など、消費者金融と聞くと「やばそう」というイメージを持っている人も多いと思います。
実は消費者金融のカードローンは今やメジャーな金融サービスであり、厳格な法律の下、違法な営業ができないようになっています。昔のように強引な取り立てや高すぎる利息を要求されるリスクは低いので、お金を借りたい時の1つの手段として有用になっているのです。
しかし消費者金融のカードローンは手軽に借りられることから、「返済が滞納してしまった…」という声もよく聞かれます。返済の目処が立たない額を借入するのは控えましょう。
この記事では、消費者金融でお金を一度でも借りるとどうなるのか、ブラックリストする原因や信用情報、消費者金融のデメリットなどを詳しく解説していきます!
①プロミス | ②SMBCモビット | ③アコム | |
会社名 | ![]() |
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総合評価 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
融資時間 (最短) |
30分 | 1時間 | 1時間 |
金利 | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% | 3.0~18.0% |
無利息期間 | 30日間 | – | 30日間 |
詳細 | 公式サイト▶︎ | 公式サイト▶︎ | 公式サイト▶︎ |
目次
そもそも消費者金融とは?借りるだけでブラックリスト入りはしない
消費者金融を一度でも借りるとどうなるのか
消費者金融に申し込みや借入をするだけで、ブラックリストに載ることはありません。
消費者金融を一度でも借りると、信用情報機関という組織に自分の情報や借入額・返済状況などの状況が信用情報として保管されることになります。
信用情報は各金融会社から常に閲覧可能となっており、カードローンやそれ以外のローンを借りる際の審査で参考にされます。
金融事故などの重大な問題を起こしてしまうことで、信用情報に傷がつき審査に通らなくなることを信用情報の異動情報の登録、通称ブラックリスト入りと呼んでいます。
そのため、特に問題なく返済をしている場合は、消費者金融を使ってもブラックリスト入りすることはありません。
信用情報機関とは?
信用情報機関とは個人の信用情報の収集し、集めた情報を貸金業者や銀行、信販会社などに提供することを目的としている機関です。
信用情報機関と呼ばれる組織は主に3つあり、
- 全国銀行個人信用情報センター(JBA)
- 日本信用情報機構(JICC)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
というそれぞれの機関で、異なる信用情報を取り扱っています。
銀行ローンなどの情報はJBA、消費者金融での借入などはJICC、クレジットカード系はCICと言った具合にすみ分けがされているので、信用情報を問い合わせる際などは信用情報機関を確認するようにしましょう。
消費者金融で借入する際の注意点・デメリット
いくら消費者金融が法律にしたがって安心・安全でクリーンな運営をしているからといって、借金であることに違いはありません。
きちんと自制心を持って計画的に利用しなければ、借金地獄となり後で取り返しのつかない事態になってしまう可能性は十分にあります。
以下では、消費者金融で借入する際の注意点を6つに分けて紹介していくので、参考にしてください。
①借入金額にかかわらず金利がかかる
消費者金融では借入金額にかかわらず、必ず金利が発生します。
貸金業者は貸付したお金に金利をつけて返済してもらうことで利益を得るビジネスのため、たとえ1万円などの少額融資であっても金利が発生することになります。
平均的な消費者金融の金利としては3%~18%と定められている場合が多く、この金利は契約した借入限度額によって変動していきます。
一般的に金利は借入限度額が大きければ大きいほど少なくなっていき、これは実際の借入額ではなく契約した限度額なのでたくさんお金を借りたから金利が低くなるという訳ではないことに注意しましょう。
②支払いが遅延しないよう自分が支払える範囲で借入する
総量規制が顧客の返済能力の基準として、年収の3分の1を目安にしているということは説明させて頂きました。
しかし年収が同じでも生活費の差や自動車の有無、他の車や住宅ローンがあるかないかなどで毎月返済可能な金額は変わってきますよね。
消費者金融の審査はあくまで現在の状況と必要な項目を精査しているに過ぎず、今後の結婚や出産、住宅や自動車の購入などのライフイベントを見越して限度額を設定している訳ではありません。
支払いが遅延してしまうと信用情報に傷がつき、2ヶ月~3ヶ月の長期に渡る延滞はブラックリスト入りとなってしまう可能性もあるため、返済計画は今後のことも予想して何があっても支払っていける範囲での金額を借り入れるのが無難ですね!
