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AGA治療におすすめのクリニック11選!オンライン診療OK&効果が見込める病院の選び方を解説

AGA治療に興味はあるけれど実際に何をするのか、本当に効果はあるのか、安いけど効果は期待できるのか?など、様々な疑問をお持ちの方向けに、男性のAGA治療(薄毛治療)を解説していきます。

男性の薄毛(AGA)は何もしなければ進行してしまいますが、早期に治療すれば発毛効果が期待できます。最近ではオンラインで治療を受けられるクリニックも増えているのも特徴です。

この記事では、AGA治療の費用相場や治療内容の選び方、おすすめクリニックを紹介していきます。これからAGA治療を考えている方はぜひ最後までお読みいただき、まずはカウンセリングに行ってみてください。

注意
この記事は男性を対象に情報をまとめています!

※男性と女性では薄毛治療で推奨されている治療が異なるので注意してください!

目次

AGA治療のクリニックを選ぶときの3つのポイント

AGA治療ができるクリニックに選び方には、以下の3つの基準があります。

  1. オンラインか通院かで選ぶ
  2. 費用が予算内かどうか
  3. 自分に合った治療方法があるか

これらの3項目を踏まえて、あなた自身が通いたいと思えるクリニックを選びましょう。

①オンラインか通院かで選ぶ

オンラインのメリット
  • どこでも診察が受けられる
  • 人目を気にしなくて良い
  • 仕事や用事の隙間時間に診察が受けられる
  • 交通費や移動する手間がかからない

オンラインのデメリット

  • 投薬治療のみしか受けられない
  • 触診やマイクロスコープを使用した診察ができない

AGA治療を受けたいと思っている男性の多くは、忙しい方がほとんどです。そのためAGAクリニックの中には、初診からオンラインで受診ができるクリニックも増えています。

中には実医院を持たずに、オンラインのみのクリニックも多くあります。オンラインで受診する場合は、薬も郵送で最短即日届けてもらえます隙間時間にスマホやパソコンで手軽に受診をするだけなので忙しい方でも、スムーズにAGA治療が始められます。

実医院で治療をする場合は1か月に1度程度、通院する必要があります。職場や自宅から通院しやすいクリニックかチェックしておきましょう。効果が安定してくれば3カ月に1回の受診でOKというように、通院頻度が少なくて済むこともあります。

AGAの基本治療は継続することで効果が現れるので、自宅や職場の近くなど通いやすい場所にあるほうが便利です。

②費用が予算内かどうか

AGAの内服・外用は使い続けることで進行を防いだり、発毛を促したりするのでやめてしまうと効果もなくなります。そのため、継続できる費用かどうかは、クリニックを選ぶときの重要なポイントです。

AGAの治療は自由診療のため、安いクリニックもあれば高い費用が掛かるクリニックもあったりと、費用が異なるので比較・検討しましょう。ジェネリックの薬を選択すれば、費用が安いので検討しましょう。

多くのクリニックでカウンセリングは無料で受けられるため、治療の内容だけでなく費用が安いのに効果があるのかなど、心配なことがあれば、相談してみてください。

AGAの治療をするからには発毛を実感したいところですが、効果がなかった場合に全額返金保証のサービスがあるクリニックもあります。もし、全額返金保証がある場合は念のため条件も聞いておくとよいでしょう。

当記事では各クリニックの主な治療の費用例を記載していますので、参考にしてみてください。

③自分に合った治療方法があるか

AGAの治療をしているクリニックでも治療薬の処方のみのクリニックもあれば、植毛や光治療・LED治療などさまざまな治療方法ができるAGA専門のクリニックもあります。

どのような治療をしているかはクリニックのホームページに記載されていますが、カウンセリングを受けて自分にはどんな治療が必要なのかを相談するとよいでしょう!

内服や外用薬以外の治療も考えている場合は、その治療が受けられるクリニックで具体的な治療方針を聞けます。

誰にも知られないで治療できる!

安いAGA治療が受けられる!おすすめクリニックランキング11選

AGA治療ができるおすすめのクリニックとオンラインで診療してもらえるクリニックをご紹介します。

クリニック名 おすすめポイント
クリニックフォア ・オンライン診察だけでなく診察も選べる
・1日50円から始められる
・診察後、最短翌日に薬が届く
Woops hair(ウープスヘア) ・利用ユーザーの約75%が20代〜30代
・LINEで相談できる
・診察料0円
DMMオンラインクリニック ・オンライン診察のみ
・診察料0円
・業界最安値

①クリニックフォア

1日55円から始められる!

