dカードは大手通信会社NTTドコモが提供するクレジットカードです。dカードはポイントが貯まりやすいことで定評があります。貯めたポイントでお得に買い物できるので、ポイ活が得意な方や、dカードの特典を享受したい方におすすめです。
「dカード作りたい」「dカードのスペックが気になる」と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、dカードの基本情報や審査の内容をご紹介します。
また、口コミやメリット・デメリットも併せて解説するので、dカードを検討中の方に必見の内容です。クレジットカードを作成する際は、各カードの特徴やメリットをしっかりと比較し、自分に合ったカードを作りましょう。今回の記事もぜひ参考にしてみてください。
目次
dカードの基本情報・スペックをご紹介
dカードはNTTドコモが発行するクレジットカードです。dカードの加盟店で利用するとポイントが貯まりやすくなっており、ポイントを使ってお得にお買い物をしたい方に適しています適しています。
dカードの基本スペックは以下の通りです!
カード | dカード |
発行会社 | 株式会社NTTドコモ |
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% |
年会費 | 無料 |
ETCカード | 初年度無料 |
家族カード | 無料 |
旅行保険 | 海外旅行:2,000万円 国内旅行:1,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円まで |
電子マネー | id |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
dカードの年会費
dカードの年会費は無料です。2019年9月15日入会までは初年度のみ無料で、2年目以降は1375円の年会費が発生していました。
しかし、同年9月16日以降は、永年無料で利用できる年会費無料のカードとなっています。
また、家族カードも年会費無料で利用可能です。カード会員の家族に対して発行するカードを「家族カード」といいます。家族カードは、dカードケータイ補償やお買物あんしん保険も付帯されるため便利です!
一方、ETCカードは初年度のみ年会費無料となっています。2年目以降は550円の年会費がかかるため注意しましょう。ただし、1年の間に1度でも利用すれば、年会費は無料になります。
dカードは年会費がかからず、お得に使えるクレジットカードです。年会費を抑えたい方は、dカードの利用を検討しましょう。
dカードの還元率
dカードの還元率は1.00%~5.00%です。常時100円につき1ポイント(還元率1.0%)貯まります。還元率を0.5%としているクレジットカードも多いため、dカードのポイント還元率は高いといえるでしょう。
また、「dポイント加盟店」での利用時は1.5%~5.00%のポイントがつくこともあります。獲得できるポイントの一例は以下の通りです。
店舗名 | 還元率 |
オリックスレンタカー | 4% |
JTB | 3% |
ビッグエコー | 3% |
メルカリ | 2.5% |
紀伊國屋書店 | 2% |
タワーレコード | 2% |
ENEOS | 1.5% |
dポイント加盟店をよく利用する方は、dカードを使用して買い物するのが得策です。貯まったポイントは、1ポイント1円としてお買い物や料金の支払いに利用できます!
dカードの口コミと評判からわかったメリット・デメリット
dカードの利用を検討中の方の中には、口コミや評判が気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、口コミとメリット・デメリットをご紹介します。
dカードのメリット・良い口コミ
dカードの口コミと評判から見えるメリットをまとめました。dカードに関する良い口コミの中でも多かった意見は以下の通りです。
全体的に良い意見が多く、利用している方のほとんどはdカードのサービスに納得している印象を感じました。
ここでは、口コミから見えたdカードのメリットを具体的にご紹介します。
dポイントを貯めやすいシステムがある
dカードでは、ポイント還元率がアップするサービスを制定しています。ポイントが貯まりやすくなるのは、以下のようなケースです。
dカードポイントUPモールとは、dカードを持っている方がお買い物をした場合に、ポイント還元率がアップされる特別サイトです。
ショップごとに還元率が決められており、通常のサイトで直接購入するよりも高いポイントが還元されます。ポイント還元率は、10.5倍になることもあります。
