友達と話していて、突然旅行の計画が組まれることもあるでしょう。しかし旅行に行くには、それなりの旅費がかかります。特に学生の頃はお金があまりなく、手元に旅費がないからと、旅行を諦めた経験を持っている人もいるのではないでしょうか。
実は旅費はトラベルローンを使えばローンを組めるので、お金がなくても旅行を楽しめます。トラベルローンとはどんなローンか、そしておすすめのトラベルローンについて解説します。
目次
トラベルローンとは
トラベルローンとはその名の通り、旅行費用の支払いにのみ使えるローンです。親しい人との旅行はとても楽しいものですが、貯金があまりないと旅行に行っても、お金のことを常に考えてしまうため楽しめません。
また、状況によっては旅行費用そのものを捻出できないときもありますが、トラベルローンを利用すればたとえ旅費を支払うだけの貯金がなくても、旅行を楽しめます。
ただし、ローンを利用して旅行に行っているので、借りたお金は利息を上乗せして弁済しなければなりません。トラベルローンを利用する前に、借りたお金を滞納せずに返却できるのか、必ず返済シミュレーションをしたうえで利用しましょう。
多目的ローンやフリーローンとの違い
ローンは、大きく分けてフリーローン・多目的ローン・目的が限定されたローンとに分けられます。テレビでコマーシャルが放送されているローンはそのほとんどがフリーローンです。
フリーローンは、特定の目的がなくても利用できるローンで、借り入れたお金は原則何に使っても罰せられません(ただし事業資金や投資に使うのは禁止)。
多目的ローンは、通常の買い物などに使えるほど自由ではありませんが、結婚・旅行・病気の治療・葬儀などいくつかの用途で利用できるローンです。
一方でトラベルローンは、旅行資金としてのみ利用できるローンです。旅行代金などの支払いで自動的に使われるため、借り入れたお金が口座などに振り込まれることはありません。
トラベルローンの種類
トラベルローンは大きく分けると、旅行会社が提供しているトラベルローンと、金融機関が提供しているトラベルローンとに分かれます。
それぞれ特徴があるので、自分の目的に合ったトラベルローンを選びましょう。
旅行会社のトラベルローン | 金融機関のトラベルローン | |
特徴 | ・旅行の申し込みと同時に利用可能 ・同じ旅行会社の旅行しか利用できない ・利用可能年齢は18歳以上 ・金利が高い |
・旅行としての利用ならどんな旅行でも利用可能 ・審査が厳しめ(審査時間もかかる) ・利用可能年齢は20歳以上 ・金利が低い |
旅行会社のトラベルローン
旅行会社のトラベルローンは旅行の申し込みと同時に利用できます。したがって、旅行の予約とトラベルローンの申し込みを別々にしなくてよいのが大きなメリットです。
また、旅行会社のトラベルトーンは高校生を除く18歳以上ならば申し込むことができます(ただし20歳以下は親権者または連帯保証者の同意が必要)。
一方で金利は後述する金融機関系のトラベルローンと比べると高くなります。また、旅行会社のトラベルローンは、同じ旅行会社が販売している旅行でしか利用できません。
金融機関のトラベルローン
金融機関のトラベルローンは、旅行会社のトラベルローンと比較すると金利が低いです。また、旅行会社のトラベルローンのように1社が提供している旅行に限定されている訳ではなく、旅行としての利用ならば、どんな旅行でも利用できます。
ただし、銀行系のトラベルローンは旅行会社のトラベルローンと比べると審査が厳しいです。申し込みの際は、旅行会社が発行した「資金使途確認書類」の提出が必要になります。
更に金融機関が提供するトラベルローンは20歳以上でなければ申し込みできません。そして、審査が完了するまでに時間がかかる点にも注意しなければなりません。
状況によっては審査を申請してからお金が融資されるまで、2週間以上かかることもあります。
プロミスは申し込みから最短3分で即日融資が受けられる消費者金融カードローンです。
原則として電話連絡による在籍確認や自宅への郵送物がないので周りに借入がバレずらい点が特徴!