医院数 11院
主な治療方法の種類 AGA一般治療薬
費用例(単月・税込) 予防プラン:4,015円
発毛即効プラン:27,280円/1ヶ月
発毛基本プラン:16,280円/1ヶ月
発毛ライトプラン:10,780円/1ヶ月
オンライン診療の有無

クリニックフォアでは、予約から診療までスマホで完結できるAGA治療クリニックです。1日55円からAGAの治療をはじめられるため、多くの男性から人気を集めているクリニックで、コスパ良くAGA治療を始めたい人におすすめです。

初診からオンラインで診察が受けられるので、頭髪や頭皮が気になりだした時にすぐ予約を入れて受診できる点も、多くの方から支持されています。また予約も取りやすく、スムーズに診察を受けられると評判です。

初診料・再診料も、薬を処方してもらった場合は無料になるので料金を抑えられる点や、定期配送も行っている点もクリニックフォアの特徴で、料金を抑えたい人や忙しい人にもおすすめです。

\効果があったと評判◎/

②Woops hair(ウープスヘア)

LINEで手軽に相談できる!

医院数 なし
主な治療方法の種類 AGA一般治療薬
費用例(単月・税込) 予防プラン 6,050円(フィナステリド)
発毛プラン 8,228円(フィナステリド+ミノキシジル)
診察料 0円
血液検査 0円
オンライン診療の有無

Woops hair(ウープスヘア)は、患者の7割が20代から30代と若者から支持されているAGAクリニックです。診察料が無料と安いことや、予防プランなら6,050円から始められる点が、人気です。

また、フィナステリドを12か月ごとにまとめてお届けプランを利用すれば、毎月4,765円から始められるので、若年層でも払える金額のため、安いと評判です。

患者さん一人ひとりの進行度をチェックして、進行度に合わせて治療薬を処方してもらえるため、予防効果も期待できます。

LINEでのやりとりができる点や、初診から処方までをビデオ通話やLINEで行えるため、忙しい方や地方にお住まいの方でもAGA治療を簡単に始められ、安いのに効果も期待できると評判です。

③DMMオンラインクリニック

dmmオンライン

診察料0円!24時間診察予約が可能

医院数 オンライン診察のみ
主な治療方法の種類 AGA一般治療薬
費用例(単月・税込) 診察料:0円
配送料:550円
フィナステリド(1mg)/30錠:6,380円
デュタステリド(0.5mg)/30錠:6,380円
ミノキシジル内服(2.5mg)/30錠:3,278円
オンライン診療の有無

DMMオンラインクリニックは、オンライン診療のみのAGAクリニックです。オンラインのみなので初診からオンラインで診察してもらえます。診察料も無料なので、かかる費用は薬と配送料のみというのも嬉しいポイントです。

土日祝でも診察をしてもらえるので、仕事が忙しくてオンラインでも時間が取りにくいという方でも安心です。診察の際には薬についてしっかりと説明をしてもらえるので、薬について理解したうえでAGA治療を始められます。

オンラインで診察してもらったら最短で翌日に薬が届くので、通院の手間も誰かに知られてしまう心配もありません。薬の配送は自宅だけでなく、コンビニでも受け取れるので家族にもバレたくない方にもおすすめです。

薬の価格も実店舗がない分他のクリニックに比べてお手頃価格で、予防治療なら1か月3,000円ほどから始められるので、予防から始めたいという方も気軽に診察を受けられます。

\利用者の評判が高い/

④AGAメディカルケアクリニック

AGAメディカルケアクリニック

完全主治医制で対面でもLINEでも相談できる

医院数 新宿院、横浜院、東京八重洲院
主な治療方法の種類 AGA一般治療薬
メディカルオリジナル治療薬
メソセラピー
植毛 など
費用例(税込) 初診・再診料、カウンセリング、血液検査無料
プロペシア(1mg)28錠:8,800円
ザガーロ(0.5mg)30カプセル:10,450円
発毛外用薬:11,000円
発毛メソセラピー:66,000円~
オンライン診療の有無 有(治療効果が安定してきたら可)

AGAメディカルケアクリニックは、男性の薄毛治療専門で新宿院のみでしたが2020年10月に横浜院もオープンし、東京八重洲院も開業しました。

AGAメディカルケアクリニックは完全主治医制クリニック内は完全個室、完全予約制でプライバシーに配慮されています。AGA治療はデリケートな治療なので医療関係者であっても相談しにくい内容。主治医制で完全個室だからこそ、安心して気になることを相談できます。

内服や外用の治療薬で効果が得られなかった場合も、メソセラピーや植毛などの次のステップのメニューも用意されているので、そういった治療も視野に入れている方におすすめです。

診察費用や薬代も明瞭会計で、治療薬はジェネリックも取り扱っているので金額が気になる方も安心です。

治療ではなくまずは抜け毛を予防したいのであれば、プロペシアのジェネリックを使用すると1か月3,630円から治療をスタートできます。

関連:【AGAメディカルケアクリニックの評判・口コミ】初めての薄毛治療におすすめ!

