美容
資産運用

お金を借りたい公務員が使える共済組合貸付制度とは?対象になる条件や審査の流れを解説

カードローンの審査をしている男性

公務員がローンにとりやすい理由として、公共団体で働く国や自治体に雇われた人たちなため、倒産の心配もなくお金を貸す側としても安心できるという背景があります。

ではお金を借りる先を選べる公務員の場合、どこでお金を借りるのが一番良いのでしょうか?

今回は元自衛官ファイナンシャルプランナーの視点から詳しく解説していきます。

公務員がお金を借りる4つの方法

金利 借入限度額 最短融資時間 担保不要 バレにくさ
共済組合の貸付
銀行カードローン
消費者金融
ろうきん

公務員がお金を借りる方法として、共済組合の貸付、銀行カードローン、消費者金融、ろうきんの4つが挙げられます。

それぞれに特徴とメリット・デメリットがあるため、状況に応じてどこからお金を借りるかを決めましょう。

基本的に公務員という属性は審査で有利になるので、どこからお金を借りるかある程度選べる立場というのもポイントです。

公務員がお金を借りられる共済組合の貸付制度について

共済組合とは、該当する公務員が組合に加入し、組合費として少額ずつを出資することで相互扶助による福利厚生の充実を目指す組織です。

基本的に共済組合の加入は任意ですが、ほとんどの場合は働き始めると加入を勧められるようですね。

共済組合にはたくさんの団体があり、公務員の種類によってどの組合に加入できるかが変わります

共済組合の種類 対象者
地方職員共済組合 県職員、消防士などの地方職員
公立学校共済組合 公立学校の教職員
警察共済組合 警察官や警察事務員
東京都職員共済組合 東京都の職員
市町村職員共済組合 全国の市町村職員
内閣共済組合 内閣府の職員
各議員の共済組合 衆議院や参議院の職員
各省の共済組合 防衛省や文部科学省など各省の職員
裁判所共済組合 裁判所の職員

上記は一例ですが、職種によって加入する組合が違いますね。

共済組合に加入するメリットのひとつとして挙げられるのが、貸付制度を利用できることです。

共済組合の貸付制度の種類と限度額

下記の表は地方職員共済組合の貸付事業の一覧になります。

貸付の種類 用途 限度額
普通貸付 自動車、家電などの購入資金 200万円
住宅貸付 住宅を新築や改築する資金 1,100万円
一般災害貸付 災害による損害を受けた 200万円
住宅災害新規貸付 災害で住宅に損害を受けた 1,100万円
住宅災害再貸付 住宅貸付、住宅災害新規貸付の追加融資 1,150万円
医療貸付 療養のための資金 100万円
入学貸付 子供の進学資金 200万円
修学貸付 子供の修学資金 月15万円
結婚貸付 結婚の資金 200万円
葬祭貸付 葬祭の資金 200万円
出産貸付 出産の資金 出産費等の相当額
高額医療貸付 高額医療費の資金 高額医療費相当額

各共済組合によって細部に違いはあるものの、基本的には用途に応じた貸付事業が行われていて、必要な貸付を申請して融資を受けるという流れが主流です。

共済組合でお金を借りられる条件

共済組合でお金を借りる条件としては

  • 組合員であること
  • 貸付事由を満たしていること
  • 審査に通ること

以上の3つが挙げられます。

まず大前提として、組合員である=現職の公務員である必要があります。

そして貸付事業は各種用途に応じて細分化されているので、必要性のある貸付でなければ利用することはできません

また、貸付はあくまでお金を借りることなので、当然ローンなどと同様に審査が必要になります。

ただし公務員は倒産という概念がなく、よほどのことがない限りは免職にならないので給与、退職金などの信用が他の企業などと比べて高いと言えます。

そのため過去に金融事故などを起こしていなければ、審査の面ではそれほど問題はないでしょう。

貸付制度を利用する注意点

共済組合の貸付制度を利用する注意点としては

  • 返済が給与からの控除となる
  • 用途が制限されている
  • 融資までの期間が長い
  • 職場の人に知られやすい

という点が挙げられます。

まず貸付制度を利用すると、返済は毎月給料から天引きされる形になります。

そのため貸付を利用し過ぎてしまうと、それだけ手取り額が減ってしまうことに。

しかも給与明細に控除として記載されるため、お金を借りていることが周囲の同僚に知られやすいというデメリットも。

共済組合の貸付は1.2%~というかなりの低金利で利用できるのが魅力ですが、手取り額が減って生活費を金利の高いローンで賄っていたら本末転倒ですよね。

給与控除だと返済の調整がしづらいので、計画性を持って借入することが大切です。

また、共済貸付は用途が制限されており、生活費や交際費などの資金として利用できない点も注意が必要です。申請から融資までの期間が2週間~3週間とかなり長めになっているので、余裕を持った申し込みを心がけましょう。