パートやアルバイトでも申し込めるので審査が不安な人にもおすすめです。
トラベルローンでお金を借りるメリット
トラベルローンは旅行での利用にのみ特化したローンです。したがってメリット・デメリットがはっきりしています。
利用方法を誤るとデメリット部分のみが目立ってしまうので、トラベルローンのメリットとデメリットを十分理解したうえで利用しましょう。まずは、トラベルローンのメリットについて解説します。
旅行会社でローンを申し込める
トラベルローンは旅行会社でも申込み可能なローンです。旅行会社でトラベルローンの申し込みをすると、旅行の予約と一緒にトラベルローンの申し込みもできます。
別々に申し込むと旅行当日前にローンの申請が通らず、お金が融資されない恐れがありますが、旅行会社でトラベルローンを申し込めば確実に旅行出発日までにローンが通ります。
また、旅行会社で旅行の予約とローンの申込みが一括で完了するため、手続きを1本化できるのも大きなメリットです。
カードローンと比べると金利が低い
金利 | |
H.I.S.トラベルローン | 1.65~19.8% |
JTBトラベルローン | 11.9% |
楽天銀行のトラベルローン | 11.5% |
プロミス | 4.50~17.8% |
アコム | 3.00~18.00% |
アイフル | 3.00~18.00% |
トラベルローンはカードローンと比べると低い金利で借入ができます。金利が低い理由は用途が限定されているからで、トラベルローンは旅行の交通費や宿泊費にのみ利用できるローンです。
マイホームを購入するときに利用する住宅ローン、車を購入するときに利用するカーローンも用途が限定されているため、用途が自由なカードローンと比べると金利がかなり低く設定されています。
トラベルローンとカードローンを比較すると、平均で5%くらい金利が低く設定されており、まとまった金額を借りて長期間返済すると、総額ではかなりの差になります。
必要以上の額を借りる心配がない
トラベルローンは旅行の交通費と宿泊費しか借りられないため、必要以上にお金を借りる心配がないのも大きなメリットです。後ほど詳しく解説しますが、カードローンも旅行費用を借りるための手段のひとつにはなり得ます。
ただし、カードローンは旅行の時の交通費や宿泊費だけではなく、旅先での買い物やお土産代、外食をしたときの費用、施設に入場するときのチケット代など、あらゆる用途で利用できます。
更に融資スピードが早いため、ついつい使いたいものが出てきたときに借りてしまい、予定したよりも多く借りてしまうケースが多々見られます。
トラベルローンなら、借りられるのは交通費と宿泊費のみなので、旅行会社で申し込みをすれば自動的に借入する金額は決まるため、返済計画も非常に立てやすいです。
学生に対して優遇措置があるトラベルローンがある
トラベルローンのうち、旅行会社が販売しているものは学生に対しての優遇措置を設定しているものがあります。H.I.Sが提供しているトラベルローンでは、学生に対して金利の優遇措置を設けており、通常時よりも1%〜3%低い金利で借り入れできます。
また、近畿日本ツーリストでは入社予定の学生のみスキップ払いが利用可能です。スキップ払いは、初回支払い時の月を先延ばしできる制度で、近畿日本ツーリストでは入社後の5月を限度として、初回の支払いを最長7ヶ月間先延ばしにできます。
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トラベルローンでお金を借りるデメリット
トラベルローンは用途が限定的であるがゆえのデメリットがいくつかあります。デメリットが不満に感じるならば、別のローンを使っての借り入れを検討したほうがよいでしょう。
旅行の交通費と宿泊費にしか使えない
トラベルローンは旅行の際の交通費と宿泊費にのみ使えるローンです。したがって余分な借り入れをせずに済むのがメリットである一方、それ以外の出費には一切使えないのがデメリットではあります。
交通費と宿泊費さえ借りられれば快適な旅行ができるなら問題ありませんが、旅行先での出費も借り入れする予定ならば、トラベルローンは用いないほうがよいでしょう。
旅行会社のトラベルローンは更に利用が限定される
旅行会社が提供しているトラベルローンは、旅行の申し込みとトラベルローンの申し込みが一度にできるので非常に便利ですが、トラベルローンと、そのローンを利用する旅行会社は必ず同じでなければなりません。
