3日で15GB以上使い通信速度が制限されても最大1Mbps出るので、他のポケットWi-Fiより快適です。
実質料金は他社より高めですが、データ容量を100GB以上使いたい方や通信速度が制限されてもそこまで不自由になりたくない方は、契約する価値があります。
③THE WiFi
THE WiFiの基本的な情報は以下の通りです。
THE WiFi 100GB | THE WiFi FIT | |
契約期間 | 2年 | 2年 |
データ容量 | 100GB | 100GB |
月額料金 | ・1〜4ヶ月目:0円 ・5ヶ月目以降:3,828円 |
・1GBまで:1,298円 ・5GBまで:1,628円 ・20GBまで:2,068円 ・40GBまで:2,596円 ・100GBまで:3,960円 |
初期費用 | 2,300円(契約事務手数料) | 3,300円(契約事務手数料) |
実質料金 (1年) | 43,704円※1 | 最大61,600円(毎月100GB使用した場合)※2 |
制限速度 | 128Kbps | 128Kbps |
※全て税込価格です
※1:実質料金 (1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(2,300円)+解約金(10,780円)で算出
※2:実質料金 (1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(3,300円)+解約金(10,780円)で算出
THE WiFiには100GBのプランである「THE WiFi 100GB」と、データ使用量によって段階的に月額料金が決まる「THE WiFi FIT」の2つのプランがあります。
データ容量をそこまで使わない月があるような方が定額のプランを契約してしまうと損してしまうので、THE WiFi FITのような段階的な料金体系があるのは嬉しいですね。
さらに、今なら1〜4ヶ月目までの月額基本料金が無料になるキャンペーンと、事務手数料が1,000円引きになるキャンペーンを行っており、通常より16,412円お得に契約できますよ。
365日オペレーターが対応してくれるなどサポートも充実しているので、初めてポケットWi-Fiを契約する方も安心です。
④カシモWiMAX
カシモWiMAXの基本的な情報は以下の通りです。
WiMAX+5G ギガ放題プラス | |
契約期間 | 3年 |
データ容量 | ・通常モード:15GB/3日 ・プラスエリアモード:15GB/月 |
月額料金 | ・初月:1,408円 ・2ヶ月目以降:4,455円 |
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料) |
実質料金(1年) | 69,113円※1 |
制限速度 | ・通常モード:1Mbps ・プラスエリアモード:128Kbps |
※全て税込価格です
※1:実質料金(1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(3,300円)+解約金(15,400円)で算出
カシモWi-FiはWiMAXのプロバイダの一つであり、最新機種であるSpeed Wi-Fi 5G X11が利用できます。
今までのWiMAX2+回線に加え、au 4G LTE・5G回線にも接続できるので、通信できるエリアが増えさらに速い通信が可能になりました。
先ほど紹介したWiMax(BroadWiMAX)では端末代金がかかっていましたが、カシモWiMAXでは端末代がかからないため、実質料金が安いです。
20万本の邦画や洋画が見放題の「U-NEXT for スマートシネマ 見放題プラン」では、U-NEXTが1ヶ月無料で利用できるので、気になっていた方はこの機会に利用してみるのもおすすめです。
⑤AiR Wi-Fi
AiR Wi-Fiの基本的な情報は以下の通りです。
らくらくプラン | サクッとプラン | まるっとプラン | |
契約期間 | 1年 | 1年 | 1年 |
データ容量 | 100GB | 100GB | 100GB |
月額料金 | 3,377円 | 3,278円 | 3,608円 |
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料) | 3,300円(契約事務手数料) | 3,300円(契約事務手数料) |
実質料金(1年) | 43,824円※1 | 42,636円※1 | 46,596円※1 |
制限速度 | 128Kbps | 128Kbps | 128Kbps |
※全て税込価格です
※1:実質料金(1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(3,300円)で算出
AiR Wi-Fiは、プランによって使える端末が決まります。らくらくプランの端末は最新端末なので、最新モデルが使いたい方はらくらくプランを選びましょう。
端末にこだわりがない方には、実質料金が業界でも最安級のサクッとプランがおすすめ。今回紹介してきたポケットWi-Fiの中でも実質料金が1番安いです。