公務員が共済貸付でお金を借りる流れ

共済貸付を利用する場合、各共済組合に申し込む必要があります。

申し込むべき共済組合の所在地はその公務員によって違うので、確認する必要がありますね。

私が自衛官だった頃は在籍していた駐屯地の中に防衛省共済組合の窓口がありました。

申し込みから融資までの流れとしては以下の通りです。

  1. 申し込み書類と添付書類を窓口に提出
  2. 書類に基づいて審査
  3. 審査が通ったら借用証書を提出
  4. 指定した口座に送金

必要書類を提出してから実際に融資を受けるまでにおよそ2~3週間の期間を必要とするため、お急ぎの場合は書類関係を早めに用意した方が良いですね

共済貸付の必要書類・準備

共済貸付を受けるために必要な書類は大きく分けて「申し込み書類」と「添付書類」の2種類があります。

申し込み書類は用途に関わらず共通で、

  • 貸付申込書
  • 借用証書
  • 印鑑登録証明書

以上の3点が必要です。

貸付申込書は申し込みの理由や自身の情報を記載するもので、借用証書は審査通知後にいくら借り入れたという内容を記載します。

どちらも窓口で用紙をもらうか、各共済組合のホームページで書式をプリントアウトできますね。

印鑑登録証明書は住所のある役所で受け取ることができます。

添付書類は住宅貸付であれば住宅の購入や新築に関わる書類、出産貸付であれば出産に関わる書類など、貸付事由を満たしていることを証明する書類になりますので、窓口で何が必要かを確認し、準備しましょう。

他にも現在借入があれば借入状況等申告書が必要になります。

低金利で借りたい公務員は銀行カードローンを使おう

資産運用

返済の給与控除が嫌、職場の人に借入していることを知られたくないなど、共済貸付制度を利用することをためらう事情がある方の場合は銀行カードローンがおすすめです。

基本的に公務員は貸し倒れのリスクが少ないため、融資を受けやすいという特徴があります。

銀行カードローンの場合、消費者金融と比べると審査が厳しい場合が多いのですが、公務員の場合は過去に問題を起こしていなければ審査に落ちる可能性は低いと言えます。

共済貸付以外の方法でお金を借りたいのであれば、銀行カードローンも検討してみましょう。

銀行カードローンの4つのメリット

①融資が早い

銀行カードローンのメリットとして、融資スピードの早さが挙げられます。

申し込む銀行によるのですが、申し込みから借入までにかかる期間はだいたい1日~3日程度で、共済貸付と比べるとかなり早いと言えますよね。

また手続きも簡単で必要な書類も少なく、Webで申し込みから融資、その後の返済までを管理できるサービスを行っている銀行も多いのも魅力です。

②金利が低い

銀行ローンの金利の相場は1.5%~15%ほどで、基本的に契約した借入可能額が大きければ大きいほど低金利になっていきます。

これは実際に借り入れている額とは無関係で、例えば100万円の限度額で契約した場合、借り入れているのが10万円だったとしても金利は100万円相当の低金利が採用。

公務員であれば信用の高さはもちろん、ボーナスも必ず支払われるので、年収面でも著しく低いということはありませんから、大きな借入可能額の契約ができれば低金利での融資が期待できますね。