例えばA社のツアーでトラベルローンを一緒に申し込む際、別の旅行会社であるB社のトラベルローンのほうが低金利だったとしても、B社のトラベルローンを利用してA社のツアーに申し込むといったことはできません。
たとえ金利が高くても、A社のツアーでトラベルローンを使うのならば、A社のトラベルローンに申し込む必要があります。
金融機関のトラベルローンは融資まで時間がかかる
トラベルローンには、旅行会社が提供しているものと金融機関が提供しているものとがあります。金利で比較すると金融機関のトラベルローンのほうが低いです。
旅行の予約と別々で申し込みをしなければならなくても、金融機関でトラベルローンを組む人もいますが、金融機関のトラベルローンは旅行会社のトラベルローンと比べても審査時間がかなりかかります。
旅行会社のトラベルローンは旅行出発日の1週間前の予約で間に合いますが、金融機関のトラベルローンは早くても1週間以上、場合によっては2週間以上かかることもあります。
旅行までに日数があまりない場合は、金融機関のトラベルローンは利用できないと思っておいたほうがよいでしょう。
金融機関のトラベルローンは書類の提出が必須
金融機関のトラベルローンの審査に時間がかかる1番の要因は、複数の書類を提出し、確認してもらわなければならないからです。
金融機関のトラベルローンを申し込む際には以下の書類を準備する必要があります。
- 本人確認書類
- 収入を証明する書類
- 旅行会社が発行した資産使途確認書類
入手するのが困難な書類はありませんが、あらかじめ準備しなければならないとなると、面倒に感じる人も多いのではないでしょうか。
プロミスは申し込みから最短3分で即日融資が受けられる消費者金融カードローンです。
原則として電話連絡による在籍確認や自宅への郵送物がないので周りに借入がバレずらい点が特徴!
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トラベルローンの審査は厳しい?申し込み基準
トラベルローンを含むローンを申し込んだ際は、必ず借り入れする会社が実施する審査を受けなければなりません。ローンの申し込みをした際に、審査に通過できるかが気になる人も多いのではないでしょうか。
申し込み条件
トラベルローンの申し込み条件は、旅行会社が提供しているトラベルローンが高校生を除く18歳以上、金融機関が提供しているトラベルローンは20歳以上と定められています。
そして両者とも共通で、安定した収入を得ていることも条件に含まれています。トラベルローンはお金を借りて旅行に行くためのローンなので、借りたお金を返すだけの収入がなければ、利用できないのも当然です。
とはいえ、年収がいくらあれば申し込みできるかは記載されていません。トラベルローンだけではなく、ローンは借り入れのための条件を明確にしていないため、ローンを申し込めるかどうかは実際に申請してみなければわかりません。
トラベルローンの審査に落ちる人の特徴
トラベルローンの審査に合格する明確な基準は誰にもわかりませんが、審査に落ちる可能性が高い人の特徴はある程度明確になっています。トラベルローンの審査に落ちやすい人たちの特徴を知っておけば、審査を受ける前にある程度の対策ができます。
トラベルローンの審査に落ちてしまう人の特徴は以下の通りです。
- 収入が不安定・ない人
- 複数の金融機関から借り入れをしている
- 過去に携帯代や光熱費などで長期的な支払い遅れや滞納をした
- 債務整理をして5年以内
- 在籍確認ができなかった人
- 基本情報で虚偽の記載・入力が発覚した人
まず、収入が一切ない人はほぼ審査に合格しません。収入が不安定な人も審査通過は難しいでしょう。審査でもっとも重要視するのは、貸したお金を返済できる能力の有無です。返済能力がないと判断されてしまえば、審査落ちしてしまいます。
複数の金融機関から既に借り入れしている人も審査に落ちやすいです。既に借金を抱えている人が更にお金を借りて返せる保証はどこにもありません。
滞納した人、債務整理をしている人は普通の人ができる支払いができていないため、お金を貸す側との信頼関係が構築できません。また、滞納した人や債務整理をしている人は、金融機関が共有している情報である「信用情報」に記載されているためごまかして借入をすることは不可能です。
在籍確認できなかった人や虚偽の申告をしている人たちは、申し込みの時点で嘘をついていることが判明してしまい、審査落ちすることになります。
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トラベルローンの審査に通るためのポイント