③返済額を抑えるために無利息期間があるカードローンに申し込む
消費者金融カードローンの中には、無利息期間という金利が発生しない期間が設定されているものもあります。
一般的に多いのが「契約から1ヶ月間は無利息」という条件で、言い換えると1ヶ月以内に返済すれば金利ゼロで借入が可能ということになりますよね。
また金額が大きくなればなるほど1ヶ月あたりに発生する金利も大きくなるため、無利息期間で受けられる恩恵もまた大きくなると言えます。
返済額を抑えるためには、無利息期間のあるカードローンに申し込みをして金利が発生しない時期を上手に利用するのがポイントです。
関連:カードローンの無利息期間サービスについて解説|金利0円で本当に借りられる?
④他のローンの審査に悪影響を及ぼす可能性がある
消費者金融での借入が大きくなりすぎると、他のローンの審査に通らなくなる可能性もあります。
借入額が大きいということはそれだけ返済額も大きく、毎月の支払い額や支払い年数も高くて長いということになりますよね。
これは言い換えると他のローンの返済能力が低くなるとも言えます。
同業の他社の消費者金融での審査はもちろん、上述した信用情報機関で同じ機関に登録されている他の金融サービスにおいても現在の借入状況は把握できるため、審査時に不利になる可能性は十分考えられます。
また返済の遅延などで信用情報に悪い情報が記載されてしまった場合も審査が通らなくなるリスクがあるため、消費者金融を利用する際は今後他のローンにおいて審査が通らない、あるいは通りづらくなるかもしれないということを念頭に置きましょう!
⑤クレジットカードの審査に影響はないがキャッシング機能はつけられない
消費者金融カードローンがクレジットカードのキャッシング機能の審査に悪影響を及ぼす可能性もあります。(キャッシング機能を付帯させない場合は関係ない)
クレジットカードのメインとなる利用方法はショッピング利用であり、これは購入する商品の代金をその場で借入し、お店に払うという流れで普及していますよね。
それともうひとつの機能であるキャッシング利用に関しては、購入時に限らずコンビニATMなどにクレジットカードを挿入し、利用限度額の枠内で希望の金額を借入できるというサービスです。
このキャッシングは実は貸金業法が適用されているため、総量規制のルールの範囲内でしか利用枠を契約することができません。
つまり消費者金融で年収の3分の1の借入をしてしまっている場合は、クレジットカードに新たにキャッシング機能をつけることはできないということです。
ショッピング機能のみのクレジットカード自体は貸金業法とは関係ないので、キャッシング機能も付与したいという人は注意が必要です!
⑥20歳未満は申し込みできない
消費者金融における共通の貸付条件として、20歳未満は申し込みすることができません。
これは親権者の同意や保証人、収入の有無や多寡は一切関係なく、成人していない人はカードローンが利用できないルールとなっています。
法律の改正により18歳以上の方(高校生は除く)は申し込みができるようになった消費者金融もありますが、基本的には審査も厳しくなりますので、まず通らないと思っておいたほうがいいと思います。
また身分を偽証して未成年が融資を受けたという例は過去に存在していますが、結局バレた時に刑事事件に発展して詐欺罪で逮捕されたり、不当な借入として残額を一括請求されたりという大きなトラブルになってしまうので絶対にやめてください。
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※注意点
複数回もしくは複数のカードローンで借入をすることで、信用情報に悪影響を及ぼす可能性があります。しっかりと返済計画を立ててから申込むようにしてください。
”消費者金融=やばい”は嘘!カードローンは安全になっている
消費者金融の定義は貸金業法に則り、個人に対して融資を行う貸金業者ということです。
別称としてサラリーマン金融・通称サラ金という呼び名があり、ひと昔前まではあまり良いイメージではなかったのではないでしょうか。
現在では簡単な手続きですぐにまとまったお金を借りられる点や、返済方法の自由度が高く利用しやすい点が評価され、クレジットカードと並ぶ人気の金融サービスとなっています。
テレビCMやネット広告などで目にする機会も多いので、以前より身近になった印象がありますね。
なぜ「消費者金融=やばい」の印象が強いのか
消費者金融と聞くと違法な取り立てや法外な金利で借金地獄に陥れられるような、危険な金貸し業者というイメージがあり、抵抗を覚えてしまう人も多いのではないでしょうか?