③用途が自由

銀行ローンの最大のメリットは、用途に制限がないという点。

借入したお金は、事業用資金以外であれば自由に使えるので、生活費、服代、旅行費用、飲み代など何にでも充てることができます。

共済貸付は豊富な貸付事由や低金利が魅力ではあるものの、自由に使えるお金を借りることはできません。

用途が自由で融資の早い銀行ローンなら、緊急でお金が必要になったり、突然まとまった金額を用意しなければいけなくなった場合でも対応が可能ですね。

④返済方法が豊富

銀行カードローンは豊富な返済方法で利用しやすいサービスを提供しています。

口座振替はもちろん、コンビニや指定の銀行ATMで借入・返済ができたり、インターネットバンキングでスマホを使って管理できる銀行もありますね。

繰り上げ返済もできるので、余裕がある時に多めに返済して、毎月の返済額や返済期間を減らすことも可能です。

銀行カードローンの3つのデメリット

①金利が高い場合もある

銀行ローンの金利は1%~15%ほどで、借入可能額の大きい契約ほど低金利が採用されます。

つまり借入可能額の小さい契約しかできなかった場合、15%前後のそこそこ高い金利で借入することになります。

後から増額申請をして再審査を受け、借入可能額を増やすことも可能ですが、銀行ローンは必ずしも金利が低い訳ではないということに注意しましょう。

②他のローンに影響がでる可能性も

カードローンにおける借入額は、実際に借りている金額ではなく、借入可能額で見られてしまいます。

つまり借入可能額が100万円の契約で、実際には10万円しか借入していなかったとしても、扱いとしては100万円を借入している状態ということです。

現在の借入額が大きいほど、他のローンや貸付を利用しようとする時に審査などで影響が出やすいのは当然ですよね。

銀行カードローンで大きな金額を契約すると、その後の審査で不利になる可能性があることには注意が必要です。

③在籍確認が必ずある

これは銀行系に限らずほとんどのカードローンに当てはまります。

在籍確認とは、審査時に申込者の勤務先情報に偽りがないか確認するため、金融会社の担当者が申込者の勤務先に電話することを言います。

勤務先の電話に申込者が出る、あるいは申込者が在籍していることが確認できれば在籍確認は完了となります。

この在籍確認によって、職場に電話がかかってくるのがどうしても嫌な場合は注意が必要です。

ただし、基本的に金融会社の担当者は個人名を名乗り、銀行名や会社名を言わなかったりとプライバシーに配慮してもらえるので、在籍確認が原因で職場にお金を借りようとしていることがバレるということはありません。

消費者金融なら公務員でもバレずに即日融資を受けられる

消費者金融と聞くと、ひと昔前の闇金融じみたイメージが浮かぶかもしれません。

近年では消費者金融のカードローンの需要の増加もあって、知名度で言えばクレジットカードと並ぶほどに一般的になっていますね。

消費者金融は基本的に審査が通りやすいので、公務員であれば問題なく利用できるかと思います。

金利は少し高めになってしまいますが、即日融資を受けられたり、在籍確認が免除される可能性があるので、メリットも大きいですね。

消費者金融の4つのメリット

①最短即日で融資を受けられる

消費者金融の最大の強みは、最短即日融資が可能な点です。

もちろん申し込みの混雑状況にもよるのですが、審査が最短30分、融資が最短60分と謳っている会社が多く、朝に申し込んだら午前中の内にお金が振り込まれているという驚異的な融資スピードが消費者金融の魅力。

支払い期日を忘れていて今日中に払わなければならない、でもお金が無い、などという事態に対応できるのは、消費者金融だけと言えますね。

②電話による在籍確認がない場合も

消費者金融の中には、そもそも電話確認を行っておらず、保険証などの書類で確認する方法を採用している会社もあります。

仮に原則電話確認が必要だったとしても、書類で確認して欲しい旨を伝えると電話を免除してもらえる場合も

電話確認を免除してもらえる人の特徴として、「信用能力の高い人」が挙げられます。

公務員は信用能力においてはトップレベルなので、電話による在籍確認を免除してもらえる可能性が高いと言えますね。

③用途が自由で大きな金額が借りられる

銀行カードローンと同様に、用途の制限がされていないので事業用資金以外なら何にでも使うことができます

また最大借入可能額が500万円~1,000万円とかなり高額に設定されているので、信用能力の高い人であれば自由に使えるまとまった金額をすぐに用立てることができますね。

④無利息期間がある

消費者金融の場合、30日程度の無利息期間が設定されている場合があります。

金利は高めに設定されていますが、無利息期間を活用してシュミレーションしてみると、短期的な利用であれば、消費者金融の方が銀行カードローンよりも返済総額が安くなるケースも少なくありません。

無利息期間をうまく利用すれば、他の金融サービスと比べてもお得に借り入れできる可能性もありますね。

SMBCモビットはWeb完結で電話確認なし

SMBCモビット

金利 3.0%~18.0%
最大借入限度額 800万円
融資スピード 最短即日
無利息期間 なし
電話による在籍確認 なし

SMBCモビットは最近一気に知名度を上げてきた消費者金融です。

無利息期間はありませんが、返済でTポイントが貯まるなど少し変わった還元方法を採用しています。

大きな特徴といえば、カード不要のWeb完結で申し込むと、電話による在籍確認が免除されるということですね。

Web完結の場合、手続きから融資、その後の返済や再融資までのすべてをWebで管理することになるのですが、スマホで管理できるのでむしろ利便性は向上していると言えます。

