PayPay銀行カードローンは、2021年4月から始まった新しいサービスです。旧ジャパンネット銀行がPayPay銀行に名前が変わりました。
PayPayは日本国内でかなり広まっているアプリですので、「PayPayでお金を借りられる」と聞くと魅力的ですよね。
しかし、意外と知られていないデメリットも存在します!
この記事では、PayPay銀行カードローンの審査についてや審査落ちした人の考えられる原因を、口コミも踏まえて詳しく説明していきます。
・PayPay銀行カードローンの審査に落ちた理由はズバリこれ!
・低金利で借りるなら三井住友カード カードローンがおすすめ
・PayPay銀行よりもおすすめのカードローンはこちら
目次
PayPay銀行カードローンについて
カードローンを利用する際は、金利や限度額がどれくらいなのか、事前に調べておく必要があります。「予想と違っていたことに後で気づき、返済計画が上手くいかなくなった」とならないよう、しっかり確認しておきましょう。
PayPay銀行カードローンの特徴を表にまとめました。
金利 | 1.59%~18.0% |
最大借入可能額 | 1,000万円 |
審査スピード | 最短1時間 |
融資スピード | 最短翌日 |
審査スピードや融資スピードも重要です。PayPay銀行は最短翌日に融資が可能なので、銀行カードローンの中では早いと言えるでしょう。
一方PayPay銀行の金利は18.0%と、銀行カードローンにしては高金利なので要注意です。
2021年4月5日から始まった新しいカードローン
PayPay銀行カードローンは、2021年4月5日に開始した、新しいサービスです。旧ジャパンネット銀行がPayPay銀行へと社名変更したことで、同日からカードローンの提供が始まりました。
PayPay銀行の親会社はZホールディングスの子会社、Zフィナンシャルです。
審査も融資もPayPay株式会社ではなく、PayPay銀行がおこないます。新しく始まったカードローンなので、これから徐々に知名度が上がっていくでしょう。
PayPay銀行の口座開設が必須
前述した通り、カードローンを利用するためにはPayPay銀行の口座が必要です。PayPay銀行はネット銀行なので、口座開設のための手続はすべてWebで完結します。
PayPay銀行公式サイトの申し込みページからメールアドレスを登録し、個人情報を入力します。その後、スマートフォンで本人確認書類と顔を撮影。トークンアプリをダウンロードして、初期設定を行うと終了です。
このような手続きに慣れていなければ少し面倒に感じるかもしれません。
PayPay銀行カードローン(ジャパンネット銀行)の審査について
PayPay銀行カードローンは、誰でも必ずお金を借りられるわけではありません。
申し込み後PayPay銀行が審査をおこない、融資しても大丈夫かどうか判断されます。審査に落ちてしまったら、残念ながら融資を受けることはできませんのでご注意ください。
PayPay銀行カードローンの審査条件
PayPay銀行カードローンを利用するためには、次の条件すべてを満たす必要があります。条件に当てはまらなかった場合、残念ながら審査を通過することはできません。
- 申込時の年齢が20歳以上70歳未満の方
- 仕事をしていて、安定した収入がある方
- PayPay銀行の普通預金口座を持つ個人の方(口座開設と同時に申し込むことが可能)
- 一定の審査基準を満たし、指定する保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方
年齢や収入の条件は比較的満たしやすいと思います。「一定の審査基準」がどのようなものかは公開されていません。
保証会社が指定されているので、申し込みする方が個人で担保・保証人を用意する必要はありません。
基本的に、銀行カードローンは消費者金融のカードローンよりも審査基準が厳しいと言われていますので、「PayPay銀行カードローンの審査に落ちた」という方には消費者金融の利用をおすすめします。
PaPay銀行カードローンの審査に落ちた人に多い原因
一般的にカードローンやクレジットカードの審査に落ちても、原因を教えてくれる会社はほとんどありません。PayPay銀行カードローンも同様で、審査落ちした原因が気になっている方が多いのではないでしょうか。
まずカードローンの審査で見られるポイントは下記の4点です。
- 本人情報
- 勤務情報
- 信用情報
- 他社の借入状況