\利用者の評判が高い/

⑤AGAオンラインクリニック

AGAオンラインクリニック

医院数 オンラインなのでなし
主な治療方法の種類 AGA一般治療薬
内服薬
など
費用例(月額・税込) 予防プラン:4,000円〜
発毛プラン:6,500円~
オンライン診療の有無 オンライン専門!

AGAオンラインクリニックはその名の通り、オンラインでの診療のみ取り扱っている新たなクリニック。通院が一切不要で、カウンセリングから診療、処方まで全てが自宅で完了します!

外出するのが億劫な方や、近くにクリニックがない方、周囲に通っていることがバレたくない方にぴったりです。

さらに、オンライン専門にすることでクリニックはコストを削減でき、安値での診療が可能となっています。お薬代以外は0円で、全額返金補償の制度もあり安心です。

365日24時間いつでもカウンセリングを受け付けしているので、これを機にぜひAGA治療を始めてみてください。

\オンライン専門クリニック!/

⑥レバクリニック

レバクリ

初回最大2ヶ月分0円!

主な治療方法の種類 内服薬(フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル)
外用薬
費用例(月額・税込) 初診料・診察料:0円
育毛プラン:4,070円/月
育毛プランEX:7,000円/月
発毛プラン:8,020円/月
発毛プランEX:9,989円/月
オンライン診療の有無

レバクリニックは診察から薬の処方までにかかる時間が最短15分とスムーズで、郵送での薬も最短即日発送してもらえるとあって、多くの働く現役世代から支持を集めているAGAクリニックです。

プランによっては、初回2ヶ月分が0円で治療を始められる点も、多くの方から人気を得ています。

上記に紹介したプランだけでなく、更に効果を高められると期待されている外用薬もセットになったプランも選べるため、個人の進行度に合わせた治療が可能です。

⑦オーシャンメンズクリニック

オーシャンメンズクリニック

今の状態をキープする治療をコスパ良く始めたい方に

医院数 1(6医院開院予定)
主な治療方法の種類 内服薬、外用薬
メソセラピー
費用例 「今の状態をキープするプラン」
初月0円
2カ月目以降6,000円
「抜け毛をSTOP&育てるプラン」
4,400円~/月
オンライン診療の有無 再診より対応

2020年2月にオープンした男性のお悩みを治療するメンズ専門クリニック。

AGA治療では「今の状態をキープするプラン」、「抜け毛をSTOP&育てるプラン」、「抜け毛をSTOP&生やす&育てるプラン」の3つのプランに加えて、期間限定のプランが登場することもあるようです。

6カ月ごとに適したプランに変更するスタイルで、治療メニューにはミノキシジルを直接頭皮に注入する治療です。メソセラピーもあります。

AGA治療以外にもED治療や医療脱毛なども行っていますよ。

⑧ABCクリニック美容外科

ABCクリニック美容外科

カウンセリングは男性カウンセラーが担当

医院数 17院
主な治療方法の種類 内服薬(フィナステリド、ミノキシジル)
費用例(税込) AGA治療薬の処方 16,500円
血液検査(必要時)3,300円
オンライン診療の有無

男性特有のお悩みを相談・治療できる男性専用クリニックです。

AGA治療としては主に内服薬の処方をしています。

内服だけでも効果がみられる人も多いので、シンプルな治療を希望される方におすすめです。

ABCクリニック美容外科では相談やカウンセリングは男性カウンセラーが行っているので、女性のカウンセラーや看護師には話しにくいという方でも相談しやすいでしょう。

ED治療などの治療実績が多いクリニックなので、プライバシーに配慮されており他の患者さんと顔を合わせることなく受診できる医院もあります。

⑨銀座HSクリニック

銀座HSクリニック

基本的な治療から自毛植毛、ヘアタトゥーまで興味がある方に

医院数 銀座院
主な治療方法の種類 内服薬、外用薬
ダーマペン
ノーニードルメソセラピー
トータルヘッドセラピー
発毛促進点滴
自毛植毛
ヘアタトゥーなど
費用例 カウンセリング無料
初診料:3,300円
再診料:2,200円
男性用内服薬(ジェネリック):4,290円/月
男性用外用薬:13,200円
ダーマペン:46,750円
HS式発毛促進点滴:10,780円など
オンライン診療の有無

AGA・薄毛治療の専門クリニック。男性だけでなく女性の薄毛の治療もしていますが、プライバシーを配慮し院内で他の患者さんと顔を合わすことなく治療を受けることができます。