他社の契約期間を見ると2〜3年が多いですが、AiR-Wi-Fiの契約期間は1年なので、解約金を支払わずに解約できる更新月が1年に1回訪れます。
ポケットWi-Fi業界は、1年経つと新しいサービスを提供する会社がどんどん出てくるので、頻繁に乗り換えたい方におすすめです。
さらに、他社の解約金が10,000円〜20,000円なのに対し、AiR-Wi-Fiの解約金は5,500円〜7,700円と安く設定されているので、仮に解約金を支払うことになってもそこまで大きな損失はありません。
⑥ChargeSPOT Wi-Fi 5G
ChargeSPOT Wi-Fi 5Gの基本的な情報は以下の通りです。
契約期間 | 最低25ヶ月目末日まで |
データ容量 | 無制限 |
月額料金(税込み) | 4,708円 |
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料) |
実質料金(1年) | 59,796円※1 |
制限速度 | 最大183Mbps |
※全て税込価格です
※1:実質料金(1年)は、月額料金(12ヶ月分)+初期費用(3,300円)で算出
ChargeSPOT Wi-Fi 5Gは、ポケットWIFIサービスとモバイルバッテリーのレンタルサービスを提供している業者です。ポケットWIFIを申し込むと、毎月1回のみ5日間無料でモバイルバッテリーのレンタルができます。全国30,000ヵ所以上にレンタルできるChargeSPOTがあるので、とても便利です。
ChargeSPOT Wi-Fi 5Gにもらえるルーターは、5Gで大容量・無制限に使い放題という優れもの。外出先での使用はもちろん、家での映画など大容量を見る際にも容量を気にせずに利用できます。自宅にWiFi回線がない人でも、ホームルーターとして活用できますよ。
25ヶ月目末日までに解約すると解除金が発生します。25ヶ月も連続で契約となると長く感じられるかもしれませんが、解約解除金は1,100円と他社よりも安い設定です。まずはお気軽に利用してみましょう。
ポケットWi-Fiに関する気になる疑問を解決
ここでは、ポケットWi-Fiに関する疑問を紹介し、その答えまでお伝えします。「ポケットWi-Fiを契約したいけど疑問があるから迷っている」このような方は、是非参考にしてください。
データ無制限で使い放題のポケットWi-Fiはある?
データ無制限で使い放題のポケットWi-Fiはありません。
少し前までは、よくばりWi-FiやどんなときもWi-Fiなどで無制限プランが提供されていましたが、サービスを安定的に提供できなくなったことを理由に、月に利用できるデータ容量の上限が設定されるようになりました。
そのような会社がだんだん増え、現在では無制限プランを提供する会社は1社も存在しません。
WiMAXの公式サイトなどで「無制限」という言葉を見ますが、注意書きに「3日で15GBの制限あり」とデータ容量の上限が記載されているので注意してください!
ポケットWi-Fiは光回線の代わりになる?
ポケットWi-Fiが光回線の代わりになるかどうかは、光回線のどの機能をポケットWi-Fiに求めるのかで決まります。
光回線 | ポケットWi-Fi | |
速度 | 速い | 遅い |
料金 | 高い | 安い |
持ち運び | できない | できる |
データ容量の制限 | なし | あり |
光回線とポケットWi-Fiの特徴を比較すると上記の通りです。
例えば、光回線と同等の通信速度やデータ容量を無制限で使いたい方は、ポケットWi-Fiを光回線の代わりにできません。
光回線とポケットWi-Fiで共通している点は「Wi-Fiが使える」という点だけです。速度が遅かったりデータ容量の上限があってもWi-Fiが使えればいいという方は、ポケットWi-Fiを光回線の代わりにできます。
ポケットWi-Fiの速度は遅いとお伝えしましたが、あくまで光回線と比較した場合の結果なので、ポケットWi-Fiの中でも速度が速い端末を提供している会社と契約すれば、通信速度に関してそこまでストレスを感じません!
必要な通信速度 | |
YouTube視聴※1 | ・4k:20Mbps ・1080p:5Mbps ・720p:2.5Mbps ・480p:1.1Mbps ・360p:0.7Mbps |
LINE音声通話※2 | 26kbps |
※1:(参考:Googleヘルプ )
※2:(参考:LINE WORKS ヘルプセンター )
上記の表は、YouTubeの視聴やLINEの音声通話に必要な通信速度をまとめた表です。
表の通り、4kの動画を視聴するために必要な通信速度ですら20Mbpsであり、速度の速いポケットWi-Fiであれば安定的に出せる数値なので、ポケットWi-Fiでも快適に視聴できます。
オンラインゲームを少しの遅延もなくやりたいなどの場合は難しいですが、動画の視聴や通話、各種SNSなどを利用するくらいのことであれば、ポケットWi-Fiを光回線の代わりにできますよ。
大手携帯キャリアのポケットWi-Fiって実際どうなの?