トラベルローンに落ちやすい人たちの特徴を踏まえて、審査に通るためにすべきことは以下の通りです。
- 虚偽の記載をしない
- 安定した収入を得ている状態にする
- 借り入れがあればトラベルローンを利用する前に完済する
- 信用情報に記録が残っているならば記録が消えるまで利用しない
虚偽の記載をしないのは審査に通るための基本中の基本です。虚偽の記載をしなければならないような状況ならばトラベルローンを利用すべきではありません。
トラベルローンの審査に通るためには、安定した収入を確保し、返済能力があることをアピールできる状態にするのが一番です。お金を返してもらえる人に対しては、審査する側はお金を貸し渋りすることはありません。
むしろ積極的にお金を貸してくれるので、審査はほぼ合格するでしょう。借り入れが現在ある人も、借金を完済すれば返済能力があることを逆にアピールできるため、審査の際に有利になります。
滞納や支払いの長期的な遅延、債務整理などで信用情報に傷がついている場合は数年間すべてのローンを組めません。信用情報に傷がついている場合は規制が解除されるまで、トラベルローンの利用は諦めたほうが良いでしょう。
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トラベルローンの審査に落ちた時の対処法
とラベロr-ンの審査に落ちてしまったとき、お金を融資する側は審査に落ちた理由を教えてくれません。したがって、自分なりに原因を考えて対処する必要があります。
何の対処もせずに同じトラベルローンを借りようとしてもまた審査に落ちる可能性が高いため、審査に落ちてしまった人が旅行に行くためには、どのような対処をすればよいのでしょうか。
トラベルローンを利用せずとも旅行に行ける状態にする
トラベルローンの審査に不合格になったならば、トラベルローンを使わなくても旅行に行けるよう、働いてお金を貯めるのがもっとも簡単かつ確実な方法です。
信用情報に傷がついていようと、虚偽の報告をしてトラベルローンの審査に落ちてしまったとしても、自分のお金だけで旅行に行っているならば、文句を言う資格は誰にもありません。
借金があったとしても、信用情報に傷があったとしても、前科がつくわけではないので、就職する際に不利になることもありません。行きたいところにあるならば真面目に働いて旅行資金を貯めましょう。
しばらく間を開けてから再度申し込みする
旅行会社のトラベルローンは、同じ旅行会社の旅行でしか利用できません。魅力的な旅行だった場合、諦められないといったこともあるでしょう。
同じ旅行会社のトラベルローンを利用したいと考えているならば、可能な限り間を開けてから再度申し込みすることをおすすめします。金融機関が共有する信用情報には、ローンの審査に落ちたことも記録として残ります。
ローンの審査に落ちたからといって、ローンの借り入れができないわけではありませんが、あまりにも短期間に同じローンに申し込みをしても、また審査が不利になるだけです。
さらにローンに不合格になった回数が増えれば、別のローンを組むときに悪い印象を与えてしまうので、審査がより厳しくなってしまいます。
ただ間を空けるだけでは状況は改善しないので、次に申し込むまでの間に審査に落ちてしまった原因を自分なりに検証し、改善できそうなところは改善しましょう。
別の旅行会社や金融機関のトラベルローンを検討する
各旅行会社や金融機関のトラベルローンの審査はすべて条件が同じというわけではありません。
審査に落ちるといっても、審査条件をまったく達成していない人と、あと少しで審査に合格するような状態の人とはその後に取るべき行動が大きく異なります。
不合格になってしまう理由は明かされないため、自分があと一歩届かない状態なのかを完璧に判断するのは難しいのは事実ですが、確実に審査に通るだろうと思っていたトラベルローンの審査に通らなかったのであれば、別の旅行会社や金融機関のトラベルローンに申し込めば合格できることもあります。
トラベルローンを利用するのであれば、旅行会社が提供している学生に対しての優遇制度があるトラベルローンに申し込むことをおすすめします。旅行会社と金融機関のトラベルローンを比較すると、旅行会社のトラベルローンのほうが審査は緩いです。
また、学生を優遇しているトラベルローンは積極的に融資をするため、より審査が緩くなっており、他で審査に不合格だったとしても、審査に通る可能性は十分あります。
カードローンの利用を検討する