成長因子混合液やミノキシジル、フィナステリドを配合した薬液を頭皮に注入する治療(ダーマペン)も行っています。ノーニードルメソセラピーや植毛などの治療もあるため内服や外用薬以外も積極的に試してみたい方におすすめです。

すこやかな髪をキープするビオチンなどを含む点滴治療があるのも特徴です。

\プライバシーに配慮/

⑩イースト駅前クリニック

イースト駅前クリニック

立地がよく、シンプルで基本的な治療をしたい方に

医院数 19院
主な治療方法の種類 内服薬、外用薬
費用例(月額・税込) 初診・再診料無料
内服薬(フィナステリド28錠:3,740円)
   (デュタステリド30錠:6,930円)
外用薬(ミノキシジル(5%60ml):5,500円~)
オンライン診療の有無

駅前というだけあり、徒歩3分の駅近にあるので利用する駅や沿線にあれば通いやすいクリニックです。オンライン診療も行っていて、AGA治療の他にED外来も併設しています。

土日祝日も予約不要で受診できるので、平日はお仕事などで忙しい人でも通いやすいでしょう。

治療は、承認された薬の内服と外用薬のみとシンプル。まずは基本的な治療を受けてみたい方や、治療薬以外の治療は受ける予定のない方おすすめです。

高額な治療を勧められることもなく、費用は薬代のみと明確なのも良心的ですね。

また、治療薬がジェネリックになったので、以前よりも低価格になりました。

治療実績

AGA治療出典:イースト駅前クリニック

年齢 52歳
治療法 発毛治療
所要日数 7ヶ月間

⑪AGAヘアクリニック

 

AGAヘアクリ

初月1,800円から始められるAGA専門クリニック

医院数 8院
主な治療方法の種類 内服薬、外用薬
費用例(月額・税込) 診察料・カウンセリング料・オンライン診察料無料
内服薬(薄毛抑制)
初月1,800円〜8,000円
内服薬(薄毛抑制+発毛)
10,800円〜18,000円
内服薬(薄毛抑制+発毛)+外用薬(発毛促進)
22,800円〜31,000円
オンライン診療の有無

AGAヘアクリニックは、全国に8院あるAGA治療専門のクリニックです。薄毛抑制の予防プランなら、初月1,800円から始められるので、薄毛が気になり始めた方におすすめです。

オンライン診察も行っているので、自分の好きなタイミングで受信できるのも忙しい男性に嬉しいポイントです。オンライン診察は、専用のアプリを使用して行います。

対面診察も行っていて、クリニックに通院する場合も待合室がないため、他の患者さんと鉢合わせしてしまうことがないよう配慮されているクリニックです。

副作用に対する取り組みもしっかりしており、万が一副作用が発生してしまった場合も、無料で紹介状を発行してもらえます。

\1,800円から始められる!/

そもそもAGA治療とは?仕組みを解説

AGAとは

AGAはAndrogenetic alopeciaの略で、日本語では男性型脱毛症と言います。

日本人男性の3人に1人が発症すると言われるAGA。思春期以降に始まり、進行する脱毛症で20後半~30代で目立つようになることが多く、原因は遺伝と男性ホルモンが関与していると考えられています。

生え際か頭頂部のどちらか、または両方から細くなったり、軟化ししたりする髪が増えて脱毛していきます。

髪には成長初期→成長期→退行期→休止期という毛周期(ヘアサイクル)があり、このサイクルで髪が生え替っていきます。

通常のヘアサイクルは、個人差はあるものの成長期は5~6年と言われていますよ。

AGAでは男性ホルモンの影響により、髪が伸び、太くなる成長期が短くなり髪が十分に成長しないまま毛が抜け落ちてしまうのです。うぶ毛のような短くやわらかい毛でも生えていれば、治療により髪の毛が太く成長する可能性が残されています。

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AGA治療にかかる平均的な費用相場は?

AGAの治療は保険適応にならず、自由診療のためクリニックによって費用が異なります。

植毛など効果が持続する治療を行わない限り、治療薬は飲み続けなければ効果がみられなくなってしまいます。長く継続可能な予算を考えておくとよいでしょう。

治療内容によって費用も変わってきますが、治療ごとの相場をまとめてみました!

