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フレッツ光の評判は現在どうなのか?契約するメリット・デメリットや安く運用する方法も詳しく解説!

NTTが提供している光回線サービス「フレッツ光」は、もっとも多くの人が利用している固定回線であり、高速なモバイル回線の「5G」が普及しはじめている現代においても、動画やゲームなど大容量の通信を必要とする安定した通信を各住居に提供する光回線のニーズは高いままです。

しかし、これからフレッツ光の契約を考えている方にしてみれば、速度や費用面での評判が気になったり、他の光回線やモバイル回線を契約した方が良いのではないか、と思うこともあるでしょう。

そこで今回は、フレッツ光を他社の光回線およびモバイル回線と比較したときのメリット・デメリットや、できるだけ費用を抑えて光回線を運用する方法などについて、実際にフレッツ光を利用している人の口コミも交えながら詳しく解説していきます。

そもそもフレッツ光とは?

フレッツ光

各家庭に必ず1つはある、というレベルにまでインターネット環境は普及しましたが、光回線を契約していても「フレッツ光」とはそもそも何なのか、という疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。

そこで最初に「フレッツ光って何?」という疑問に答えていきます。

フレッツ光の3つの特徴

フレッツ光には、

  1. NTT東日本・西日本で全国に対応
  2. 対応できるプロバイダが多い
  3. 光コラボ回線で携帯料金がお得になる

以上の特徴があります。

①NTT東日本・西日本で全国に対応

フレッツ光とは、回線事業者であるNTT株式会社が提供するインターネットサービスの名称です。

フレッツ光を提供するのは「NTT東日本」および「NTT西日本」です。契約者の居住地によってNTT東か、NTT西が提供するフレッツ光なのかが変わります。

他の光回線サービスと比較しても対応エリアが広く、フレッツ光はエリアカバー率が9割を超えており、現在はほぼ「回線が使えない地域はない」といえるまでに普及しています。

②対応できるプロバイダが多い

フレッツ光でインターネットを利用するには、住宅と光回線でのネット接続を仲介するプロバイダへの加入が必須となります。

フレッツ光は光回線サービスの中でも対応プロバイダが多いため、速度が安定しているプロバイダや料金が安いプロバイダなど、比較的自由に選択できます。

ただし、エリアによって対応しているプロバイダは異なるため、フレッツ光の公式ウェブサイトや、各プロバイダで対応エリアを確認する必要があります。

③光コラボ回線で携帯料金がお得になる

光回線を契約する際、「光コラボ」という回線とプロバイダが一体になったサービスを選択することもできます

光コラボではNTTが各プロバイダに対して光回線を卸売するため、プロバイダが回線と一体になった割安なプランを提供できるようになっています。

また、利用する光回線自体がフレッツ光であることは変わらないため、快適なインターネット速度を維持したままコストを下げることができます。

フレッツ光の良い口コミ・メリット

これからフレッツ光の契約を考えている方にとって気になるのは、実際にフレッツ光を契約するメリットでしょう。

明確なメリットとして挙げられるのは、

フレッツ光を契約するメリット

  • 対応エリアが広い(全国対応)
  • 速度が速い
  • 容量制限が原則ない
  • 光コラボで安く契約できる

以上の点です。

対応エリアが広い

エリア

フレッツ光のエリアは全国47都道府県に対応しています。NTTの電話回線が使えるエリアであれば、ほぼ全域で光回線が使える、ということになります。

フレッツ光のエリアは都道府県によって「NTT東日本エリア」と「NTT西日本エリア」に分類され、どちらもエリアカバー率が9割を超えています。詳細は次の表をご覧ください。

エリア別 都道府県
NTT東日本エリア 北海道、青森県、青森県、宮城県、岩手県、山形県、秋田県
福島県、新潟県、長野県、山梨県、東京都、茨城県、神奈川県、栃木県、千葉県、群馬県、埼玉県
NTT西日本エリア 石川県、富山県、福井県、愛知県、静岡県、岐阜県、大阪府
京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県、三重県、和歌山県、岡山県、島根県、鳥取県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、高知県、徳島県、大分県、鹿児島県、熊本県、佐賀県、長崎県、福岡県、宮崎県、沖縄県

ちなみにモバイル回線の「4G・LTE」の人口カバー率は現在約「99%」といわれているため、もはや一人が一台所有するようになったスマートフォンで用いる通信のエリアカバー率にも劣らないくらい、フレッツ光の光回線が普及していることが分かります。

そのため現在では、申し込もうとしたは良いものの「エリア外で光回線が契約できなかった」ということは少なくなり、人口が少ない地方も含めて「ネット回線を敷く」ことのハードルが大幅に下がっています。

