エポスカードの支払いに遅れたらどうなる？滞納するデメリットと対処法を紹介

「エポスカードの請求額が思ったより高額で支払えない・・・」と困っている方は意外と多いです。クレジットカードは使いやすい反面、自分の返済能力以上の返済額になってしまう可能性があります。

エポスカードの支払い遅れると、カードは即利用停止され、最悪信用情報に傷がついたりするデメリットがあります。

この記事ではエポスカードの支払いが遅れそうな方に向けて、滞納した時の流れや対処法を解説していきます。

エポスカードの支払いが遅れるとどうなる？流れを解説

• 支払日翌日：カードが利用停止状態にな理、遅延損害金が発生する
• 滞納数日後：電話やハガキで督促の連絡が入る
• 滞納2ヶ月程度：信用情報機関に事故情報登録（ブラックリスト入り）
• 滞納3ヶ月程度：カードが強制解約になる、訴訟提起・差押えの可能性も出てくる

エポスカードの支払い遅れが発生すると、即利用停止に。そのまま放置していると法的に問題が生じるため、裁判にまで発展するリスクがあります。

実際にエポスカードの支払いが遅れた時の流れを解説していきます。

①カードの利用停止

エポスカードで支払い遅れが発生すると、支払日の翌日からすぐにカードの利用が制限され、使えなくなります。

エポスカードは再引き落とし（振替不能時の再引き落とし）がないので、直接指定口座に利用額を振り込まないといけません。期日に遅れた段階でエポスカードのコールセンターに連絡し、振り込み口座を教えてもらいましょう。

支払い遅れが発生してからすぐに上記の方法で支払いを行った場合は、基本的に利用が停止されることはありません。

②遅延損害金の発生

支払い遅れが発生している間は、遅延損害金という利息が発生します。これは、支払日翌日から支払うまで発生し続けます。

エポスカードの遅延損害金は、ショッピングの場合「年率14.6％」キャッシングの場合「年率20.0％」です。

一例として1か月程度「10万円」の支払い遅れが発生した場合にどれだけの遅延損害金が発生するのか、次の表をご覧ください。

しかも延滞履歴はカード会社に残り、延滞する度に信用度が下がっていくため、繰り返したことでカードが利用停止になるリスクもあります。

また、遅延損害金以外にも振り込み手数料や事務手数料で500円ほどかかり、支払い遅れを繰り返すほど損になります。

③督促状の送付

支払い遅れが発生すると、数日経った段階でエポスカードから「◯月△日までに支払ってください」という旨が記載された督促状が自宅に送付されてきます。

最初の督促状は基本的に請求書が同封されているため、すぐにその請求書で利用額をコンビニ払いすれば問題ありません。しかし督促状を放置してしまうと、利用者が支払うまで何通も督促状が送られてくることになります。

また、自宅や携帯電話への連絡を放置していると職場にも連絡がくる可能性があります。会社名を名乗ることがあるため、それによって少なからずカード会社とトラブルが発生していることが知られてしまう可能性はあります。

④強制解約→一括請求される

支払いの督促を無視し続け滞納期間が3ヶ月程度にもなると、利用額の一括請求が行われます。分割払いやリボ払いで支払えばよいものも、すべて一括で支払うことを求められてしまうわけです。

一括請求が行われる目安は支払い期限から「20日」です。これはエポスカード規約の第19条「期限の利益の喪失」に記載されているとおりです。

支払いが1回遅れただけで一括請求されることはありませんが、督促が行われても支払い日から20日以内に支払われない場合の手段として講じられます。

⑤弁護士からの連絡・民事裁判

ここまでのプロセスを経ても支払いが行われない場合は、債権回収が弁護士に委託され、その委託を受けた弁護士から連絡や督促が来るようになります。督促の方法には書面だけではなく電話連絡やメール・SMSも含まれます。

最終的には民事訴訟を起こされることもあります。

債権者が支払いに応じないための最終手段であり、弁護士から裁判に発展するとの警告がきたのち、裁判所から内容証明が届きます。これにも応じないと強制執行・財産の差し押さえなどに発展してしまうため、どれだけ支払いが難しくても弁護士からの連絡には応じるべきです。

ちなみに、期限から「61日」が経過すると利用者の信用情報が「ブラック」になり、今後クレジットカードの利用や新規作成、商品の分割契約やキャッシング等の利用ができなくなります。