そのためPayPay銀行カードローンに審査落ちした人は、この4点のうちいずれかに問題があると考えられます。
1つずつ説明していきます。
①本人情報(氏名・住所・連絡先)
本人情報はその名の通り、本人の属性を表す項目です。氏名や住所、連絡先などがあり、提出する本人確認書類と違いがないかを確認されます。
虚偽の申請をすると後にバレてしまい、信用を失うことになってしまいます。
勤務情報(勤務先・勤続年数・雇用形態)
勤務情報で重視されるのは「勤続年数」「雇用形態」「年収」です。つまりここで最も求められることは、「収入が安定しているか」ということ。
審査に通りやすい勤務条件は次の通りと言われています。
◯勤続年数・・・長い>短い
◯雇用形態・・・
正社員>契約社員>パート・アルバイト>無職
◯年収・・・・・高い>低い
※高い年収であっても「歩合制」や「個人事業主」であり安定性がなければ審査は厳しくなります。
②信用情報
信用情報とは借入者の金融機関情報のことをいいます。この情報に記載されていのは過去に借り入れをした際の返済状況・債務整理履歴等です。
信用情報に延滞等の履歴があった場合は審査が厳しくなります。
③他の借り入れの有無(住宅ローン・他のカードローン)
貸金業法の総量規制では、年収の3分の1以上の借り入れができないように規制されています。
審査の際には他社に問い合わせを行い、「他に借り入れがないか」「総量規制に抵触しないか」が審査ポイントです。
銀行カードローンに関しては総量規制の対象外となっていますが、基本的には年収の3分の1以下の貸付に自制している銀行が大半です。
PayPay銀行カードローンの審査に落ちてしまった方におすすめなのは、「アコム」。
PayPay銀行の審査は三井住友銀行グループと同じ信用情報を用いているため、プロミスやSMBCモビットなどの審査にも同様に落ちてしまいます。
しかも審査通過率が他社より高いアコムなら、審査に通る可能性も高いと言えるでしょう。
④PayPay銀行カードローンの審査に必要な書類
PayPay銀行カードローンの審査には、本人確認書類が必須です。本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカードなどが該当します。
それに加え、収入証明書を求められる場合もあります。
収入証明書は、前年度の年収が確認できるものでないといけません。会社に勤めている方であれば源泉徴収票や給与明細、個人事業主の方であれば確定申告書や納税証明書などが該当します。
提出する際は他の年度のものと間違っていないかしっかりと確認しましょう。
PayPay銀行カードローンの審査に受かりやすくするには?
PayPayにクレジットカードを登録する
クレジットカードを利用すると、クレヒス(クレジットヒストリー)と呼ばれる信用情報が記録されます。クレヒスは信用情報機関同士で共有され、その人物が延滞せずに支払いをしているか、他社からの借入れがどれくらいあるかなどがわかりますよ。
支払い能力があるか判断するために、新しいクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりする時に確認される重要な情報です。
問題なく利用していれば、その人物に支払い能力があるという証拠になるので、PayPayをクレジットカード払いにすることで、クレヒスを充実させましょう。
他社と同時申込をしない
クレジットカードやカードローンの申し込みを複数同時に行うと、その情報が前述が共有されてしまいます。
一度に申し込みをすることで、「この人物は金銭面で困っているのではないか」と捉えられ、審査に落ちてしまうケースがあります。
申し込みの際は、他社と同時に行わないように気をつけましょう。
PayPay銀行カードローンの3つのメリット
カードローンの会社は数が多く、どれを選んだらいいのかわからないという方も多いでしょう。
PayPay銀行カードローンのメリットをいくつかピックアップしたので、比較する際に参考にしてください。
①30日間無利息期間がある
PayPay銀行は初めての借入れから30日間、利息無料の期間が設けられています。30日以内に返済すれば利息が発生しないので、お金を用意するまでに少しだけ時間がかかるという方には嬉しい特典ですね。
誰でも返済時のことを考えると、少しでも低金利のカードローンを利用したいと考えるでしょう。長期間借入れするというケースでも、発生する利息を30日分抑えることができるため、無利息期間があるとないではまったく異なります。