ほかにローンの利用などをしていない状態で審査に落ちてしまった場合は、後ほど詳しく解説するカードローンの利用を利用するという手もあります。
カードローンは、旅行会社が提供しているトラベルローンの審査条件と、金融機関が提供するトラベルローンの審査条件とも異なった審査条件を設定しています。
カードローンは消費者金融が提供する消費者金融カードローンと、金融機関が提供する銀行系カードローンにわかれますが、申し込みをするなら消費者金融系カードローンの利用をおすすめします。
銀行系カードローンだと、金融機関のトラベルローンと審査条件が似ているため、カードローンでも審査に落ちてしまう可能性があります。しかし消費者金融系カードローンならば、異なる条件の審査条件を設けているため、トラベルローンを借りられなかったとしても、審査に合格する可能性は十分あります。
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学生にもおすすめのトラベルローン
トラベルローンは、提供している企業ごとに金利や返済方法・特典などが異なっています。旅行会社のトラベルローンを利用するのであれば、トラベルローンの特徴を比較してから、利用する旅行会社を選ぶのがおすすめです。
トラベルローンを販売している旅行会社や金融機関はとても多いのですべてを紹介するのは難しいですが、ここでは特に学生でも利用しやすいトラベルローンを5つ紹介します。
H.I.S.トラベルローン
申し込み条件 | 高校生を除く18歳以上の人 |
借入限度額 | 記載なし |
返済方法 | 分割払い(ボーナス時増額可) スキップ払い ボーナス払い(一括・二括) |
借入期間 | 最長3年間 |
金利 | 1.65~19.8% |
その他 | 学生優遇金利あり 利用の際は事務取扱手数料が発生 |
公式サイト | https://www.his-j.com/support/travelloan/ |
H.I.Sトラベルローンでは、通常の分割払いのほかに、支払い開始年月を選べるスキップ払い、ボーナス時に支払うボーナス払いと3種類の支払い方法が選べます。
通常の分割払いは最大で36回払なので、最長借入期間は3年間となります。また、分割払いに関しては学生優遇金利が設定されていて、通常の実質金利は9.87〜12.14%なのですが、学生優遇金利が適用されると8.98〜9.35%にまで下がります。
スキップ払いでは最長6ヶ月先まで初回支払年月を先延ばしできますが、1ヶ月毎に手数料が0.5%上乗せされる点には注意が必要です。
ボーナス払いについても、一括払いに関しては支払い月に応じて手数料が変動します。ボーナス二括払いの場合は一律5.5%です。
JTBトラベルローン
申し込み条件 | 定期収入のある18歳以上の人 |
借入限度額 | 3万円以上で旅行代金の範囲内 |
返済方法 | 分割払い(ボーナス時増額可) スキップ払い |
借入期間 | 最長4年間 |
金利 | 11.9% |
その他 | 申し込みは旅行出発日の7営業日前まで 分割払いの場合、毎月の返済額は3,000円以上 |
公式サイト | https://www.jtb.co.jp/loan/ |
JTBが発行しているトラベルローンでは、分割払いとスキップ払いが利用できます。ボーナス時のみ支払うボーナス払いは利用できないため、注意が必要です。
分割払いは最大48回、スキップ払いでは最長7ヶ月先まで先延ばし可能と、H.I.Sよりも少しだけ支払条件の設定が豊富となっています。ただし、分割払いに関しては毎月の支払いが3,000円以上になるように支払回数を設定しなければなりません。
また、借入可能金額の下限金額が3万円からと設定されており、3万円以下の金額だとJTBトラベルローンに関しては利用不可能となっている点にも注意が必要です。
近畿日本ツーリストのトラベルローン
申し込み条件 | 18歳以上で電話連絡が可能な人 (学生の場合は申し込み者本人の旅行) |
借入限度額 | 4万円以上で旅行の範囲内 |
返済方法 | 分割払い(ボーナス時増額可) ボーナス払い |
借入期間 | 記載なし |
金利 | 記載なし |
その他 | 申し込みは出発日の7日前まで 年次度就職予定の学生のみスキップ払い利用可 |
公式サイト | https://www.knt.co.jp/support/loan/ |
近畿日本ツーリストのトラベルローンでは、分割払いとボーナス払いのほかに、就職予定の学生に対しては就職してから支払い可能なスキップ払いを利用できます。