内服薬はジェネリック医薬品(後発品)にすることで費用が抑えられることもありますよ。

カウンセリング 無料
初診・再診料 無料~3,000円
血液検査 無料~5,000円
内服薬 フィナステリドのみ:5,000~8,000円/月
フィナステリドとデュタステリド:15,000~20,000円/月
メソセラピー 50,000~100,000円
自毛植毛 クリニックよって基本料金も違い、同じ株数でも費用に大きな差がある
380,000~1,000,000円以上のところも…
ヘアタトゥー ポイント:40,000円~
生え際:10万~16万
※範囲による
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AGAの一般的な治療方法とそれぞれの特徴

AGAの治療には、主に下記の4種類が存在します。

  • AGA治療薬
  • 植毛・増毛
  • LED治療・低出力レーザー照射
  • 成長因子導入・細胞移植療法

AGAの治療では有効とされる治療により多くの人が発毛を実感しています。

AGAの治療の中には、これから期待される先端医療(再生医療)や、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」において行うべきではないとされている治療もあります。

医師の説明を聞くだけでなく、自分で情報収集し、納得した治療を受けることが大切です。

治療はひとりひとりの状態に合わせて行われますが、自分でも前もってどのような治療であるかの概要がわかっていれば医師へ相談する際にも役立つでしょう。

ここではAGAの代表的な治療をご紹介します。

1つの治療法だけで効果がみられることもあれば、他の治療と組み合わせて効果が出る人もいます。クリニックによっては独自の治療法を提供しているところもあり、ここにある治療法がすべてではありません。

詳しい治療の情報は、必ず各クリニックや医師に相談してください。

①AGA治療薬(飲み薬と外用薬)

AGA治療の基本は内服薬(フィナステリドとデュタステリドなど)と外用薬(ミノキシジルなど)が中心です。

フィナステリドの内服

AGAの治療薬は『守りの薬』と『攻めの薬』に例えられることが多くあります。

フィナステリドは『守りの薬』とされる内服薬です。

髪の成長を妨げる物質、5αリダクターゼⅠ型を阻害する薬で毛周期(ヘアサイクル)の成長期に抜け落ちるのを防ぎます。

成長期の毛を守ることで毛が太く成長することを促す治療です。

抜け毛が減り、うぶ毛のようだった毛が太く成長するだけでも効果を感じる方も少なくありません。

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」においても男性型脱毛症の治療として強く推奨されています。

フィナステリドを主成分とする薬はプロペシアが有名ですが、フィンペシアなどのジェネリック医薬品もあります。

デュタステリドの内服

フィナステリドも『守りの薬』の内服薬です。

フィナステリドは髪の成長を阻害する5αリダクターゼⅠ型のみを阻害しますが、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を阻害します。

こちらも男性型脱毛症の治療に有効であると認められています。

フィナステリドより高い発毛効果があると考えられていますが、日本では2015年に承認、2016年に販売された新しい薬です。

ミノキシジルの外用

ミノキシジルは『攻めの薬』!

ミノキシジルを頭皮に塗布することで毛を育てる毛母細胞が刺激され、発毛や毛の成長を促します。

ミノキシジルの外用も有効で推奨されている治療なのです。

市販薬にも配合されていますが医療機関で処方される薬の方が、濃度が高いです。

市販薬で効果がみられない方は医療機関でのAGA治療の始めどきとなります。

一方、ミノキシジルの内服薬は処方するクリニックも多いのが現状ですが、ミノキシジルの内服薬は副作用などが十分に検証されていないため承認されていない薬です。

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」では、ミノキシジルの内服は行うべきではないとされています。

個人輸入の育毛剤・AGA治療薬は危険

クリニックで処方してもらうより、ネット通販で個人輸入した方が安く入手できることもあり、個人輸入の薬を飲む人もいるようです。

個人輸入した薬の中には正規品とは成分が違う偽物が混ざっている恐れもあります。薬には副作用もあるので、AGA治療薬必ずクリニックで処方したものを使うことを強くおすすめします。

個人輸入(個人輸入代行も含む)した薬で万が一、重篤な副作用が起きても国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

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②植毛・増毛

自毛植毛も、有効とされている治療のひとつ。

内服薬や外用薬で十分な効果がみられないときに行われることがある治療です。

植毛は有効?!メリットやデメリットは?

植毛は、比較的毛が多い後頭部の毛根を採取することが多く、薄毛の部位に植毛します。

生えてくるまでに時間を要しますが、多くの症例があり、高い確率で定着するため推奨されている治療です。

人工毛はリスクがあることから、原則として行うべきではないとされています。

メリットは、少しずつ発毛するので自然に髪が増えたように見えることや、定着した毛根からは、もともとあった部位と同じようなヘアサイクルで生え替わることなどがあげられます。

デメリットは、植毛後、生えそろうまで時間がかかることや費用がかかること、術後の痛みやまれに炎症を起こすことがあることなどです。

自毛植毛のグラフトってなに?