ただしフレッツ光でインターネットを利用するには、別途プロバイダの契約が必須です。

フレッツ光のエリア内であっても、エリアごとに対応しているプロバイダは異なるため注意しましょう。

速度が速い

速度

フレッツ光は、下り最大「10Gbps(技術規格上)」という速度に対応しており、どのような用途にも安定したネットワーク品質を提供します。

現在フレッツ光でそのような高速通信が実現できるのは「フレッツ光クロス」というプランであり、月額「6,930円」で最大「10Gbps(規格値)」のネット環境が手に入ります。

フレッツ光クロスは2020年4月に開始された新しい光回線サービスであり、従来の「フレッツ光ネクスト」と比較すると規格上10倍の最高速度を誇ります。

この速度であれば、Wi-Fiの最新規格である「Wi-Fi 6」のメリットを最大限活かせられます。

「IEEE 802.11ax」という最新規格に対応した無線ルータがあれば、無線環境でもフレッツ光クロスの高速ネット環境のメリットを最大限に活かすことができます。

ちなみに現在フレッツ光クロスに対応しているエリアは、次のとおりです。

【NTT東エリア】

フレッツ光

都道府県 市区郡町村 大字・通称名
東京都 23区 全域
狛江市 西野川、東野川、岩戸南、岩戸北、駒井町、元和泉、中和泉、猪方、東和泉、和泉本町
調布市 若葉町、西つつじケ丘、仙川町、東つつじケ丘、入間町、緑ケ丘、国領町
三鷹市 新川、中原、北野、牟礼

【NTT西エリア】

フレッツ光

都道府県 提供エリア
大阪府 大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市
和歌山県 和歌山市
京都府 京都市、長岡京市、向日市
滋賀県 草津市、彦根市
兵庫県 加古川市、伊丹市
愛知県 名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市
静岡県 藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市
岐阜県 岐阜市、美濃加茂市

現状ではまだ未対応の地域が多いため、以上の地域に住んでいない場合は、全国エリアに対応している「フレッツ光ネクスト」の方がおすすめです

フレッツ光ネクストの最大速度は「1Gbps(技術規格上)」です。実際にネットを利用した際の実行速度は規格値よりも下がりますが、それでも動画ストリーミング、ネットゲーム等の用途において必要十分な速度が出ます。

実際にフレッツ光クロスおよびフレッツ光ネクストを利用している方がどのような意見を持っているか、次の口コミをご覧ください。

フレッツ光クロス、IPv4接続、IPoE、IPv4 over IPv6(OCNバーチャルコネクト)の測定結果 プロバイダ: ぷらら Ping値: 8.9ms 下り速度: 2325.06Mbps(超速い) 上り速度: 4206.85Mbps(超速い) もう少し下り速度が速ければ文句ありません。

・フレッツ光ネクスト IPv6接続 IPoE(v6プラス)の測定結果 プロバイダ: So-net Ping値: 16.4ms 下り速度: 454.37Mbps(非常に速い) 上り速度: 41.41Mbps(少し速い) NURO光と同じソニー系列だけど、それなりに安定してるのはNTT東日本だからかな。

1Gbps契約、IPv6接続、2.5GbEネットワークの有線接続でこの数値。個人的には全く快調な速度ですなー。 ただこれでも40MB/sぐらいなので、AdobeサーバーにRAW元画像置くよりもNASに置いている方が断然速いはず。よって自分の投資は間違っていない!はず。

光コラボで安く契約できる

光コラボで契約するメリットとしては、

光コラボで契約するメリット

  • 回線とプロバイダを別々に契約するよりも安い
  • 通信品質は変わらない

以上の点が挙げられます。

すでに説明したとおり、フレッツ光の「光コラボ」とは、フレッツ光が提供している回線を他社が買い上げて、回線+プロバイダを1つの安価なセットとして販売する仕組みです。

光コラボで契約すると光回線とプロバイダを別々に契約する必要がないため、料金体系がシンプルになり、費用自体も安くなります。また、光コラボでフレッツ光の光回線を契約しても、それが原因で速度が遅くなるようなことはありません。

なぜなら、回線の販売元が違っても回線自体はフレッツ光が提供する光回線と同一だからです。「光コラボにしてから速度が下がった」と感じる方は、原因が別にある可能性が高いです。