スキップ払いでは最長12ヶ月先まで初回支払月を延長できますが、延長できるのは就職後の5月までとなっている点には注意が必要です。また、借入可能なのは4万円以上となっており、4万円以下の借入では利用できません。
近畿日本ツーリストのホームページには分割払いの最大返済回数が記載されていませんでした。最大借入回数や金利については近畿日本ツーリストに直接問い合わせてみましょう。
楽天銀行のトラベルローン
申し込み条件 | 安定した収集があり、日本国内に居住している満20歳以上60歳以下の人 楽天カードの補償を受けられる人 |
借入限度額 | 10万円以上100万円以下 |
返済方法 | 分割払い(ボーナス時増額可) |
借入期間 | 最長5年10ヶ月 |
金利 | 11.5% |
その他 | 借入の際は本人確認書類・収入を証明する書類・資金使途確認書類が必要 |
公式サイト | https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/purpose/travel/ |
楽天銀行トラベルローンは、楽天銀行が発行しているトラベルローンです。旅行会社が発行しているローンとは大きく異なり、20歳以上でなければ申し込みできません。
支払い方法については特に記載はありませんでしたが、おそらく分割払いのみでボーナス払いやスキップ払いには対応していません。
支払期間は最長で5年10ヶ月とかなり長期的に借入できますが、毎月の支払額が50万円以下の場合は10,000円以上、50万円以上だと20,000円以上に設定する必要があります。
旅行会社と特に大きく異なるのが、借入の際に各種書類が必要となる点です。まず、本人確認書類に関しては住民票・印鑑登録証明書ならば1点でよいですが、運転免許証健康保険証だと2点必要になるので注意しましょう。
また源泉徴収票など収入を証明する書類と、旅行会社が発行する資金使途確認書類も準備しなければなりません。借入可能金額も10万円からとなっているので、海外旅行など、かなりの旅費が見込まれる旅行の時に利用しましょう。
プロミスは申し込みから最短3分で即日融資が受けられる消費者金融カードローンです。
原則として電話連絡による在籍確認や自宅への郵送物がないので周りに借入がバレずらい点が特徴!
パートやアルバイトでも申し込めるので審査が不安な人にもおすすめです。
トラベルローンとあわせて検討したいおすすめカードローン
高校生を除く18歳以上で、安定した収入があるならばトラベルローンの利用とあわせてカードローンの利用も検討してみましょう。
カードローンはトラベルローンとは異なり、使用目的が限定されていないため、旅費だけではなく現地で使うお土産代やチケット代など旅行に関するすべての支払いに利用できます。
また、カードローンは申し込みから融資までのスピードが非常に早いのも特徴で、トラベルローンだと旅行の出発日から7日前までに申し込みしなければなりませんが、カードローンの場合は最短だと旅行当日に申し込んでもお金を融資してもらえます。
トラベルローンとあわせて利用を検討するのにおすすめのカードローンを3社紹介します。
プロミス
申し込み条件 | 日本在住の18歳以上で安定した収入がある人 |
借入限度額 | 1~500万円 |
融資スピード | 最短3分 |
金利 | 4.50~17.8% |
無利息期間 | 最大30日間 |
プロミス最大の特徴はなんといっても審査スピードの早さです。審査した際の内容に問題がなければ最短3分という驚異的な早さでお金が口座に振り込まれます。
ほかのカードローンも融資までのスピードに関しては十分過ぎるほど早いですが、プロミスならば旅行先でお土産を買っている途中でお金が足りないことに気づいたとしても、十分間に合ってしまうほどの早さです。
返済期間は最長6年9ヶ月となっています。また、Web申し込みならば書類を始めとした郵送物がないので、家族と同居している人でもプロミスの利用が発覚する心配はありません。そして、初回借入に限り30日以内の返済であれば無利息となります。
アコム
申し込み条件 | 日本在住の18歳以上で安定した収入がある人 |
借入限度額 | 1~800万円 |
融資スピード | 最短20分 |
金利 | 3.00~18.00% |
無利息期間 | 最大30日間 |
アコムは金融機関が発行しているカードローンではないため独自の審査基準をもっています。他の消費者金融・銀行カードローンでは審査に落ちたという人でもアコムならば審査に通る可能性は十分あります。