植毛の費用をクリニックのホームページで確認しようとすると、基本料金の他に「1グラフト〇〇円」や「1株〇〇円」と書いてあるのを見たことがある方もいるかもしれません。

グラフトと株は同じ意味です。

自毛植毛では毛根を含む毛の周りの組織を取り移植しますが、1つの毛根から1本の毛だけではなく、1~4本生えるので1本、2本と数えるのではなくグラフトや株と呼びます。

たとえば、AGAスキンクリニックの場合、基本料金が30万円、100グラフト10万円です。

気になる部分をカバーしたい場合、どのくらい移植が必要なのかは人によって違うので、自毛植毛を考えている方は予算との兼ね合いなど、医師と相談してみてください。

増毛のメリット・デメリットは?

増毛は今ある自分の毛に人工毛を結びつける方法です。

メリットは自然な仕上がりになりやすいことや痛みなどを伴わずに増毛できることですが、デメリットとしては、そもそも結びつけられる自分の毛がないとできないことがあげられます。

もともとある自分の毛は伸びるのでメンテナンスも必要です。

メンテナンスにもそれなりの費用がかかることも。

植毛と増毛では植毛が主流になってきています。

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③LED治療・低出力レーザー照射

LED治療は赤色LEDを頭に照射する治療です。光を当てるだけなので、痛みもありません。

赤色LEDをあてるだけでAGAの治療になるの?と疑問に思うかもしれませんが、LEDレーザー照射は有効性がある治療で、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では行うように勧められています。

赤色LEDを照射すると血行が促進され、髪の毛を作り出す毛母細胞を活性化させることで発毛を促す治療です。

クリニックで照射する場合、『週2~3回・15~20分程度/回』行っているところが多いようです。クリニックに通う時間が必要なので、忙しい方には向いていないかもしれません。

フィナステリドやデュタステリドの内服で期待していた効果がでなかった方や薬がからだに合わなかった方にもおすすめです。

内服治療と合わせて行うこともできますよ。

④成長因子導入・細胞移植療法

成長因子導入は成長因子を含む薬剤を直接頭皮に注射で注入する方法です。

この成長因子が毛母細胞に働きかけ発毛を促します。

幹細胞移植療法は自分のおしりから(他の部位の場合もある)採取し、移植用の脂肪細胞と幹細胞を抽出。その幹細胞と移植用の脂肪細胞を頭皮へ注入する治療です。

どちらも新しい治療法なので、成長因子の導入は取り入れているクリニックもありますが、幹細胞移植法は限られた医療機関でしか受けることができません。

今後、期待される治療です。

誰にも知られないで治療できる!

【AGA治療】年代別の薄毛の原因と対策方法

20代の薄毛の原因と対策

20代が薄毛になってしまう原因とその対策をご紹介します。

原因

  • ストレス
  • 生活習慣の乱れ
  • 血行不良

20代で薄毛が気になる方は、ストレスが原因となっている場合が多く、社会人として働き始め仕事のストレスなどが薄毛に繋がっている可能性があります。

仕事が忙しく一人暮らしだと、食事をおろそかにしてしまうことも多くなります。その結果生活習慣も乱れてしまい、食事や睡眠といった基本的な部分がおろそかになり、薄毛の原因となってしまう場合が多くあります。

また普段運動の習慣がない方は、血行不良になっている場合も多く、血行不良も薄毛の原因となります。

対策

  • 3食同じ時間に食事をとる
  • 24時までには就寝する
  • ストレス発散を心がける

仕事が忙しくても、毎日同じ時間に3食食事をとり、遅くとも24時までには就寝することが薄毛対策になります。

ストレス発散方法を見つけて、適度に息抜きをしつつ運動を日常に取り入れることも大切です。

30代の薄毛の原因と対策

30代が薄毛になってしまう原因とその対策をご紹介します。

原因

  • 頭皮環境
  • AGA(男性型脱毛症)
  • ストレス

30代になると20代の頃とは身体機能も衰えてきます。頭皮環境が悪くなってしまう場合も多く、皮脂汚れが毛穴に詰まったり、血行不良によって、健康な毛が育たず薄毛の原因となる場合があります。

AGAが発症している可能性もあるのが30代です。AGAの場合は早めに治療を始めることで、自分の毛をより多く残せる場合もあるので、薄毛が少しでも気になってきた時点で、クリニックのカウンセリングを受けてみることを、おすすめします。

仕事の責任なども30代になると増えてきて、より悩みが増える時期でもあります。気づかないうちにストレスが溜まっていて、薄毛が進行していることも考えられます。

対策

  • スカルプシャンプーを使用する
  • 自覚がなくてもストレス発散を心がける
  • AGA治療を始める

スカルプシャンプーなどを使って頭皮を綺麗に保つのが、薄毛対策の第一歩です。ストレスが溜まっているという自覚がなくても、気晴らしになるようなことを定期的にしておくと息抜きにもなります。