よく混同しがちなのは「プロバイダ」と「回線事業者」です。今回取り上げている中では「NTT」や「KDDI」などが回線事業者にあたります。

それらの会社は光回線そのものを販売しています。それに対して「プロバイダ」は、光回線自体は提供していません。

回線事業者であるNTTから回線を買い上げて、プロバイダ料金とのセットで「光コラボ」プランとして販売しているわけです。

だからこそ、通信品質自体はどの光コラボを選択しても「フレッツ光」のものであることは変わりありませんただし、光コラボで契約するプロバイダによっては通信の安定性に影響がでる場合があります。

利用者数や通信方式(IPV6の対応・非対応)、設備などの影響を少なからず受けるからです。

ですから、「光コラボを契約すること」での速度面のデメリットを考慮する必要はありませんが、プロバイダごとに異なる通信品質を考慮して、きちんと比較したうえで決めるのは大切です。

実際に光コラボを契約している方がどのような意見を持っているか、次の口コミをご覧ください。

光コラボに乗り換えたら2,000円以上安くなって驚き

8月16日 午前9時頃のビッグローブ光(ホームタイプ)の通信速度は、下り 407.9Mbps・上り 141.4Mbps・Ping 24msでした。今日も安定して速いです。外は大雨で大雨・洪水警報が出ていますが、関係ありません。

フレッツ光のイマイチな口コミ・デメリット

ここまではフレッツ光を契約するメリットについて取り上げてきましたが、実際はいくつかのデメリットもあります。

そこで次からは、フレッツ光を契約するデメリットについて、

フレッツ光を契約するデメリット

  • 月額料金が高い
  • 格安スマホのスマホ割がない

以上の点について、利用者の口コミも含めて解説していきます。

月額料金が高い

お金と通帳

フレッツ光のような光回線サービスを販売している「回線事業者」はNTTの他にいくつかありますが、他の回線よりもフレッツ光は料金が高い傾向にあります。

実際に、フレッツ光と他社の光回線で月額料金を比較してみましょう。

光回線の種類 月額料金
フレッツ光ネクスト
ギガファミリー・スマートタイプ
5,940円+プロバイダ料
auひかり ずっとギガ特プラン 6,160円〜 ※携帯電話料金割引有
NURO光 2ギガ(3年契約)プラン 5,200円(初年度:980円)
eo光 10ギガコース 6,530円(初年度:3,280円)

この中でもっとも広いエリアに対応しているのはフレッツ光ですが、関西地方や九州地方など地域を限定する場合は、他の光回線を選んだ方がフレッツ光よりも安く契約できる場合があります

ただしこれはあくまで基本料金で比較した場合であり、光コラボ等のプランで比較した場合はフレッツ光の方が他社よりも安くなる場合があります。

また、自宅でネットをあまり使用しない、という方は「フレッツ光ライト(ライトプラス)」を契約することで通信量に応じて料金が変わる従量制になるため、使い放題の定額プランよりも安くできます。

格安スマホのスマホ割がない

スマホ

フレッツ光はNTTによる回線サービスなので、たとえば「auひかり」のスマホ利用者限定の割引サービスのようなしくみはありません。

「auひかり」はauとの携帯電話契約をしている人が申し込むことで、「auスマートバリュー」の対象になります。

5Gスマホの契約者であれば、最大「1,100円」が月額料金から割引されます。

ちなみに「auひかり」と、「ドコモ光」および「ソフトバンク光」は混同してしまいがちです。

「auひかり」は独自の光回線を提供しているのに対して、「ドコモ光」と「ソフトバンク光」はどちらもNTTとの光コラボ回線であるため、各種割引は受けられますが、通信品質はフレッツ光と同等になります。

フレッツ光がおすすめなのはこんな人

フレッツ光がおすすめな人とは、

フレッツ光がおすすめな人

  • とにかく安定した通信でインターネットを利用したい人
  • 他社の光回線がエリア外である人
  • auと契約していない人
  • モバイル回線の遅さに辟易している人(居住区が都市部以外など)
  • 光コラボ契約で通信費を抑えたい人

以上に当てはまる人です。

なぜおすすめだと言えるのか、それぞれ解説していきます。

とにかく安定した通信でインターネットを利用したい人

フレッツ光で全国エリアに対応している「フレッツ光ネクスト」は最速ではありませんが、住宅に合わせて、

  • 光配線方式
  • VDSL方式
  • LAN配線方式

以上3つの方式が採用されるため、どのような住宅・環境にいても安定した速度でインターネットを利用できる、というメリットがあります。

たとえば一戸建て住宅では「光配線方式」が採用され、マンションやアパート等の集合住宅では「LAN配線方式」または「VDSL方式」が採用される場合があります。

この中でもっとも速度が出やすいのは「光配線方式」ですが、どの方式が利用されても通信自体は安定しており、何ら遜色なくインターネットが利用できます。

他社の光回線は、規格上の速度自体はフレッツ光を超えるものもありますが、そもそもサービスエリア外であったり住居に設備がなく利用できないことも珍しくありません。

その点対応エリア・対応マンションが多いフレッツ光は、「とりあえずフレッツ光(とプロバイダ)を申し込んでおけば高速な光回線が使える」という安心感があります。

他社の光回線がエリア外である人

フレッツ光以外にも「auひかり」や「NURO光」などが独自の光回線を提供していますが、まだ対応エリアが狭いため、そもそも全国エリアに対応しているフレッツ光が唯一の選択肢である場合が多いです。