大手キャリアのau・ドコモ・ソフトバンクもポケットWi-Fiを提供していますが、おすすめはできません。理由は、月額料金は高いのにデータ容量が少ないプランばかりだからです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 | |
au | モバイルルータープラン5G | 3日で15GB | 4,721円※1 |
ドコモ | 5Gギガホプレミアム | 無制限 | 7,315円 |
ギガホプレミアム | 60GB | 7,205円 | |
ギガライト | 最大7GB | 最大6,765円 | |
ソフトバンク | データ通信専用50GBプラン | 50GB/月 | 5,280円 |
データ通信専用3GBプラン | 3GB/月 | 1,408円 |
※全て税込価格です
※ドコモはポケットWi-Fiのプランがなくスマホと同じプランです
※1:モバイルルータープラン5Gを2年契約した場合
上記の表の通り、ポケットWi-Fiは安くて3,000円前半〜高くても4,000円前半で契約できますが、大手キャリアは安くて4,000円後半〜高いと7,000円もかかります。
さらに、ドコモの5Gギガホプレミアムとauのモバイルルータープラン5G以外のプランでは、7〜60GBしかデータ容量が使えません。
他社のポケットWi-Fiの中には、100GB使えて大手キャリアのポケットWi-Fiより安いものがあるので、わざわざ大手キャリアのポケットWi-Fiを選ぶ必要がないですよね。
「月額料金が高くなってもいいから無制限のポケットWi-Fiが使いたい」このような方であれば、ドコモの5GギガホプレミアムをポケットWi-Fiで契約するのもありですが、その他の方には大手キャリアのポケットWi-Fiはおすすめできません。
ポケットWi-Fiの契約〜利用開始までの流れ
初めてポケットWi-Fiを契約する方は、利用するまでの流れが予想できません。ここでは、ポケットWi-Fiの契約から利用開始までの流れを紹介します。
ポケットWi-Fiを利用するまでの流れは以下の通りです。
- プロバイダを選択する
- プランを選ぶ
- 端末を選ぶ
- 契約する
- 端末が配送される
- 利用開始
WiMAXを契約する際は、どのプロバイダを選ぶかによって月額料金やキャンペーン内容が異なるので注意しましょう。プロバイダの例を挙げると以下の通りです。
- BroadWiMAX
- カシモWiMAX
- GMOとくとくBB
- UQWiMAX
プロバイダによっては月額料金が1,000円以上高くなる場合もあるので、プロバイダごとの月額料金だけでも比較してください。
プランや端末を選び契約すると登録した住所に端末が配送されます。手元に届くまでの期間は契約するポケットWi-Fiにもよりますが、早くて即日、遅くても1週間以内には届き、光回線のように使えるまで数週間かかるようなことはありません。
使い始めたい日時が決まっている場合は、配送の日数などを逆算して使い始めたい日に手元に届くよう契約しましょう。
ポケットWi-Fiと光回線どっちがおすすめ?
ここでは、ポケットWi-Fiと光回線それぞれにおすすめの人を解説します。自分がどちらを契約するべきなのかわからない方は、以下で解説する内容に当てはまる方を検討してみましょう。
ポケットWi-Fiがおすすめなのはこんな人
ポケットWi-Fiは、家の中だけなく外出先でもWi-Fiを使う方におすすめです。
光回線にはないポケットWi-Fiのメリットは、持ち運び可能なところです。ポケットWi-Fiは本体にバッテリーがついているので、充電さえできていればコンセントに繋がなくてもWi-Fiが使用できます。
例えば、カフェなどでよく作業する方の場合、Wi-Fiがあるカフェを選ばなくてはいけませんが、ポケットWi-Fiがあれば場所を選ばずに作業可能なので便利です。
さらに、ポケットWi-Fiは手元に届いてすぐ使い始められるメリットもあります。光回線は開通までに数週間から数ヶ月かかるので、すぐWi-Fiを使いたい方にもポケットWi-Fiがおすすめです!
光回線がおすすめなのはこんな人
光回線は、とにかく通信速度の速いWi-Fiを利用したい方におすすめです。
ポケットWi-Fiは家の中だけでなく外出先でも使えるメリットがありましたが、光回線には高速通信が可能というメリットがあります。
例えば、以下のような方は光回線一択です。
- 遅延なしでオンラインゲームがしたい
- 重いデータを頻繁にアップロードする
- 4kなどの高画質な動画をよく視聴する
ポケットWi-Fiでは不可能というわけではありませんが、スムーズに進まなかったり速度制限がかかったりする可能性が高いです。
作業がスムーズに進まないとかなりストレスを感じるので、上記のように通信速度が必要な作業を頻繁にする方は、光回線を契約しましょう。
まとめ
今回は、おすすめのポケットWi-Fiを5つ紹介してきました。もう一度内容を簡単におさらいすると以下の通りです。
- MUGEN Wi-Fi:契約から30日間であれば全額返金可能なので初めての方も安心
- WiMax(BroadWiMAX):30日で最大150GB使えるヘビーユーザー向けのポケットWi-Fi
- THE WiFi:1〜4ヶ月目までの月額基本料金が無料になるキャンペーンを開催中
- カシモWiMAX:端末代が0円なのでWiMAXの中でも実質料金が安い
- AiR Wi-Fi:とにかく安く使いたい方におすすめの業界最安級のポケットWi-Fi
それぞれのポケットWi-Fiに特徴がありましたね。
適当に選んでしまうと、解約金や返品の手数料、送料などのお金やそれにかかる時間がもったいないので、本記事内で紹介した「失敗しないポケットWi-Fiの選び方」などを参考に最適なポケットWi-Fiを選んでみてください!