AGA治療を始めることも視野に入れることをおすすめします。AGAクリニックの多くがカウンセリングは無料な場合が多いので、カウンセリングだけでも受けてみると、より効果的な対策を教えてもらえます。

40代・50代の薄毛の原因と対策

40代・50代が薄毛になってしまう原因とその対策をご紹介します。

原因

  • AGA(男性型脱毛症)
  • 生活習慣の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ

仕事でも役職などが付いてくる年代で、忙しく食生活や睡眠時間などが乱れやすい年代です。生活習慣が乱れると、薄毛になるだけでなく体調を崩してしまう原因にもなってしまいます。

40代・50代になってくると、ホルモンバランスが乱れてくる時期でもあり、ホルモンバランスが乱れることで、毛が薄くなってしまう場合もあります。

40代・50代はAGAである可能性も高くなるため、AGAクリニックを受診してみることで自身がAGAなのか判断してもらえます。

対策

  • AGAクリニックを受診する
  • 食生活を見直す
  • サプリを取り入れる
  • 睡眠時間を長めにとる

食生活を見直して、低カロリーでタンパク質が豊富な食事を心がけ、睡眠時間を意識して長めにとることによって、ホルモンバランスも整えられます。摂取するのが難しい栄養素は、サプリなどを活用するのもおすすめです。

AGAクリニックを受診して、AGAだとわかれば後は医師と相談しながら治療を進めていくだけです。悩んでいるうちにどんどんAGAは進行してしまうため、早い段階で相談してみることをおすすめします。

AGA治療を扱っている医療機関ごとの違い

AGA治療を行っている医療機関は一般の皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科、AGA治療専門のクリニックなどがあります。

それぞれどのように違うのかを理解するために、メリット・デメリットを紹介していきます。

AGAクリニック

メリット
  • AGA専門だから知識が豊富治療
  • 症例数が多く、医師やスタッフが治療に熟知している
  • プライバシーに配慮されている
  • オンライン診療で診察を受けられるクリニックが多い
  • 夜も診療しているクリニックも多く、仕事帰りに受診しやすい
  • 治療をはじめるまでの費用(初診料など)がかからない
  • 効果がみられないときに全額返金保証がある
デメリット
  • 高額な治療を勧められることがある
  • 複数の医師が担当する場合もある

美容皮膚科・美容外科・形成外科

AGA治療に対応している美容クリニックは、AGAクリニックと同等の治療が受けられることもあります。

そのため、メリット・デメリットもAGAクリニックと重なることも多いですが、美容クリニックならではのメリット・デメリットもあります!

メリット
  • AGA治療以外にも美容に関する相談・治療ができる
デメリット
  • 一部の治療しか対応していない場合もある
  • 男性専用クリニックもあるが、男性専用でない場合は女性の目が気になることもある

皮膚科

メリット
  • 家の近くでAGA治療をしているところがあれば、通院が楽。
  • 高額な治療を勧められることが少ない
  • AGA以外の肌トラブルも相談できる
  • 一般の皮膚科でもLED照射など副作用の少ない治療を行っているクリニックもある
デメリット
  • AGAの治療をしているところを探しにくい
  • 実績が少ない場合がある
  • 内服と外用薬のみのクリニックも多い
  • 植毛など対応していない治療がある
  • プライバシーへの配慮に差がある
  • 予約制でないクリニックでは待ち時間がある
  • 受付終了時間が早い

AGA治療を始める前に知っておきたいQ&A

AGA治療に関して、多くの方が疑問に思っている質問をピックアップしてみました。

  1. AGA治療は効果ないって本当?
  2. AGA治療に副作用はある?
  3. AGA治療を開始するのに最適な年齢はある?
  4. AGA治療は保険適用になる?
  5. AGA治療をすると一生髪の毛は生えたまま?
  6. 効果が出るまでにどのくらいかかる?
  7. AGA治療中は献血できないってホント?

ひとつずつ答えをチェックしていきましょう。

①AGA治療は効果ないって本当?

フィナステリドの内服、デュタステリドの内服、ミノキシジルの外用薬については「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」で有効であるエビデンスがあるとされており強く勧められている治療法です。(女性には推奨されていません。)

全ての人に効果があるわけではありませんが、多くの人にとって効果があると考えられています

自毛植毛術は高額ですが、生着率が高く有効です。

LEDおよび低出力レーザー照射も発毛効果が認められています。

成長因子の注入や細胞移植法は、将来的には期待される治療法ではありますが、また有効性はあると言えるほどの検証がされていないのが現状です。

②AGA治療に副作用はある?

