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貯金したいなら絶対必要!家計管理の始め方を徹底解説!

「老後2,000万円問題」「超少子高齢化」と言われて久しいうえに、現在の日本では年々測量品を始めとした物価上昇が家計を大きく圧迫しています。

以前よりも節約や貯金を意識している人は多くなっているのではないでしょうか。節約や貯金をしたいのであれば、家計管理は必須です。家計管理がなぜ貯金や節約をするために必要なのか、そして家計管理の始め方について詳しく解説します。

家計管理はなぜ必要?

家計管理が必要なのは多くの人が認識していますが、実際に実践している人はそのうちごく僅かです。家計管理をするには家計簿をつけなければなりませんが、家計簿という単語を見るだけで拒否反応を起こす人も多いのではないでしょうか。

しかし、家計簿をつけて家計管理をすることで得られるメリットを知れば、少なくとも今よりは家計管理をやってみようという気持ちが強くなるはずです。家計管理がなぜ必要か、その理由を3つ紹介します。

何にお金を使っているかを把握できる

買い物に行って、その日に何を買ったかは多くの人が把握していることでしょう。ところが翌日に前日何を買ったか記憶している人はほとんどいないのではないでしょうか。

そういった日々の積み重ねが浪費を生み出し、月末になると「なぜかお金がほとんど残っていない」という事態に繋がるのです。家計管理をすることで自分が何にお金を使っているかを具体的に把握することができます。

無駄な出費の見直しができ、貯金・節約の意識が身につく

家計管理をはじめて毎日の買い物などで何に使っているかを把握すると、自分がいかに無駄なものにお金を使っているかを痛感します。

無駄な出費の見直しができるのは家計管理をする最大のメリットです。無駄な出費が具体的に見えてくると、徐々に無駄な出費をしたくないと考えるようになり、日々の行動に変化があらわれます。

例えば毎日仕事帰りにコンビニに寄っていた人は、だんだん2日に1回、3日に1回とコンビニによる回数が減っていきますし、ネット通販で衝動買いをしていた人もネット通販を利用する回数を減らすようになるでしょう。

家計簿をつけると、行動の変化による結果が具体的な数字として確認できるのも大きなメリットです。前月よりも出費が減っていることが数字で確認できると一種の快感を感じます。

すると、翌月はもっと出費を減らそうという意識が高まり、さらに節約を心がけるようになります。節約の意識が身につくと同時に貯金への意識も高まるので、継続できればお金がどんどん貯まっていくことでしょう。

家計管理を始める前にやるべきこと

家計管理を始める前にやるべきことは目標の設定です。目標もなく、何となくで家計管理をはじめてもまず継続できません。

ゴールを設定することではじめて家計管理は成功します。家計管理と聞くと、一生続けなければならないと思いこんでいる人も多いですが、家計管理は国民の義務ではないので、一生続ける必要はありません。

例えば欲しい車があるが、現時点でお金が足りないのであれば、その車の購入資金を貯めることを目標に設定して家計管理を始めるのもよいでしょう。

もちろん、結婚・子育て・マイホーム購入といった大きな目標を設定しても問題ありません。目標を設定すると、自動的に必要な貯金額とお金を貯めるまでの期間が決まります。

あとは、月々いくら貯金すればよいかを計算し、その目標に向けて家計管理をスタートさせましょう。そして、できれば支払い方法は極力ひとつにまとめてください。

口座引き落とし・カード払いをそれぞれひとつにまとめることで家計管理が簡単になり、継続しやすくなります。また、夫婦共働きならば夫婦両方の収入と支出を把握しておかなければ家計管理ができません。