30日間の無利息期間は、消費者金融のカードローンで多くみられるサービスです。銀行カードローンで無利息期間があるのは珍しいので、これはPayPay銀行カードローンのメリットの1つと言えるでしょう。
②郵送物不要でバレにくい
カードローンを利用する方の中には、家族や周囲の人たちにバレたくないと思っている方もいらっしゃるでしょう。
PayPay銀行カードローンは郵送物が不要のため、そのようなリスクが発生しません。必要書類のやり取りなどは、すべてネットを通してすることができます。
審査結果は登録したメールアドレスに届くので、誰かにみられる心配がなく、安心して申し込むことが可能です。
郵送物がいらないことで誰かにバレにくいというのは、PayPay銀行カードローンのメリットです。
一方で、郵送での申し込みも受け付けているので、パソコンやスマートフォンが苦手だという方でも利用できます。自分に合った方法を選択しましょう。
③借入から返済がWeb完結で手軽
PayPay銀行カードローンは借入から返済まで、すべてWeb上で手続できます。パソコンやスマートフォンがあれば、家の中にいたまま完結するので、手軽に利用することが可能です。
PayPay銀行はジャパンネット銀行であった頃から、リアル店舗を持たないネット銀行なので、インターネットでの申し込み方法がしっかり整備されています。
借入や返済のたびに店舗にいかなければならないものより、Webで完結する方が便利なのは間違いありません。
返済時も金額や返済日をネットで確認、設定することができます。現在地に縛られずに利用できるのは、PayPay銀行カードローンのメリットの1つです。
PayPay銀行カードローンの4つのデメリット
次に、PayPay銀行カードローンのデメリットを紹介していきます。
申し込む前にしっかりと把握しておきましょう。
・【金利18.0%】銀行カードローンにしては高金利
・融資までに時間がかかる
・PayPayに直接チャージができない
①PayPay銀行口座の開設が必須

PayPay銀行のカードローンにはデメリットも存在します。
その1つはPayPay銀行口座が必須な点です。カードローンと同時に口座開設の申し込みが可能とはいえ、そのための手間が増えてしまいます。
銀行カードローンの中には、その銀行の口座を持っていなくても利用できるものがあります。あるいは消費者金融のカードローンであれば、銀行の指定はなく、普段使っている口座に振り込んでもらうことで融資を受けられます。
他に使う予定がなければ、管理の面でも口座は増やさないほうがいいですよね。
②金利が18.0%と、銀行カードローンにしては金利が高い

PayPay銀行カードローンには無利息期間がありますが、それ以降は他の銀行カードローンと比べて高金利です。最低金利はあくまで最も低くなるパターンなので、比較する際は最高金利をチェックする必要があります。
銀行 | 最高金利 | 20万を1年間で返済する場合の利息総額 |
PayPay銀行カードローン | 18.0% | 20,027円 |
三井住友カード カードローン (振り込み専用) |
14.4% | 16,047円 |
三菱UFJ銀行カードローン | 14.6% | 16,160円 |
横浜銀行カードローン | 14.6% | 16,160円 |
東京スター銀行カードローン | 14.6% | 16,160円 |
PayPay銀行の場合、30日間の無利息期間があるものの、通常時の金利は非常に高く設定されています。
PayPay銀行カードローンより低金利のところはたくさんあります。返済期間が長いほど利息総額は膨らむので注意しましょう。
新しく誕生した「三井住友カード カードローン(振込専用)」なら最高金利が14.4%と非常に低く、尚且つ最大3ヶ月間利息が0円のキャンペーンを行っています。(キャンペーンの詳細は公式サイトをご参照ください)
③融資までに時間がかかる


PayPay銀行カードローンは、審査まで最短1時間、融資まで最短翌日、場合によってはそれ以上に時間がかかってしまいます。
カードローンを利用したことがない方は、これでも速いと感じるかもしれませんが、急なトラブルでお金が必要になった際、翌日では間に合わないという事態に陥るかもしれません。
特にPayPay銀行の口座開設から行う場合、緊急時には対応できないでしょう。
一方、消費者金融のカードローンは、ほとんどの会社が即日融資が可能。特にプロミスは最短30分で即日融資が可能なのでおすすめです!