他の薬と同様に副作用がでることは少ないですが、AGAの内服薬には副作用もあります

プロペシアでは肝障害や勃起機能不全など、ザガーロでは肝機能障害や黄疸、倦怠感などの副作用が報告されています。

薬によって副作用は違うので、副作用が気になる方はカウンセリングや診察の際に、医師または薬剤師に相談してください。

副作用が起こることはまれですが、副作用と思われる症状が出たときは、使用を中止し医師に相談しましょう。

薬が体質に合わない場合は、他の治療を検討することもできます!

③AGA治療を開始するのに最適な年齢はある?

AGAの治療は、軽度のうちにはじめた方が効果を実感しやすいと言われています。20歳以上であれば、年齢に関係なく気になり始めたらなるべく早く治療を開始した方がよいでしょう。

うぶ毛のような細くやわらかい毛が生えている場所は、治療により髪が太く成長する可能性がありますが、薄毛が進行し頭皮が「つるつるの状態」だと治療の効果を実感できないこともあります。

AGA治療は気になりだしたタイミングでなるべく早く開始することをおすすめします。

ただ10代の方はクリニックでの治療は基本的にできません。AGAの治療は20歳以下には行われていないので注意が必要です。

10代に治療が行われないのは、日本におけるAGAの治療薬の臨床試験が20歳以上の男性を対象に行われたため、20歳以下の安全性が確認できていないことと、薬が男性ホルモンに関連しているためです。

市販の医薬品も20歳以上を対象にしたものが多いので、10代のうちは様子を見て20歳を過ぎてから本格的に治療や予防を始めることをおすすめします。親権者の同意があれば、薄毛に関する相談ができるクリニックもあります。

④AGA治療は保険適用になる?

AGAの治療は保険適応外自由診療で治療が行われるためクリニックによって費用に差があります。

AGAと診断された場合でも、AGAの治療以前に明らかに頭皮に皮膚トラブルがあるといった場合にはまずは皮膚トラブルの治療をすることがあります。

その場合は、皮膚トラブルに関しては保険適応となる可能性がありますが、AGAそのものの治療は保険適応外です。

円形脱毛症などAGA以外の薄毛は保険適応となるため、まずは医師の診断を受けましょう。

⑤AGA治療をすると一生髪の毛は生えたまま?

AGAの内服治療は、継続が必須。内服治療は中断してしまうと効果もみられなくなるからです。

若いうちは薄毛か気になる方も年齢を重ね、周りも年相応のヘアスタイルになってくると治療をやめる方も少なくないようですから、いつまでも若々しいヘアスタイルでいたい方は、継続することをおすすめします。

植毛術は植毛した毛根が定着すれば発毛が続くため、植毛が一生モノと言われることもあるのはこのためです。

植毛した部位は毛が生えますが、植毛したときには髪があったところも薄毛が進行して範囲が広がることも考えられます。

⑥効果が出るまでにどのくらいかかる?

AGAの内服治療は効果が出るまで3~6カ月かかると言われています。

AGAの治療を始めたからには、6カ月たたずにやめてしまうのはもったいないですよね。

内服を中断してしまうと、薬の効果もなくなってしまいますのでまずは、6カ月内服を続けて効果がでるか確認してみてください。

初回のみ通常より安い価格で処方しているクリニックもありますが、それは効果が出るか試してみるというより、薬で体調に異変がないか、毎日内服する習慣がつけられそうかなどを判断するものと考えほうがよいでしょう。

実際に髪の毛が生えてきて満足のいく結果になるまでには1年以上かかることもあるようです。AGA治療は長期戦になることを覚悟する必要があるため、費用面でも安いクリニックを選ぶことをおすすめします。

⑦AGA治療中は献血できないってホント?

プロペシアなどAGA治療薬の中には胎児への影響が指摘される薬もあるため、該当する薬を内服中は献血できません。

以下の育毛医薬品(錠剤)を服用されている方は、一定期間献血をご遠慮ください。

  • AVODART(アボダート)[製造:Glaxo Smith Kline社]……6カ月間
  • PROPECIA(プロペシア)[製造:Merck社]……1カ月間
  • PROSCAR(プロスカー)[製造:Merck社]……1カ月間

引用:献血をご遠慮いただく場合 | 日本赤十字社 東京都赤十字献血センター

まとめ

AGAの治療は早ければ早いほど、効果を実感できると言われています。最近では安い費用でAGAの治療ができるクリニックも増えているため、気になっている人も多くいます。

カウンセリングは無料で受けられることが多いので、AGAの治療を考えているのなら通いやすいクリニックで、カウンセリングを受けてみましょう。同じ治療をしていても、値段が安いクリニックや希望の診療方法を取り入れているか、雰囲気やスタッフの対応などを自分の目で確かめて納得することが大切です。

長く付き合えるクリニックを選び、自信の持てるヘアスタイルを手に入れましょう。

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