また、d曜日とは、毎週金曜日と土曜日に開催されているネット限定のキャンペーンのことです。d曜日にエントリーし、金曜日か土曜日に対象サイトで「d払い」をすると「+2%」のdポイントを獲得できます。
dカード加盟店が多く利用しやすい
dポイントは1ポイント1円として、お買い物やサービス料金の支払いに利用可能です。dカードは加盟店が多いため、好きな商品やサービスに交換できる可能性があります。
他のクレジットカードのように、「せっかくポイントを貯めたのに、欲しいものがなくてなかなか利用できない…」といったことになる心配がありません。加盟店の一例は以下の通りです。
また、以下のようなサービスでも利用できます。
他のクレジットカードを利用していて、ポイントを無駄にしてしまうことが多かった方におすすめです。
ケータイ補償サービスがあって便利
ケータイ補償サービスとは、dカードに登録している携帯電話が紛失や盗難事故などに遭った際に適用される保険サービスです。
同一機種同一カラーの携帯電話を、ドコモショップで、dカードを利用して購入した場合に適用できます。
負担金額は最大1万円です。端末代金、事務手数料などが対象となります。携帯電話の購入費用は高額になりやすいため、最大1万円減額されるのは大きなメリットといえるでしょう。
海外旅行保険があって安心
29歳以下のカード会員には、海外旅行保険が付帯されます。海外旅行の際にも安心して利用できるカードです。
病気や事故の治療、携行品損害、賠償責任など補償内容は多岐にわたります。具体的な補償内容は以下の通りです。
傷害死亡 | 2,000万円 |
傷害後遺障害 | 80万円~2,000万円 |
傷害・疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円 |
救援者費用 | 200万円 |
dカードのデメリット・悪い口コミ
一方、dカードに関する気になる口コミもいくつかありました。悪い口コミの中で多かった意見は以下の通りです。
口コミから分かったデメリットを詳しく解説します。
国際ブランドが少ない
dカードの国際ブランドは、VISAとMasterCardの2種類のみです。JCBやアメリカンエキスプレスなどを利用したい方にとってはデメリットとなるでしょう。
ただし、VISAもMasterCardも世界各国で利用できます。そのため、dカードを利用していて不便に感じることはほとんどありません。
携帯電話の利用料金の支払いにはポイントが付かない
NTTドコモが発行しているクレジットカードであるため、dカードでドコモの携帯電話使用料金の支払いをすれば、ポイントが貯まるのではと思う方は多いでしょう。
しかし、dカードで携帯電話の利用料金を支払ってもポイントはつきません。
携帯電話の利用料金の支払いによってポイントを貯めたい場合は、「dカード GOLD」が適しています。dカード GOLDは、dカードよりもワンランク上のクレジットカードです
年会費がかかりますが、携帯電話の利用料金の支払いでもポイントが貯められ、通常のdカードよりもさらにポイントを貯めやすくなっています!
海外旅行保険の対象が29歳以下のみ
dカードの海外旅行保険の対象になるのは、29歳以下の方のみとなっています。30歳以上の方は補償されないため注意しましょう。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、海外旅行に行く際の「万が一」をサポートしてくれる便利な制度です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険が適用できない場合は、海外に行く際に別途海外旅行保険に加入する必要があります。
海外旅行保険サービスの対象外となる年齢の方で、よく海外旅行に行く方にとっては残念なポイントとなるでしょう。
dカードは審査が甘い?審査に通りやすくする方法
「dカードは審査が甘い」と聞いたことがある方もいるかもしれません。dカードは、主婦や無職の方でも申し込めるクレジットカードです。
ただし、対策を取らず、なんとなく申し込みをすると審査に落ちる可能性もあります。ここでは、dカードの審査基準や審査落ちする人の特徴を解説します。
dカードの審査基準
dカードに申し込む際の必須条件は以下の通りです。
「所得制限」や「職業の縛り」などはなく、対象範囲は比較的広いと言えます。主婦や大学生でも申し込み可能です。
なお、審査基準は公表されていません。NTTドコモの基準に沿って審査が施されます。ただし、一般的には以下のような項目を一つひとつ確認し、条件に合う場合は審査が降りると言われています。
クレジットカードはお金を先払いしてもらうシステムとなっているため、信用力が重要です。信用度が低いと審査に落ちる恐れがあります!