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事前にエポスカードの支払いが遅れそうだとわかった時の対処法

経済的な理由等でエポスカードの支払いができないと事前にわかっている場合、どうにかしてお金を工面したいと考えている方が多いのではないでしょうか。

まずは、エポスカードにおける「締め日」と「支払い日」を知って支払う金額と支払う期日に認識間違いがないかどうか確認していきましょう。

まずは「締め日」と「支払日」を知る

エポスカードにおける「締め日」とは利用料金が締め切られ確定される日のことであり、「支払日」とは登録してある支払い用口座から利用料金が引き落とされる日のことです。

エポスカードの締め日は、設定している支払日によって、「27日払い：先月28日～今月27日まで」「4日払い：先月5日～今月4日まで」の2通りに分かれています。

口座振替ではなく「持参払い」にしている場合は5日から30日のうち5日刻みの日付（10日・15日など）が約定日となっています。この場合は先月の締め日までの利用分を、今月の締め日に該当する日（10日・15日など）に支払うことになります。

実際に締め日によって支払日がどのように変わるのか、次の一例をご覧ください。

口座振替にしている場合の締め日に関しては「月末」と勘違いしている場合が多く、28日以降の利用分が含まれていないように見えても実際にその分が引き落とされるのは次回の支払日です。

支払い日に関しては、上記のように2種類設定できる点を忘れがちです。

たとえば25日が給料日であり27日払いに設定している場合は、引き落とし先の銀行を給与振込口座を同じに設定しておくことで、支払い忘れを防ぐことができますよ。

エポスカードを延滞しそうな時の対処法

クレジットカードの支払いが滞ってしまう背景にはさまざまな理由があります。本当は遅れたくなくてもどうしてもお金がない、という状況は誰にでも発生し得るでしょう。

そこで、エポスカードの支払いを延滞しそうな時に有効な対処法を紹介していきます。

①カードローンでお金を借りる

支払いに充てられるお金がない場合は、カードローンでお金を借りて一気に返済するのがおすすめです。

エポスカードでもキャッシングが使えますが、すでに限度額に達している場合はまず審査に通りません。

エポスカードを滞納していても、60日以内であればまだブラック入りしていないので、カードローンの審査に通る可能性が高いです。

カードローンでお金を借りる際は、あくまでクレジットカードの返済に充てる分だけを借りるようにしましょう。

最短20分で借りれるプロミスがおすすめ

プロミスは業界最大手の会社で信頼性が高く、利用者数が最も多いカードローンです。

Web上で申し込み〜借入まで完結できることや、プロミスは在籍確認を原則なしとしていることから、お金を借りても周囲にバレにくいというメリットがあります。

初回利用の翌日から30日間の無利息期間のあるカードローンなので、契約まで終わらせておけばお金に困った際にすぐ借入できます。

口座振替、コンビニやプロミスのATM、インターネットバンキング、店頭窓口と返済方法も多数用意されており、数あるカードローン会社の中でも非常に利用しやすいカードローンです。

初めてのカードローンには「アコム」

「はじめてのアコム」と言われるように、借入が初めての人に特化しているアコム。24時間電話対応を受け付けているので、疑問点や不安なことをいつでも質問できます。

申し込みから融資までWeb完結可能、カードの受け取りを希望しない場合はカードレス契約可能で、原則、在籍確認なし　※原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施で、バレずに借入できます。

②リボ払いを使う

一括払いでの支払いが難しい場合、エポスカードは支払いの一部を後からリボ払いに変更することができます。ただしリボ払いに変更できるのは1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで購入した金額分のみです。

注意点として、リボ払いに変更しても返済額が減額されるわけではありません。リボ払いに変更した分は結局あとで支払う必要がありますし、先延ばしにするだけ利子が増えるため注意が必要です。

③弁護士に相談する

カードローンでの借り入れが行えず返済するあてもない場合は、債務整理も視野に入れてください。

債務整理は自分で行うのではなく、弁護士に依頼しましょう。

債務整理を行うと信用情報が必ずブラックとなり今後5年間はクレジットカードを作ったり新たな借り入れをしたりできなくなりますが、すでに債務整理を行うような段階ではブラックになっていることが多いです。