確かに以前まではそういったこともあったかもしれませんが、現在の消費者金融は2010年に施行された貸金業法という法律に則って貸金業を営んでいるんです。
貸金業法では顧客が返済できると判断できる金額しか融資ができないように、後述する総量規制というルールや信用情報機関の制定、正当な金利設定、違法な取り立てについてなど、細かな規則が定められています。
この貸金業法に違反してしまうと営業停止などの重大なペナルティや罰則があるため、現在の消費者金融はクリーンな営業をする必要があり、顧客側としても安心して利用することができますね。
「消費者金融=やばい」というのは過去のイメージで、今では安心・安全にお金を借りられるということを覚えておきましょう!
銀行カードローン・クレカキャッシング・闇金との違い
消費者金融の他に現金の借入ができる方法として、銀行カードローンやクレカキャッシングなどが挙げられます。
それぞれの違いとしては、銀行カードローンは銀行が行っているローンカードを用いた個人向けの融資で、貸金業法とは別のルールで取り締まられている点、即日融資ができない点などが異なります。
クレカキャッシングはクレジットカードのキャッシング枠を上限に現金を借入できるサービスで、消費者金融ではなくクレジットカードの信販会社が運営しています。
カードローンのように数十万円~数百万円という大きな金額を借りることは難しいですが、手軽に利用できる簡単さが魅力ですね。
闇金融、闇金などと呼ばれているのは貸金業者として認可を得ていない、いわゆるモグリの金融業者を指します。
闇金はもちろん貸金業法を守る必要がないため、消費者金融に対するやばいというイメージが現実として行われている可能性もあります。
どんなにお金に困っても、闇金からお金を借りるのはやめてください。
消費者金融で借入する際に知っておきたい総量規制について
総量規制は貸金業法によって定められた、お金を貸す上でのルールのひとつです。
貸金業者が融資できる総額は顧客の年収の3分の1までと決められており、これを超える金額を貸すことは顧客の返済能力を超過しているとして禁止されていますね。
総額というのは他社からの借入も含まれ、例えば年収300万円の人が
- 1社から50万円を借入=上限は100万円なのであと50万円が限界
- 2社から50万円と20万円を借入=50万+20万なのであと30万円が限度額
というように、消費者金融全体での借入可能額というのが年収によって決まられているということです。
総量規制のせいでこれ以上お金が借りられないというデメリット的な言われ方をすることもありますが、これは顧客側の返済能力を超えた貸付をさせないためのルールなので、消費者を守るための規制と言えますね。
安全に借りられるおすすめの消費者金融系カードローン
それではここからは、安全に借りられる大手消費者金融カードローンを厳選して3選紹介していきます。
借りる前に、下記の3点を念頭においてください。
・消費者金融を1度借りただけでは他のローンに影響しない
・滞納経験がある人は審査に落ちる確率が高い
・初回30日間利息無料のカードローンがおすすめ
①プロミス
金利 | 4.5%~17.8% |
審査時間 | 最短30分 |
融資スピード | 最短30分 |
web完結 | 可能 |
無利息期間 | 30日間 |
学生の利用 | 可能 |
業界最大手「プロミス」は、2020年オリコン顧客満足度調査「ノンバンクカードローン第1位」を獲得した評判の高いカードローン会社です。Webからの申込で即日融資を受けることができます。
分類ではカードローンとなりますが、カード不要で融資や返済をアプリで管理できるアプリローンを推奨しており、スマホで操作して24時間365日すぐに振り込んでもらえる即フリキャッシングが利用可能です。
また初回利用日の翌日から30日間の無利息期間も用意されているので、短期の借入なら金利ゼロで借り入れできるのも嬉しいポイント!少額融資を受ける際に重要な最高金利は17.8%と、カードローンの中でも低金利となっています。
即日融資も可能で審査から融資までの流れも速いので、急にお金が必要になった時に最適です!