どちらが家計管理をするかはご家庭によって変わってくると思われますが、夫婦共通の目標を定め、家計管理するようにしましょう。

家計管理の始め方

家計管理にはさまざまなメリットがあることを紹介しました。ここからは具体的に家計管理をどのように始めればよいのかを解説します。

解説通りに家計管理を継続できれば、誰でも確実にお金が貯まっていくことでしょう。

家計簿をつける

家計管理をするには家計簿の記録が必要不可欠です。家計簿と聞くと、ノートに毎日買ったものを記帳するというイメージが強く、継続できるか不安に感じる人もいるかも知れませんが、現在は便利なアプリが開発されたため、ノートに毎回記録する必要はなくなりました。

レシートを読み込んで自動的に家計簿をつけてくれるアプリもありますが、「マネーフォワード」というアプリがおすすめです。

無料版だと連携できる口座が限定されるものの、銀行口座やカードと紐づけすれば利用した時点で自動的に記録されるため、マネーフォワードを随時チェックするだけで簡単に家計管理ができます。銀行からの引き落とし分については、具体的な内容まで記録されるため、非常に便利です。

用途ごとに使用する口座をわける

先ほど引き落とし口座はひとつにまとめたほうがよいと解説しましたが、家計管理は用途ごとに口座を分けたほうが継続しやすいです。

具体的には以下の4つに口座を分けると管理しやすくなります。

  • 入金用
  • 貯蓄用
  • 生活費用
  • 緊急の出費用

先取り貯金をする

4つの口座を作り、入金用の口座に給料が振り込まれたら、まずは貯蓄用の口座に生活費を差し引いて残ったお金を貯蓄用の口座に入金します。

貯金を確実に成功させるには「先取り貯金」をしてしまうのがもっとも簡単かつ確実です。

わざわざ貯蓄用の口座を作らなくても、生活費を差し引いて残ったお金を貯金すればよいと考える人も多いですが、生活費用の口座と貯蓄用の口座を一緒にすると、お金が残っていると認識し、無駄な出費が無くなりません。

最初から貯蓄用のお金を口座に入れて「なかったこと」にし、残りのお金で1ヶ月間どのように乗り越えるかを考えるクセをつけることが家計管理を成功させるためには必要不可欠です。

貯金以外で資産を増やすための方法

日本人は海外の人と比べると資産全体における現金預金の割合が多いと言われています。しかし少子高齢化が急速に進行している日本には、成長余力はほとんどありません。

近年急速に円安が進行していることが話題となっていますが、今後以前のように120円台まで円の価値が回復することはないと言われています。

つまり円の価値は下がることはあっても、上がることはありません。これからは円による貯金以外で資産を増やすことも、模索していく必要があります。

貯金以外で資産を増やす方法を4つ紹介します。

NISA・新NISA

貯金以外に資産を増やす方法で、もっとも大きな話題になっているのがNISAです。2024年からNISAが新NISAに変わり、大きくパワーアップしたことで注目度が更に高まりました。

新NISAは年間積立額の上限が360万円で、更に1,800万円までは非課税で資産運用できるという画期的な制度です。さらにこれまでは最長20年間の期限だったのが無期限になりました。

新NISAには大きく分けて「成長投資枠」と「つみたて投資枠」がありますが、併用が可能なので、全額つみたて投資枠で資産運用することをおすすめします。

iDeCo

NISAと並んで注目されているのがiDeCoです。iDeCoとNISAは混同されがちですが、細かく見ていくと違いがあります。

もっとも大きな違いはNISAはいつでも引き出せますが、iDeCoは60歳まで引き出せないという点です。iDeCoは老後資金専用の貯蓄と認識しておきましょう。

投資信託

投資信託とは、簡単に言えば資産運用の専門家にお金を預けて、自分の代わりに運用してもらうことで資産を増やす手段です。

iDeCoでお金を増やす具体的な手段は資産運用ですし、NISAでも数え切れないほどの投資信託商品があります。

NISAでは個別株も購入できますが、個別株はハイリスクハイリターンなので、基本的には投資信託で運用することをおすすめします。

投資信託は自動的に複数の株に分散投資できる「インデックス型」を選ぶと比較的ローリスクで資産運用できます。

不動産投資

不動産投資は文字通り不動産にお金を投資することで資産を増やす方法です。

不動産投資には物件を売買することで資産を増やす方法と、不動産を貸し出して入居者から家賃収入を得ることで資産を増やす方法があります。

不動産投資は数千万円単位のまとまったお金がなければできないと思われがちですが、審査に合格すれば全額ローンを組むこともできますし、ひとつの不動産に複数人で投資して運用する方法もあるので、お金にそこまで余裕がなくても始められます。

家計管理に関するよくある質問

家計管理で大切なことは?

