デビットカードは、直接口座から引き落としが行われる即日決済方式の便利なカードです。
しかし、残念ながらETCカードの発行が原則できないというデメリットがあり、ETCカードを発行できるデビットカードは現在のところ1枚しか存在しません。
今回は、デビットカードでETCカードが作れない理由や、お得にETCカードを作れるおすすめなクレジットカード6枚をご紹介します。また、クレジットカードを持てない人のために、クレジットカードなしでETCカードを使うための方法についても解説します。
目次
デビットカードでETCカードは作れない!
デビットカードは、支払いと同時に銀行口座から引き落としが完了する即時決済方式のカードです。銀行口座から現金を引き出す手間もなく、口座の残高以上の利用ができないため、使い過ぎがないという利便性と安心感から人気があります。
しかし、デビットカードでは、原則としてETCカードの発行ができません。デビットカードの利点である『残高以上の利用ができない』という点が、ETCカードにおいては不利になるからです。
JCBカードWは18~39歳限定で発行できる基本還元率1.0%のクレジットカードです。
申し込み条件は年齢のみで、ETCカードも無料で発行できるとあって人気を集めています。
ETCはもちろん、Amazonやセブンイレブンでの利用も、ポイントが高還元率で貯まるためおすすめです。
デビットカードでETCカードを作れないのはなぜ?
デビットカードでETCカードを発行することができない理由としては、以下の2つがあります。
- 発行可能年齢が15歳以上と低く設定されているため、支払いの立替機能がない
- 即時決済方式のため、ETCの通過時に口座残高がなければ通行できないことになり、スムーズな利用の妨げになる
デビットカードは、クレジットカードのように支払いを立て替えるという機能はありません。そのため、翌月に前月分の支払いが請求されるETCカード利用分は、デビットカードでは支払いできません。
即時決済での通行ができるシステムにすると、残高不足でETCを通過できない車が発生し、その結果、渋滞が起こり事故の原因になる、ということも考えられます。
そのため、原則としてデビットカードではETCカードの発行はできません。
JCBカードWは18~39歳限定で発行できる基本還元率1.0%のクレジットカードです。
申し込み条件は年齢のみで、ETCカードも無料で発行できるとあって人気を集めています。
ETCはもちろん、Amazonやセブンイレブンでの利用も、ポイントが高還元率で貯まるためおすすめです。
デビットカードでETCカードを作れるのは『北國VISAクラシックデビット』だけ!
名称 | 北國VISAデビットカード |
発行会社 | 北國銀行 |
申込条件 | 満15歳以上 石川県、富山県、福井県居住で、北國銀行の口座がある人 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | クラシックカード:0.50% ゴールドカード:1.00% |
年会費 | クラシックカード:無料 ゴールドカード:初年度無料 次年度以降5,500円(税込) |
決済方式 | 即時決済方式 ETCのみ翌月引き落とし |
スマホ決済 | Google Pay |
ETCカード | 無料 |
現在、ETCカードの発行ができるデビットカードは1枚だけで、それが北國VISAクラシックデビットカードです。
北國VISAクラシックデビットカードは、ETCの利用に関してのみ、即時決済を行わず、利用のあった月の翌月末に、1ヶ月の利用分の合算金額で引落しがされるという仕組みを採用しています。
それが、デビットカードであるにもかかわらずETCカードを発行できる理由です。ただし、現在ETCカードの申し込み対象は、石川県、富山県、福井県居住の人が対象となっています。
北陸在住の方でETCカードの発行を希望する人には、検討の価値がある1枚です。
JCBカードWは18~39歳限定で発行できる基本還元率1.0%のクレジットカードです。
申し込み条件は年齢のみで、ETCカードも無料で発行できるとあって人気を集めています。
ETCはもちろん、Amazonやセブンイレブンでの利用も、ポイントが高還元率で貯まるためおすすめです。
北陸以外にお住まいならETCカードが発行できるクレジットカードが断然お得!