以前消費者金融を利用したことがある方で返済の滞納経験がある方、他社を申し込んで審査落ちした方は、今回プロミスに申し込んでも落ちてしまう可能性が高いです。
②アコム
金利(実質年率) | 3.00%~18.00% |
無利息期間 | 初回契約時から30日間 |
契約限度額 | 1万円~800万円 |
申し込み条件 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方 |
「アコム」は、アコム株式会社が提供する消費者金融カードローン。
アコム株式会社は2008年に三菱UFJフィナンシャル・グループと資本提携し、連結子会社となりました。
アコムは24時間365日借入可能な振込キャッシングサービスや、カードローンのカードにクレジット機能を付けられたり、審査スピードが早いなど、大手企業ならではのサービスレベルの高さが特徴です。
初回利用時の30日間無利息期間サービスや、返済に困った時に返済額を一時的に減額できるサポートなども用意されているので、カードローン初心者の方へのサポートが手厚くなっています。
③SMBCモビット
金利 | 3.0%~18.0% |
審査時間 | 10秒簡易審査 |
融資スピード | 最短即日 ※場合によっては翌日になる可能性あり |
web完結 | 可能 |
在籍確認 | Web完結を選べば職場連絡なし |
SMBCモビットは他の大手カードローンと比べると歴史が浅く、知名度もプロミスやアイフルより低いですが、バレにくいカードローンとして人気を獲得しています
その最大の特徴は、審査時に電話による勤務先への職場連絡が不要な点。
申込時にWeb完結を選択すれば、社名入りの健康保険証などを使った書類審査で確認が完了します。スマホを使って返済可能となっておりカードレスなので、周囲にバレたくない人は必ずWeb完結を選日ましょう。
また必要情報を入力するだけで審査に通過できるかを簡易的に判断してくれる10秒簡易審査や、返済額に応じてTポイントが付与される手軽さとお得さも魅力。
24時間振り込み対応しているため即日融資が可能ですし、返済可能なATMが多いので利便性も抜群です。
消費者金融を初めて利用した人の口コミ
無利息期間を使って利息0円で借りられた

属性 | 20代女性 |
雇用形態 | 会社員(事務職) |
借入金額 | 10万 |
学生でも審査に通った

属性 | 20代 |
雇用形態 | 専門学生 |
借入金額 | 25万 |
ネットの申し込みだけで借りられて便利だった

属性 | 50代女性 |
雇用形態 | 公務員 |
借入金額 | 60万 |
1時間ほどで借り入れできた

属性 | 30代男性 |
雇用形態 | 会社員 |
借入金額 | 5万 |
消費者金融の申し込み方法と審査に必要な書類
消費者金融申込方法
消費者金融を申し込む方法は、主に4つあります。
- スマホやパソコンでネットから申し込む
- 店頭窓口や無人契約機で申し込む
- 電話で申し込む
- 郵送で申し込む
この中で一般的に使われているのは、ネットからできるWeb申込と無人契約機での申込の2つです。
Web申込は公式ホームページから専用フォームに必要情報を記入するだけで簡単に審査を受けることができ、無人契約機では中に入って設置されている機械の指示通りに手続きを勧めていく形になっています。
必要書類
また審査時に絶対に必要なのは身分証明書、勤め先の在籍確認を書類で確認する場合は会社名が入った保険証など、借入希望額が他社からの借入も含めて50万円を超える場合は収入証明書類が必要になります。
自分の申込みの内容によって必要な書類が変わるので、事前に準備しておくことで手続きがよりスムーズになります。申し込む際は手元にあることを確認することをお勧めします。
まとめ
消費者金融を一度でも借りるとどうなってしまうのか?という疑問について解説していきました。
よく聞くブラックリストや信用情報について、消費者金融の注意点などがおわかり頂けたかと思います。
消費者金融を利用してブラックリスト入りするのは返済していく上で問題を起こした場合のみで、基本的には貸金業法や総量規制などに則った安全な運営をしています。
法律やルールの整備によって違法な取り立てなども禁止されたため、家や職場まで押しかけられるといったテレビドラマでよく見るようなことは起きないというのも安心ですよね!
これまでカードローンを利用したいけどなんだかやばそうと避けていた人も、この機会にご利用を検討してみてはいかがでしょうか?
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