審査落ちする人の特徴
dカードに申し込みをする方の多くは、「できれば審査に落ちたくない」と思っているのではないでしょうか。審査に落ちる人の特徴を具体的にご紹介します。dカードの審査に受かるためには、傾向を掴み、審査に落ちないための対策を練ることが大切です。
信用情報に傷がある人
信用情報とは、クレジットの支払い履歴や申請・解約の記録のことです。これまでクレジットカードをどのように使用し、支払いしてきたかの記録が「信用情報機関」によって保管されています。
クレジットカードの支払いを延滞すると、5年間信用情報機関に記録が残るため注意が必要です。
クレジットカードを発行する会社は、審査の際に信用情報機関の情報を確認します。信用情報に傷があると、「返済してくれないのでは」「カードを発行しないほうがよい」と判断されるかもしれません。
これまで、クレジットカードの支払いを延滞してしまった経験がある方は、5年以上経ってから申し込みするのが無難です。
キャッシング枠を高額に設定している
クレジットカードのキャッシング枠を高額に設定している人も、審査に落ちる可能性があります。
キャッシングとは、現金を借りられるサービスのことです。ATMなどで現金をおろし、使用することができます。
キャッシングによって借りたお金は、翌月以降に支払いをすることになりますが、お金がないと返済できなくなる恐れがあります。
そのため、カード会社にとっては貸し倒れリスクの高いサービスです。キャッシング枠の設定金額が高い場合は、より慎重に審査することで、貸し倒れリスクを軽減しようとします。
できるだけ審査に落ちたくない方や、ちょっとしたお買い物で利用したいという場合は、キャッシング枠を少額に設定するとよいでしょう。
複数のカードに申し込みしている
複数のクレジットカードに一緒に申し込みするのは避けるのが無難です。クレジットカードへの申し込み・解約の履歴も、信用情報機関で保管されます。
一度に何枚も申し込んでいたり、解約を繰り返していたりすると、「お金に困っているのでは」「金銭のトラブルがあったのでは」と思われてしまう可能性があります。
クレジットカードへの申し込み・解約の履歴が残るのは、6ヵ月程度です。
「最近他のクレジットカードにも申し込みしてしまった」「古いクレジットカードを整理したばかり」という場合は、6ヵ月以上の期間を開けてからdカードに申し込みしましょう!
収入が不安定
クレジットカードはお金を前借りする制度です。そのため、返済能力の高さも重要なチェック項目となっています。
安定した収入がない場合、「返済能力が乏しい」とされ、審査に落ちることがあります。「日雇いのアルバイトで生計を立てている」「仕事が報酬制で、0円の日もある」といったケースに該当する方は注意しましょう。
ただし、安定した収入とは「高年収」という意味ではありません。
アルバイトやパートであっても、継続的で返済可能な金額の収入があれば安定した収入に認められます。
また、配偶者や親に返済能力がある場合、不動産収入がある場合なども、審査に通過する可能性が高いでしょう。
dカードは、申し込み対象の広いクレジットカードです。主婦や学生、無職の方であっても、申し込み条件に合えば申請できます。審査落ちが心配な方も、まずは一度挑戦してみましょう。
dカードの入会キャンペーン情報・新規特典
dカードに入会するとお得なキャンペーンを受けられます。
内容 | ・dポイント最大4,000ポイントプレゼント (入会日~翌々月までのお買い物で+15%ポイント還元) |
利用条件 | 入会好きの翌々月末までにWEBでエントリー |
対象 | 2022年6月1日以降に申し込みをしたdカード会員 |
特典獲得時期 | 入会月の5ヵ月後 |
対象外となるケース | ・利用携帯電話番号の登録がない ・dポイントクラブ未入会または退会している ・特典進呈前にdカードを解約した ・過去に本特典にエントリーしたことがある |
dカードを作ってエントリーすれば、最大4,000ポイントを獲得できます。貯まったポイントは、お買い物やサービスの支払いに利用可能です。
お得にクレジットカードを利用したい方は、キャンペーン期間中に申し込みしましょう。
なお、キャンペーン内容は時期によって異なる場合があります。詳細については、申請前にホームページでご確認ください。
dカードの申し込み方法・作り方
「dカードを作りたい」「申し込んでみようかな…」と思っている方も多いでしょう。
dカードは、ポイント還元率1.0%~5.0%の高還元率を誇るクレジットカードです。提携店舗が多く、ポイントの貯めやすさや、利用しやすさに定評があります。