また、ネット上で3秒スピード診断という仮審査システムを設けており、実際に申し込む前にアコムでの借入が可能かを瞬時に判断できます。
カードローンを利用する際、在籍確認が気になるという人も多いのではないでしょうか。審査内容によっては、記載している企業に勤めているかを確認するため、貸金業者などが電話をすることがあります。
電話の際は貸金業者であることがわからないように配慮してくれるものの、やはり会社に電話がかかってくるのは嫌なものですが、アコムでは原則在籍確認は実施しないため安心して利用できます。
ただし、100%在籍確認しないわけではなく、申し込み内容によっては在籍確認を実施せざるを得ないときもあるため注意しましょう。返済期間は最長9年7ヶ月とプロミスよりは長く設定されています。
アイフル
申し込み条件 | 日本在住の18歳以上で安定した収入がある人 |
借入限度額 | 1~800万円 |
融資スピード | 最短18分 |
金利 | 3.00~18.00% |
無利息期間 | 最大30日間 |
アイフルは融資まで最短18分と、プロミスほどではありませんが、かなりスピーディーに融資してもらえるカードローンです。先に紹介したアコムと同様に消費者金融のカードローンなので、銀行系カードローンの審査に落ちてしまった人でもアイフルならば融資が通ることもあります。
また、ネット上で申し込みをする前の簡易的な診断も可能で、Web申し込みならば郵送物がないため、同居している人などにアイフルで借入していることが発覚する心配もありません。
アイフルでも原則会社や自宅などへの在籍確認は実施しておらず、万が一実施が必要な場合も事前に連絡が入ります。もし在籍確認の電話がかかってくる場合は、自分がすぐに電話に出られるような時間に電話をかけてもらうよう打ち合わせをしておきましょう。
アイフルは紹介した3つのカードローンのなかではもっとも借入期間を長く設定でき、最長で14年6ヶ月に設定可能です。
おすすめのトラベルローンに関するよくある質問
トラベルローンに関して、よくある質問をいくつかまとめました。
トラベルローンのお金を旅行先での買い物や施設のチケット代として使えますか?
トラベルローンは旅行先までの交通費と現地での宿泊費用にのみ利用可能なローンです。現地での買い物や施設のチケット代としては使えません。
トラベルローンはどこで借りられますか?
トラベルローンは大手旅行会社と金融機関で利用できます。旅行会社のトラベルローンと金融機関のトラベルローンとでは、それぞれ特徴が異なるので、利用する前に金利や条件などをよく確認しましょう。
トラベルローンとカードローンの違いは?
カードローンは基本的に用途が自由で、通常の買い物や生活費として使えます。トラベルローンは旅行代を支払うためにのみ使えるローンです。
トラベルローンの審査に必ず合格するための方法はある?
トラベルローンだけではなく、すべてのローンでは審査に合格するための明確な条件を公開していないため、トラベルローンの審査に通過するための方法を解説することは不可能です。
しかしながら、審査に通過する可能性を高めるためにやっておくべきことはいくつかあります。
審査に通るためにはやっておくべきことは以下の通りです。
- 旅行するためのお金をある程度貯めておく
- 安定した収入が得られる状態にする
- ほかのローンを組んでいるならば完済してから申し込む
- 引き落としとクレジットカードの支払いを滞納しない
- 借入金額は必要最小限に設定する
プロミスは申し込みから最短3分で即日融資が受けられる消費者金融カードローンです。
原則として電話連絡による在籍確認や自宅への郵送物がないので周りに借入がバレずらい点が特徴!
パートやアルバイトでも申し込めるので審査が不安な人にもおすすめです。
まとめ
トラベルローンは旅行会社が提供しているものと、金融機関が提供しているものとに分けられます。旅行会社が提供しているトラベルローンは旅行と一緒に申し込めるので、手間を掛けずに利用できるといったメリットがあります。
一方で金融機関のトラベルローンは、旅行を自由に選べるうえに、金利は旅行会社のトラベルローンよりも低いです。
トラベルローンを利用するには審査がありますが、安定した収入がありクレジットカードやカードローンの滞納がないなど、審査に影響する情報に問題がなければ合格する可能性は高くなります。
トラベルローンはあくまでも旅行での利用に限定したローンです。使えるのは旅行先までの往復の交通費と宿泊費のみなので、旅行先での飲食代・買い物・施設のチケット代などはしっかりと準備しておきましょう。