在籍確認をどうしても回避したい場合は、SMBCモビットがおすすめです。

\職場への電話連絡なしにできる◎/

 

プロミスは融資まで最短30分

プロミス

金利 4.5%~17.8%
最大借入限度額 500万円
融資スピード 最短即日
無利息期間 あり
電話による在籍確認 あり

プロミスは消費者金融部門での国内利用者数、顧客満足度ナンバー1という実績を誇る、国内最大手のカードローンです。

無利息期間が設けられていて、初回利用時から30日間は利息がかからないのが特徴です。

また電話による在籍確認は原則として必要なのですが、本人の事情や信用情報によっては免除してもらえたという例もあるので、回避できる可能性もゼロではありません。

カードレスのアプリローン、24時間365日即振込サービス、女性専用レディースコールなども用意されているので、カードローンとしての総合力はトップクラスと言えますね。

\最短30分で即日融資可能!/

 

審査落ちしやすい公務員の4つの特徴

①金融事故を起こした経験がある

  • 3ヶ月以上の長期延滞
  • 任意整理による借金の減額
  • 自己破産

などの、借金関係のトラブルを金融事故と言います。

これらの金融事故を起こしてしまうと、信用情報に大きく傷がつき、ブラックリスト入りしてしまうことに。

世の中には信用情報機関という、個人の信用情報を集約してデータベース化している機関があります。

そして各金融会社は、信用情報機関を通して信用情報を確認することが可能です。

信用情報は融資をしても問題がないかを判断する材料となっているので、過去に金融事故を起こしている場合は必ず金融会社の知るところとなり、融資を渋られてしまいます。

事故が起きた日から5年~10年の間は、新たな借入をするのは難しいと言えますね。

②短期間で複数の会社に申し込んでいる

カードローン等の金融サービスに申し込んだ履歴も、信用情報として機関に保管されます

そのため短期間で複数の会社に申し込んでいる場合、申し込んだ金融会社は必ずその情報を確認し、なんだか怪しい、よっぽどお金に困っているのか、といった不利になる印象を与えてしまいかねません。

そうなると怪しまれて審査落ち、審査落ちしたことが信用情報に記載され、次も審査落ちという負のループが発生します。

この状態を審査ブラック、申し込みブラックなどと呼びます。

金融サービスに申し込んだ履歴として信用情報はおよそ6ヶ月で消去されるので、カードローン等を申し込むのは6ヶ月の期間を空けた方が良いでしょう。

③借入額、借入件数が多すぎる

いくら公務員が安定していて貸し倒れのリスクが少ないと言っても、借入額や借入件数があまりにも多い場合は融資を渋られるのは当然ですよね。

また消費者金融の場合は、総量規制というルールがあり、貸金業者が融資できる最大額は年収の3分の1までと決められています。

そのため年収600万円であれば融資は200万円が限度となり、それ以上にお金を借りることはできません。

銀行の場合は総量規制の範囲外なのですが、やはり年収の3分の1以上の借入をしている場合は、融資を渋られる可能性が高いと言えますね。

借入件数は3、4件ほどがギリギリで、それ以上になると審査に悪い影響が出るので要注意です。

④税金を支払っていない

公務員の場合、個人で払うことが多いのは自動車税や固定資産税といった税金だと思いますが、これらの税金の支払い遅延はローンの審査に影響する場合があります。

県や市町村の役所で税金の支払い遅延が確認されると、役所はまず銀行に情報提供と身辺調査を依頼します。

つまり銀行にはすぐにバレてしまうんです。

税金を払い遅れている人にお金を貸しても、返してもらえない可能性が高いですよね。

そのため税金を払い遅れると、銀行系の融資を受けることは難しくなります。

公務員でもろうきんでお金を借りられる

公務員と言えども労働者には違いないので、ろうきんでお金を借りることは可能です。

ろうきんの融資方法は共済組合の貸付と被る部分もあり、基本的には共済貸付の方がおすすめです。

ただしろうきんは地域ごとで違うサービスを提供しているので、お住まいの地域によってはろうきんの方が優れたサービスを行っている可能性もあるので、調べたり問い合わせてみると良いかもしれません。

まとめ

公務員がお金を借りる方法について解説しました。

公務員という仕事は社会的にも人間的にも信用があり、基本的にどんなローンや貸付であっても審査は通りやすいです。

さらに共済組合の貸付制度は国の福祉事業なみの低金利なので、目的があってお金を借りたい場合はこの共済貸付を利用すると良いと思います。

もし使途自由ですぐにお金を借りたい場合は、カードローンも検討してみてはいかがでしょうか?