北陸以外にお住まいの場合は、ETCカードを追加発行できるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。まず、クレジットカードのオプションとしてETCカードを作るメリットについてお話ししましょう。
クレジットカードとETCカードを同時に発行するメリット
クレジットカードとETCカードの同時発行のメリットは3つあります。
- ETCカードを別で申し込む手間がかからない
- クレジットカードによっては、ETCの年会費や発行手数料が無料
- ETCカードの利用で、クレジットカードのポイントがついてお得
1.ETC発行を申し込む手間がかからない
まず、新規でクレジットカードを申し込む場合は、クレジットカードの申し込みと同時にETC専用カードを申し込むことになります。
ほとんどの場合、カードの申し込み時にETCカード申し込み欄をチェックするだけで、そのクレジットカードにひもづいたETCカードが発行されます。
わざわざ個人情報をあらたに入力する手間もなく、簡単にETCカードが作成できます。
2.クレジットカードによっては、ETCの年会費や発行手数料が無料
クレジットカードによっては、ETCカードの年会費や発行手数料が無料になります。クレジットカードを持たない人でも申し込めるETCパーソナルカードの場合、年会費とデポジット(保証金)の払い込みが必要です。
一方、クレジットカードの追加カードでETCカードを発行すれば、年会費の負担もデポジットの払い込みの手間もかかりません。車に関する固定費用を抑えるためにも、クレジットカードでのETCカード同時発行を利用しない手はないですね。
3.ETCカードの利用で、クレジットカードのポイントがついてお得
クレジットカードで発行したETCカードの場合、ETCの利用分でもクレジットカードのポイントを貯められるというメリットもあります。
ETCには、ETC独自のマイレージサービスがありますが、これに加えてクレジットカードのポイントも貯まることで、さらにお得に利用できます。
上記3つのメリットから、やはりクレジットカード発行と同時にETCカードを申し込むのが断然おすすめです。
ここで大切なのは、
- ETCカードの年会費や発行手数料がかからない
- 還元率が高く、ポイントが貯まりやすい
この2点を押さえたクレジットカードを選ぶことです。続いて、ETCカードを発行するのにおすすめなクレジットカードをご紹介します。
JCBカードWは18~39歳限定で発行できる基本還元率1.0%のクレジットカードです。
申し込み条件は年齢のみで、ETCカードも無料で発行できるとあって人気を集めています。
ETCはもちろん、Amazonやセブンイレブンでの利用も、ポイントが高還元率で貯まるためおすすめです。
ETCカードが作れるおすすめクレジットカードはこれ!
今回セレクトした、ETCカードが作れるおすすめクレジットカードは次の6枚です。ETCカードの発行手数料・年会費だけでなく、ポイント還元率にも注目しました。
どの場面でクレジットカードを利用することが多いかによって、ポイントの貯まりやすさが変わってくるのでライフスタイルに合わせてクレジットカードを選びましょう。
JCBカードW
名称 | JCB カード W |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 18歳以上39歳以下 本人か配偶者に安定継続収入のある人 または 18歳以上39歳以下で学生の人(高校生を除く) |
国際ブランド | JCB |
ポイント
還元率 |
Oki Dokiポイント 基本0.2% 最大10.5% |
年会費 | 無料 |
締め日/支払日 | 毎月15日 翌月10日 |
海外ショッピングガード保険 | 最高100万円(1事故につき自己負担額10,000円) |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
ETCカード | 年会費無料 利用1,000円ごとに1ポイント |
39歳以下の人が加入できるJCBカードWは、年会費が永年無料。そのうえ、ポイントの貯まりやすさと高還元率で不動の人気を誇るクレジットカードです。
- ポイント還元率は注目の0.2%で、他のJCBオリジナルシリーズの2倍
- ETCカードの発行手数料・年会費が無料
- ETCの利用1,000円ごとに1ポイント付与
パートナー店で利用することでポイントは最大21倍。Amazon、スターバックス、キャッシュバックで最大1ポイント=4円として使うことができるため、Amazonやスターバックスをよく利用する人には断然おすすめです。
最短5分で発行できるモバ即入会にも対応しているため、クレジットカード機能を早く利用したいという人にもおすすめですが、ETCカードは即時発行はできないので時間に余裕をもって、申し込みをしましょう。
JCBカードWのETCカード発行手数料や年会費は、無料なので費用をかけずにETCカードを発行したい人にもおすすめです。また、ETCの利用でも1,000円ごとに1ポイント貯まるので、交通費も無駄にせずポイント還元が受けられるのもメリットです。
三井住友カード(NL)
名称 | 三井住友カード(NL) |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生除く) |
国際ブランド | Visa Mastercard |
ポイント
還元率 |
Vポイント 基本0.5% 最大7%※ |
年会費 | 永年無料 |
締め日/支払日 | 毎月15日 翌月10日 |
海外ショッピングガード保険 | ― |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
ETCカード | 初年度無料 次年度以降550円/年 前年に利用があれば年会費無料 |