アヴァンス法務事務所がおすすめ

債務整理について相談したいなら、アヴァンス法務事務所がおすすめです。

債務整理は国によって認められている「借金を軽減するための方法」であり、カード会社からの督促を止めたり、一括請求になっている分を分割支払いにすることが可能です。

債務整理について詳しく知らない状態では不安になってしまいがちです。そんな時でも、アヴァンス法務事務所であれば、債務整理についての相談を無料で受け付けています。

また、債務整理を依頼する場合は、着手金という費用が、その後、債権者との和解が成立した場合は、解決報酬金として11％が必要になります。

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エポスカードの支払いに関するよくある質問

エポスカードの支払い遅れに関する質問を集めましたので、見ていきましょう。

エポスカードは引落日に残高がなくても再度引き落としされる？

エポスカードでは、再引き落としは行なっておりません。そのため、引落日に引き落とされなかった場合は、以下の方法で支払うことになります。

• エポスATM
• インターネット（ペイジー）
• コンビニでバーコード決済（ペイスル）

どの方法も、自ら支払いに動かなくてはなりません。しっかりと引き落としされるためにも、引き落とし日（毎月27日）の1日前には残高を確認しておきましょう。

エポスカードをコンビニで支払う時の手順は？

エポスATMもペイジーも利用できない場合は、コンビニでのバーコード決済を利用しましょう。

「セブンイレブン」「ローソン」「ミニストップ」「セイコーマート」で対応しており、24時間利用できます。

手順は以下の通りです。

1. エポスNet、エポスアプリにログイン
2. メニューにあるバーコード決済を選択
3. バーコードを表示
4. 表示されたバーコードをコンビニのレジにて提示
5. エポスカードの請求金額と支払手数料165円を支払う
   ※コンビニでのバーコード決済の場合は、支払手数料が別途かかります。

エポスカードは引落日に入金しても間に合う？

金融機関のシステムにより、振替時間や振替回数などがそれぞれ違います。そのため、引き落としに間に合っているかどうかを知りたい場合は、通帳を記帳して確認するしかありません。

しかし、確実に引き落としに間に合わせるためにも、引き落とし日の前日までには入金し、残高を確認しておきましょう。

エポスカードを長期滞納したらどうなる？

まず、エポスカードの支払いが遅れた場合、その翌日以降カードの利用が一時停止されてしまいます。3ヵ月程入金できなければ、カードは強制的に解約させられます。強制解約されると二度とエポスカードを利用できなくなります。

カードを強制解約されると、エポスカードから遅延損害金と実際の利用額の残額全額を一括請求されることになります。それでも支払えないとなれば、裁判になって差し押さえを受けることにもなりかねません。

支払い遅れをそのまま放置せず、早めに返済するよう心がけましょう。

エポスカードの支払いが遅れたら何日まで使える？

エポスカードの支払いが遅れた場合、支払日の翌日からカードの利用が停止されます。つまり、支払日までに支払いを済ませないと、その翌日からエポスカードは一切使えなくなります。
支払いが遅れた場合の対処としては、できるだけ早くエポスカードのコールセンターに連絡し、振込先の口座を確認して支払いを行うことが重要です。

支払い後は利用停止が解除されます。ただし、支払いが遅れている間は年率14.6%の遅延損害金が発生するので注意が必要です。支払いの遅れが長引くと、信用情報機関への事故情報の登録（ブラックリスト入り）、強制解約、さらには法的措置に発展するリスクもあります。

エポスカードの支払いは必ず期日までに行い、どうしても遅れそうな場合は速やかにカード会社へ連絡し対応を相談しましょう。

エポスカードの支払いが土日の場合はどうなる？

エポスカードの支払日（引き落とし日）は、毎月4日と27日の2パターンがあります。支払日が土日・祝日の場合は、金融機関の休業日のため引き落としは翌営業日になります。

ただし、土日に口座に入金しても、入金処理が月曜まで持ち越されるため、引き落としのタイミングによっては残高不足と判断されることがあるため、注意が必要です。

残高不足を避けるためにも、余裕を持って口座に入金しておくことをおすすめします。

まとめ

今回解説したように、エポスカードの支払い遅れはすぐに支払えば問題ありませんが、放置すると今後クレジットカードが作れなくなったり、最悪の場合訴訟を起こされるなどデメリットばかりです。

どうしても支払いが遅れそうな場合でも信用を失わないために、リボ払いへの変更やカードローン等を上手に活用して、可能な限り早めに完済するように心がけましょう。

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