実際に他社の光回線と対応エリアを比較してみると、次のとおりです。

光回線の種類 対応都道府県数
フレッツ光 47(全国対応)
auひかり 36
NURO光 21
eo光 8

※上記に記載のエリア内でも一部非対応の地域があります

ちなみに、自宅や会社がそれぞれの光回線におけるエリア内であるかどうかは、それぞれの公式ウェブサイトから詳細を確認できます。

auと契約していない人

すでにauとモバイル回線の契約をしている人は、auひかりを契約することで割引を受けられますが、他キャリアと契約済みの場合は割引が適用されないため、あえてauひかりを契約するメリットが小さくなります。

そのため、au未加入であり他社の光回線を考えている方は、対応エリアがもっとも広いフレッツ光がおすすめです。

モバイル回線の遅さ・不安定さに辟易している人(居住区が都市部以外など)

フレッツ光は、スマートフォンのモバイル回線で「通信が遅い」とか「すぐ制限がかかる」と悩んでいる人にもおすすめです。

現在は「5G(sub6・ミリ波)」が普及しはじめたことにより、理論上は光回線に迫る、またはそれ以上の速度が出るモバイル回線も珍しくはありませんが、

  • エリアによって出る速度が不安定である
  • 契約ギガ数を超えると速度が制限される
  • 3日間の利用量が一定を超えた場合も制限されることがある
  • 通信無制限のプランは高額である
  • オンライン・クラウドゲーム等の用途には不向きである

以前と比較してかなり高速になったモバイル回線ですが、まだ「光回線に置き換えられる」とはいえない状況にあります。

そもそも「5G」はまだ普及段階であり、未対応エリアが多いため自宅のネット環境としては使えないことも珍しくありません。

そうなると「4G(LTE)」が選択肢となりますが、こちらは規格上の最大速度が「150Mbps」となるため、ネットサーフィンやSNS利用程度なら問題ありませんが、ストリーミングで高画質の映画を見たり、オンラインゲームをしたりする用途には向いていません

またモバイル回線には「通信制限」という壁もあります。

ギガ数が無制限のプランでない限り、契約上の通信量を超えると速度制限がかかります。

さらに、ギガ数とは関係なく「3日間の使用通信量」を超えてしまうことで速度制限の対象となる場合もあります。

オンラインゲームやクラウドゲームにもモバイル回線は不向きです。

通信速度は十分なように思えても「ping値」がどうしても高くなってしまい、ホームルーターを設置したとしてもラグが発生したり通信が途切れるようなことが起こりやすいからです。

そのような理由から、ゲーム等のエンターテイメントを楽しみたい場合は、どれだけ使っても速度制限がかからず、オンラインゲームやクラウドゲームにも適しているフレッツ光の光回線を契約することをおすすめします。

光コラボ契約で通信費を抑えたい人

フレッツ光は他社の光回線よりも月額費用が高くなる場合がある、というのはすでに解説したとおりですが、NTTから回線を買い上げた会社が「光コラボ」としてプロバイダとセットで販売するプランは、別々に契約するよりも月額費用が安くなります。

光コラボ契約の安さを実感するために、主要な光コラボプランを提供しているサービスごとに月額料金を比較した、次の表をご覧ください。

サービス名 月額料金
ビッグローブ光(戸建て) 5,478円
ビッグローブ光(マンション) 4,378円
OCN光(戸建て) 5,610円
OCN光(マンション) 3,960円
ソフトバンク光(戸建て) 5,200円
ソフトバンク光(マンション) 4,180円

このように、フレッツ光で可能な限り費用を抑えて運用したい方は、光コラボ契約がおすすめです。

まとめ

フレッツ光は価格や速度など不満を抱えている人も一定数いますが、通信の安定性や信頼性など、評判は総じて良いものが多いです。

すでに各種携帯キャリアと契約済みの方は、光回線とプロバイダ契約が一体になった光コラボを契約することで費用が安くなることもありますので、ぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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