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
三井住友カード(NL)も、年会費も永年無料、ナンバーレスでセキュリティ面でも安心のクレジットカードです。
- ETCカードは初年度無料、前年に1回でも利用があれば次年度以降も無料
- 基本の還元率が0.5%と高い
- 対象店舗でのタッチ決済で5%ポイント還元、スマホのタッチ決済なら7%に
基本のポイント還元率が0.5%と高還元率で、支払い方法がスマホのタッチ決済などを選択すると、さらにポイント還元率が高くなり、最大で7%になります。
さらに二大国際ブランドのVISAとMastercardが選べるのも三井住友カード(NL)ならではのメリットです。
三井住友カード(NL)のETCカードは、初年度年会費無料で前年に1度でも利用すれば、翌年度も年会費が無料になります。ETCカードの利用予定がある人には、特におすすめできるクレジットカードです。
ライフカード
名称 | ライフカード |
発行会社 | ライフカード株式会社 |
申込条件 | 日本国内在住18歳以上 電話連絡が可能な人 |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB |
ポイント還元率 | サンクスポイント 基本0.1% |
年会費 | 無料 年1回以上1,100円以上の利用で次年度無料 |
締め日/支払日 | 毎月5日 毎月27日もしくは3日 |
海外ショッピングガード保険 | ー |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
ETCカード | 初年度無料 次年度以降 1,100円(税込) 前年利用で無料 |
ライフカードも、年会費無料、次年度以降も前年の1,000円以上の利用で無料が続くお得なクレジットカードです。
- ETCカードは初年度年会費無料、次年度以降も前年に利用があれば無料
- 誕生月はポイント3倍、次年度以降は利用金額に応じてポイント最大2倍
- ポイントは、楽天ポイント・dポイント・ANAマイレージにも交換可能
最高2,000万円の海外旅行保険がつき、国際ブランドもVisa・Mastercard・JCBと選べるので、国内・海外の旅行好きな人におすすめです。
ライフカードは基本のポイント還元率が0.1%と低いのが難点ですが、誕生月はポイント還元率が3%とアップしますし次年度以降も、利用金額に応じてポイントが最大2倍になるので、使えば使うほどポイントが効率よく貯められます。
ETCカードは、初年度の年会費が無料で前年に1,100円以上利用していれば、次年度の年会費も無料で利用できます。
JCBカードS
名称 | JCBカードS |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
申込条件 | 18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある人 または 18歳以上の学生(高校生を除く) |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | Oki Dokiポイント 基本0.1% 最大10% |
年会費 | 無料 |
締め日/支払日 | 毎月15日 翌月10日 |
海外ショッピングガード保険 | 最高100万円 (1事故につき自己負担額10,000円) |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
ETCカード | 無料 |
JCBカードSも、年会費永年無料でポイント還元率がお得なカードです。
ナンバーレスとナンバーありタイプを選ぶことができ、セキュリティを重視する人にも、パッとカード番号を確認したい人にも対応しています。
- ETCカードも年会費無料
- クレジットカードには珍しいスマートフォン保険が付帯で、ディスプレイ破損を年間で最高30,000円まで補償
- パートナー店での利用でいつでもポイント最大20倍、還元率は最大10%
JCBカードWのように申し込みに年齢制限もないうえ、スマートフォン保険も付帯しているため、スマホを手放せない人におすすめのカードとなっています。
JCBカードWに比べると、ポイント還元率が基本0.5%と低く感じますが、JCBカードSはスターバックスやAmazonなどの優待店で利用することで、最大10%のポイントアップが受けられます。
ETCカードも条件もなく、無料で発行できるうえ、JCBカード S 優待 クラブオフという国内外20万か所以上での割引が利用できる点も、大きなメリットです。
年会費もかからないJCBカードSを持っているだけでレストランや水族館、映画館などのレジャーで利用できる優待がたくさん受けられると、評判の良いクレジットカードです。
三井住友銀行Olive
名称 | 三井住友銀行Olive |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 18歳以上の方(高校生除く) |
国際ブランド | Visa |
ポイント
還元率 |
Vポイント 基本0.5% 最大20%※ |
年会費 | 永年無料 |
締め日/支払日 | 毎月15日 翌月10日 |
海外ショッピングガード保険 | ー |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
ETCカード | 無料 次年度以降550円(前年度1回以上の利用で無料) |
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
三井住友銀行Oliveは、デビットモード、クレジットモード、ポイント払いモードを自在に切り替えできるフレキシブルペイが注目を集めています。
- ETCカードも年会費無料。年間に1回でも利用があれば、次年度以降も無料