④PayPayに直接チャージして使えない
PayPay銀行という名称から、融資を受けるお金をPayPayに直接チャージする形で利用できるとイメージした方もいるかもしれません。
しかしカードローンで借入れるお金は、直接PayPayにチャージすることはできません。
銀行口座に振り込まれる方法で融資を受けることになるため、PayPayで利用するためには、改めて自分でチャージをする必要があります。その手間がかかるとすると「PayPay銀行カードローンでの融資にこだわらない」という選択もアリでしょう。
PayPay銀行カードローンよりも評判が良いカードローンを紹介!
ここからは、PayPay銀行カードローンよりも評判が良い「プロミス」と「アコム」の2社を紹介していきます。
- オリコン顧客満足度2年連続NO.1の「プロミス」が一番おすすめ
- プロミスはPayPay銀行と同じ審査基準なので、PayPay銀行に審査落ちした人はNG
- PayPay銀行に審査落ちした人は「アコム」にチャレンジ
オリコン顧客満足度NO.1の「プロミス」
金利 | 4.5%~17.8% |
審査時間 | 最短30分 |
融資スピード | 最短30分 |
web完結 | 可能 |
無利息期間 | 30日間 |
在籍確認 | 有り |
学生の利用 | 可能 |
業界最大手「プロミス」は、2020年オリコン顧客満足度調査「ノンバンクカードローン第1位」を獲得した評判の高いカードローン会社です。Webからの申込で即日融資を受けることができます。
分類ではカードローンとなりますが、カード不要で融資や返済をアプリで管理できるアプリローンを推奨しており、スマホで操作して24時間365日すぐに振り込んでもらえる即フリキャッシングが利用可能です。
また初回利用日の翌日から30日間の無利息期間も用意されているので、短期の借入なら金利ゼロで借り入れできるのも嬉しいポイント!少額融資を受ける際に重要な最高金利は17.8%と、カードローンの中でも低金利となっています。
Paypay銀行カードローンの審査に落ちてしまった方は信用情報に傷がついている可能性が高いです。
プロミスはPayPay銀行と同じ審査基準なため、PayPay銀行カードローンの審査に落ちた方はプロミスも必然的に審査落ちしてしまいます。
申し込むことで記録には残るので、むやみに申し込んでしまうとさらにお金が借りにくくなることもあるということを念頭においておいてください。
PayPay銀行カードローンに審査落ちした人は「アコム」がおすすめ
金利(実質年率) | 3.00%~18.00% |
無利息期間 | 初回契約時から30日間 |
契約限度額 | 1万円~800万円 |
学生の利用 | 可能 |
申し込み条件 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方 |
「アコム」は、アコム株式会社が提供する消費者金融カードローン。アコム株式会社は2008年に三菱UFJフィナンシャル・グループと資本提携し、連結子会社となりました。
アコムは24時間365日借入可能な振込キャッシングサービスや、カードローンのカードにクレジット機能を付けられたり、審査スピードが早いなど、大手企業ならではのサービスレベルの高さが特徴です。
初回利用時の30日間無利息期間サービスや、返済に困った時に返済額を一時的に減額できるサポートなども用意されているので、カードローン初心者の方へのサポートが手厚くなっています。
まとめ
PayPay銀行カードローンは30日間の無利息期間があったり、手続がWebで完結したりとメリットがあります。
しかし、通常時の金利が他の銀行カードローンと比べて高かったり、PayPay銀行の口座を持っている必要があったりとデメリットも存在します。
また、銀行系カードローンであり即日融資が不可能なため、今すぐお金が必要という状況には対応できません。
その際は、プロミスやアコムなど消費者金融のカードローンを利用しましょう。こちらも無利息期間があったり、Webで申し込みができたりするので、安心して利用できますよ!
PayPay銀行カードローンの審査に落ちてしまった方におすすめなのは、「アコム」。
PayPay銀行の審査は三井住友銀行グループと同じ信用情報を用いているため、プロミスやSMBCモビットなどの審査にも同様に落ちてしまいます。
しかも審査通過率が他社より高いアコムなら、審査に通る可能性も高いと言えるでしょう。
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