ここでは、dカードの申し込み方法や、発行にかかる時間について詳しく解説します。dカードの作成を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
dカードの申し込み方法
店頭申し込みや郵送申し込みなど、dカードに申し込む方法はいくつかありますが、その中でもおすすめなのがインターネット申し込みです。インターネット申し込みなら、24時間365日いつでも申し込みできます。
dカードのインターネット申し込みの手順は以下の通りです。
- dアカウントを作成する
- dカードの種類を選ぶ
- 必要事項を入力する
- 支払い口座を指定する
- 申し込みボタンをクリックする
- 受付メールを受信する
基本作業はたったの6つです。画面に出てくる質問に回答するような形で入力作業を進めていくだけなので、簡単に申し込みできます。
クレジットカード発行までにかかる時間
dカード発行までにかかる時間は、以下の通りです。
申し込みからカード発行までは、目安として2~4週間程度かかります。最短5日となっていますが、審査状況によっては1ヵ月程度かかることもあると考えておきましょう。
即日発行できるわけではないので、「旅行までにカードが欲しい」「来月のお買い物の支払いに利用したい」など、具体的な目標がある方は早めに申し込むことをおすすめします。
dカードに関するよくある質問
dカードに関するよくある質問を調査し、まとめました。dカードの作成を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
dカードでマイナポイントはもらえる?
マイナポイントの支払い方法を「d払い」に設定すると、マイナポイントをもらうことができます。もらえるポイントは、5,000円分のポイントです。
マイナポイントをもらうには、マイナンバーカードを取得し「d払い」を設定した後、買い物やチャージでdカードを利用する必要があります。マイナンバーカードを申請するだけではもらえないため、注意しましょう。
dカードの利用額の支払い方法は?
dカードの支払方法は、原則、指定金融機関からの口座引き落としになります。支払日は、毎月10日です。土日祝日と重なる場合は、翌営業日に引き落としされます。
なお、国内利用分であれば分割回数も選択できます。分割回数や手数料は以下の通りです。
種類 | 支払い方法 | 手数料 |
1回払い | 毎月の締切日までの利用金額を、翌月の支払い日に支払いする方法 | 不要 |
分割払い | 指定した分割回数に均等分割して、毎月の支払い日に支払いする方法 | 必要 |
リボ払い | あらかじめ指定した一定額ずつ、毎月の支払い日に支払いする方法 | 必要 |
キャッシングやリボ払いは使える?
dカードでは、キャッシングやリボ払いにも対応しています。ただし、キャッシングについては、現在すでにdカードを持っている方に限り使用可能です。
2022年1月31日以降は、キャッシング利用枠の新規受付を終了しています。また、20歳未満の方のキャッシング増枠の受付も2022年3月31日付けで終了したため、増枠やキャッシング枠の設定を希望する方は注意しましょう。
なお、リボ払いとは、毎月の支払額を一定額にして金利と共に支払っていく制度です。分割で支払えるため、高額商品の支払いでもまとまったお金を用意する必要がありません。
dカードでは、「利用前」「利用後」「店頭」の3つのタイミングでリボ払いに設定できるサービスになっています。
1回での支払いが難しい場合や、毎月の出費を少額にしたい方には、リボ払いがおすすめです。
dカードの解約方法は?貯まったポイントはどうなる?
dカードを解約する際のポイントの取り扱いは、ドコモ回線の使用状況により異なります。ドコモの携帯電話を利用中の方は、そのままdポイントを貯め続けられます。
一方、ドコモの携帯電話を持っていない方の場合、そのまま解約するとポイントが失効されるため注意しましょう。解約時はdアカウントを作成することで、ポイントを失効することなく引き続き利用できるようになります。
なお、dカードの解約手順は、dカードセンターに電話をするだけです。受付時間は午前10:00~午後8:00で、年中無休で対応しています!
まとめ
dカードはNTTドコモが提供するクレジットカードです。dカードは「ポイント還元率が高い」「提携店舗が多くて利用しやすい」といったメリットがあります。dカードポイントUPモールやd曜日のサービスを利用すると、より効率的にポイントを貯められます。
今なら、最大4,000ポイントプレゼントキャンペーン特典も享受可能です。dカードの作成を検討中の方は、今回の記事もぜひ参考にしてみてください。
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