家計管理では収入・支出・貯蓄額を正確に把握することがとても重要です。

特に収入と支出は常にチェックして現状を知っておかないと、貯蓄額を増やすことはほぼ不可能です。

支出で真っ先に見直す項目は?

食費や光熱費など変動費を見直してしまいがちですが、真っ先に見直すべきなのは家賃、保険料、携帯代などの固定費です。

例えば現在3大キャリアで携帯電話を契約している人は、格安SIMにするだけで月々数千円の出費削減になります。

固定費の見直しは確かに面倒ですが、一度見直せばその後は何もしなくても自動的に出費が減るので効果は絶大です。

家計管理を成功させるには?

給料から出費を差し引いて、余ったお金を貯金すればよいだろうという考えでは家計管理は成功しません。

家計管理を成功させるには、給料が振り込まれたらまず一定額を貯蓄用の口座に入金する「先取り貯金」がもっとも確実かつ簡単です。

とはいえ、生活できない額を貯金しては本末転倒なので、まずは給料の10%を貯金することから始めましょう。

資産を増やすには現金を貯金するだけでよい?

日本人は現金が貯蓄の大部分を占めていますが、これは極めて珍しく、海外では現金保有は貯蓄額のほぼ半分で、残り半分は株式など現金以外の資産で保有しています。

円の価値が下がる可能性が高いことを考慮すると、資産のほとんどを円で保有するのは非常に危険です。

これからは資産の半額程度を現金で保有し、残りは投資信託など円以外の資産で保有することをおすすめします。

貯金をするために行かないほうがよいところは?

貯金したいならば、以下に紹介する場所には極力行かないようにしましょう。

  • コンビニ
  • カフェ
  • ファーストフード店
  • 付き合いの飲み会
  • 無用の外出

コンビニは何でも売っていて気軽に寄れるので、ついつい毎日立ち寄ってしまいがちですが、売っている商品は基本的に割高です。

カフェも同じように割高で、コーヒー1杯飲むのに数百円も毎日使っていては貯金などできません。

3つ目のファーストフード店で売られているものはほとんどが自炊で作れるものばかりですし、近年はファーストフード店も値上がりが顕著であり、気軽に食べられるお店ではなくなってきています。4つ目の飲み会はここで紹介した5つのうち、真っ先に行かないようにしてほしい場所です。

自分が行きたい飲み会ならばまだよいですが、付き合いの飲み会は気持ちは満たされない、飲みすぎると翌日はしんどいうえに、居酒屋のメニューはコンビニなどよりも更に割高なので目に見えてお金が減っていくため、良いことが何一つありません。

最後の無用な外出ですが、外出するとよほど意志が強くない限り、何となくお金を使ってしまうので、無用な支出は貯金の大敵です。

用のない外出をするくらいなら、家で読書をする、サブスクで映画やアニメを見るなど、お金を使わずに過ごす方法を模索しましょう。

まとめ

急激な物価高と老後の年金支給額の減額が懸念されることもあり、家計管理による着実な貯金は今後安心して暮らしていくうえで必須となっています。

家計簿をつけて家計管理することで何にお金を買っているかが明確となり、節約・貯金の意識が高まります。

家計管理を成功させるには、目標を設定し、いつまでに達成するのか具体的なプランを制定しましょう。

また、これからの資産形成は現金での貯金だけではなく、株式や不動産など現金以外で資産を保有することも重要です。