- 銀行口座・証券・保険・ローン等のサービスを1つのアプリで一元管理できる
- Olive独自の特典と、Vポイントアッププログラムの合わせ技でポイント還元率は最大20%
支払に設定できる銀行口座は三井住友銀行の口座のみとなっているため、三井住友銀行に口座を持っている人には検討の価値あるカードとなっています。
Olive独自の特典とVポイントアッププログラムを併用することで、ポイント還元率が最大で20%になるため、ポイントがたくさん貯められると評判の良いカードです。
ETCカードも無料で発行できますが、前年度に利用がない場合は、550円の年会費がかかるので注意が必要です。前年度に1回以上の利用があれば、次年度以降も無料で利用できます。
未成年であっても申し込みができるため、初めてのカードとしてもおすすめできるクレジットカードです。
Tカードプラス(SMBCモビット next)
名称 | Tカード プラス(SMBCモビット next) |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
申込条件 | 満20歳以上でモビットカード会員の人 |
国際ブランド | Mastercard |
ポイント
還元率 |
Vポイント0.5% 利用200円につき1ポイント |
年会費 | 永年無料 |
締め日/支払日 | 毎月15日 毎月10日 |
海外ショッピングガード保険 | 年間100万円 |
海外旅行傷害保険 | ー |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay |
ETCカード | 初年度無料 次年度以降550円/年 前年に利用があれば年会費無料 |
Tカードプラス(SMBCモビット next)は、年会費が永年無料であることに加え、SMBCモビットのカードローン機能もついているクレジットカードです。
- ETCカードは初年度年会費無料、次年度以降も前年に利用があれば無料
- ポイント還元率が0.5%、カードローンの利用でも200円で1ポイント貯まる
- 最高100万円のショッピング補償が付帯
TポイントはVポイントに統合されましたが、貯まっているTポイントはそのまま使え、新しくVポイントも貯められます。
ポイント還元率は0.5%と高くはありませんが、カードローンの利用でもポイントが貯められるので、SMBCモビットの利用を考えている人で、クレジットカードとETCカード同時発行を検討している人にとっては一石三鳥のカードです。
SMBCモビットのETCカードは初年度は年会費が無料で利用できますが、次年度以降年会費が550円発生します。ただ前年度中に利用があった場合は、年会費が翌年度も無料で利用できます。
JCBカードWは18~39歳限定で発行できる基本還元率1.0%のクレジットカードです。
申し込み条件は年齢のみで、ETCカードも無料で発行できるとあって人気を集めています。
ETCはもちろん、Amazonやセブンイレブンでの利用も、ポイントが高還元率で貯まるためおすすめです。
クレジットカードを作れない場合のETCカードの発行方法
一方、クレジットカードを持ちたくない人や、クレジットカードを作れない人がETCカードを手に入れる方法ついても解説しましょう。
ひとつは、高速道路の運営会社が発行するETC専用カードを作る方法、もうひとつはレンタルをするという方法です。
審査なしのETCパーソナルカードに申し込む
まず、ETC専用のカード、ETCパーソナルカードを申し込むという方法があります。
ETCパーソナルカードは、NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本の3社を中心とする日本の高速道路を運営する6社が発行しているカードで、ETCパーソナルカードは、クレジット機能を持たないため審査がありません。
- 年会費(税込1,257円/年)
- デポジット(保証金)の払い込み
審査が行われない代わりに上記が必要になります。デポジットは利用料金としての前払い金として充当されるものではなく、あくまで保証金として預け入れるお金です。
金額は、平均利用月額の4ヶ月分と定められており、利用が少ない人向けには最低3,000円からの設定となります。
ETCパーソナルカード利用者が高速道路を利用できるのは、デポジットの金額までとなっているため、利用金額がデポジットの金額まで達すると一時的に利用できなくなるので、その場合にはデポジットの増額が必要になります。
レンタカーを借りる場合はETCカードを借りれる場合もある
レンタカーを利用する場合は、レンタカー会社のETCカードをレンタルするという方法もあります。通行料金は、返却時に車のレンタル料金と一緒に清算します。
ETCカードのレンタルにおける注意点は次の2つです。
- 数が限られているため、予約時に問い合わせが必要
- ETCカード自体のレンタル料も必要
ETCカードのレンタルは、あくまでレンタカーを利用する人のためのオプションなので、ETCカードのみのレンタルはできません。
JCBカードWは18~39歳限定で発行できる基本還元率1.0%のクレジットカードです。
申し込み条件は年齢のみで、ETCカードも無料で発行できるとあって人気を集めています。
ETCはもちろん、Amazonやセブンイレブンでの利用も、ポイントが高還元率で貯まるためおすすめです。
まとめ
今回は、デビットカードでは原則としてETCカードの発行ができないこと、ETCカードの発行におすすめなクレジットカード6選のご紹介や、クレジットカードを作れない人がETCカードを使う方法を解説しました。
ETCカードを作るには、やはりクレジットカードとの同時発行が手間もお金の負担もなく理想的です。ポイントの対象となる店舗やポイントの使い道はさまざま。
あなたのライフスタイルに合ったクレジットカードを選びましょう。